無知につけ込む商売

横浜・ニュースパーク

先週土曜日にお会いした赤羽村長から聞いた話です。

村長さんは、ある大手のオンライン通販を利用しているのですが、ある日、細かく請求書をチェックしたところ、何と、申し込んだ覚えがない「プレミアム会員」とか何とかになっていて、年間6500円もの会費が取られる、というのです。

村長さんは慌てて、問い合わせをして、「そんな会員になった覚えがない」と言ったところ、先方は何の悪びれた様子もなく、かつ丼をペロリと平らげて、「解約」の手続きをしてくれたそうです。

デジャビュです。

私もその大手通販には経験したことがあります。「翌日届け」とかさまざまな特典を謳い文句にしている特別会員に、私もいつの間にか組み込まれ、会費を払わされそうになったのです。

先方は、あっさり取り消してくれました。

今回、村長さんから同じような話を聞いて、「ハハーン、敵は、見つからなければ、会費と称して余計なお金を踏んだくるつもりだったんだな」と確信しました。

奴らのするよくある手口です。つまり、無知な消費者につけ込む阿漕な商売ということです。

ITに詳しい石田君も「ああ、そういう無知商売は、最初から売上高に組み込まれているんだよ」と、ソッと教えてくれました。

例えば、何でもいいんですが、「使い放題」の光回線だとします。毎月定額で、4000円とか5000円とかすることでしょう。

しかし、毎日、2時間の動画(映画)を見るような人は特別ですが、平日、外に働きに出ているサラリーパースンなら、月に5GBもあれば十分です。いや、平日はメールのチェックぐらいで、週末に動画を見るぐらいでしたら、3GBでも余るくらいなのです。

あたしなんか、週日は真面目に働き、平日は家では殆ど全くパソコンは使わないので、それよりもっと少ない1日100MBで契約して、月わずか970円なんですよ!年間で1万円ちょっと。使い放題の5000円なんかだと6万円ですからね。

これが石田君の言う「無知商売」です。

まあ、日本人は騙されるのが大好きですから、こうして外資系に好き放題にされるのです。

あ、何処の会社かは言ってませんよ(笑)。

18歳にして心朽ちたり

山の幸もいっぱい Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

昨日は、霞ヶ関方面で、おめでたくも次官に昇任された近江屋さんの祝賀会に参加してきました。どういうわけか横浜の日本大通りにある日本新聞博物館「ニュースパーク」で視察した後、その足で横浜中華街にある「一楽」で晩餐会という一風変わった儀式でした。

参加したのは、焼津の半次と眼帯のお仙…といきたいところですが、現代なもんで、いわゆる一つの通称名として、清澄庭園のお龍、汐留のお志野、業界の為五郎、うまずいめんくい村の赤羽村長、それに、主賓の近江屋と幹事の館長さん、渓流斎という7人の面々でした。結局、通称名は焼津の半次とあまり変わりませんでしたね(笑)。

 熊さん Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

まずはあり得ませんが、館長さんの顔パスと直々の御案内で、ニュースパークを閲覧させて頂きました。

前から行きたい、行きたいとは思っておりましたが、今回が生まれて初めてでした。こういう機会がないと、遠いので、なかなか重い腰をあげられません。

「ニュースパーク」は、手短に言いますと、全国で発行されている一般紙、地方紙、スポーツ紙、業界紙が加盟している日本新聞協会のつくった博物館です。7月20日にリニューアル・オープンして全く新しく生まれ変わりました。

小中学生の「社会科見学」のコースとしてちょうどいい感じでした。勿論、大人が見ても、古い新聞や号外が展示されているので、懐かしさを感じることでしょう。

場所は、私は生まれて初めて乗りましたが、東急東横線と繋がっている「みなとみらい線」の「日本大通り駅」につながった歩いてゼロ分のところにあります。

県庁や裁判所、市役所、それに横浜スタジアムにも近い横浜の中心街の「関内」地区にありますが、最近は、横浜の中心街は「みなとみらい」に移ってしまったそうです。関内には商業施設が少ないため人通りも少なく、せっかく、「ニュースパーク」をリニューアルしたのに、入場者がそれほど伸びないのが館長さんの悩みだそうです。(しかも、市役所も近いうちに移転するとか。昔の横浜の繁華街は、伊勢佐木町が中心でしたから、繁華街というものは時代の推移で動くものなんですね。帝都の繁華街も、戦前の銀座、浅草から戦後は新宿、渋谷に移り、21世紀は、清澄公園が注目されてきるとか)

ですから、このブログを読まれた方は、横浜の中華街に行ったついででもいいですから、ちょっと、ニュースパークにも立ち寄ってみてください。業務連絡、館長からのお願いです。

個人的には、大正末か昭和初期と思われる福沢諭吉創刊の「時事新報」の看板や、徳富蘇峰創刊の「国民新聞」の法被なんかを興味深く拝見させて頂きました。
 熊さん Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

見学会が終わって、近くの中華街にある「一楽」で祝賀懇談会が開催されました。近江屋さんの次官就任をお祝いして一献傾けられますと、あとはバラバラで皆さん、言いたい放題(笑)。

一部では、ナンシーとかいう金髪さん(とは言っても日本人!)との合コンの話で大いに盛り上がっておりましたが、羨ましい限りです。

紙数が尽きましたので(笑)、為五郎さんか、館長さんかどちらだったか忘れてしまいましたが、大声で「今日のハイライトだ!」と叫んでいた話題を一つ取り上げませうか。

それは、汐留のお志野さんの旦那さんの話でした。いやお父さんの話でもあります。普段からお志野さんの御尊父は、「男はしっかり口を結んでいなければ駄目だ。ポカンと口を開けているような男にろくな奴はいない。目が泳いでいるような怪しい男も駄目だ」という家訓のような言葉を小さい頃から散々説き伏せられていたため、将来結婚する相手は、しっかりと口が締まって肝が座った人ではなければならない、と堅く信じて、お付き合いする前も、男性の口元や眼ばかり見ていたそうです。

晴れて、その理想にかなった人が見つかり、父親にお目通りしてもらい、合格と言うことで結婚されたそうです。

そのお志野さんの旦那さん。お会いしたことはないのですが、質実剛健で寡黙で、物に動じない武士のようなタイプのような人のようです。

旦那さんは、小学生の頃から高校まで、バリバリの野球部のレギュラーで鍛えられ、監督コーチからの命令や、先輩らからの理不尽なしごきやパシリなどの連続だったそうで、早くも18歳にして人類のあらゆる不条理を体験してしまったそうです。そのおかげで、「社会に出たら、こんな楽な世界があるのかと驚いた」と言ってのけた(失礼)そうですよ。

私とまるっきり逆ですね。学生の頃は、理不尽な運動部なんぞは敬遠しておりましたから、社会に出てから、苦労と理不尽と不条理の連続でした。

若い時に先に苦労した方がいい、という諺みたいな話ですかね?

18歳にして、理不尽で辛酸を舐めつくし、人生を悟ってしまえば、鬼に金棒だ、というのが昨晩の懇親会でのハイライトでした、というわけです。

富裕層の税逃れ

スカイツリー

昨日、ラジオを聴いていて、「へー」と思ったことです。

ながら族で、メモも何も取っておりませんし、うろ覚えの記憶違いもあるでせう。

まあ、飛ばし読みでもしてください(笑)。

読売巨人軍の球団代表時代にトラブルで会社を追われた清武英利さんの話でした。あのカイチさんと同期入社で、今はジャーナリストとして活躍されてます。最近出した「プライベートバンカー」とかいう本が話題になっているということで、インタビューされていました。

要は、超富裕層と呼ばれる日本人がシンガポール(SG)に移住して、税金逃がれをしているという話でした。

超富裕層というのは、数千万円とか1億とかのはした金(笑)ではありません。10億とか20億とか、いや100億円とかの資産を持っている人のことのようです。不動産を除く現金です。しかも、個人です!

それが、日本にいては、相続税も掛かるし、株のキャピタルゲインを得ようものなら、20%の税金がかかる。それなら、SGに移住してしまえ、ということなのです。

SGなら、日本の住民税も相続税もキャピタルゲイン税も掛からない。資産も増えるばかりです。でも、何故、SGなのか?ーそれは、スイス銀行のように顧客の秘密を護持してくれる銀行がたくさんあり、タックスヘイブンの国にペーパーカンパニーをつくってくれたりしてくれるからのようです。

SGは、スイスのように遠くなく、日本から僅か6時間。しかも、日本語のできるスタッフが沢山揃っているということが一番の要因のようです。日本語スタッフと言っても、元野村証券や山一やメガバンク出身の日本人です。彼らは、日本の富裕層をスカウト(笑)して、SGまで移住手続きまでします。

富裕層は、何も法的に違反行為はしていないようですが、何と言ってもおかしいのは、一年の半分は彼は日本に帰国して、日本のインフラの恩恵を浴しているという事実です。インフラとは、道路や上下水道、ゴミ処理とかいったものです。図書館で本を借りてるかも知れません(笑)。

これらの財源は、住民税です。あろうことか、富裕層は、結果的に、その住民税を払わないでただ乗りしているわけです。

こんなことが許されるものか?、と単純に考えてしまいますが、日本の法律では、住民登録がSGにあり、一年の半分を1日でも超えてSGに住んでいるのなら、犯罪者として逮捕できないということなんでせう。あたしは、その辺りの法律に詳しくないのでよく分かりませんが。

この話と相前後して、日本の年金機構が投資に失敗して、昨年5兆円、今年1~6月にもまた5兆円もの損失を被ったそうですね。これが日銀黒田総裁と安倍首相によるアベノミクスの正体です。

そのうち、庶民の年金支払いが滞るSFみたいな日が来るのかも知れません。

それなら、最初から年金などアテにせず、早く富裕層になってSGに移住して、3台ぐらいポルシェやフェラーリを乗り回して、税金を払わず優雅に暮らしたいという日本の若者が増えてもおかしくない世の中になったということなんでしょうね。

宣撫活動報告

いらはいいらはい

昨晩、お風呂で石鹸で顔を洗った際に、間違って、石鹸(の泡)が右眼に入ってしまい、痛いの、何のって!

一応、水洗いしましたけど、寝ても起きても、あれから12時間は経っていると思われるのに、まだ、微かに痛い。長い間生きてはいますが、こんなことは初めてで、皆さんも気を付けて下さい。

◇大本営発表

扨て、今、辻田真佐憲著「大本営発表」(幻冬舎新書)という本が売れているそうで、宣伝広告惹句によりますと、先の大戦中、大本営は847回発表し、敵連合国軍の戦艦43隻、空母84隻を撃沈したことになっていましたが、実際は、戦艦4隻、空母11隻しか撃沈していなかったそうですね。

これは、「過大評価」というより、「大嘘つき」です。この大嘘の発表で、責任を取ったという軍人は聞いたことはありません。よって、「大本営発表」といえば、「大嘘つき」という代名詞が歴史的に定着しました。

そもそも、大本営は政府機関です。体制権力者側です。しかも、國民の生死が懸かっているというのに、こんな大嘘の公式発表していいものなのでしょうか?

米軍はどうだったのでしょうか?

中国は、もともと「怒髪三千丈」の国だから、大袈裟にしか表現しない、という人もいますが、戦果被害については、正確に国民に伝えていたのでしょうか?

日本では、正確な真実を知っていた人間が5種類いたはずです。

まず軍人と軍人以外の外務省職員をはじめとした政府機関の人間。新聞記者。海外の短波放送などを傍受したりして情報を得ていた大学・研究機関、企業関係者。そして、内通者のいたほんの一部の庶民ーといったところでしょうか。

彼らに共通して言えることは、「公式発表」を信用していなかったということでしょう。

時代が変わって、これだけ情報過多の時代になりながら、信用できる情報はほんの僅かです。99.9%が「宣伝広告宣撫活動」情報と言って過言ではないでしょうか。

それなのに、99.9%の現代人は、公式発表を信用しているんですからね。

強迫、成りすまし、おためごかし、懐柔、折伏、勧誘、羨望、欲情、羞恥心、強制…とあらゆる手段を使って、モノを買え、買え、買えと脅迫し、脅迫されている本人さえ自覚がない有様です。

マスコミには、業界用語で「是非もの」というものがあります。いや、という話を聞いたことがあります(笑)。そのマスコミが主催、後援する展覧会、競技会、音楽公演、プロサッカー、野球などを「報道」という目眩しで、宣撫活動を行うということです。

例えば、一年間ペナントレースを戦っているのに、読売新聞は、勝っても負けても、優勝の芽が全くなくなっても、毎日、毎日、巨人、巨人ですからね。

「見ないと流行に遅れますよ」
「東京ドームに行かないと、恥をかきますよ」
「仲間外れにされますよ」

これが、脅迫、羞恥心の宣撫活動ではないと誰が言えますかね?
いる?
あ、関係者ならそうでしょうね(笑)。

騙されることが大好きな人間

亜沙久佐

Getting the heave-ho in that sort of peremptory fashion triggers our deepest fears of being abandoned. It can cause even the calmest, most level-headed people to start behaving obsessively.

最近、アメリカでは、ネットのSNSの世界で突然、交流を遮断することを「ゴースティング」と言うんだそうです。

お化けになる、という意味でしょう。

何があっても、もう返事をしない。二度としない。恐らく、相手のアドレスすら削除してしまうことでしょう。

実行者は、何らかの理由、それが、飽きたから、でも、疲れたからでも、軽い気持ちでも何でもいいんです。本人は、能動的である程度の理由が分かっているからいいのですが、何も知らない受け身のやられた方は堪りません。

「何か、悪いことでもしたのか?」「不愉快な思いをさせてしまったのか?」ー等々、強迫観念と妄想ばかりが広がります。

「ツイッターに100万人ものフォロワーができた」「フェイスブックで10万人もの友達ができて繋がった」などと、日々楽しんではいても、所詮、そんなもん、シャボン玉の泡のような儚い心もとないものなのです。

「繋がる」ことが安易で、上っ面なものだったとしたら「離れる」こともいとも簡単で、義理も人情も、まして罪悪感もないでしょうから、ゴースティングなんてお茶の子さいさいなんでしょう。

あ、そう言えば、何処かの誰かさんが「ブログのアクセスが少ないから、もうやめよう」なんて言ってましたが、この人も分かっていませんね。

ネットなど、所詮、泡沫だということが。

いい加減、目を覚まして、自分自身がネットに依存していることに気が付き、ネットなんぞ二の次にして、適当にあしらう時代になってきたということですよ。

だから私は、数年前にフェイスブックはやめました。あの世界から抜け出すのに、「いいのですか?」「本当に脱会していいのですか?」「本当にやめていいのですか?」という戦慄する程しつこい難所、関所を一体幾つ潜り抜けて脱会できたことか!そんじょそこらのダサい新興宗教より悪どいことが分かりました。

フェイスブックもツイッターも、ヤフーもグーグルも楽天もアマゾンも、個人情報を丸盗みして、宣伝広告をピンポイントで攻撃してくる阿漕な商売をしていることに誰も気がついていないことに、私は本当に唖然としてしまいます。

人間は、騙されることが大好きなんですね。

おめでとう!ポケモンご卒業!

賑やかし

人のふり見て我がふりなおせ

とは、よく言ったもので、過日、都内某所で駅近くの公園広場で異様な光景を目にしました。

もう薄暗い夜の7時過ぎです。

そう、大体30歳代以上の中年初老の男女が数十人、一心不乱になって手元のスマホに熱中していたのです。

スマホのライトが顔面に反射し、皆んな、お岩さんに見えました(笑)。

その公園広場は、ポケモンGOのピカチュウが現れるという「隠れキリシタン」の里(笑)として知る人ぞ知るスポットで、恐らく、口コミかネットで集まってきた輩でしょう。

子供は1人もいませんでした。全員、仕事が終わって帰宅に向かう途中で、道草を食っていたか、油を売っていたかのどちらかだったのかもしれません。

人のふり見て我がふりなおせ

とは、よく言ったものです。

その尋常ならざる度肝をぬかれるほど異様な光景を目の当たりにして、私も反省しましたよ。

気がつかなければ、自分もあの連中と同じことをやっていたのだ、と。

最近、若者の間で、原因不明の偏頭痛に悩まされる患者が増えているそうですね。

その原因の一つが、スマホのようです。

正確に言いますと、スマホの放つブルーレイが眼に非常に良くないらしいですね。これが原因で、偏頭痛から睡眠障害、はたまた眼精疲労から視力障害まで起こすそうです。

最近、どうも疲れやすくなって、集中力も根気力も減退したものだと、我ながら呆れておりましたが、小生もスマホのやり過ぎだったのかもしれません。

眼に毒となるブルーレイは、ブラウン管、液晶画面、パソコン、スマホの順に強烈になっていくそうです。

今の時代に、ブラウン管を使っている日本人は、少ないでしょうが、若者(何とアバウト!)の9割以上がスマホを使っているそうで、毎日、強烈なブルーレイを浴びて健康を害していたわけです。

そう言う渓流斎よ!

毎日、電車の中でスマホでブログを書いたりしていて大丈夫かえ?

人間疎外世界

スターピース

腕時計忘れた!

最近、どうも老化力がメキメキと出て来まして、駅や会社ではなるべく階段を利用するようにしているのですが、息が乱れてハアハアしてしまいます(笑)。

それに、「三十肩」か「四十肩」か知りませんが、右肩が痛くて、シャツを脱ぐのにも苦労する程です。

三年程前に、既に左肩で「五十肩」(何で?)を経験しているので、症状は把握していますし、もう整形外科医には行きません。その場凌ぎで、殆ど全く効き目がなかったからです。

末岡君から「俺もやったけど、放っておけば、一年ぐらいで治っちゃうよ」との話を聞いたものですから、それで病院に行くのをやめたら、左肩はやはり、一年近くで自然と治ってしまいました。

私が通っていた整形外科医は、若いインターン風のお兄さんを4、5人雇っていたので、「経営が大変だろうなあ」と薄々感じていました。何か、商売、商売といった感じで、日曜日まで営業していて、顔を出すと、正直な先生は「カモがネギを背負ってやって来た!」と、目を輝かせて大喜びするので、途中で行く気がしなくなってしまったのです。

ですから、今回は、整形外科に行きません。我慢します(笑)。

◇人間疎外の時代

人間、いつの時代に生まれれば幸せだったのですかね?

身分格差が歴然としていた江戸時代では、自分のやりたいことはできなかったかもしれません(それでも、やり遂げる人はいました)

明治、大正、昭和初期でも、公侯伯子男爵と薩長藩閥の厚い格差の壁と徴兵制がありましたから、自由主義者は生きにくかったでしょう。

では、現代が一番良いかと言えば、それ程でもないかもしれません。

昔のラジオやテレビの聴取率、視聴率の時代は、全くいい加減で、まさに牧歌的な時代だったかもしれません。

今では、ネット広告が中心となり、それを見ている性別年齢職業住所、家族関係、学歴まで分かり、最も効果があるピンポイント攻撃ができるようになりました。

例えが悪いですが、昔の視聴率に基づく広告が、成り行き任せの風船爆弾だとしたら、ネット広告は、誤差範囲数十センチのトマホークほどの違いがあります。昔は「当たれば儲けもの」でしたが、今は必要最低限の労力で「当たって当たり前」の時代となりました。

仕事も全てコンピューター化されて、出退社時間も、業務、営業成績も数値化されて丸見えです。これが、出世ポイントとなり、賃金格差は、年齢性別学歴に関係なく平等に数字だけで取り締まれます。

とはいえ、息苦しい監視社会です。あたしゃ、やっていけませんよ(笑)。ランボーのように、一刻も早いランティエ生活を望むばかりですねえ。

「地盤サポートマップ」は使えます

黒竜江  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

夏休みとなると、結局、ボケーとテレビの前の特等席でリオ五輪観戦にしけこんでしまいますね。

その点、「ポケモンGO」は、外に出て、ポケットモンスターの狩りに行かなければならず、世間では非難囂々の中、運動不足解消に少しはなるのではないかという点だけで、ある程度、この悪魔の小道具は貢献しているのかもしれません。

そういう私も、この渓流斎ブログのネタづくりのためだけに、それが動機で始めたのですが、ほんの少し嵌ってしまい、今のレベルは「16」まで行きましたよ!(笑)。

まだ、ファイトはしたことがないので、今捕獲しているモンスターの何かのCPが1600ぐらいになったらやってみようかと思っています。

と、ここまで読まれた方で、ポケモンGOのことを知らなければ、何が書いているのかさっぱり分からないのではないでしょうか?(笑)

ま、私もこのまま続けて行けば、第一に「目の毒」ですし、「時間の無駄」だと断言できますので、レベルが「25」ぐらいまでいけば、自慢できるでしょうから、卒業しようかなあと思っています。

でも、稀にしか捕獲できない可愛い「ピカチュウ」や「フシギダネ」等を捕獲すると、結構はまっちゃうもんですよ(笑)。

 さらば黒竜江 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

さて、今日は、皆さんに貴重な情報をお伝えしましょう。

「地盤サポートマップ」です。

https://supportmap.jp/#13/35.6939/139.7918 ?サイトアドレス

ま、検索して試してみてください。まず、気になる住所を入れて検索してみてください。その地盤が「いざ」という時にどうなるのか、参考情報が出てきます。

私も、今住んでいる自宅住所を検索してみました。

標高は、意外と低く、わずか12・9メートル。
地質は、川沿いの低地に分布している約7万年前~1万8000年前に形成された段丘層
液状化の可能性は、非常に低い
土砂災害の可能性は、なし
地震の揺れは、やや揺れやすい

と、ありました。
 延辺朝鮮族自治州延吉はハングルだらけ Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

ちなみに、12日に四国電力が再稼働させた伊方原発の住所は、「愛媛県西宇和郡伊方町九町3-40-3」ですから、その住所を検索すると―。

標高は、5.4メートル
地質は、約1万8000年前~現在までに形成された最も新しい時代の地層
液状化の可能性は、やや高い
地震の揺れは、中規模

とありました。

皆さんも気になるようでしたら、ご自宅の住所を検索してみては如何ですか?

他にも色んな情報が出てきますよ。

人間疎外、いや侮辱、いや差別でなえかえ?

 これぞまさしく黒竜江 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur
 平賀貞夫です。

 恐らく、今、皆さんはリオデジャネイロ・オリンピックでテレビの前に齧りつきだと思われます。

 思いも寄らぬ予想以上の日本人の活躍に感涙興奮していることでしょう。

 五輪でメダルを取るぐらいですから、やはり、どんな人にも「物語」があり、共通して言えることは、怪我や精神的葛藤を克服した前後に、超人的な努力があったということしょう。

 まあ、世界一、努力した人間ということで、表彰台のてっぺんに上がる人が我等が同邦日本人だったりすると、感激も一入です。

 例えば、競泳女子200メートル平泳ぎで優勝した金藤(かねとう)理絵選手(27)なんて、一日、2万メートルも泳がされたそうですね、それも、毎日。五輪候補選手でもとてもそこまでできないのでは?

 柔道男子90キロ級金メダルのベイカー茉秋(マシュー)選手(東海大)は、米国人の父親は米国に帰国してしまい、日本人の母親が一人で育ててくれたそうですね。

 オリンピックとなると、「スポーツに政治を持ち込むな」とか「参加するのに意義あり」などと、建前ばっかしが掲げられていますが、本音といいますが、現実の実態は、何と言っても、国別対抗のメダル獲得争いであり、そのためにはロシアのように、国家ぐるみで薬物使用を勧めて目的のために手段を選ばなかったり、国際オリンピック委員会(IOC)委員と呼ばれるスポーツ貴族だけが大儲けして、桁違いな贅沢な暮らしぶりができることが、あまり報道されてないことが残念です。

 川上を見やれば Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 さて、言葉や名称がないと、何か手探りの暗中模索状態といいますか、雲をつかむような話で、なかなか他人を説得できないことが往々にしてあるものです。

 例えば、変態による追い回しや尾行について、適切な言葉なく、犯罪ばかり多発した頃に、「ストーカー」などというレッテルができて、やっと世間に認知されるようになったことがありましたね。

 私が今回取り上げたいことは、電話を掛けると、人間ではなく、コンピューターが出てきて、「はいの場合は1、いいえの場合は2、もう一度アナウンスを聞きたい場合は3を押してください」と応答するケースです。

 電話をかける相手は、ぼろ儲けしている通信会社で、問い合わせたり、解約したりする場合とか、旅行代理店とか、商品説明を求めるためのメーカーとか、駅やバスなど公共交通機関への問い合わせなどです。皆さんも大いに経験があることでしょう。

 そういう時に限って、急いでいるので本当にイライラしてきますよね?

 そして、川下のハバロフスクまで500余キロ Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 これら、電話でコンピューターが応答するシステムをIVR(interactive voice response system)と言うそうですね。日本語で、「自動音声応答システム」。英語が原語なので、米国人が開発したのかもしれません。

 私は、最近初めて知りました。

 このIVRとやら、確かに、人間を疎外するマシーンですね。

 お年寄りなら、マゴマゴしてしまい、分からなくなって、途中で諦めてしまうかもしれません。

 そりゃあ、生身の人間を使うより、IVRを使った方が、便利で安上がりでしょう。だけど、使う方にとって、これほどややこしく、疎外感を覚えるものはありませんね。

 お年寄りといえば、あるネット保険会社の中で、海外旅行の保険は69歳までしか入れない規定になっていることが分かりました。

 つまり、70歳以上は、その掛け捨て保険に入れないのです。

 ということは、70歳以上の人は、「人間じゃねえ!」と言われているようなものです。

 人間疎外どころか、人間侮辱、いや、差別行為ですね。

 皆さん、よう黙っていられますね。ナヌ?まだ、70歳じゃないから、自分には関係ない?

監視社会熱烈到来網

明治年間創業

コメントのunknown様には見事に見透かされましたね(爆笑)。
でも、昨日は、口角泡を飛ばして叱咤激励したおかげで、少し元に戻ったようです(笑)。

◇8月4日(木)のアクセス数
閲覧数=190 PV
訪問者数=110 IP
順位=8063位

今という時代。

やはり、ネット抜きには語れなくなりました。私も普通の人より早く、1995年に初めてインターネットを始めましたが、思い起こせば、1984年のロサンゼルス五輪のときに、その先駆けに触れていました。

コンピューター室がありまして、そこでは、試合結果や選手のコメントまで(英語で)出てきました。勿論、プリントアウトもできました。

そして、何よりも、今のようなメールも使えたのです。今から32年も昔ですよ!ライバル社の人間が、私が彼のメールを覗き込んで見た、と顔を真っ赤にして怒りまくっていたことを思い出しました。

私は見ていませんでしたが、どうせ、そいつは、卑猥な口説きメールをおねえちゃんに書いていたのでしょう。そういう人間でしたから。

その後、パソコンが、ここまでパーソナルなツールになるとは思いもよりませんでした。1980年代末、欲しくて堪らなかった「アップルII」が、1台200万円もしたことを覚えています。買えるわけがありません。

しかし、その進化も頭打ちで、「究極のツール」のiPhoneの売り上げが、最近、世界的にも落ちているということで、もう、イノベーションも終わってしまったのか、危惧しています。

ただ、情報発信の仕方が随分変わりましたね。監督官庁も、多国籍企業も、そして、スポーツ選手や芸能人まで、自分から直接情報を発信することになりましたから、別に、記者クラブに所属しない人間でも、報道関係の人間でなくても、同じように同種類の情報にアクセスすることができるようになりました。逆に言うと、自分たちの都合の良い情報しか流されていないのですが。

ユビキタスで世界中の株式や為替のリアルタイムの数値も入手できますので、誰かさんのように、脱税ではなく節税のために、会社をシンガポールに設立して大儲けすることもできます。

情報に関しては、自分の好きな、自分が信じる正しいと思う記事だけに接触することができます。

ですから、サヨクはますますサヨクに、ウヨクはますますウヨクになることができます(笑)。

ディズニーやキティちゃんなど自分の好きなアイテムだけに囲まれた気持ちの良い空間を築き上げることと一緒です。

「それがネットの悪いところ」と批判する人もいますが、何も新聞でもテレビでも同じです。テレビは、自分の好きな番組だけ見て、嫌いな政治家や評論家やタレントが出てきたら消すか飛ばすし、新聞だって、同じように取捨選択していることでしょう。

SNSにしても、電話の音声コミュニケーションが、文字情報に変わっただけで、内実は変わりません。やってることは一緒。

ますます息苦しい監視社会にはなりましたが、戦前の治安維持法で特高から四六時中監視されていた時代と比べれば、現代は天国ですよ。

勿論、これから先、どうなるか分かりませんけど…。