ローマ
旧聞に属しますが、2月のヴァレンタインデー。
もてもてだった若い頃は、トラック1台分のチョコレートがドサリと贈られてきたものです。まあ、こういう罪のない嘘は、許容範囲で許されたし。
それが、年を取るにつれ、年々、その数が幾何学級数的に下降線を辿り、正直、今年はSさんから1つだけ、戴きました。
そのチョコレートは、フェアトレード商品というものでした。
フェアトレードカンパニーというのは、その時、初めて知ったのですが、発展途上国の人々が、ものをつくることを通じて自立を果たすことができるように、現地のNGOや共同組合と連携して、消費者との橋渡しをする会社なのだそうです。まさしく、利益還元。
その商品は、チョコレートだけではなく、衣類、アクセサリー、小物、インテリア、食品と多岐にわたっています。
カタログやネットによる通信販売を行っています。
最近、そのネットのアドレスが分かりました。
http://www.peopletree.co.jp/index.html
そこには、こんなことが書かれています。(無断転載、換骨奪胎)
フェアトレードとは、貧困のない公正な社会をつくるための、お互いの敬意に基づいた貿易のパートナーシップです。アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに暮らす人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させることを支援しています。小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、持続可能な社会を目指しています。