都知事選に注目と、あるブロガーの弁明

WST National Gallery Copyright par Duc de Matsuoqua

 18日に東京都知事選が告示され、過去最多の22人が立候補しました(7月5日投開票)。現職の小池百合子さんが、暴露本「女帝」出版もものかは。恐らく再選することでしょう。立憲民主や共産、社民の支援を受けた元日弁連会長の宇都宮健児氏と、れいわ新選組代表の山本太郎氏が、「反小池」票を分散してしまうからです。

 東京都の予算は、スウェーデンの国家予算に匹敵すると言われてますから都知事は強大な権力です。でも、今回のコロナ禍で都の貯金はほとんど使い果たしてしまったという話も聞きます。コロナ対策や五輪問題が選挙戦の焦点になることでしょう。私は都民ではないので、選挙権がありませんが、注目しています。

 それにしても立候補が過去最多の22人ですから、色んな方が出馬されていますね。政党代表や元副知事といったその筋のプロのほか、弁護士、薬剤師、作家、ミュージシャン、歌手…。今の時代を反映してか、ユーチューバーなんておられますね。私は、Wi-Fiは月に6GB程度しか契約していないので、ユーチューブはあまり見ないのですが、中には年に何億円も稼ぐユーチューバーがいるらしく、子どもたちの将来なりたい職業のナンバーワンだとか。驚くしかありません。

 私は、本当に狭い世界で生きているので、漫画も読みません。私が知らないだけで、何百万、何千万部も売れている人気漫画があるらしく、作者の年収も億を超えるとか。いつぞや、1億6000万円もする都心のマンションをローンではなく、さらりと現金で買ってしまう漫画家がテレビに出演していたので唖然としたことがあります。

 本は読みますが、決まってノンフィクションか歴史もの、古典、宗教関係なので、サスペンスとかスリラー小説は読みません。そしたら、森博嗣さんという推理小説の作家が、印税収入が20億円を超え、「お金の減らし方」なる本まで出版されたとかで、これまた吃驚です。大変失礼ながら、1957年生まれの森氏のことを小生は全く存じ上げていなかったのですが、大ベストセラー作家らしく、作品の多くがドラマ化されているそうです(テレビのサスペンスドラマは全く見ないからなあ…)。森氏は、名古屋大学の工学博士号まで取得し、現在は2000坪の自宅敷地に線路を敷いて、毎日、趣味の機関車を運転して広大な庭巡りをして、1日1時間の範囲で執筆を続けているそうです。ポカンと口が空いてしまいます。

 都知事選の話からつい一人で脱線してしまいました(笑)。

 私は推理小説家にも、漫画家にも、ユーチューバーにもなれず、単なるブロガーとなり、年収1億円どころか、1万円ぐらいでしたっけ? 忘れてしまいましたが、年間収益はそんなもんです。えっ?そんなにない?(笑)。「このブログには最近やたらと広告が付く。動画広告まで付く」とお嘆きの皆様。そういった台所事情を察して頂き、文字だらけのつまらないブログでも、広告をクリックしながら(笑)、大目に見て頂ければ幸いです。

 【追記】

 2017年9月に新しく独立してサイトを開いたこのブログは、いつの間にか、30万ページビューを超えておりました。3年弱で30万ですから凄いペースです。これも愛読賜っています皆様のお蔭です。改めて感謝申し上げます。