不愉快なカタール審判

御池嵌手差亜大変

昨晩のサッカー・ワールドカップ2018アジア最終予選、日本対UAE戦は、酷かったですね。

日本は、あのニヤけたカタール人のアル・ジャシーム・アブドゥルラフマン主審に負けたようなものです。

例えば、前半19分、DF吉田がFWマブフートを倒したとされる場面。何度もテレビではビデオ再生されましたけど、どう見ても、わざと反則を取られるためにマブフートは転んだようにみえます。結果的に、それが直接FKで得点に結びついたのですから、酷いもんです。明らかに審判の誤審でしょう。

もう一つ、後半32分の浅野のシュートも相手ゴールラインを割っているのにカタール主審は、ゴールと認めず。

これじゃあ、アブドゥルラフマン君はUAEから何か貰ってるんじゃないかと疑われても、仕方がない。李下に冠を糾してはいけないということです。

スポーツは、公明正大が建前になってますが、裏を回ればこれほど汚い世界はないと思わせる風合いがあります。密接に政治に関わりますし、国威発揚の手っ取り早いツールでもあります。

昨日はもう一件。2020年東京五輪招致を巡る不正疑惑について、検証に当たった日本オリンピック委員会(JOC)の調査チームが、招致委員会とシンガポールの「ブラックタイディングス社」が結んだ2億3000万円のコンサルタント契約について、「違法性はない」と結論付けたそうですが、これもまたおかしい。

調査チームには、立派な弁護士さんも金で雇われているようですが、そもそも、身内の不正疑惑を身内が選出した調査委員なるものが調査したって、不都合な真実が暴かれるわけないしょ?

「関係者へのいかなる贈与も禁じた国際オリンピック委員会(IOC)の定める倫理規定にも抵触しない」と胸を張ったって、こりゃ、どう見たって、子供が見たってあからさまな見返りを求めた贈賄であり、倫理違反でしょう。

それとも、大手広告代理店を通じて、先方に2億3000万円を確かに渡し、誰も中間で抜き取ったりしないで、真面目に先方に全額渡された、と証明しただけではないのでしょうか。

JOCにとっては、2億3000万円など端金でしょうが、その財源は何処から来たのですか?

スポーツの世界は、本当は美しくない。