キング・カズとキャステラ1番

伊太利亜ローマ

キング・カズことFC横浜の三浦和良が、50歳の誕生日だった昨日、Jリーグ公式開幕戦に先発出場を果たし、最年長プロ記録を更新しました。

スポーツ選手で、50歳ですからね。50歳でもプロとしてやっていけるものなんですね。不断の努力の賜物でしょうが、それにしても凄過ぎる。人間の域を超えている!

このカズのことは、日本人なら誰でも知っているでしょうが、プロの世界ですから、色んなチームに移籍しています。今、どのチームにいるのか調べたところ、カズの実父は、「覚醒剤密輸で3回も逮捕歴のある人だった」という天下の「アサヒ芸能」の記事がありました。

へー、知りませんでしたね。(ネット時代は、いやなもんですねえ)

私は、カズのことを知ったのは、もう30年以上昔の日本リーグの読売クラブの頃で、父親は静岡でスポーツ用品店をやっている人だとばかり思っていたのですが、色々あるんですね。

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もう一つ、昨日は、東京マラソンが行われ、男子はケニアのウィルソン・キプサング(34)が2時間3分58秒で初優勝。世界新記録には届かなかったものの、日本国内のレースで初の2時間3分台となるの快記録をマークしました。

そこで今の世界記録を調べたところ、2014年9月28日、ケニアのデニス・キプルト・キメットがベルリンで出した2時間2分57秒でした。えっ!?私のような古い人間は驚くしかありませんでした。

私が集中してマラソンを見ていた頃、世界記録は2時間8分程度でしたからね。

1970年代後半から80年代。日本の瀬古や宗兄弟、中山あたりがまだ世界の強豪と互して闘い、オリンピックでも金メダルを獲得できるポジションにいた頃でした。

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そう言えば、1981年の福岡国際マラソンで、オーストラリアのロバート・ド・キャステラが2時間8分18秒の当時の世界第2位の記録で優勝したことがあります。

その時のスポニチの見出しが、「キャステラ1番、記録は2番」というスポーツの見出しの歴史の中でも今でも忘れない名セリフでしたから、よく覚えています。

ま、この見出しも文明堂のカステラのコマーシャルを知らない若い世代では全く通用しないでしょうが。

あれから35年も経てば、世界記録が2時間8分台から2時間2分台にまで短縮していたとは、迂闊にも気がつきませんでした(笑)。

これじゃあ、世間から置いてけぼりになるはずですよ。