歩きスマホは永久に不滅です

中国・成都「杜甫草堂」 Copyright par Duc de MatsuokaSousumu Kaqua

20世紀末からのIT革命の中で、最大の発明と世界に与えた影響力の大きさでは、「スマートフォンの出現」が一番と言っても過言ではないでしょう。毀誉褒貶の多かったスティーブ・ジョブズは大した人でした。

今では、猫も杓子も、街中で、電車の中で、あらゆる所で利用されています。しかも、我が国だけでなく、世界中至るところで。

そういう私も、電車の中で、この渓流斎ブログを書いてます(笑)。周囲を見渡しても7人掛けの椅子で、実に5人もがスマホをいじってます。音楽を聴いたり、ゲームをしたり、メールやニュースをチェックしたり、さまざまです。

残念なことは、以前見られたように、新聞を読んでいる人が一人もいないことです
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そして、今、大きな問題になっているのが、歩きスマホです。

私も、周囲を見ないで、スマホの画面だけに熱中してこちらに向かって突進してくる老若男女には、毎日、いつも閉口しております。

道が分からなくて、地図を見てる人もおりますが、メールやラインなどいつでも返信できるのに、日本人はせっかちだなあ。

と、思っていたら、日本人だけじゃないんですね。

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歩きスマホは、英語でそのまま、smartphone ?walking と言います。スマホ依存症も、smartphone addiction と実に簡単です。それだけ蔓延っているという証拠でしょう。

私も、海外旅行に行っている方かもしれませんが、やはり、何処に行っても、誰もがスマホに縋って、歩きスマホも多く見かけました。

事故や怪我に巻き込まれない限り、人間、早々、この便利過ぎるガジェットは手離せないのでしょう。

私は、永久に歩きスマホはなくならないと諦めております。

罰則を規定して息苦しい社会になるよりマシだと思っているからです。

と、ここまで書いたら、新聞に、神戸の駅ホームで、63歳の自称作家兼ミュージシャンが、歩きスマホをしていた55歳の無職女性に体当たりして、頭蓋骨骨折の重傷を負わせたニュースが出ていました。

容疑者は「スマホを見ている奴が悪い」と開き直っているとか。

何か、現実世界は想像以上に荒んでますね。