昨晩は、東京・新大久保の居酒屋で海城高校の目良先生のクラスの同窓会を開催し、私は幹事長を仰せつかっていたので司会進行もやって来ました。
新大久保も随分変わりましたね。驚いてしまいました。駅の改札口は一つしかありませんが、出て右側に行くと、母校の海城学園があり、もう20年近く前の韓流ブームで、韓国系の店がいっぱいできました。
昨日は、久しぶりに改札口を出て、正面の横断歩道を渡り、「グローブ座」方面の脇道を久しぶりに行ったら、立ちすくむほど驚いてしまいました。
トルコ系のケバブなどの飲食店や外国人向けのスマホ・ショップなどが林立し、その辺りに、イスラム系かアラブ系かインド系か、アフリカ系か、これまで見たことがない多くの異人さんたちがタムロしていて、とても、ここは日本なのか?と思わざるを得なくなってしまったのです。
安倍首相や山下法務大臣らには是非とも視察に訪れてほしいものです。
さて、同窓会ですが、48人のクラスメートのうち16人が参加してくれました。本当は20人ぐらい集まる予定でしたが、直前になってキャンセルする人も出ました。来年は大台を突破してほしいなあ、と思いました。
今回の同窓会のビッグニュースは、石川君が関東地方にある中高一貫の名門学園の校長に4月から就任するという話です。
でも、責任が異常に重い重職なので、本人は浮かない表情でした。何しろ、校長というのは、生徒だけでなく、その家族、また、教職員などの人事管理が主な仕事ですから、現職の校長から引き継ぎがあった際、とても校外、いや口外できない機密情報を受け継いだというのです。
そこには、週刊誌記者や学園もののシナリオライターや漫画家が随喜の涙を流して、涎も流して喜びそうな、パワハラやセクハラ、不純交際、お金の使い込みなどのスキャンダルがあったようです。勿論、詳しいことは、ここでは書けませんけど、日本全国のどこの学園にもある話です。
母校の教師になった細田君も「モンスターペアレンツが色々と言ってくるから、担任になると大変だよ」と溜息をついてました。
でも、校長ともなると、学園外の人とのつきあいが生じるので、「機密費」があるそうです。領収書もいらないので、「おい、今回の同窓会費、全部出してくれよ」と冗談で言ったら、石川君は「そんなの出来るわけないじゃん」とあっさりと断ります。まあ、超真面目で、一切不正が嫌いな石川君だからこそ校長にまでなれたのですから、当然の話でした。
高校卒業以来44年ぶりに参加した人も二人いて、高校時代に体重40キロ台とガリガリに痩せていた佐橋君は、今や70キロを超え、30キロも増量。姿、顔形もすっかり変わって、全く誰なのか分かりませんでした(笑)。
彼は、誰もが知っている某コーヒー・メーカー兼チェーン店の取締役に出世していて、これも、皆があっと驚きました。
もう一人、44年ぶりに参加した鈴木君は、横浜の果実卸売り会社の社長になっていました。高校時代は不良でしたが(笑)、親分肌は全く変わらず、どうやら、皆が酔っ払っている間に、彼は二次会の酒代を全部出してくれたようです。
私も久しぶりに少年時代の友人に会って、前後不覚になるほど酔っ払って、どういう風に帰ったのか、覚えていません。鈴木君、今度会ったら、お返ししますから、覚えておいてください。
(このブログは、驚くほど多くの不特定多数の皆様が御覧になっているため、名前の一部は仮名にしております)