グリゴリー・ペレルマン氏

 

http://news.yahoo.com/s/ap/20060822/ap_on_re_eu/spain_math_genius

 

昨日ご紹介した青年劇場の「博士の愛した数式」は、もうすでに立見席も完売しておりました。大変失礼しました。

 

私は特別に見させていただいたわけで、感謝感激雨霰です。

 

ちなみに来年また再演されるそうです。その時の機会を狙ってください。

 

今日取り上げるのは、グリゴリー・ペレルマン氏です。「ポアンカレ予想」を解き、数学界のノーベル賞ともいわれるフィールズ賞を受賞しながら辞退したという天才数学者です。

 

その辞退の理由も「有名でなかった頃は何を言っても大丈夫だったが、有名になると何も言えなくなってしまう。だから数学の世界から離れざるをえなかった」というものでした。彼はマスコミ嫌いで、人前にも姿を魅せない孤高ぶりが却って注目を集めているというのです。

 

何か格好いいなあ、と憧れてしまいます。

 

一方で、シュレッダーに子供が指を挟まれて切断するという事故に関する取材で、あるシュレッダー利用者がインタビューされていましたが、その女性は、顔と名前をテレビの画面に堂々と晒しておきながら、「シュレッダーを使うのは、個人情報の保護が必要だから」と応えていました。でも、ご自身の個人情報についてはどういう見解なのでしょうかね?そんなに個人情報の保護が大切なら、テレビなんかに出ないはずです。あんまり矛盾した行動はしなさんな、と言いたい。

 

有名になるのが嫌な人がいると思えば、少しでも名前と顔を売りたい人もいます。

 

世の中さまざまですね。