六本木ヒルズ

すっかり有名になった六本木ヒルズに初めて行ってきました。
三年ぶりの六本木でしたが、街の様相がすっかり変わって、全く右も左も分からず、迷子になってしまいました。(これでも、25年前は、六本木のディスコでブイブイ言わせたものです)
ここにもうホリエモンはいないのですね。
栄枯盛衰を感じてしまいます。

お登りさんよろしく展望台にのぼってきました。森美術館と合わせて1500円でした。それにしても、警備員というか案内人というかスタッフが多すぎます。50mおきに立っている感じです。

これも「雇用対策」なのでしょうか。

展望台からの景色ー。

東京は見事に汚染されていました。スモッグというか大気汚染で遠くが見渡せません。こんな所で暮らしているのですね。
まさに人間の住む所ではない。といっていいかもしれません。

花粉症が再発するはずです。

上士幌町の花粉避難ツアー

上士幌町ナイタイ高原

最近、目がかゆく、くしゃみも止まらない。花粉症が再発したのです。もう四月も半ばだというのに…。街中ではまだマスクをしている人も目立ちます。以前は、3月の下旬になれば、治っていたのですが、東京の空気はよほどひどく汚染されているのでしょうね。

北海道に住んでいる時は、一度も花粉症になりませんでした。帯広は「人間の住む所ではない」と言われて左遷されたのですが、実際住んでみると、天国みたいな所でした。むしろ、東京の方が「人間の住む所ではない」のではないでしょうか。

北海道十勝支庁管内の上士幌町では、竹中貢町長が音頭をとって、昨年から「花粉症リトリート(避難)ツアー」を旅行代理店とタイアップして始めました。定年退職(予定)者にも呼びかけたところ、何組かの家族も移住を決意したようです。「花粉症リトリートツアー」に関しては何度か記事にしたのですが、その度に、竹中町長から直々に電話を戴きました。町長さんなのに偉ぶった所が全くなく、とても気さくな方でした。竹中町長さん、お元気ですか?本当に、上士幌町に避難したいくらいです。ビルに囲まれた東京で仕事をしていると、あの広大な空と大地の北海道が懐かしくなります。高村光太郎の奥さん智恵子が「東京に空はない」と言った言葉が、気が触れた人の単なる誇張に過ぎないと頭で考えていたのですが、経験者として断言できます。

東京には空がない。

そういえば、今日は帯広市長選です。当然ながら、東京のマスコミは全く報道していません。前触れ記事も全くないので、北海道以外の人はほとんど今日が帯広市長選であることは知らないでしょう。現職の砂川敏文市長が三選を目指し、対抗馬として十勝毎日新聞社の東京支社次長だった目黒精一氏が立ちました。事実上、この二人の一騎打ちと言っていいでしょう。

砂川氏には自民・公明が推薦し、地元選出の中川昭一農水大臣がバックにいます。一方の目黒氏は民主の推薦を取り付けました。砂川氏が優勢ですが、中川氏と「永遠のライバル」である新党大地代表の鈴木宗男代議士が目黒氏に肩入れすれば、どちらに転ぶか分からないと言われていました。その後、私は帯広を離れてしまったので、全く情報がありません。

十勝毎日新聞は毎日一面で候補者の一挙手一投足が報道されているでしょう。

情報とは何なのか、と考えてしまいますね。

 

アイヌ頌

平取町二風谷アイヌ博物館

アイヌの人ほど神に近い所で生活してきた人類はいなかったのではないでしょうか。イヨマンテとは熊の霊送りのことで、狩猟を生業とする彼らの最も神聖な儀式の一つです。

北海道日高支庁の平取町二風谷(びらどりちょう・にぶだに)のアイヌ民俗博物館に行って本当によかったと思います。

すべてが丁度良い。

必要なものしか起きない。

不必要なものはいらない。

必要のない人とは会うことはない。

なるようになる。

なりうべきしてなる。

不必要なことは起こらない。

すべてが丁度よい。

有りうべきして今日があり

ありうべきしてここにある。

 

北海道旅行

 

失礼致しました。

 

皆さんには内緒で旅行に行ってました。上は、土方歳三最期の地と石川啄木像。

 

そうです。函館です。

 

楽しかったですね。

 

以下は私の備忘録ですから、特に読まなくてもいいです。単なるメモです。

 

 

 

 

 

3月18日(土)

 

帯広を午前10時40分、車で出発。日勝峠~千歳~支笏湖~洞爺湖~長万部を通り、国道5号線を南進して、函館市宇賀浦町の「シーサイドホテルかもめ」に到着。時刻は午後8時55分。実に10時間15分の長距離ドライブでした。途中給油2回。モダセルフだったので、リッター117円(帯広)の2290円とリッター113円(八雲町)の2140円。ホテルは1泊3250円で朝食800円。夜は、ギリギリ9時がラストオーダーだったホテルのレストランで、かもめ定食1300円。このホテルは、市中心から車で5分くらいだが、安くて良心的でした。二泊もする。

 

3月19日(日)

 

ホテルかもめ近くの「土方歳三・石川啄木 函館記念館」へ。時代も業績もジャンルも全く違う二人が、何で同じ建物の中で博物館になっているのか理解に苦しむが、展示内容は、まあまあの出来。噂では、土産物屋のご主人が二人の熱烈なファンで、ゆかりの品を集めたようです。ほとんど複製でしたが。歳三の愛刀「和泉守兼定」はすごかったですね。

 

この後、外人墓地へ。車を高龍寺に停めさせてもらうためにお伺いをたてたら「空いている所に置いて下さい」と言われ、感激して境内を散策。立派なお寺でした。函館戦争で戦死した兵士を弔った由緒あるお寺です。外人墓地では小吹雪が舞い散り、岬の突端に建っているような喫茶店「モーリス」に入る。ピロシキと紅茶セットが700円。竹内結子主演の映画「星に願いを。」が撮影された所らしく、熱心なファンが来ていました。

 

「モーリス」のマスターに言われるまま、緑の島の入り口に車を置いて、いわゆる元町の西部地区を徘徊。「函館市文学館」「旧イギリス領事館」「旧函館区公会堂」を見学。3館共通入館券が720円。文学館は、わずか函館に4ヶ月しか滞在しなかった啄木の史料が2階に展示。一階は、今東光・日出海兄弟、長谷川四兄弟(長男の海太郎は林不忘のペンネームで「丹下左膳」、四男四郎は「シベリア物語」で有名)、亀井勝一郎、久生十欄ら。「旧領事館」にはシャーロックホームズのような帽子が売っていたので、もう少しで買うところでした。「公会堂」は、大正天皇が皇太子時代にお泊りになったそうです。

 

この後、函館ハリストス正教会~函館聖ヨハネ教会~カトリック本町教会へ。ハリストス教会は4時までで入れず、カトリック教会は滑り込みセーフで見学できました。大三坂を降りた所に「北方歴史資料館」が午後6時まで開いていたので、見学。300円。函館の豪商・高田屋嘉兵衛の資料館でした。司馬遼太郎が「江戸時代で一番偉かった人物」として小説「菜の花の沖」で取り上げた人です。

 

夜も更け寒くなってきたので、赤レンガ倉庫群へ。暖房のきいたアーケード街になってました。

 

この後、ロープウエーで函館山へ。(往復割引1050円)。香港、ナポリと並ぶ「世界三大夜景」の1つということで、満喫しました。小雪がちらつき寒かったです。人が多いのには驚きました。

 

夜は、宝来町の高田屋嘉兵衛像の近くの「冨茂登」へ。北海道新聞の上田記者に紹介されて行ったのですが、長嶋さんとお上さんが一緒に写った写真もあり、かなり有名なお店らしい。おでんと北海ジャジャア、かに、酒…締めて4550円。

 

3月20日(月)

 

駅前の「函館朝市えきに市場」へ行く。上寿司1900円はちょっと高かったなあ。

 

この後、五稜郭へ。近くの北洋資料館(200円)へ行けば、2時間駐車料が無料だったので、行く。蟹やサケマスなどの北方漁の資料館でした。守衛のおじさんに気に入られてしまい、「船の体験ができます」と乗りたくもないのに揺れる部屋に連れていかれ、船酔いしてしまう。

 

五稜郭は散策しても単なる公園で雰囲気がつかめない。やはり、上から見るしかないと、五稜郭タワーへ。登るのに570円。このタワーは60mで、3月いっぱいで終了し、隣に90mのタワーが完成し、4月1日にオープンするとか。新タワーからだと、旧タワーから見えなかった五稜郭の5角形全体が見えるそうです。

 

この後、トラピスチヌ修道院へ。途中、湯の川の観光ホテル1階にある「らーめんブギ」にある「ずん・どう」で昼食。「80’sラーメン」が700円。ギョーザ400円。あっさり塩味。麺が細く、スープに蟹などが入っており、美味。お奨めです。

 

高校の修学旅行で行ったトラピスト修道院は男性で、トラピスチヌは女子修道院でした。荘厳な雰囲気で、是非一見の価値あり。クッキー450円。

 

函館を午後1時40分出発。

 

登別温泉「祝いの宿 登別グランドホテル」に午後6時55分到着。1泊12,000円。

 

料理が素晴らしい。

 

温泉は「食塩泉」「硫黄泉」「鉄泉」の3種類。体に効く感じ。

 

3月21日(火)

 

近くの地獄谷へ。台湾人の団体客にもまれる。

 

台湾人の真似をして変な中国語を話していたら、若い女性から「シャッターを押してくれませんか?」と頼まれる。

 

「何で日本人と分かったのですか?」と聞くと「そりゃあ、分かりますよ」と言われてしまった。

 

しかし、「おじさん、格好いいですね。俳優さんみたいですよ」と褒められてしまいました。

 

小生、無精髭を生やしていたのですが、『レオン』のジャン・レノみたい、と言われてしまいました。

 

喜んでいいのか…。

 

このあと、平取町二風谷の「アイヌ文化博物館」と「萱野茂 アイヌ資料館」へ。二館共通割引で700円。本当にここに行ってよかった。

 

イランカラプテ(こんにちは)

 

イヤイライケレー(ありがとう)

 

スイウヌカラマンロー(またあいましょう)

然別湖

然別湖に氷の館「コタン村」が今できています。

まさしく氷でできたお店です。バーがあったり、シアターがあったり、なかなかよくできていました。

 

 

網走番外地

急に流氷が見たくて、網走に行ってきました。

残念ながら流氷は見られませんでしたが、「オホーツク流氷館」と「網走監獄」に行ってきました。

流氷館では、クリオネというかわいい生き物を見ることができました。これは言葉では説明できません。長さ5~6センチのプランクトンのような生き物で、イカのようなクラゲのような白いふにゃふにゃした生き物で、「海の妖精」と言われていますから、女子高生が「わっ、かわいい」と飛びつきたくなるような愛くるしい生き物です。

網走監獄は、とても懐かしかった、というのはウソです。
現実は、厳しい労働に明け暮れて、変死する囚人もいた過酷な監獄でした。

その帰り、星があまりにも綺麗だったので、陸別の「銀河の森天文台」に寄って行きました。土星がとてもはっきりとよく見えました。ホントに星が降るようでした。我々が住んでいる天の川銀河からアンドロメダ星雲まで、250万光年。気が遠くなる話どころではない話です。
もう少し、星の基礎的な知識を詰め込みたいと思いました。

しばらく熱中して見ていたので、帰りは午前様になってしまいました。

おびひろ氷まつり

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060127-04217181-jijp-soci.view-001

おびひろ氷まつりが27日、北海道帯広市の緑ヶ丘公園で開幕しました(29日まで)。

上記のホームページをクリックしてください。

私が撮った写真でございます。

ヤフーを通して、国際的に配信されております。

http://news.goo.ne.jp/news/picture/jiji/20060127/4217181.html?from=bsearch

もちろん、gooを通して世界中に配信されております。

白鳥がいっぱい

今日は御託を並べずに素晴らしい写真を沢山お見せします。

白鳥がいっぱいです。

こんな身近に見られます。

十勝川温泉の十勝川の畔に、毎冬、何百キロの彼方のシベリアから渡って来ます。

しかし、心無い釣り人のせいで、ある白鳥が口に釣り糸を絡ませていました。(残念ながらこの写真はありません)何とか食事はできるようですが、かわいそうでした。

それでも、こんなに沢山、身近に白鳥を見られるところ、全国でも、あまりないでしょう。

あ、忘れるところでした。鴨さんも沢山、います。

アンデルセンの童話を思い出します。「11人の王子と白鳥」
あ、アンデルセンではなかったのかもしれません。魔法によって王子が白鳥に姿を変えられてしまい、美しいお姫さまが、王子を救う話だった、かどうか…。

失礼しました。結構、御託を並べてしまいました。

中札内村の『百鬼』

帯広市の隣に人口4000人ほどの村、中札内(なかさつない)があります。車で40分ほどです。
その村にあるパスタ屋さん『百鬼』に行ってきました。地産地消の精神で村で採れた新鮮な有機野菜を使った料理が有名で、早く行かないとすぐ満員で断られます。

と、ここまで、携帯メールで投稿しました。しかも、写真もです。

しかし、残念ながら、わずか3行くらいしか送れませんでした。仕方がないので、これから追記します。

『百鬼』は、知る人ぞ知る隠れファンの多いパスタ屋さんです。以前、一回行ってみたのですが、満員で断られてしまいました。

で、今回は是非とも、ということで開店の朝11時半に訪れ、余裕で間に合いました。でも、料理長一人しかいませんので、注文して30分くらい待たされます。お客さんも15人くらい入れば、満員になってしまいます。

ランチ2200円。サラダと豆腐のサラダ、蟹クリームスパゲティー、玉蜀黍を漉したクリームプリン。オレンジジュースは、黄色ではなく、天然の臙脂色でした。

窓外は一面の銀世界ですが、遠く日高山脈が見え、視界良好です。部屋にはマッキントッシュのステレオセット。ビル・エヴァンスかジョージ・シーリングのピアノトリオの曲が流れていました。

スパゲティーはちょっとしょっぱかったかなあ?でも、自家製のドレッシングがかかったサラダは、これまで食べたことがないほどの美味。デザートも甘さを抑え、全国の品評会に出せば、必ず上位入賞する代物でした。

だから、何なの?と言われれば、そうなのですが、ご報告迄。

ちなみに『百鬼』特製のドレッシングは市販されています。インターネットで手に入るかどうか分かりませんが、北海道というか、中札内にお出での節は、是非にお土産に買っていけば喜ばれることでしょう。