消費税増税は言語道断ですよ!

築地・中村屋 ランチ弁当 850円

◇洗脳されてますよ、渓流斎さん

名古屋の篠田先生です。

いつもながら、渓流斎さんとやらは甘いですね。洗脳されてますよ。

昨日の「消費税増税は必須、このままでは国家財政破綻の危機?」の記事です。ああたは、すぐ騙されてしまいますね。

講演者の大学名誉教授さんは、恐らく、数多くの資料を提供され、今の日本の現状はこうなっている。このままで行けば大変だ。デフォルトするかもしれない。大変だ、大変だ、とさぞかし危機感を煽っておられたことでしょう。

それは間違いじゃありませんよ。でも、あたしに言わせりゃ、その学者さんは純粋過ぎるということです。

そもそも、経済学なぞ学問じゃないと思っております。ノーベル経済学賞なんてものは、本当はないんですよ。スウェーデン銀行がお金を出して表彰しているだけの話で、スウェーデン銀行主宰経済学賞というのが正確で、ノーベル経済学賞でも何でもないんですよ。

恐らく、件の名誉教授が引用されたデータは殆どは、財務省か厚生労働省の資料でしょう。えっ?図星ですか?

それなら、財務省か厚労省の思惑通りに思想傾向も行動規範も進みませんか?

別にその大学名誉教授に恨みも何もないし、非難するつもりも毛頭ありませんけど、その方はもしかして、財務省の審議会委員のメンバーの一人か何かに選ばれていて、「国家財政が破綻する」「消費税増税しか他に道はない」とお先棒を担いだりしていないでしょうね?

◇消費税が官房機密費に?

そもそも、税金には色が付いてませんから、国庫に入ってしまえば、どんな使い方されているのか分かったもんじゃない。消費税が内閣の官房機密費か何かに回って、時の権力者の飲み代に化けてるかもしれないのですぞ。

それに、今でも、年商1000万円以下の零細事業者は免税対象となって、消費税分を国庫に納めてないんでしょ?ザル法じゃないか。

社会保障費や医療費が膨大になっていると指摘されていて、その実態はデータで裏付けられているのに、安倍首相は、消費税増税分を教育費無償に使うと断言してるんでしょ?

意味ないんじやん。これじゃ、消費税を10%にしたって、20%にしたって、焼石に水で大した効果がないわけですよ。

マスコミやジャーナリストまでもが、財務省のレクチャーをそのまま書いて「報道」しているだけ。学者も時の権力者のデータを鵜呑みにして学説とやらを構築してるだけじゃありませんか?

もう少し冷静になって考えてみてくださいな。

消費税増税は必須、このままでは国家財政破綻の危機?

築地本願寺・江戸開基400年

◇薄過ぎる国民の危機意識

昨日は、甲南大学の東京キャンパスで開催された公開講座を聴講してきました。

講師は、甲南大学の中島将隆名誉教授で、全く権威主義的なところがなく、下から目線で、みなさんと一緒に今の危機を見詰めて、克服しましょうではありませんか、といった好感が持てる学者さんでした。

テーマは「日本の国債相場を支えているものは何かー国債の現況から考える国家財政ー」。

気が早い方の皆さんのために、結論を先に書いてしまえば、中島名誉教授の信念は「これ以上日本が赤字国債を発行し続ければ、財政は破綻する。それなのに、政府も官僚も金融機関も国民も危機意識が薄過ぎる。この危機を回避するには消費税を上げるしかない」というものでした。

◇面白い人間観察

これまた、気が早いのですが、この中島氏の学説に対して、60歳代後半かと思われる参加者の一人が「ずっと黙って聴いていたけど、あなたの考え方は、悲観的過ぎるんだよ。2045年になれば、日本の人口は減る。ということは、今のシュミレーションのような社会保障の膨張も減るはず。日本にはAI技術もあり、今の若い人も頑張っている。2045年なんてあとちょっとだよ。日本はまだまだ捨てたもんじゃないんだよ」と、年長の先生に対してどっちが講師か分からないような説教を大声で垂れていて、これまた面白い人間観察ができました(笑)。

酒井抱一の墓=築地本願寺

◇「低負担・高福祉」の構図

中島名誉教授の長い長い講義を一言にまとめるのは難しいのですが、箇条書きにしますとー。

◎日本は2017年、全人口に占める65歳以上の高齢者が28%となり、「超高齢社会」に突入。

◎1990年代のバブル崩壊後、デフレ→名目成長率の低下→税収入の減少。合わせて減税政策の実施。

◎1961年の皆保険・皆年金制度、73年の福祉法、2000年の介護保険制度で社会保障と医療費が膨張。(意外にも年金はそれほど大した増額にはならない)

◎赤字国債を無制限に増発し、「低負担・高福祉」の構図が定着化。

◎経済構造の激変により、金融機関に貸出先のない資金が形成され、国債へ投資。(国債金利の低下により保有者は含み益。発行者は利払いが減り、赤字国債増発に対する危機感の欠如が加速。しかも、租税法により市場の信認が担保されている)

➡︎中島名誉教授の提言は

◎「低負担・高福祉」では次世代にツケを回すことになるので「高負担・高福祉」を選択するのは当たり前という認識を持つこと。

◎そのためにも財政規律を確立すること。

◎諸外国を見ても、付加価値税はスウェーデンとデンマークが25%、イタリア22%、英、仏20%、ドイツ19%、中国17%、韓国、豪州10%、日本は8%。消費税増税は選挙の焦点にはならないが、社会保障の財源を確保するためには、増税はやむを得ないのではないか。

◇政府債務残高が飛び抜けて高い日本

この後の質問コーナーの中で、「今後、国債が暴落したり、ハイパーインフレになったりする可能性があるのか」との質問に、中島氏は「日本の国債の暴落は考えにくいが、このまま無制限に国債発行を続けていくわけにはいかない。日本の政府債務残高がフローもストックも世界的に見て飛び抜けて高い。マグマが溜まって、いつ爆発してもおかしくないかもしれない」などと答えておりました。

赤穂浪士間新六の供養塔=築地本願寺

◇洗脳されてしまったか?

このほか、国債の日銀保有率と財政ファイナンス、また、通貨発行のライアビリティと国債ファイナンスとの関係、赤字脱却のための外債売却などについての質問が出ましたが、私に理解できなかったどころか、中島先生まで「ちょっと難し過ぎて、専門ではない私には答えらません」と謝っておられました。

いずれにせよ、赤字国債増発の現状については、国民一人一人が考えていかなければならないことは確かです。

私自身は、あれほど消費税増税には懐疑的でしたが、「やむを得ないのかな」と思いました。洗脳されてしまったのかしら?

荒井さん、どう思われますか?

「圓光寺」〜「詩仙堂」京都の旅

京都・圓光寺

天才IT技術者松長社長の尽力で、皆様のコメント欄を分かりやすく設けました。

さらなる皆様方からのコメントをお待ちしております。

京都・圓光寺

奈良の西大寺先生の最大のライバルである京都の京洛先生から、西大寺先生の投稿を御覧になって、早速、飛脚便を飛ばしてきました(笑)。

…東都の紅葉は色づきましたか? こちらは、まだこれからですね。
11月中旬からが、紅葉狩りの本番でしょう。一気に、観光客も増えて、洛中、洛外は大変な賑わいになると思います。
貴人が、過日、上洛されて、鑑賞された京博の特別展覧会「国宝」(今月28日まで開催)ですが、第Ⅲ期展示が始まっていますが、志賀島出土の「金印(漢委奴国王印)」(12日まで展示、福岡市立博物館所蔵)は、最前列で見るには、40分~1時間くらいかかるそうですよ。凄い人気ですね。これに、これからの紅葉シーズンが重なるのですから、京博の前は長蛇の列が予想出来ます。

◇徳川家康開基の圓光寺

迂生は、今日、ちょっと早めに、徳川家康が開基した、京都市左京区の一乗寺にある紅葉の名所、臨済宗南禅寺派「圓光寺」に出かけて来ました。
家康が慶長6年(1601年)に教学を普及するため「足利学校」の学頭だった三要元佶(さんよう・もときつ)という禅僧を招いて、京都伏見に「圓光寺」を建てたのですが、その後、相国寺境内に移ったりしたこともあり、寛文7年(1667年)に、此処、一乗寺に移転しました。お寺も、あちこち引っ越したり、廃寺になったり、栄枯盛衰があるわけです。

京都・圓光寺

◇家康のブレーン

家康に請われて、下野国の足利学校から、「圓光寺」の開基に関わった元佶禅師は、彼の有名な「家康のブレーン」で、事実上、幕政を差配した金地院崇伝や天海上人と同じく、「黒衣の宰相」と呼ばれた実力者だった、と言われています。

◇「貞観政要」を刊行

家康は、圓光寺を教学普及の場にするため、お坊さんだけでなく、俗世間からも、向学心のある人間の入学を許したそうで、聖俗合わせての学問所にしようと考えたわけですね。そして、「貞観政要」などの書物を刊行しました。活字と言っても「鉛」でなく、「木活字」による印刷です。圓光寺の宝物館には、その「木活字」が展示されています。文字通り、出版文化の草分け、嚆矢といえます。
木活字をじっくり見てきましたが、保存状態も、よく、この「木活字」を使った印刷物は、「伏見版」、「圓光寺版」と呼ばれています。
また、同寺には、家康の「歯」も埋葬した東照宮もあります。、家康ゆかりのお寺がこんなところにあったとは、貴人も知らなかったでしょう(笑)。
迂生も徳川家康が、そんな、お寺を、京都に建てたとは知りませんでした。

◇近くに石川丈山の詩仙堂

「圓光寺」の、紅葉は、まだ、色づき始めたばかりです。観光客もそれほど多くいませんでした。
近くには、石川丈山(先祖代々「徳川家」譜代で、丈山は家康に仕え、「大坂夏の陣」でも功名を建てたのですが、この後、武士を棄て、文人になり、50才過ぎに「詩仙堂」を建て、朱子学、詩、煎茶道に勤しみ、90歳の生涯を終えました)の建てた「詩仙堂」もあります。

京都・圓光寺

圓光寺の拝観料は500円ですが、一乗寺周辺には、この「詩仙堂」や宮本武蔵の”一乗下り松の決闘”があった、という場所もあります。もっとも、決闘の地は、このほか、拙宅傍にも、「決闘の場所跡」があり、「決闘の地」は複数で真偽不明ですが、一乗寺界隈は見るところが沢山あります(笑)。今度、ご上洛された折ご案内します。

◇丁稚羊羹、鳩餅、武蔵饅頭

また、あの赤羽彦作村長が涎を垂らしそうな「丁稚羊羹」「鳩餅」、それに「武蔵饅頭」などの甘い「名物」が売られています(笑)。
彦作村長が同行されていたら、パチパチ、写真撮影されていたことでしょうね(笑)。この近くには「修学院離宮」もあります。…

なるほど、圓光寺と詩仙堂は私もいつか行きたいと思っております。

今年の流行語大賞は「ちーがーうーだーろー!」?

小倉城趾からの展望

年末恒例の「流行語大賞」の候補作が昨日、発表されました。

30語の候補作は以下の通りです(50音順)。

アウフヘーベン/インスタ映え/うつヌケ/うんこ漢字ドリル/炎上○○/AIスピーカー/9.98(10秒の壁)/共謀罪/GINZA SIX/空前絶後の/けものフレンズ/35億/Jアラート/人生100年時代/睡眠負債/線状降水帯/忖度/ちーがーうーだーろー!/刀剣乱舞/働き方改革/ハンドスピナー/ひふみん/フェイクニュース/藤井フィーバー/プレミアムフライデー/ポスト真実/魔の2回生/○○ファースト/ユーチューバー/ワンオペ育児

小倉城趾=埼玉県比企郡

これでも、私は普段、マスコミの最先端の仕事をしておきながら、そして恥ずかしながら、知らない言葉があるのですよ、はい。

「けものフレンズ」「ハンドスピナー」「線状降水帯」「ワンオペ育児」…何なんしょ?意味は分からないことはないですけど、今年そんなに流行ったのかしら?

小倉城趾=埼玉県比企郡

やはり、今年の流行語大賞は、「忖度」あたりが、一番相応しい気がしますが、私が思い切って選ぶとしたら、

ちーがーうーだーろー!

でしょうね(笑)

中高一貫の超有名女子学園(桜蔭)から東京大学〜官僚という絵に描いたようなエリートコースから国会議員に転身された豊田真由子さんによる暴言、暴行。

彼女、こないだの総選挙では落選してしまいましたが、是非とも、流行語大賞を獲得して、今年の授賞式にも出席していただいて、受賞スピーチで叫んでほしいのです。

ちーがーうーだーろー!

青山城址~小倉城址~菅谷館跡~稲荷塚古墳

国指定史跡 小倉城趾

トランプ米大統領夫妻と安倍首相夫妻は昨晩、「渓流斎日乗」が予告した通り、東京・銀座のミシュランも推薦する超高級鉄板焼料理「うかい亭」で会食しましたね。

えっ?具体的な店名は書いてなかった?そりゃ、そうでしょう(笑)。「体制護持」「党広報機関紙」ですから、そこまで書きませんよ(笑)。

で、トランプ大統領と安倍首相は昼間は、埼玉県の名門で3年後の東京五輪会場にもなる霞が関カンツリー倶楽部でゴルフをなさってました。

私たちは、ちょうどその頃、好天に恵まれて、そのゴルフ場近くの山城にエッチラホッチラ登っておりました。

都内に本部がある「山城歩き同好会」に私も参加させてもらい、全部で6人が中世の城跡を散策しました。

東武東上線の終点小川町駅(これがかなり遠かった)から、バスで愛宕公園下まで(220円)行き、そこで迷っていたら、シトロエンに乗った地元の優しいおじさんが、わざわざ登山道の入り口まで案内してくれたのです。お名前も伺いませんでしたが、この方のおかげで、幸先良いスタートが切れました。

どうも有り難うございました。

昼なお暗い細くてきつい檜と杉の山道を辿って最初に着いた所が青山(割谷)城跡でした。詳細は上の看板をご参照ください(笑)。

室町時代から南北朝時代の15世紀、城主は不明ですが、関東管領扇谷(おおぎがやつ)上杉氏の家臣上田氏が有力と言われてます。

ここからまた、30分ほど狭い急な山道を歩いてやっとのことで辿り着いた所が、今回のハイライトの一つ、小倉(おぐら)城趾です。こちらも城主は不明で、戦国時代の後北条氏の家臣の遠山氏とも上田氏とも言われています。

ここは「国指定の史跡」として登録されていますから、絶対に一見の価値ありますね。とにかく素晴らしい。苦労して登ってきた甲斐がありました。

何でこんな山奥に城が建てられたのか不思議ですが、敵から逃れて下界を探訪するのにちょうどよかったのでしょう。また、城下を流れる槻川(つきがわ)から物資を運んだり、武蔵国原産の板碑の石材を運搬したりしていたらしいです。

ここは、中世から水運業が盛んだったようです。

この小倉城の特徴が上写真のような石の平積みです。まあ、石垣ですが、いかにも中世の城らしく、武蔵国の城で見られる平積み石はここだけだそうです。

この後、ハイキングコースにもなっている嵐山町の嵐山渓谷道を散策しました。

ここは、日比谷公園や明治神宮などを設計した本多静六博士が、京都の嵐山(あらしやま)に似ているということで、武蔵嵐山(らんざん)と名付けたらしく、大正時代あたりから観光資源になったようです。

東武東上線「武蔵嵐山」駅に近付くと、国道254線近くに「菅谷館跡」があります。ここは鎌倉時代の源頼朝の右腕と言われた畠山重忠の城跡だったそうです。

本郭のほかに、二の郭、三の郭、南郭、西郭などがあり、規模は小倉城より広い。実に立派な城跡です。

ここには県立嵐山史跡博物館もあります。

詳細は→ 菅谷館跡

室町末期から戦国時代は、山内上杉氏の内紛などで戦場になりました。

畠山重忠像

鎌倉武将畠山重忠は、埼玉県深谷市畠山出身なんだそうですが、意外にも埼玉県北部は、鎌倉武将を多く輩出しているんですね。

平家物語などに登場し、歌舞伎の題材にもなった熊谷直実の熊谷市出身が一番有名かもしれませんけど、木曽義仲は、源義賢の次男で、生まれは現在の埼玉県比企郡嵐山町の大蔵館だったというのです。父義賢が兄義朝(頼朝、義経の父)と対立して、義朝の長男義平に討たれ、義仲は信濃国木曽谷に逃れたことから、木曽義仲と呼ばれるようになったんですね。

時代が下って、関東管領扇谷上杉氏の家臣で、河越城、江戸城を築城した太田道灌は、小川町のずっと先の越生町出身と言われております。

「山城歩き同好会」の最後の締めは、これまた武蔵嵐山駅に近い「稲荷塚古墳」でした。

古代にこの地に古墳をつくるほどの有力な豪族が住んでいたわけで、古代から中世、近世と脈々と歴史が続いてきたことが分かります。

特に、一番初めに出てきた小川町は、重要文化財にも指定されている「細川紙」と呼ばれる和紙が有名ですが、これは、1300年前に渡来した高麗の人たちの製造技術が伝わってきたものだそうです。

詳細は→ 細川紙

恐らく、高麗人たちは、技能職人として、また土地の有力者として政治的発言権も持っていたのかもしれません。

万歩計を見ると、この日に歩いたのは、2万5000歩以上にも及びました。意外と知らなかった歴史散歩ができ、昨日は少し疲れましたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

「国難突破」でゴルフ三昧

東久留米市・浄牧院

「国難突破」でゴルフ三昧

一流選手も嫌々参加

泣く子と地頭には勝てぬ

長いものには巻かれろ

東久留米市・浄牧院

「ナチスの手口を学んだらどうか」と副総理

今度は「北朝鮮のおかげ」と本音がポロリ

「501」買っちゃいました

金持ち喧嘩せず

世の中、金持ちしか発言できず

今日は帝国、明日はオークラ

今日は吉兆、明日は次郎

御安心を

長くとも人生せいぜい100年ちよつと

紀元前2500年のクフ王は大ピラミッドを残すも

人類の文明、せめて1万年

恐竜時代は6500万年前

アンモナイトは3億年前

小さい小さい

地球誕生46億年

宇宙誕生137億年

宇宙の歴史から見るとあまりにも小さい霊長類よ

お前たちは一体これから何処に行くというのか?

トランプ大統領の会食場所は?

お料理の原稿を読んでいたら、急にお肉がモリモリ食べたくなってしまい、「豚肩ロース鉄板焼き」+コーヒー(1080円)=東銀座

明後日5日に来日するトランプ米大統領の当日夜の会食場所が昨日分かりました。

スクープですけど、さすがに国家元首のセキュリティに関わる話なので、茲で詳しくは書けませんね(笑)。でも、東京・銀座辺りにあるお店ということぐらいなら書けると思います。拙者の職場の近くなので、驚いてしまいました。

今、神奈川県座間市で9人もの方が殺害されたSNSがらみの事件が大きな騒動になっていますが、最近、ネット上でのプライバシーの問題などもクローズアップされています。

一昨日も、都内某所で、京都から坂東に下ってきた京洛先生を囲む会が行われ、20人ぐらいの方が参加しましたが、その場で、「渓流斎さん、書かないで下さいね」「書いたらどうなるか分かってますよね?」「プライバシー侵害という問題も起きますよ」…てなことで、どなたがお見えになったのか、お名前すら書けなくなりました。

嫌な世の中になったものです。

まあ、書いてしまうと「友達をなくす」ということでしょうか。私が歩くと、モーゼのように、人垣が真っ二つに割れて裂け、皆が皆、私を避けていることが今回よーく分かりました(笑)。

前菜サラダ

先日も敏腕相川記者が「納沙布岬にいます。今すぐ来てください」との無理難題の実話のメールをこの場で御紹介したところ、すぐに、ご本人から「間違っていますよ。タイトル→すぐに来てください 本文→これから納沙布岬に行くので、現地で待っていてください♪」ですよ。「早く誤報体質を直して、真っ当なジャーナリストに生まれ変わってください」などと余計なことまで書き加えて下さいました。御苦労さまのこったです(笑)。

確かに大量殺人事件なんかが起きると、世の中、善人ばかりで成り立っているわけではないことがよく分かります。でも、あまり暗い面ばかり見ていると、生きる希望も勇気も楽しさもなくなってしまいませんか?

それに、世の中にはプライバシーを披露して生活している有名人も沢山いますからね。(個人的に興味ありませんが)

※※※※※

ところで、今朝(3日)の朝日新聞朝刊で、産経新聞がウェブ版のコラムの見出しに「日本を貶める日本人をあぶりだせ」(10月19日)と付けたことから、「排他的な言説を拡散している」と批判しております。

確かに戦前の「非国民」「国賊」探しに芸風が似ていますね。

この記事の中で、編集者の早川タダノリさんが「『非国民狩り』を提起していて、もはや報道ではなく憎悪扇動ビラ」とツイッターに投稿している文面を紹介してました。

「憎悪扇動ビラ」とはうまいこと言いますね(笑)。産経新聞も公称部数がわずか150万部にまで落ちたらしく、月間9000万ビューを誇る無料ネットのページヴューを増やすために、ネトウヨに阿ねいたわざと過激な見出しにした可能性もあります。

亀井伸孝愛知県立大学教授も「異なる者に対して攻撃をそそのかす言説をまき散らす団体に、ジャーナリズムを名乗る資格はない」とツイートしたようです。

まあ、ジャーナリズムの定義も色々ありますが、私に言わせりゃ、世間一般の人が思うほど、ジャーナリズムは高尚で立派なものではないということですね。

そもそも、私がジャーナリストと自称しているのも「胡散臭い人」「日和見主義者」「誤報体質」という意味も含んで使っているわけですから(笑)。

最高のものを味わうということ

先日、NHK古典芸能鑑賞会に行って、文楽の三味線の芸術院会員・人間国宝の鶴澤清治にえらい感動して、「他の三味線が聴けなくなってしまった」との感想を書きました。

そのお話を京都にお住まいの京洛先生にしたところ、「そりゃ、そうですよ。当然の話ですよ。何でも、音楽でも美術でも、食べ物でもお酒でも最高のものを知らなければならないのです。だから、毎日、回転寿司ばかり食べていては駄目なのですよ。たまには奮発して銀座の久兵衛やすきやばし次郎なんかに行って、最高の味を味わなければならないのです。最高のものを知らなければ、何も分からないのです。最高のものを知らなければ、本質というものが分からないのです」と何度も繰り返して仰るではありませんか。

まあ、それはそうでしょうが、先立つものがなければ何も始まりませんが(笑)。

とはいえ、昨日、新富町の「うおがし銘茶」(創業昭和6年)という御茶屋さんから「試飲会」があるという御手紙を頂いたので、昼休みを利用して出掛けてみることにしました。

築地小劇場跡

場所は、新劇の日本の歴史をつくった築地小劇場跡近くにある築地の「茶の実倶楽部」というところでした。

実はあまり期待していなかったのですが、「たまには、独り離れて暮らす老母に何か贈り物でもしなければ」と思っていたので、「参考になるかな」と出掛けてみたのです。

写真にある通り、御茶菓子までつけてくれました。「茶遊会」と称する試飲会では「501」「502」「503」という3種類の蔵出し茶を出してくれました。なんじゃい、まるで、諜報秘密機関の「007」みたいじゃないか、と内心吹き出しそうになりました。

私は「御茶なんか何を飲んだって一緒だろう」という浅はかさがありました。

しかし、最初に501を飲み、次に502、503と飲むとあまりにもの味の違いに「まいった」と言わざるを得ませんでした。

「501」が抜群にうまいのです。これが、京洛先生が指南するところの「最高のものを味わいなさい」ということか、と思いましたねえ。試飲会で比べてみて、初めて味の違いが分かったわけです。

鶴澤清治以外の三味線が聴けなくなったように、こんなに旨い御茶を飲むと、今度は舌が肥えて他の御茶が飲めなくなってしまう心配が起きました。

【業務連絡】《渓流斎日乗》プラットフォーム完成

パリ・ルーブル美術館

早くも11月1日。今年も残り少なくなってきました。9月1日に独立独歩で、《渓流斎日乗》を新しく立ち上げて丸2カ月にして、やっとプラットフォームが完成しました。

IT青年実業家の松長会長による不眠不休の突貫工事のおかげです。ホームページのトップ画面にあるジャンル別の五大「カテゴリー」が決定し、その下に中カテゴリー、小カテゴリーと手繰り寄せることができます。

例えば、大カテゴリー「芸術評」→中カテゴリー「演劇」→小カテゴリー「歌舞伎」といった具合で、過去記事に遡ることができます。

何しろ、2005年からの現在まで12年間分の記事(ただし、08年から15年間分までの7年間分は消滅)がありますから、まだ全て整理できておりません。終わるのに数年かかるかもしれませんが…(笑)。

パリ・モンパルナス「ドーム」

せっかく、この《渓流斎日乗》を「世界最小の双方向性メディア」(登録商標思案中)と銘打っておりますから、皆様からの情報をお待ちしております。

ただし、なにぶん一人でやっておりすから難しいご注文は御勘弁ください。

先日、業界紙の敏腕相川記者から、何の脈絡もなく、急に「納沙布岬にいます。今すぐ来てください」なんていうメールが飛び込んで来ました(実話)が、そりゃあ、流石に無理でしょう(笑)。

《渓流斎日乗》に取り上げてもらいたい情報がありましたら、ホームページの一番下にある「お問い合わせ」か、コメントにお寄せください。

貴方もスクープ記者になれるかもしれませんよ。

宜しゅう頼みます。

政党助成金の使い道を監視すべきでは?

京都・二条城

今日は、納税者の一人として、政党助成金について考えてみたいと思います。

政党助成金とは?

今の時代は便利ですね。総務省のホームページに以下の通り、明記しております。

⚫️政党交付金を受けようとする政党は、その旨の届出をすることで、交付を受けることができます。
政党交付金の総額は、最近の国勢調査の人口に250円を乗じて得た額を基準として、国の予算で決まります。(平成22年国勢調査人口により算出すると約320億円)
⚫️各政党に交付される政党交付金の額は、政党に所属する国会議員の数と、前回の衆議院議員総選挙、前回と前々回の参議院議員通常選挙の際の得票数によって決まります。
⚫️各政党への政党交付金の額は、毎回1月1日を基準日として算出し、年4回に分けて交付されます。(衆議院議員総選挙又は参議院議員通常選挙が行われた場合は、選挙後に選挙基準日が設けられ、以降の交付額は改めて算定されます。)

まあ便利!今の時代、マスコミを通さずに、こうして「お上」の情報を庶民が直接取れるようになったことは素晴らしいことです。皆様もドシドシ利用しなきゃなりませんよ。

京都・二条城

上の小難しいことを簡単に書けば、国民の税金である320億円を巡る政治屋集団による分捕り合戦となります。…品が悪い言い方ですねえ(笑)。

1月1日が基準、と書いてありますから、12月になって急に政界が騒がしくなって新党結成の動きが表面化するわけです。昔はこの意味がサッパリ分からなかったのですが、なんてこたあない、政党助成金欲しさがための離合集散に過ぎなかったわけです。

二条城本丸跡からの眺め

さて、京都選出の前原代表が誠に無様な醜態を晒して解体した民進党の政党助成金はどうなってしまうのでしょうか?

一説には、まだ65億4000万円も残っているそうですから行方が気になります。

枝野代表率いる立憲民主党に流れるのか、落ち目の希望の党に流れるのか?あれっ?まだ、参議院は民進党は生き残ると言われてますね。

だから、そう簡単には右から左へ(もしくはその逆)に行く話ではないようです。ただし、政党助成金の使い道の中身については、総務省=国家は、問わないそうです。「お好きに使いな」てなところでせうか。

それゆえ、「寄付」の形で、新党にお金をあげちゃっても、裁判沙汰にはならないようです。

しかし、政党助成金といっても、もともとは国民の民百姓の血税です。  しっかり、その「使い道」監視するのが、国民の義務てなもんじゃありませんか?

国民の中には「政党助成金を廃止せよ」という意見もあるぐらいですから。そういえば、日本共産党のように政党助成金を申請しない党もあります。だから、大企業からたっぷり献金を貰ってる党なんかもいらないんじゃないでしょうか?