人間は猿なのだ

伊太利亜フィレンツェ

今日は新聞休刊日なので手持ち無沙汰です。

だいたい、ブログは、新聞に目を通してから、その日何を書こうかなあ、と考えたりしますので、新聞がないと困ってしまいます。

本当は休んでもいいんですが、根が真面目なもんで、こちらも困ってしまいます(笑)。

で、駅についたら、今日も人身事故とかで電車が遅れてます。ゲッ、大混雑だあ~

鳥取あたりでは33年ぶりに大雪だそうで、日本海側はどこも雪で大変でしょう。一方、太平洋側は、小学校で習ったように、中央の山脈で雪こそ防がれますけど、酷い寒風、からっ風が吹き荒れ、凍てつく寒さです、

伊太利亜フィレンツェ

昨日なんか、何が哀しいのか、自転車に乗ったら、恐ろしい寒風で、自転車が漕げない!前に進まず、凄い運動になりました。

帰ってきたら、京都にお住まいの京洛先生から電話がありまして、ラジオで、ある大学の学長さんの面白い話を聞いたと言うのです。

その先生は、人間、物事を決めるのに引用ではなく、白紙で、直感で決めた方がいいというのです。

だから、統計や数字に頼る経済学や、心理学では駄目だというんですよね。(何で駄目なのか、また聞きなので詳細不明ですが…笑)

その方は、ゴリラ研究の世界的権威らしく、人間だったら大事件となって法廷で裁かれるようなこと、例えば、メスが他のオスと親密になったら、前のオスとの間にできた子供を殺してしまうといったようなケースがあるそうですね。

アメリカ南部の聖書原理主義者らは否定しますが、人間は猿から進化したのですから、猿が行うことは人間にも「遺伝」してもおかしくないという話になります。

ボス猿がハーレムをつくるとか、ボス猿の権威を利用して威張る猿とか、ボス猿に取り入って食べ物を差し出す猿とか、裏切り、密告などの情報戦や神経戦も巧みなようです。

伊太利亜フィレンツェ

人間も愚かな動物で、いつまで経っても争いごとはなくならず、嫉妬したり、妬んだり、威張りくさったり、他人を支配したりします。

でも、それらの行為は、猿にもあり、人間は猿なんだと思うと、何となく気が楽になれませんかねえ?

他人に期待したり、理想を持ったりするから、裏切られると気落ちしたり、立ち上がれなくなったり、いつまでも拘ったりするのです。

人間とは、密告と裏切りが得意の猿なんだと思うと気が晴れるような感じがします。

嗚呼、新聞休刊日だとこんなことしか書けへん。