病院通いの毎日

 函館

 

いやあ、ここ数ヶ月は、眼科医に行ったり、歯科医に行ったり、内科医に行ったり、病院通いばかり。体にガタが来ているのか、本当に情けないやら、辛いやら。

 

健康になれれば、死んでも構わないという格言は、名言だと思います。

 

生きているうちに、遊んだり、喚いたり、泣いたり、怒ったり、笑ったりしているうちに、そして、いつか日が暮れることでしょう。

 

昨晩は作家のYさんと、新宿・中村屋の三階「レガル」で会食。Yさんの著作がこのほど、中国語に翻訳されたことや、Yさんの作品を映画化した熊井啓監督が急逝されたことなどの話を伺う。中村屋については、ボースやエロシェンコ、中村ツネのことなど、Yさんはかなり詳しいので、驚いてしまいました。「『中村屋のボース』が出る前に、私は中村屋のことを書いていますから」ということでした。

私の正体 

 六本木

 

私のブログの愛読者(?)のほとんどの方とは、面識があるので、私のプロフィール等を隠すこともないのですが、それでも、一応、曖昧にしております。でも、曖昧にしていると、「こいつは何者だ」とという好奇心が異様に高まるらしく、何が何でも、正体を明かそうと、躍起になる方もいらっしゃるようです。私が書いたほんのちょっとした記述で、名前、性別、職業、住所、家族まで暴いてしまうのですから、ご苦労様と言うしかありません。

 

そこで、私の正体を暴くヒントになると自覚しつつ、書いてしまいますが、今日は、某鉄道で電線切断事件があって、大変な目に遭ってしまいました。約18万人に被害が及んだということですが、私もその一人でした。

 

幸運なことに、本日は代休で会社に行くことはなかったのですが、数年前に会社を退職した同期の三田孝治君(仮名)と東京駅前の新丸ビルで会う約束があったのです。結局、1時間遅れて、彼とは会うことができました。

 

彼は、とても変わった人です。早期退職で会社を辞めましたが、公募によって、公立の図書館の館長に90倍の難関を突破して採用されたものの、わずか、2年半で退職してしまうのです。その後、何をしたかというと、ロンドンに留学するのです。大英博物館でキューレーター(のようなもの)の資格を取って、今年4月に帰国したようでした。彼と会ったのは、4年ぶりでしたが、4歳くらい若返った感じでした。特に、大志や野心があるわけではなく、「会社を辞めても、何とかやっていけることが分かったよ」と非常に楽観的でした。まあ、楽観主義者だから、そういう冒険ができるのでしょうけどね。

 

前日に彼から急に「会いたい」と電話が掛かってきました。結局、用件らしい用件というのは、彼は新しく、ネットで始まった中国関連の写真ニュース配信会社の編集主幹に就任したので、おまえも手伝わないか、ということでした。社長は、中国南京市出身の中国人で、東京の大学の博士課程で学んでいる人だそうです。

 

そのホームページを覗いて見たのですが、なかなか大したものでした。もう少し詳しく書きたいのですが、もう少し、話が具体化したら改めて書いてみたいと思います。

こんな情報で私の正体が暴けたでしょうか?

偽装事件は官民グルだ!

 帯広

 

北海道苫小牧市の食品加工卸会社「ミートホープ」(田中稔社長)の偽装工作には、唖然としました。いくら北海道ファンの私でも、とても見逃すことができない、許せないことです。

 

当初は「羊頭狗肉」、いや、牛と偽って、豚や鳥肉を混ぜて偽装した事実を否定していた田中社長ですが、出てくるわ、出てくるわ、悪行が白日の下に晒されてきました。

 

驚きなのは、「牛肉ミンチ」「国産」などと表示しておきながら、ウサギの肉を混ぜたり、ブラジル産の鶏肉を学校給食用に出荷したりしていたことです。

 

「ミートホープ」は卸会社なので、世間の表には出てきませんが、このように学校給食用に使われたり、今朝の新聞にもたくさんの「お詫び広告」が出ていましたが、生協や味の素の冷凍食品などの原料にたくさん使用されていて、かなりの人が被害を受けたのではないでしょうか。

 

元工場長が、1年以上前に、苫小牧市の農林水産省北海道農政事務所に偽の牛ミンチを、「証拠品」を持って告発したのに、当局はあいまいにして放置し、挙句の果てには、事務所は「道庁に報告した」、道庁は「受理した記録はない」などと反発したり、今度は、責任のたらい回し合戦です。もう、こうなっては官民グルの無責任は構造的で救いようがないのではないかと呆れてしまいます。

 

根本的原因は、「安かろう、悪かろう」的な経済原理主義です。学校給食でも、千歳市の担当者は「指定入札で他業者より50万円ほど安かったから採用した」と話しています。こうなっては、ミートホープも「企業努力」します。ミンチに100%ビーフを使っていては、採算が取れるわけがない。リストラして、人件費を下げてもまだまだ追いつかない。仕方がないが、少し他の肉を混ぜても分からないだろう。誰でも思いつくようなことを次々と繰り出します。最初、少しは罪悪感があったでしょうが、何年も何十年も見逃されると、感覚が麻痺してきます。「偽装は7~8年前から」という田中社長の言い訳を誰が信じることができるでしょうか。

 

まあ、こういった事件もほとぼりが醒めたら世間は忘れることでしょう。何しろ、日本人は過去のことは「水に流す」、大勢順応主義の民族ですから。

 

人真似小猿

 渋谷

最近、日本でも大学の助教授を「准教授」と呼ぶようになりました。マスコミがそう呼ぶのを決めたのではなく、今年の4月から、大学当局というか文部科学省が通達したのです。准教授は、アメリカのassociate professor の訳なのですから、アメリカの真似です。そう呼ぶようにアメリカが言ってきたのでしょうか?

 

そう言えば、財界ではもう何年も前から、会長や社長と並行して最高経営責任者(CEO)などとしゃれて言うようになりました。しゃれて?どうせまた、真似なのでしょうけど…。

 

もうすぐ始まる裁判員制度もアメリカの陪審員制度の真似というか、強制なのかもしれません。

 

お遊びのスポーツでもありました。日本のプロ野球のセ・パ交流戦です。まさにこれは大リーグの真似ですね。

 

小津安二郎の映画の世界が、日本人の原点とか日本的というと、もう笑われるかもしれませんが、今の日本にはもう小津的日本人は一人もいません。ないものねだり。喜んでいる方々もたくさんいるでしょうが…。

カムチャッカ熊 

 帯広

 

カムチャッカ半島に棲息するカムチャッカ熊は、平均体重500キログラムもある超巨大グマです。なぜ、こんな大きな熊がいるのか、NHKの「ダーウインが来た!」と解明していました。

 

原因は火山だそうです。火山のおかげで、プランクトンの好きなリンが散布され、プランクトンが大量に発生し、このプランクトンを目当てに何十種類ものサケやマスが何十万匹も押し寄せてくる。これらを、熊さんたちが、何の苦もなく手づかみで食べられるので、食物の心配がない。疲れた時に、温泉に入ることができ、火山で地熱が高いので、餌にもなる植物もよく育ち、冬眠期間も普通の熊の半年ではなく、3,4ヶ月で済んでしまうというのです。

 

面白かったのは、熊は子供ができると、雄は家族から離れて、雌と子供たちは雄から隠れて棲むようになる。雌は子供がいる限り、発情しないので、雄は時々、子供を襲うことさえあるというのです。嗚呼、熊も人間と同じなんだなと思いました。(え?)

 

そういえば、写真家の星野道夫さんが襲われたのもこのカムチャッカ熊だったはずです。

 

やくざと日本民族と靖国史観 


今、何冊か並行して本を読んでいます。

溝口敦著「カネと暴力と五代目山口組」(竹書房)は読了しました。でも、内容については、インターネットを通して、世界中に配信できるかなあ、といったものです。ネガティブな意味ではなく、大変勉強になりましたので、ご興味がある方は読んでくださいという言い方しかできません。雑誌に連載された記事の寄せ集めで、さすがに、論旨の重複や不統一が見られ、いかんせん、情報が古びてしまったものもあります。それでも、総会屋関係の人脈組織関係は、非常に参考になりました。
五代目渡辺会長が、宅見若頭の傀儡政権で、そのために、反発した中野会が、宅見若頭を暗殺したという説には大変説得力がありました。

加藤周一氏の「日本文化における時間と空間」(岩波書店)は、途中で挫折しそうです。「羊の歌」「日本文学史序説」など、加藤氏の著作は、まあまあ読んでいるとは思いますが、この本は異様に難しい。硬くなったコッペパンのように、なかなか咀嚼できません。何となく、まだ途中ですが、分かったのは、日本人は「今」「ここ」を重視する民族で、ユダヤ欧米人のように、時間的概念としての「初め」も「終わり」もその概念がない。歴史観がまるで違う、といったものです。だから、日本人はすぐ「水に流す」とかいう言い方ができるというのです。

イスラエルという国家がパレスチナに存在するのは、何千年も昔にあったという時間の延長の概念に意義と存在証明があります。

日本という国家は、歴史上、蒙古とアメリカと露西亜にしか「侵略」された経験がないので、簡単に過去のことを水に流すことができるのでしょう。

いやあ、これ以上書くと、炎上してしまうので止めておきます。

もう1冊は、小島敦著「靖国史観」(ちくま新書)です。これも、なかなかエグイ本です。著者は、最高学府で、いわば国民の税金で最高の教育を受けた母校の助教授(正確には准教授ですか)になったというのに、庶民を上から見下ろして、学問のない人間に対しては徹底的に誹謗して、人を喰ったような言い方をするのが、鼻につきますが、概ね論旨は痛快で、もやもやしていた視界が晴れるようで、爽快感があります。

著者は、司馬遼太郎をはじめ、明治維新を全面的に肯定する歴史観は中立的ではない、と批判し、そのために「国体の本義」や「国体明徴運動」などについて詳細し、歴史的に分析しているのです。

国体というのは、国民体育大会の略称ではないのだよ、お馬鹿さん。と著者は露骨に書いていますが、それは、おいといて、国体という言葉と定義を発明したのは中国人ではなく、日本人だったということを初めて、本書を通じて、お馬鹿さんの私は知りました。水戸藩の正志斎こと会沢安(あいざわ・やすし)です。

この国体の護持ということが、以前書いたポツダム宣言受諾の折に問題になり、その前に、美濃部達吉の「天皇機関説」問題などがあったり、様々な政治問題のキーワードになるわけです。もちろん、今でも続く「靖国問題」もそうです。

正直に書けば、実に面白い本です。真の歴史家を自認している著者の論理には説得力があります。「反司馬遼史観」に立つことにした私にとっても、力強い味方になってくれそうです。

この本については、また、読了後、書くつもりです。

安倍政権に反対宣言

 帯広

 

今日はちょっと、微妙な政治的な問題を考えます。

 

月刊「現代」7月号で、立花隆氏が「私の護憲論」を発表しています。東京新聞の「大波小波」でも取り上げられていたので、是非読まなければならないと思っていました。

最近、盛んに安倍首相が「戦後レジームからの脱却」を口を酸っぱくして発言していますが、立花氏はそのアンチテーゼとして論考を進めています。副題が「戦後レジーム否定論への徹底抗戦宣言」となっています。この論文は次号にも続きますが、今回の論点、つまり立花氏が一番言いたかったことは、以下のことだと思います。(換骨奪胎しています)

 

「政治とは、一国の社会が全体として持つ経済的、資源的、人的リソース(資源)をどう配分していくかを決定するプロセスのことである。戦前の日本は、全予算の半分が軍事的リソースに投入されていった。しかし、戦後はその軍の崩壊によって、リソースはすべて民生に注入することができるようになった。アメリカは、軍産複合なくして発展してこなかった。しかし、日本は軍産複合体を存在させずに経済発展を遂げたという意味で日本の成長モデルは世界に誇れるのではないか。それは、『戦争放棄』の憲法第9条の戦後レジームがあったからこそ可能なのだ」

 

立花氏は、この論考を進めるにあたって、日本国憲法の成立の過程を検証します。GHQにより「押し付けられた」というのが定説になっていますが、それでも、日本人の手によって、国民投票する機会もあったし、国会で審議する機会もあった。それなのに、当時の為政者たちが、唯々諾々と敗戦国として受け入れた。これでは「押し付けられた」という歴史的事実が一人歩きして、今後禍根を残すので、国民投票に諮るべきだと主張したのはただ一人、東大学長だった南原繁だけだったということを明らかにしています。

 

戦後レジームを云々するには、「ポツダム宣言」を知らなければならない、と立花氏はズバリ指摘してますが、本当に勉強になりましたね。面白かったのは、日本人は終戦記念日は8月15日だと思っているのですが、それは、国内向けにポツダム宣言を受諾する天皇の玉音放送があった日だけで、依然、諸外国では、15日以降も激戦が続いていた。国際法の本当の終戦は、9月2日で、戦艦ミズーリ号で日本が降伏文書に署名した日である、ということも説明され、私なんかも「なるほどなあ」と思いました。

 

今朝の朝日新聞の朝刊で、評論家の岸田秀氏も「安倍改憲は『自主』なのか 米に隷属する現状直視を」というタイトルで寄稿していました。要するに「日本は戦争に負けて、アメリカに隷属する属国になった。だから、改憲といっても事実上、米国の許容範囲内でしかできない。今の9条の歯止めをはずせば、自衛隊員はアメリカが勝手に決めた戦争で世界のどこかの最前線に送られる消耗品になりかねない」と指摘しているのです。

 

北方領土はなぜ返還されずに、ロシアの「占領」のまま続いているのか。返還する気がさらさらないプーチン大統領の理由は明快です。「第2次世界大戦の結果、ロシア人の血を犠牲にして獲得したからだ」。これは、日本がもし、先の戦争に勝っていたか、負けを宣言しなかったら、日本が朝鮮も台湾も満洲もそのまま日本の領土として保持していた時に使う同じような理由づけでしょう。領土というのは、戦争の産物だという歴史的事実を再認識させられるのです。

 

6月10日付の東京新聞の一面トップで「日本兵遺骨 51体集中」というタイトルで「インドネシア・ニューギニア島北西部のビアク島で、旧日本軍兵士の遺骨が大量に野ざらしになっているのが、確認された」事実を報道しています。ビアク島では、日本側は陸海軍計約1万2800人のうち1万2000人以上が戦死したといわれます。そのほとんどが60年以上経っても、「帰還」を果たすことができず、遺骨が野ざらしになっているというのです。インドネシア領西部は治安状況などを理由に、戦後20余年しかたっていないのに「遺骨収集は概ね終了した」と、日本の国家は終結宣言してしまうのです。海外で没した旧日本軍兵士は約240万人いますが、このうち約124万柱しか帰還を果たしていないというのです。私が興味を持つフィリピンのレイテ島の激戦では、約8万人が戦死(生存率3%)しましたが、帰還した遺骨は1万5千柱のみなのです。

 

何と言う冷たい国家なのでしょうか。仕方なく徴兵で戦場に送られた兵士が飢えで喘いで死に瀕している時に、好きで偉ぶりたくて軍人になった将校連中は、そそくさとチャーター便で帰国しているのです。何が靖国神社だと思ってしまいますね。戦後もぬくぬくと生き抜いた偉い軍人だけを祭っているのではないかと疑りたくなります。

 

ピラミッド社会の日本人の心因性などそう変わるものではありません。戦争になれば、日本人は国家の名の下でまた同じようなことをするのです。だから、私は、改憲をして戦争国家に逆戻りさせようとする安倍晋三を全く信用できないのです。

夫婦の極意 

 中札内村

 

昨日は、新井満ごときのことで、心を煩わせてしまったので、お口直しに、昨晩、ラジオで聴いた武田鉄矢の語録を。

 

●わたしの周りで、うまくいっている幸せな夫婦は一組もいない。結婚してよかった、という奴も一人もいないんだよ。

●わたしも結婚して、34,5年になるが、いまだに女房のことが分からない。朝機嫌がいいと思ったら、昼にはもう不機嫌なんだからね。

●でも、「分かった」ら、おしまいだね。夫婦なんて、分からないからいいんだよ。お互いに分かったときは、それは別れる時なんだよ。

 

ふーん、なるほどねえ…

足るを知る 

 

 

いやあ、ここ数日、ずっと歯医者さん通いが続きました。本当に、歯痛は困りますね。

 

 

最初、虫歯ではなく、「神経過敏症」と診断されました。冷たい水や熱湯などを飲むと右奥歯がしみて、痛くて痛くてしょうがなかったのです。結局「様子をみましょう」ということで、2回も放置されましたが、昨晩は食べ物を噛んでも「ぎしっ」と激痛が走り、とても我慢できませんでした。夜中に痛くなって眠れなくなったこともありました。

 

で、今日は、思い切って、神経をとってもらいました。「歯髄炎」とかいう診断でした。

 

思いました。普通にご飯を食べることができるということは、何と有り難いことだろう!と。

普通に歩けて、普通に生活できるということだけで、本当に本当に有り難いことです。

 

本当に、健康なら死んでも構わないという心境です。

 

他に何にもいらなくなります。まさに「足るを知る」心境です。

「健康問答」その二

  亀戸

 

(昨日の続き)

 医者といえば、科学の最先端を行く人で、あまり非科学的な精神論的な話は信じないものと思っていたのですが、この帯津先生は、変わった人で、いわゆるハンドパワーと呼ばれる手かざし療法についても、「宇宙のエネルギーを注ぐので、効果がある。英国では健康保険の対象にもなっている」などと発言しています。要するに、心のマインドだけでなく、これまで非科学的なものと排除されていたスピリチュアルな面の快方まで重要視しているのです。

 この本で初めて知ったのですが、ホメオパシーという療法があります。これは、1755年生まれのドイツ人医師のサミュエル・ハーネマンという人が始めたもので、劇薬を何十倍も薄めて調合して効果があることを発見したというのです。つまり、みかけは単なる水と同じで、人間の物理的肉体だけでなく、魂のスピリチュアルな部分に働きかけて自然治癒力を高めていくというのです。その人にピッタリ合えば、劇的に効果があるということですから、半信半疑な気持ちになってしまいました。

 そもそも、帯津先生はがん治療の権威ではありますが、ホリスティック医学を提唱している医者です。ホリスティックというのは、体全体の「まるごと」という意味で、誤解を恐れずに言えば、病気になった肉体の患部だけでなく、精神的なことも重視して、治療していくということだと思います。だから、帯津先生は、「いいと思えば、何でもやってください」と提唱しています。「気功」でも、「音楽療法」でも「おしっこ療法」でも何でもです。ただ、「それ一つだけに過剰に行き過ぎてはいけない」と注意していますが…。

これまでの医学書とは違って、何か痒いところに手が届いたような気分になり、再読してみようかと思っています。