本当にクラプトン?

公開日時: 2008年5月19日 @ 18:33

4月29日に書いた「性善説」の後日談です。

アメリカで大流行のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に登録して、私は外国人の友人がいないものですから、戯れに冗談半分にエリック・クラプトンさんに「友人」として登録したら、何と、先日、お許しが出たのです。

本当にギターの神様、エリック・クラプトンが直々に登録してくださったのか、疑わしいのですが、まずは、驚いてしまいました。

米国に住む日本人の友人に聞いたところ、「あ、あれね。知っているよ。高校生の間で流行っているよ。僕はやんないけどね」と、あっさりしたお返事。
「なーんだ。高校生レベルならやめてしまおうか」と思った矢先、返事が来たので、このまま様子を見ることにしました。

そしたら、今日の日経新聞の朝刊で、このサイトのことが出ていましたね。何と、1カ月に全世界で1億人が利用する世界第2位の巨大SNSで、今度、日本語版も始めるという記事でした。

このサイトの最高経営責任者は、今月24歳になったばかりの若武者だそうです。

相当儲かるみたいですね。

このサイトには、何か沢山の広告が、しかも日本語の広告が出てくるので怪しいなあ、とは思っていたのですが、どれくらい儲かっているのか、この記事のどこを探しても出てきませんでした。

日本最大のSNSは「ミクシー」ですが、わずか(?)1400万人の会員しかないそうです。

こちらは1億人ですからね。「場所」や「住所」を登録させられるのですが、JAPANと登録したので、日本語の広告がバンバン登場していました。

SNSの場合、建前上、「友達の友達は皆友達だ」理論に基づいて構築されていますから、全く知らない赤の他人が薦めるモノよりも、友人、知人、家族、親戚が薦めるモノの方が信頼度が高く、それだけ、サイト運営者にとっては、広告の掲載費を高めに設定しやすいらしいのです。

「有名人」を潜り込ませるのも、サイト運営者の策略の1つでしょうか。

何しろ、1億人も登録していたら、全員が、正直にデータを登録しているとは限りません。チェック機関もないし、嘘を申告しても偽証罪すら問われませんからね。

でも、「性善説」に基づけば、私は晴れて、ギターの神様、エリック・クラプトンさんの友人になったわけです。

でも、やっぱり、実感がないなあ~(笑)