醒めた総裁選 

 

 

 

阿相さんになるものとばかり思っていたら、一夜にして事態が急転換して、結局、副田さんが総理総裁になるようですね。派閥の領袖の方々が逸早く支持に回り、数合わせで副田さんの勝利に決まるようですが、選挙する前に既に結果が分かってしまっては、興味も半減しますね。

 

そもそも、日本の場合、一国の最高権力者を国民が直接選ぶことができないので、無関係者はいつも隔靴掻痒なところがあります。選挙で投票する際は、その党の総裁、代表が首相になってもらうつもりで投票する気構えがなければいけないということでしょう。

 

気になっているのは、阿相さんにしろ、副田さんにしろ、前の阿部さんにしろ、元首相の孫だったり、子供だったりして、世襲化が目立つことです。封建時代からお殿様世襲制度が身に付いた日本人の心因性からくるのでしょうか。

 

昨晩は、本当に久しぶりに、高校時代のバンド仲間と音楽遊びと飲み会。卒業して何十年も経つのに、お互い、心因性がちっとも変わらないということを感じた次第です。特に、ドラムスの白川君なぞは、企業経営者の二代目。いわば世襲のお殿様みたいなもので、話すことは、ゴルフと株とお金のことばかり。外国語が嫌い。外国人が嫌い。朝日新聞が嫌い。いや、批判なんかしてませんよ。彼は、私にとって、長年の友人で、非常に愛すべき存在です。

彼はお金持ちですよ。大金持ちでも、人に大盤振る舞いするタイプではありませんが…。何しろ、日本の総理大臣より年収があるのですから!世襲議員の先生の皆様方も、白川君と似た境遇と心因性の持ち主ではないかと、勝手に想像してしまいました。

 

あ、ばらしちゃいました。白川君がこのブログを読まないことを期待しています。が、大丈夫でしょう。彼は他のサイトを見るのに一生懸命で、ブログなんかに興味ないと言ってましたから。