世界自然遺産

知床が世界自然遺産に登録されたのは、日本時間で7月15日のこと。
その記念すべき日に知床に足を踏み入れることができました。
例の木下小屋で一泊し、翌朝、「オホーツク展望台」に登った後、知床自然センターに行きました。

ここは、知床を訪れる人なら誰でも必ず立ち寄る所です。記念品や土産物のほかに、ガイドブック、知床の大自然を写した「ダイナビジョン」もあります。いわゆる知床の情報発信基地です。

ここに、知床の世界遺産登録を祝して御神酒がおいてあったのです。各自、自由に飲めるというので、早速、一杯所望すると、とても冷たく、喉越しがよく、天にも登る気持ちでした。

思わずおかわりしてしまいました。

近くに老夫婦がウロウロしていたので、ほろ酔い気分で「これ、とても美味しいですよ」と薦めたら、無視されてしまいました。

変なおじさんに見られたのでしょう。

エゾシカ

しばらく「絵日記」が続くことをお許しください。

ご覧の通り、エゾシカです。なかなか勇壮でしょう?野生の鹿なので、筋骨隆々。観光客慣れしているところもありますが、やはり動物園の鹿とは比べ物にならないくらい生き生きしています。

この鹿も現地では嫌われ者だそうです。大事な作物を食べたり、木の皮を食べて樹木を枯らしたりするからだそうです。

半分は当たっているのですが、半分は人間のエゴでもあるのです。
難しい問題です。

知床が世界自然遺産に登録されたことにより、高橋北海道知事は早速、観光客の立ち入り制限などの「知床ルール」構想を明らかにしました。

エゾシカも道内に3万頭くらい生息し、そのうち、1万頭くらいが知床に住んでいるそうです。(小耳に挟んだうろ覚えの知識ですが)
これから、増えるエゾシカをどう対処するかという問題も、いたちごっごのように永遠の課題として続くことでしょう。

部外者の私としては、出来る限り保護して欲しいのですが…。あの瞳を見ているだけでも、本当に、バンビさーんと言いながら抱きつきたくなります。

知床潜入記

いよいよ知床に足を踏み入れました。

知床というのは、アイヌ語で「地の果て」という意味だとばかり思っていたのですが、最近では「地の突出部」つまり「岬」という説が有力になってきました。アイヌ語の「シリ・エトコ」からきているそうです。

最初に泊まる所は山小屋だったので、何の食べ物もないので、取り敢えず、斜里町の街中のレストランで腹ごしらえすることにしました。「海鮮スパゲティー」900円。うーん、値段は観光地並みです。失礼、観光地でした。大体のメニューは平均1500円ぐらいでした。

泊った山小屋「木下小屋」は、羅臼岳の縦走コースの登山口にありました。「地の果て」という感じでした。電気がありません(ランプです)。トイレは外です。もちろん、電気がないので、夜の使用は不可能に近い。いやいや、こんなこと言うのは私くらいでしょう。用意がいい人は、皆、懐中電灯を持っていました。

そういえば、皆さんの装備がすごいのです。熊除けの鈴は当たり前。立派な登山靴。テントと寝袋と一週間分くらいの食料が入っていそうなバックパック。膝に防水のサポーターをはめ、魔法の杖を二本も持参しているのです。

私は日本の百名山も何も知りませんが、アルピニストにとっては、たまらないのでしょうね。

こちらは重装備でもなかったので、登って約40分くらいのところにある「オホーツク展望台」までトレッキングにいきました。いや、結構きつかったです。踵の皮がベロンチョと剥けてしまいました。

そういえば、木下小屋の近くの岩尾別温泉のあたりで、キタキツネを見ました。

なかなかラッキーだと思います。テレビや写真集などで、多くの動物たちを目にしますが、あれは何時間も粘り強く待機して、努力を重ねて撮ったものだからです。ぽっと出の観光客がそう易々と動物たちと遭遇することはありません。
その点、幸運でしたね。

霧のない摩周湖


オンネトーの後、「霧の摩周湖」を目指しました。摩周湖を訪れるのは、実に32年ぶりです。
32年前は確かに、布施明の歌の通り、霧で何も見えなったという記憶があります。

今回、初めてまともに見ることができました。

湖の真ん中に「弁天島」があることも初めて分かりました。

展望台からの眺めだったので、湖面と展望台の距離は800㍍くらい離れていたと思います。

それでも、青々とした瑞々しい水を満々と貯めた湖には、吸い込まれてしまいそうな美しさがありました。

摩周湖なんて、名前もいいですね。

まあ、変な文章を読むより、摩周湖の美しさを写真を通してだけでも味わってください。

オンネトーの夏

知床に行って参りました。感動、感動、感動の渦でした。
そこで、ちょっと、時間を掛けて「知床大旅行」のご報告を致したいと思います。
序章は、まだ、知床は出てきません。
まずは、途中で立ち寄ったオンネトーからです。
賢明な読者諸兄姉は覚えていらっしゃるでしょうが、私は昨秋、紅葉を見に、オンネトーを初めて訪れ、その美しさに感動しました。

でも、夏のオンネトーもなかなか素晴らしかったです。

きれいでしょう?

感動すると言葉が出てきません。左の山並みが雌阿寒岳で、右が阿寒富士です。

まるで絵葉書みたいでしょう?

今日は誰かさんの○○回目の誕生日です。
友人からお祝いのメールももらったり、お寿司をご馳走になったりしました。

この場を借りて御礼申し上げます。

有難う!

それにしても、早く、知床が見たいなあ。

知床

知床が14日に、ついにユネスコの世界自然遺産に登録されました。

私は居ても立ってもいられなくなったので、これから旅立ちます。

ということで、私のブログは、三日ほどお休みさせて戴きます。

あしからず

いい写真撮ってきますからね!

お楽しみに

愛知万博

私自身は、愛知万博に行くつもりはないのですが、ちょっと気になる話を聞いたので、ご披露します。

まず、入場券が大人一人4600円らしいのですが、個別のパビリオンに入るためには、無料の所がほとんどなのですが、並ばなければなりません。特に「マンモス」や「トヨタ館」など人気のスポットになれば、この夏、炎天下で3時間も4時間も並ばなければなりません。
そこで、生み出されたのが「入場整理券」です。例えば、午前中にトヨタ館の「13時30分入場」の券を確保すれば、午前中空いた所を回って、午後その時間に行けば、並ばずにすんなり入れて時間の節約になるわけです。
この予約券ともいうべき整理券がインターネットでも無料で手に入れることができるそうです。例えば、「8月3日午前10時、トヨタ館」といった券が。(実際に見ていないのでこんな感じではないかもしれません)

しかし、世の中には悪い奴というか、小賢しい奴がいて、入場券とこの予約券をセットにして、高額の料金でネットオークションなどで売りさばいている輩がいるそうなのです。

いわば、ネット版ダフ屋ですね。

まあ、世の中、需要と供給の世界ですから、欲しい人がいるから売れるのです。ですから、非難してもこの流れは止まらないでしょう。それでも、この話を初めて聞いた時、「へー」と思ったわけです。

野人

今日は仕事をさぼって、鹿追町まで野人を見に行きました。

野人は目も留まらぬ速さで、タランボを採ったり、露天風呂に入ったりしました。

「野人」といっても、皆さん、誰も信じないでしょう。
ですから、写真を撮っておけばよかった、と後悔しました。

紫竹ガーデン

今日は北海道帯広市にある紫竹ガーデンに行ってきました。

チューリップが満開でした。

何と220種類のチューリップが160万株もあるそうです。壮大、絶景、唖然です。

帰り道、牛さんがいました。とても好奇心が強く、向こうから近寄ってきました。

ロバさんの方はとても臆病者で、逃げてばかりいました。
最近、本を読まなくなりました。本を捨てて田舎に出て、動物とお花と会話しています。

流鏑馬

今日は、あの剣山どさんこ牧場へ「流鏑馬」を見に行きました。

みんな鎌倉の武士のような装束で、老若男女も凛々しい若武者に変身。お馬さんも砂埃をあげて、100mを全力疾走していました。

昼休みには居合い抜きのデモンストレーションをやっていました。外人観光客も初めて見る日本刀にちびっていました。

エゾヤマザクラも満開でした。

これではまるで小学生の絵日記ですね。そういえば、知らない幼稚園児くらいのかわいい男の子が「おじさん」「おじさん」と言って懐いてきました。100万匹くらいいるおたまじゃくしを見たり、犬と遊んだり、ブランコに乗ったりしました。