でも、総理大臣が行くには、聊か不釣り合いですよ。
それから、「昭和シェル」
追河探訪記者がワクワクする素材です(笑)。
ブログでメディアを主宰する操觚者(ジャーナリスト)高田謹之祐の公式サイトです。皆様の御投稿は歓迎ですが、編集権は主宰者側にあります。記事中の見解や価格は、書いた当時のものであって、現在は異にする場合もあります。禁無断転載。
でも、総理大臣が行くには、聊か不釣り合いですよ。
それから、「昭和シェル」
追河探訪記者がワクワクする素材です(笑)。
最近はなるべくテレビを見るようにしています。ちょっと前までは、テレビはほとんど全く見ませんでした。お蔭で、さっぱりタレントさんの顔と名前が分からなくなりました。テレビはやはり、時代を写す鏡です。
これでも、20年前は(笑)、バリバリのテレビ担当記者でしたから、朝から晩までテレビを見て、何十人、何百人ものタレントさん、歌手、俳優、役者さんらにインタビューしたものでした。
まあ、芸能界は大変な世界ですから、10年持てば良い方でしょう。あのビートルズでさえ、現役で活動したのはわずか7年間でしたからね。
で、今日は何を言いたいのかといいますと、先日見たバラエティー番組で衝撃を受けたからです。いわゆる男子系アイドル(グループ)を量産する誰もが知っている有名大手芸能事務所に所属するタレントさん(24)で、自室に籠もってゲームをしたり、漫画を読んだりすることが大好きなようで、他のメンバーと一緒にどこかに行ったり、飲みに行ったりもしないというのです。ということは、議論もしないのでしょう。
それはともかく、一番驚いたのは、その年頃なら異性(成人つかまえて、異性というのも変ですが)に興味があるはずなのに、デートをしたり、彼女をつくったりするのが面倒くさいらしく、お笑いの大御所タレントさんが「何で?」と質問すると、「何のメリットがありますか!?」と逆切れするのです。
メリット??? メリットとは損得勘定じゃないですか!若い時にそんなこと斟酌したら、とても男女交際なんかできませんよ(笑)。
彼は「そもそも、僕はあまり人間に興味がないんです。特に3次元は駄目。漫画なんかの2次元だったら大丈夫ですけど…」とまで言い放つのです。
唖然、呆然としてしまいました。
大昔、「新人類」という言葉が流行りました。「何を考えているのさっぱりか分からない」「新しいタイプの人間」という蔑称を込めて、確か、高校野球PL学園の桑田と清原らに対してのレッテル貼りが始まりだったと思いますが、彼らは今や既にもう50歳を過ぎています。
そんな新人類の息子ほどの年齢が今の若者です。またまた、昔は「おたく」とか「草食系男子」とかいう言い得て妙な言葉が流行りましたが、今の若者(の一部)は、さらに、さらに、進化したのか退化したのか、その上のまた上を行く感じなのです。
同じ番組に出ていた中年タレントさんは「もう草食系じゃなくて、単なる草」と彼のことを比喩してましたが、うまいこと言うものです。
異性の関心を引くために、オスのカエルはお腹を大きく膨らませたり、オス鳥は綺麗な声で鳴いたり、華麗なダンスを踊ったりします。人間だって、虚勢を張って頑張りますよ。女の子にもてたいがために、ギターなんか始める男の子もいます(笑)。
番組に出ていたティーンエージャーの女性タレントさんは「男の子にデートに誘われたことなんかない。今、7割ぐらいの女の子は誘われたことがないと言っている」などと暴露していました。
男の子が生身の女の子と付き合うことを拒絶して、ゲームやアニメなどの虚構の世界にしか興味がないなんて、まるで、SFの近未来の世界かと思っていたら、時代はもう既にそこまで来ていたんですね。
戦前は、政府もマスコミも、男は戦う兵士になれるよう養成する機関や風潮を全体主義国家として構築していました。
今の日本、平和の時代が70年以上も続き、徴兵される心配もないということで、男は、生物学的に中性化してきたということなんでしょうか。
とにかく、若い男性タレントさんの「女の子と付き合っても何のメリットもない」という発言にはカルチャーショックを受けました。まあ、アニメやゲームなら何とか自分の思い通りにできますし、恋愛しなけりゃ、ふられたりしなくて済みます。心に傷を負うこともないので健康的。確かに、打算的といえば打算的にしろ、あり得る話です。
しかし、「時代はここまで来てしまっていたのか」というのが正直な感想でした。
こんばんは、京洛先生です。
紫陽花が綺麗に咲いているでしょう。此処は京都、
歴史通の渓流齋先生ですが、恐らく、「え!京都に東照宮ですか?
徳川家康は元和2年(1616年6月1日)
だから、京都にも「東照宮」があるのです。皇室からも「正一位」
ですから、亡くなった後は、徳川家は勿論、
いわば「家康神社」です。そのうち、日光、久能山、
しかし、そんな徳川時代に権威があった京都「東照宮」も、
京都の東照宮は「金地院」(臨済宗南禅寺派)の境内にあります。
「金地院」もここ南禅寺だけでなく、駿府城、
安倍政権の”御用学者”、”安倍ブレーン”なんかと、
金地院にはまた、小堀遠州の作った庭もあります。
ジメジメした梅雨時に可憐な紫陽花をご覧になり目の保養にしてく
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先日、かのエルビス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリーさん(50)が、元資産管理マネジャーらの失策により、父の遺産1億ドル(約110億円)が底をついたと主張しているというニュースを聞いてびっつらこいてしまいました。(彼女は、4度目の夫と離婚係争中という話にも腰を抜かしましたが)
110億円ですよ!一体どうやって、そう簡単に消えてしまうものなのか??? リサさんの主張によると、資産マネジャーらが5億5000万円もの高額な顧問料を取っていた上、株式投資などで失敗したといいますが、逆にマネジャーらは、彼女の桁違いの無駄使いのせいだと逆提訴しております。
とにかく、毎日10万円使っても、300年以上持つはずなんですが…。
浦和「大勝軒」 中華そば 690円
こんなんで驚いていたら、函館の長谷川先生から電話があり、「だから、ああたは甘いんですよ。甘いですねえ。上には上がいるもんですよ」と諭されてしまいました。
長谷川先生が例に挙げたのは、カジノで100億円近くも使い果たした「エリエール」のブランドで知られる大王製紙の井川意高元会長のほか、何と4000億円もの遺産を使い尽くした人がいるというのです。
ソニーの創業者盛田昭夫の長男盛田英夫氏です。私なんか、女優岡崎友紀と結婚(その後離婚)した人ぐらいしか覚えがなかったのですが、あまり経営の才能がなかったらしく、スキー場や自動車レースのF1事業などに手を出しますが、ことごとく失敗したようです。今はネット社会ですから、検索すれば色々出てきます。使い果たしのは4000億円ではなく、2000億円という説が多いですが、まあ、桁違い過ぎて、確かに、あのプレスリーの遺産ですら霞んでしまいます。
勿論、最終的には盛田氏一人の責任かもしれませんが、「うまい儲け話がありますよ」「あなただけに特別にそっと教えますよ」といった詐欺師やたかり屋が有象無象大挙して盛田氏の下に押しかけたようです。大変失礼ながら、生まれたときからお金に困ったことがない、苦労知らずのボンボンを騙すのは楽だったことでしょう。
彼も周りからチヤホヤされて舞い上がってしまったのでしょう。気がついたら、羽を毟り取られた鳥のように、全ての財産を失うどころか、多額の借金を背負ってしまったようです。まるで芥川龍之介の「杜子春」みたいですね。
人間何が幸せなのか、なんて、グリム童話のような教訓話で終わらせたくありませんが、プレスリーの娘にしろ、ソニーの息子にしろ、その行く末を見ると、これまた失礼ながら、何となく、「天の配剤」を感じてしまいます。
昨晩じゃなくて、日本時間の本日未明に行われたサッカー・ワールドカップ・ロシア大会の日本対セネガル戦を見てしまいましたよ。仕事に影響があるのに、最後まで夜中の2時過ぎまで見てしまいました。
やはり、スポーツはライブに限ります。無理して起きててよかった。とてもいい試合を見させてもらいました。スピードもパワーも体格も技術も上回るセネガルを相手に日本がここまでやれるとは思いませんでした。よくて2-2の引き分けかなあ、と思っていたら、その通りになりました。前回のコロンビア戦同様、こういうことはもっと前に書いておかなきゃ駄目ですね(笑)。
日本の乾の1点目は、左サイドの長友が相手DF2人を強引に交わしてゴール前に折り返したから生まれたもの。2点目は、途中出場の本田がゴール前での混戦からのこぼれ球をノーマークで利き足の左で蹴り込みました。あまりにも、運が良いので、本人も舌を出したほどでした。
急遽監督が交代して選ばれた西野監督は、前回大会と変わらない本田、香川、岡崎、長友、長谷部といった「おっさん」を代表に選抜して大いに批判されたものです。某スポーツ紙は「西野監督、おっさんと心中」と書いたほどでした。それは監督以上に選手当人が感じていたことでしょう。今大会爆発した「おっさんパワー」は、意地以外何ものでもなかったのかもしれませんね。
でも、「おっさん」とはいえ、本田も長友もみんな30歳代前半。1984年以降生まれでしょう。私がかつて、サッカー記者をやっていたのは、1980~84年のことですから、「おっさん」連中はまだ生まれていませんでしたからね。当時はまだ、プロのJリーグが出来ておらず、アマチュアの日本リーグ時代。西野監督は日立の選手でした。当時の日立は確か、碓井と松永のツートップだったという記憶があります。西野はハーフで前線にパスを送る役目で足が速い選手だった覚えがあります。(当時の世界的なスーパースターは、アルゼンチンのマラドーナでした。勿論、取材で見たことがあります。そうそう、日本のスーパースター、釜本の引退試合も取材したなあ…)
今大会、テレビの解説者として出演している元日本代表監督の岡ちゃんこと岡田氏は古河の選手で、日本代表のキャプテンを務めていました。ポジションは、今はセンターバックというようですが、当時はスイーパー(最後の砦として掃く人)と言われてました。顔見知りぐらいにはなりました。彼は、当時と殆ど変わりません。
でも、サッカー用語は随分変わりましたね。当時はボランチとか、ピッチとかなんていうことはありませんでした。自殺点はオウンゴールに、ロスタイムは、アディショナルタイムに変わりましたね。
随分古臭いことを思い出したものですが、仕事で鍛えられたおかげで、一応、普通の人よりは「サッカーを見る眼」を身に着けたと自分では勝手に思ってます。
そのせいか、テレビのコメンテーターがピンと外れのことを言ったりすると鼻白んでしまいます。本職は弁護士とか医者とか公認会計士とかいう肩書きを持っているらしいのですが、何で、本職を一生懸命にやらないでテレビに出たりするんでしょうかねえ?視聴者に人気があるかららしいのですが、視聴者がその程度なのか、番組制作者になめられているのか、まあ、そのどちらかなんでしょう。
サッカーの話からとんでもない方向に行ってしまいましたので、この辺で(笑)。28日のポーランド戦もけっぱれ、日本。決勝トーナメントに行ってくれい!
6月23日は「慰霊の日」。先の大戦末期の対米軍沖縄戦で、沖縄防衛第32軍司令官牛島満中将(57)と同参謀長の長勇中将(50)が糸満の摩文仁で自決した日が昭和20年6月23日未明とされ、この日が日本軍の組織的戦闘が終結した節目であることから、制定されました。(長勇中将は、東條英機と不仲で、彼に睨まれて敗戦濃厚の沖縄に飛ばされたという説があり)
沖縄戦での戦死者は20万人超。うち半数近い9万4000人超が民間人だったと言われます。県民の4人に1人が亡くなったと言われます。
昨日開催された式典で、沖縄県浦添市立の中学校3年生の相良倫子さん(14)が、集まった大勢の人の前で、自身の詩「生きる」を朗読していました。大変感銘を受けました。まだ、中3ですよ。私が中3の時、いかにバカで恥ずかしい生活を送っていたことか、思い出すと穴があったら入りたいくらいです。
私自身、中3の時、こんな難しい言葉や漢字を知っていたとはとても思えない。。。恥ずかしい限りです。
私は、生きている。マントルの熱を伝える大地を踏みしめ、心地よい湿気を孕(はら)んだ風を全身に受け、草の匂いを鼻孔に感じ、遠くから聞こえてくる潮騒に耳を傾けて。
私は今、生きている。
私の生きるこの島は、何と美しい島だろう。青く輝く海、岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波、山羊(やぎ)の嘶(いなな)き、小川のせせらぎ、畑に続く小道、萌(も)え出づる山の緑、優しい三線の響き、照りつける太陽の光。
私はなんと美しい島に、生まれ育ったのだろう。
ありったけの私の感覚器で、感受性で、島を感じる。心がじわりと熱くなる。
私はこの瞬間を、生きている。
この瞬間の素晴らしさがこの瞬間の愛(いと)おしさが今と言う安らぎとなり私の中に広がりゆく。
たまらなく込み上げるこの気持ちをどう表現しよう。大切な今よ かけがえのない今よ
私の生きる、この今よ。
七十三年前、私の愛する島が、死の島と化したあの日。小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった。優しく響く三線は、爆撃の轟(とどろき)に消えた。青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった。草の匂いは死臭で濁り、光り輝いていた海の水面は、戦艦で埋め尽くされた。火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声、燃えつくされた民家、火薬の匂い。着弾に揺れる大地。血に染まった海。魑魅魍魎(ちみもうりょう)の如(ごと)く、姿を変えた人々。阿鼻叫喚(あびきょうかん)の壮絶な戦の記憶。
みんな、生きていたのだ。私と何も変わらない、懸命に生きる命だったのだ。彼らの人生を、それぞれの未来を。疑うことなく、思い描いていたんだ。家族がいて、仲間がいて、恋人がいた。仕事があった。生きがいがあった。日々の小さな幸せを喜んだ。手をとり合って生きてきた、私と同じ、人間だった。それなのに。壊されて、奪われた。生きた時代が違う。ただ、それだけで。無辜(むこ)の命を。あたり前に生きていた、あの日々を。
摩文仁の丘。眼下に広がる穏やかな海。悲しくて、忘れることのできない、この島の全て。私は手を強く握り、誓う。奪われた命に想(おも)いを馳(は)せて、心から、誓う。
私が生きている限り、こんなにもたくさんの命を犠牲にした戦争を、絶対に許さないことを。もう二度と過去を未来にしないこと。全ての人間が、国境を越え、人種を越え、宗教を越え、あらゆる利害を越えて、平和である世界を目指すこと。生きる事、命を大切にできることを、誰からも侵されない世界を創ること。平和を創造する努力を、厭(いと)わないことを。
あなたも、感じるだろう。この島の美しさを。あなたも、知っているだろう。この島の悲しみを。そして、あなたも、私と同じこの瞬間(とき)を一緒に生きているのだ。
今を一緒に、生きているのだ。
だから、きっとわかるはずなんだ。戦争の無意味さを。本当の平和を。頭じゃなくて、その心で。戦力という愚かな力を持つことで、得られる平和など、本当は無いことを。平和とは、あたり前に生きること。その命を精一杯(いっぱい)輝かせて生きることだということを。
私は、今を生きている。みんなと一緒に。そして、これからも生きていく。一日一日を大切に。平和を想(おも)って。平和を祈って。なぜなら、未来は、この瞬間の延長線上にあるからだ。つまり、未来は、今なんだ。
大好きな、私の島。誇り高き、みんなの島。そして、この島に生きる、すべての命。私と共に今を生きる、私の友。私の家族。
これからも、共に生きてゆこう。この青に囲まれた美しい故郷から。真の平和を発信しよう。一人一人が立ち上がって、みんなで未来を歩んでいこう。
摩文仁の丘の風に吹かれ、私の命が鳴っている。過去と現在、未来の共鳴。鎮魂歌よ届け。悲しみの過去に。命よ響け。生きゆく未来に。私は今を、生きていく。
今朝の新聞を読んでいたら、ブログは結構、力があるようで、知らない人でも簡単に署名したり、ヘイト運動に参加したりする人もいるようですね。
いわゆるネトウヨに感化されて署名した人が後悔しているという記事でした。
でも、この渓流斎ブログは無力であり、他人(ひと)様を煽ったり、署名を求めたりしませんからご安心ください(笑)。
とはいえ、読んでも気分が爽快になったり、鬱憤晴らしになったりするかといえば、その逆で、妙に暗い気分にさせられたりすることもあるので、その点はお許しのほどを。
今日は暗い話なので、この先は読まない方がいいと思いますので、ここまで読んで下さっただけでも有難う御座いました。この先は、本人の備忘録ですので、さようなら。
◇◇◇◇◇
迂生も初老の域に入って、色々と身体のあちこちで悲鳴をあげ始めだしました。先日は会社で健康診断を受けましたが、相当悪く書かれました。
あと、何年生きられるかなあ? 漱石49歳、鴎外60歳、芥川35歳、太宰38歳、三島45歳は暗記してましたが、随分お爺さんに見えた谷崎と荷風散人はともに79歳だったとは。
驚いたことに司馬遼太郎は72歳。今思うと随分若かったんですね。それにしても凄い量の仕事をしたものです。今や読まれなくなった哲学者のサルトルは74歳。こちらも意外と若かった。話は飛んで楽聖ベートーベンはまだ56歳の若さで亡くなっていたんですね。モーツァルトが35歳だったので、随分長生きしたのではないかと思っていたので、こちらも意外でした。
また、自分のことですが、体重が学生時代と比べ15キロも増えて大台に乗り、胴回りが昨年と比べて3.5センチも増え、さすがにビールを控えてダイエットを始めました。その甲斐あって、ほんの少しだけお腹が引っ込んでくれた感じです(笑)。
一昨日は、奥歯の銀色の詰め物がまたまた取れました。今年に入って5,6回目。ということは、毎月1回の頻度で取れていたということになり、今日はとうとう新しく詰め物をつくることにしました。麻酔をかけてくれたので、痛みは感じませんでしたが、30分ぐらい椅子に縛り付けられ、口を開け、先生に「ベロを動かさない」と何度も注意され、「助けてくれえい」と弱音を吐きたくなりました。
おまけに、今日は腰痛が久しぶりに出てきて、歩くのが少ししんどい。我ながら、何でこんなつまらないことばかり書くのか不甲斐ないのですが、実はもっと深刻な問題にも巻き込まれ、そのことは流石にブログには書けませんね。
そういうものでしょう。それが普通でしょう?
本来なら、日銀の金融緩和策はいつまで続くのか? 米国に対する報復関税で、真の貿易戦争が始まるのか? またまた円高株安に見舞われるのか?ー といった高尚な案件に触れるべきなのかもしれませんが、ちょっとその体力気力がないのでやめておきます(苦笑)。
あれ? 最後まで読んで下さったんですか? お有難う御座います。
今、熱戦が繰り広げられているサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会のヒーローは、恐らく、ポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)とアルゼンチンのMFリオネル・メッシ(FCバルセロナ)の2人に収束されることは間違いないと思われます。
昨年の世界のスポーツ選手の年収ランキングで、ロナウドは、広告契約料34億円を合わせて計94億円と首位。メッシは同34億円と合わせて87億円で2位と、仲良く分け合っています。それにしても、半端じゃない金額ですねえ。
今年の流行語大賞になりそうな「大迫半端じゃねえ」どころではありません。
ところが、正義の味方であるはずなのに、このW杯開幕を前後にして、この2人には「悪役」としてのスキャンダルに襲われています。
ロナウドの場合は、肖像権収入1470万ユーロ(約19億円)の脱税を行った疑いで起訴され、裁判では、1880万ユーロ(約24億円)の罰金を支払うことでスペイン税務当局と同意したようだと、開幕前に米メディア「ESPN」などで報道されました。
一方のメッシは、今日になって、例の「パナマ文書」の中で、彼と実父が共同でパナマに設立した会社を使って肖像権を巡る租税を回避していた疑いが再浮上したということです。
今回流出した内部メールには、従業員が「ウルグアイ事務所は『メッシ氏親子は(パナマの)会社を利用している』と私に話した」と書いた文面があったということです。金額については、明らかになっていませんが、メッシの弁護士はスペイン紙エルコンフィデンシャルの取材に「終わった話だ。(パナマの)会社は使われていない」と改めて否定したそうです。でも、ますます疑惑は深まるばかりですねえ。
4年前は覚えてませんが、今大会のメッシさんは腕にかなりどぎつい刺青をふんだんに施しており、こんなスキャンダルを耳にすると、失礼ながら、清潔感あふれたスポーツ選手ではなく、どこか、その筋の人に見えなくもありません。
いやあ、こんなこと書くと怒られるだろうなあ。。。
ロナウドとメッシの熱烈なファンの皆さんと、2人に憧れる子どもたちの夢を壊してしまい、大変失礼致しました。
今日は大雨の中、所用のため、あちこち出掛けておりました。
まあ、色んなことがあるもので、某駅のプラットフォームで、小汚い定期入れのようなケースが落ちていて、中を見たら、某有名女子大学の学生証が出てきたので吃驚。所用で急いでましたが、駅員さんに届けました。
「お名前は?」と聞かれたら、「あっしは名乗るほどのもんではごぜえません」と言おうとしたら、駅員さんは慣れたもんで、「有難う御座いました」と言うだけでした。まあ、大切なもんですから、早くご本人の許に届けばいいと思ってます。
もう一つは、来月は数年ぶりに、お仕事で通訳観光ガイドをやることになり、下見に行ってきました。東京は、どこもかしこも1年も経てば、すっかり様代わりしてしまうので最新情報を仕入れなければならないからです。(小生が「庭」にしている銀座も「GINZA SIX」ができたりして、人の流れがすっかり変わりましたからね)
秋葉原に行って、ツーリストインフォメーションに行ったら、営業開始は何と11時。しばらく、暇をつぶしていたら、見知らぬ若い青年が近寄ってきて、「今日は会社から100人と名刺交換するように言われてきましたので、名刺を戴けませんか?」と、この私に言うではありませんか。俺を誰だと思っているんでしょうか?(爆笑)
彼も、街中で、見知らぬおじさんに声を掛けるのも、随分勇気がいったことでしょうが、随分、変な会社に勤めているなあ、と思い、勤め先を聞いたら、どこかのIT系の企業でした。彼と別れて後から、「ブラック企業なのかなあ」と思ってしまいました。
うまいめん食い村 浅草「大黒家」天丼1550円
秋葉原の後、浅草に行きました。1年半ぶりぐらいでしょうが、やはり、少し変わってました。観光センターに行って、外国人観光客向けのお勧めの場所を伺ったら「まるごとにっぽん」という物産展などを紹介してもらいました。後で行ってみましたが、外国人向けの日本の土産屋さんといった感じでした。
浅草の仲見世は、下見しようかと思いましたが、あまりにも多くの外国人観光客で溢れかえって、平日だというのに立錐の余地もないので、諦めて、裏道を通りました。
もちろん、観音様にお参りしましたが、外国人はほとんどお賽銭を入れない感じでした。「観光客はお金を落としてくれるから大歓迎」という安倍政権の政策も、奏功していないということでしょうか。
◇◇◇◇◇
昨晩のワールドカップ・サッカーのロシア大会の日本対コロンビア戦は、何処のブログも書くことでしょうから、控えめにしますが、2-1の勝利おめでとうございます。私も2-1で日本が勝つと予想してました。信じてもらえないでしょうが(笑)。
マスコミも手の平を返したように、西野朗監督を褒めるようになりましたから、現金なもんですね(笑)。
◇◇◇
も一つ、加計学園の加計理事長がやっと顔出し会見。地震とサッカーで日本中の関心の目がそちらに注がれている間隙の中、「記事や報道の扱いが小さくなるだろう」という魂胆がみえみえ。
記者会見は2時間前に通告して、呼んだのは地元の記者だけ。それもわずか30分程度の「立ち話」会見。内容は、責任を部下に転嫁するような趣旨の発言です。加計理事長の「記憶も記録もない」という発言は流行語になり、後世に語り継がれることでしょう。
それにしても、ネットの噂通り、加計理事長は、他人のそら似か、「昭和の妖怪」と言われた岸信介にそっくりですねえ。となると、安倍首相とは「刎頸の友」どころか…?
6月18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする震度6弱の地震があり、死者4人、重軽傷者300人以上という大惨事です。何十万人か、数字は分かりませんが、多くの「帰宅難民」も出たということですね。
亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。と、ともに被害に遭われた皆さまにはお見舞い申し上げます。
京都にお住まいの京洛先生にはいつもお世話になっておりますので、「安否確認」で電話したところ、ご無事で、2011年3月11日の東日本大震災のときは、東京都内のホテルにいて、かなりの揺れを体験しましたが、今回、京都でもそれと同じくらいの激しい揺れに見舞われたと仰ってました。
東京・銀座「岩戸」の「いわしの天麩羅定食」900円。写真は、いわしの天麩羅が運ばれてくる前ですけど美味しかった
さて今回、被害に遭われた場所として大阪府高槻市が注目されました。
高槻市と聞くと、私なんかはすぐ戦国時代のキリシタン大名高山右近の城下町を連想します。大変歴史のある街ですね。
それぐらいだと思っていたら、先日読んでいた洋泉社ムック「藤原氏」の中に、藤原氏の祖である藤原鎌足(中臣鎌子)の墓が高槻市の「阿武山古墳」にあると書いてあり、全く知らなかったので、そのシンクロニシティには吃驚してしまいました。
調べてみたら、高槻市の「阿武山古墳=藤原鎌足」は、ほぼ間違いないらしいですが、学説として百パーセント確定したわけではなく、ほかに蘇我石川麻呂や阿部内麻呂説などもあるそうです。
でも、被葬者は最上位クラスの貴人であることは決定的だそうです。当時の最高位の職冠が埋葬されていたからです。
このように、関西は本当に歴史の宝庫ですよね。ほんの少し歩いただけでも、歴史の教科書に出てくる人物の縁の神社仏閣や建物があります。今のところ、今回の地震で文化遺産の崩壊は聞いてないことだけでも救いです。(ただし、これが、現在、大変苦労している被災者を差し置いたような誤解を生むような表現でしたら取り消しますが、吾人としてはその意図は全く御座いません)
それにしても、大阪が大地震に襲われるなんて、専門家でさえ予測できなかったのではないでしょうか。先週あたりから、千葉県の安房勝山や群馬県の渋川市で地震が発生し、いよいよ関東に大きな地震があるのではないかという人もいたぐらいでしたが、全く予想が外れました。
いずれにせよ、どんなに科学や文明が発達しても、地震だけは予知できないということなんでしょうか。