八丁堀 与力・同心組屋敷跡

ホイコーロー定食 680円

為五郎さんから、また、北海道からメールがありまして、「今、札幌鑑別所ですが、明日から網走に護送されることになりました」とのこと。お勤めご苦労様です。

その為五郎さんが嫌いなのが、渓流斎ブログのランチ写真です。娑婆にいた頃は、「何で、渓流斎のランチを見なければならないのか」と大きな疑問を呈しておられましたが、今は、もう暫く娑婆には出てこないので、居候、三杯目をそっと出すことにしました(笑)。

栄光の社員時代は毎日、ランチは銀座で洒落込んでいたのですが、やはり、全国平均の相場から比較しますと、銀座は高い!

ということで、今回は、銀座から築地~新富町、さらには八丁堀まで足を延ばした途中にあった中華料理店に入ることにしたのです。何と、「定食680円」と大看板を掲げているじゃあ、ありませんか。

普段、ランチに贅沢にも1000円也を平気で出費しておりましたから、何と320万円もお得。失礼。増添君と比べて小せえ、小せえ。こんな差配では出世するようなたまではありませんなあ(笑)

八丁堀 与力・同心組屋敷跡

で、何で、昼休みの貴重な時間を使って、銀座から徒歩で八丁堀まで行ったのかと言いますと、「与力・同心組屋敷跡」を再訪したかったからです。

今は、何とかスクウエアとかいう名前だけは立派ですが、数十年前に建てられた古い3階建ての雑居ビルになっていました。

内容は、上記掲載の写真通りです。

そこに書いてある通り、与力は、知行二百石で、三百~五百坪の屋敷住まいですから、かなり身分が高かったんですね。でも、当初の与力は、わずか10人ですから、10人では、百万都市東都江戸の治安を守れるわけがありません。

配下の同心が、蛇の道は蛇で、かつて罪科人だった岡っ引きやその子分の下っ引きをかなり多く雇っていたとはいえ、それにしても、少ない。

日本人は真面目で律儀で働き者だったのでしょうか。世界の大都市の中でも、かなり治安が良かったのかもしれません。