「在満少国民望郷紀行」、年内にも出版か?

自称「老麒伏歷」の松岡宿老閣下、最近、都心の豪邸に引き篭もって、何かただならぬ野望に駆られて、何事かなさんと勤しんでおられたようですが、いつのまにか、「在満少国民望郷紀行」なる書籍の執筆、編集、校正に励んでおられていて、目下、「一次稿」を作成中であることが、渓流斎日乗の調べで明らかになりました。

 判型をA5判横(「松岡二十世とその時代」の大きさ)にするか、B5判横(週刊誌大)にするか、散々迷われたそうですが、結局、B5判(週刊誌大)にすることにしたそうです。

何次稿まで、編集校正されるのかは分かりませんが、恐らく、年内には完成して出版されることでしょう。

  旧満洲(現中国東北部)の「今と昔」を対比した解説本です。現中国政府は、ヤマトホテルにしろ、関東軍司令部にしろ、昔の建物を破壊せずにそのまま二次利用しているので、今旅行しても比較できます。

添付して頂いた本の校正写真を見る限り、かなり“イケてる”感じがしますね。

歴史的資料価値が高いものになるはずで、全国の小中高大学の図書館、自治体の図書館、中国の図書館にも納入してもらってもいいのではないでしょうか。

勿論、一般書として本屋さんに山積みされれば尚良し。

 松岡宿老は「普通の“本”と違って、“文章校正”だけでなく、写真の大きさや入れ場所(場合によっては取替)、“写真の注記”など、傘寿越えの『漲る力』でやることが一杯ありそうです」と張り切っておられます。

この「漲る力」は、落ちぶれた有力新聞社広告局が、藁をもすがるサプリメントの広告文句かと思ったら、在満少国民の間て歌われた歌詞に出てくるそうです。