犯人に間違えられた話

銀座

日本は少子高齢化で、この先、景気が低迷して、近い将来、もはや経済成長が見込まれないアジアの小国になると識者は予想してます。

しかし、生活のため、都会に出稼ぎに出てきますと、そんなこと、あまり感じられませんね。

都心の駅は、とにかく人、人、人でいっぱいですからね。電車内も立錐の余地もなく立ちっぱなしです。鬱陶しいと言ったらありゃしまへん。

昨日の夕暮れ。帰宅を急ぐサラリーマンや天下りした文科省の元役人に混じって、混雑する駅の構内を蟻の兵隊のように順列縦隊で歩いていたら、右横斜め前を歩く中年女性の肩がけのツーウェイバッグのチャックが半分ぐらい開いているのが目に飛び込んできました。

貴重品が入っていなければ、別に大したことなく、もしかして、格好良いと思って開けているのかもしれませんが、スリの多い諸外国ではまず考えられません。

どうしようかなあ、と思って、彼女の方をチラッと見たところ、たまたま目と目が合ってしまったので、「チャック開いてますよ」と声を掛けてあげました。

そしたらどうでしょう。

そのオバハン(もう女性ではなく)は、キッとこちらを睨み返し、まるで私がチャックを開けた犯人か痴漢であるかのような扱い方をするのです。

呆れましたよ。

見て見ぬフリでもすればよかったのでしょうか?

だから、都会を彷徨く田舎もんは嫌いです。

カンボジア舞踏「ラーマーヤナ」の夕べ

la cuisine tourganelle

昨晩は、日本最大の中国専門ニュースサイト「レコードチャイナ」の八牧社長兼主筆のお導きで、アンコール聖舞踏団によるカンボジア舞踏「ラーマーヤナ」を観劇して参りました。

会場は、錦糸町のすみだトリフォニーホールでした。錦糸町はかなり久しぶり。もう20年以上ぶりかと思いますが、すっかり変わって昔の面影が全くないので吃驚。錦糸町といえば、かつては場末の盛り場の代名詞みたいで、キャバレー(死語)街というイメージでしたが、今では、外資系のカフェや牛丼のチェーン店やコンビニなど、何処にでもある似たような小綺麗な盛り場になってしまいました。

最近は、生誕地にほど近い場所に浮世絵の大家葛飾北斎の美術館ができたらしく、すっかり文化都市に変貌し、観光客か住んでいるのか分かりませんが、外国人の姿が目立ちました。

流石、東京で、夜遅くなっても人通りが全く絶えず、その数が半端でないことにも驚かされました。

で、肝心の舞踏劇ですが、秋篠宮殿下と妃殿下の御臨席を賜わる格式高い夕べでした。演目の「ラーマーヤナ」は、よく知られる古代インドの長編抒情詩ですが、カンボジア風に翻案演出され、本来なら神聖な演劇だとは分かっていても、お酒を呑みながら、リラックスして鑑賞したい気分でした。

あの、インド・コブラをおびき出すような独特の音色の笛やお腹の底に響く太鼓は、どうもタイやミャンマーやインドネシアなどの東南アジア諸国に共通しており、よほどのことがないと区別がつかない感じでした。

カンボジアというと、どうも「キリング・フィールド」のタイトルで映画化もされた20世紀最大の悲劇の一つであるポルポトによる大虐殺のイメージが未だに強すぎて、ベトナム戦争の余波とその後のベトナムからの侵攻などで悲劇の国の印象で固まってしまってます。

しかし、古代中世は、アンコールワットで知られる寺院などが建設され、華やかなクメール文化が花開いたことが、舞踏劇を見て、少しだけ思い起こされました。

本当は、ラーマ王子とシータ姫に注目しなければならないのに、ハヌマン将軍率いるサル軍団のサルが本物に見まごうばかりに、動作や表情が豊かで、よく研究してるなあと感心しました。

舞台がはねて、一緒に観劇した八牧社長と御社友のU氏の3人で、錦糸町駅ビル内のアジアン料理店「サパナ」で懇親会。初めてネパールのムスタンビールを飲みました。春巻に似たガパオ、パッタイ、タードリチキンなど此処は格別に美味しかったでしたよ。

10年以上ぶりに再会したU氏の御尊父は、東大医学部長と静岡県立大学長などを歴任された方だったという「噂」を聞いて、驚いたなあ。

表札泥棒

銀座

その話を聞いたとき、不謹慎とは知りながら、思わず大声でお腹を抱えて笑ってしまいました。

京都にお住まいの京洛先生の表札が盗まれたというのです。

私も何回か、いや、何回も京都の御自宅にお邪魔させて頂き、いつもその不釣り合いな立派過ぎる表札(恐らく、白檀の高級材が使われ、末端価格10万円か?)を崇めたことがありますが、まさか盗難に遭うなんて思いも寄りもませんでした。

第一、盗んだところで、どうするんでしょう?人様の名前ですから、使いものにならないのでは?

「それが、転売するらしいんですよ」と京洛先生。

しかし、同姓同名ならともかく、京洛先生の本名は、戦国武将のようなお名前で、まず、現代人にはいません。せめて、江戸幕末の頃までは多かったかもしれませんが、恐らく、明治に入り、絶滅危惧種となりました。

本当です。

だから、まず、現代人で同姓同名はあり得ないと思いますので、再利用は不可能です。

ヤフーオークションに掛けても、買う人がいるかどうか。

それとも、あまりにも立派なお名前で、異様に黒光りして屹立する表札には、神々しささえ感じられ、マニアの盗人が神棚に飾るのでしょうか?

「そうです。表札を貰った人は出世すると言いますからね。皆さん御存知の一部上場の大企業に勤務されているXさん。あの方から所望されて、昔、小生の表札を差し上げたことがあるんですよ」

嗚呼、そう言えば、Xさん。今や、グループ社員20万人を抱える大企業のトップ目前です。

それに比べ、渓流斎は、出世とはまるで縁がなく、「終わった人」(内館牧子)と相成りましたが、京洛先生から表札を頂いたことがありませんでしたからね。

なあるほど。

日本の食料自給率39%を放置してええものか?

東京スカイツリー

JBSと聞いて、すぐ何の会社か分かる日本人は皆無に近いと思います。

恐らく、スピーカーの会社(それはJBL)か、ミュージシャン(それはJSB)だと勘違いする日本人が多いと思います(笑)。

実は、世界最大級のブラジルの食肉会社なのです。牛肉、豚肉、鶏肉なんでもござれ。アメリカまで含む世界各国の食肉会社をM&Aで傘下に入れ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

ブラジルには第2位の食肉会社BRFもあります。いずれも今、腐った不衛生な食肉を世界各国に輸出しているのではないかという疑惑に晒されております。

日本ではあまり報道されていないので、知らなかった人も多いと思います。

何しろ、しっかりと会社名を具体的に出していたのは、ロイター通信など外国の通信社だけでしたからね。

それら外国の報道などによると、これらブラジルの食肉会社は、もう何年も前から、衛生管理の行き届いていない食肉を世界各国に輸出していたそうです。何故、そんなことができるのかというと、検査官に多額の賄賂を贈って見逃してもらっていたからなのです。

早速、ブラジルからの食肉輸入の禁止措置を講じたのが、中国、韓国、ベトナムなどのアジア諸国です。日本も鶏肉の80%もブラジルから輸入しているので、遅ればせながら対策を打ち出し始めました。

あ、先日、たくさんの焼鳥を食べてしまった!

お~こわ~です。

兎に角、日本の食料自給率は、カロリーベースでわずか39%なんですからね。何処かの国からの食料輸入が止まったら、もう日本はお手上げです。貧乏を売り物にしているタレントさんのように、公園の草を食べて生き延びるしかありません。

いずれにせよ、日本の食料自給率は低過ぎます。カナダの258%は異様に高いとしても、フランスは129%、米国も127%もあります。鎖国したって、十分に食べていけます。

政財界の偉い方々は、この異様に低過ぎる日本の食料自給率について、もう少し考えて頂いてもよろしいんじゃないかと、私は心配してます。

稀勢の里逆転優勝から見る角界の歴史社会哲学的驚天動地流考察論考

中国 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 昨日の大相撲大阪場所の千秋楽。19年ぶりの日本人横綱稀勢の里(30)が怪我を押して、照ノ富士を優勝決定戦で下して逆転優勝し、日本中を感動の渦に巻き込みました。

 会場では、どよめきと歓声で地鳴りが起きたとか。

 凄いですね。スポーツは、筋書のないドラマですから、誰もこんな展開が待ち受けているとは想像できなかったことでしょう。ご案内の通り、稀勢の里は十三日目に横綱日馬富士戦で左肩を負傷して救急車で搬送され、一時は休場までささやかれたというのに、稀勢の里は「自分の力以上のものが出た」と言いますからね。

 久しぶりの名勝負を見せてもらいました。

 中国 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 しかし、捻くれ者の渓流斎ですから、素直にこのまま万歳と喜んでいいものやら、と魔がさしてきてしまいました(苦笑)。

 まず、あれほど騒がれた八百長問題は一体どこに消えてしまったのでしょうか?

 今場所は、あまりにも出来過ぎたドラマなので、それさえ疑われる余地がないことを不思議に感じてしまいます。

 それに、あの八百長問題では急先鋒だった「週刊ポスト」でさえ、鳴りを潜めてしまっています。

 やはり、すべて真剣勝負、ガチンコ勝負だった、ということで一件落着しても問題ないということなのでしょうね。

 何しろ、休場が危ぶまれる大怪我をするぐらいですからね。

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 相撲は日本古来の伝統格技で、神にささげる神事とまで言われています。

 しかし、興行ですから、それにまつわる興行師、地元名士と呼ばれる裏社会の人たちが業界を支えているという事実を見落としがちです。

 関取のパトロンのことをタニマチと言いますが、大阪の地名の谷町から来たという説が有力だということはよく知られています。

 2017年2月18日の渓流斎ブログ「角岡伸彦著『ピストルと荊冠』は深く考えさせられました」でご紹介した部落解放同盟大阪府連合飛鳥支部長であり、広域暴力団山口組系柳川組傘下の金田組組員でもあった小西邦彦氏があの昭和の大横綱と言われた千代の富士のタニマチで、会合に出る約束を破った千代の富士を殴りつけたというエピソードが、同書の中に出てきます。

 山口組三代目の田岡組長と出羽の海一門、二所の関部屋一門のタニマチであったことも知られています。

 最近では、政治家への献金が発覚して不遇で亡くなった実業家や女占い師さんがタニマチとして有名だったらしいですね。

 タニマチになれなくても、懸賞金を出す富裕層も多くおります。あれは、相撲担当記者さんから聞いた話では、1本5万円で、力士本人には3万円の金額が懐に入るそうです。

 まあ、それがどうしたということで、こんな細かいことをゴチャゴチャ考えなくて、何も知らないで、ただただ、ハラハラドキドキしながら楽しんでいればいいかもしれませんね。
 
 日本的な、あまりにも日本的な世界で、世界中見渡しても他に何処にもない世界ですから、個人的には、この伝統は未来永劫続いてほしいと思っています。

 

海城高校の同窓会

中国 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

昨晩は、母校の東京・新大久保の海城高校の同窓会に久しぶりに参加し、二日連続の痛飲で、どうやって帰宅できたのか覚えておらず、またもや二日酔い。遊びまくってます。

場所は、新宿御苑にほど近い「北海亭」という居酒屋で、アジフライと貝スキが名物らしく、驚くほど美味のメニューでした。どうやら、早稲田大学のボート部・OB連中のたまり場らしく、奴らはこんなうまいもんを食べているから、体力勝負の闘いを乗り切れるのだと納得しました(笑)。

担任だった目良誠二郎先生の御来駕で、色々と話が盛り上がりました。先生は73歳でまだ若々しく、他人が見れば、どっちが先生で、どっちが生徒か分からないほど逆転してしまいました。

何しろ、卒業して42年も経つんですからね。

昨日は、本当に卒業して以来一度も会ったことがなかった友人とも会いました。42年ぶりだというのに、心は高校時代にスイッチが入ってしまっていますから、そこら辺の悪ガキと全く変わらず、「おい」「おまえ」「馬鹿野郎」と言いたい放題でした。

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個人情報ですから、どしどし、渓流斎ブログに載せよという声はありませんでしたが、ほんの少し御紹介しますと―。

今回幹事役を務めてくれた某有名女子高の教頭先生になった金澤大君。

中谷元防衛相と防衛大時代同期ながら途中でやめて、国立大歯学部に入り直して博士号まで取得して、北海道旭川で巨大な歯科医院を経営している林俊輔君。東京の下町で薬局店を開業している平田高司君。青森弘前の病院で理学療法の技師長になったタコこと小島俊夫君。文化系だったのに理系に転向したこの3人は凄いと思います。

ズバリ当たる本も数冊出している経済評論家の岡本昌巳君。彼は高校時代から長編小説を書き作家を目指しておりました。

鉄道系に入った磯淳二君と北川勉君。あ、彼らには、牧久氏の「昭和解体 国鉄分割・民営化30年目の真実」(講談社)を読むように勧めるのを忘れてしまいました。

プロのミュージシャンになった佐藤史朗君。アコーディオン奏者としてのコンサート活動のほか、舞台音楽も作曲しているとか。

銀座(安藤組が横井英樹を襲撃したビルの近く)で宝飾店を経営している田中英夫君。病気が完治してよかった。

商社マンとして活躍している斎藤正明君と菅谷元一君。斎藤君は社長さん、菅谷君は室長さん。

色々あって造園設計の社長さんになっていた一番騒がしかった惣田俊司君。彼とは42年ぶりに会ったというのにいきなり「おまえ馬鹿野郎」ですからね(笑)。次回の幹事に決定しました。

以上、私と先生を含め全部で14人が参加しました。クラスは50人でしたから、多いのか少ないのか、まあ、こんなもんでしょう。

 中国 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

皆、お爺さんになって、偉い社長さんになっても、「おい」「おまえ」「馬鹿野郎」の3語で話が通じ、しかも、40年以上のブランクがあるのに、それさえ感じさせないというところも凄いところです。

高校の同窓会のために、わざわざ北海道や青森から東京にまで出てくるんですから、ブログに書き甲斐があるというものです(笑)。

まあ、本当は、皆さん、山あり谷ありの人生で、色々問題を抱えたり、新聞に出るような問題を起こしたりした人もおりましたが、いずれも、どこにでもあるような社会の縮図で、とにかく健康で穏やかに過ごせることが一番です。2次会でカラオケ店に寄って、来年の再会を約して別れました。

次の幹事は惣田だけど、大丈夫かなあ?(笑)

京洛先生を囲む会

霞が関

昨晩は、久し振りに痛飲し、翌日は二日酔いで半日は使いものにならず(笑)。

京洛先生が京都から東下りされて、彼を慕って集まった人雲霞の如く。まさに、仕事も取引先とも監督官庁でもないのに、老若男女が16人も参集しました。

東京・内幸町のプレスセンター地下にある「おか田」という焼鳥店でしたが、10人の予約なのに、後から後からいらっしゃるもんですから、花金のせいで座る席もなく、立っても執念深く呑み続ける方もいらっしゃったか、いらっしゃらなかったのか、群衆にまみれて確かめようもありませんでした。

昔のプレスセンターの地下は、呑み屋さんや喫茶店だらけでしたが、驚いたことに、今では飲食店は、この「おか田」のみ。あとは、眼医者とか歯医者さんだらけになってしまい、つわものどもが
夢のあとを感じました。

飲み会には、「破(わ)れ鐘三羽烏」と呼ばれる声が半端じゃないくらいどデカイ三人衆が集まったものですから、この3人による独演会となりました。

まあ、他愛のない話です。単に普段の欲求不満を解消するような与太話ですが、早晩、こんな与太話も共謀罪法の成立で、何もできなくなるかもしれませんね。

皆さん京洛先生を通じて集まったものですから、どういう繋がりあるのか、京洛先生のみぞ知るという感じで、こんな与太話会が30年以上も続くこと自体、奇跡に近いと言えます。

私は、破れ鐘どもの聞き役に徹しておりました。後で、森友学園問題の鍵を握るノンフィクション作家の菅野完さんとフランス大使館の近くで本当に偶然にお見かけした話でもすれはよかったかなあ、と思いました。

参集された方は、殆どこのブログを読まれていないでしょうからね。

それにしても、あれは本当に凄い奇遇だったなあ、今思い出しただけでも、武者震いがしてきます。

ナンデ…(笑)。

戦後2番目の疑獄 アッキード事件 終わりの始まり

ウマイめんこい村通信

ついに昨日、千両役者森友学園の籠池理事長さんが国会の証人喚問に登場しました。

昨晩は、東京・銀座の超高級料亭「東京吉兆」で、お仲間の今井敬経団連名誉会長らとご一緒に、官房機密費かなんかで会食会を開催して、「籠池屋、お前も悪やのぉ~」などという話で盛り上がりました。

周りの芸者衆も「お戯れを~」と大はしゃぎでした。

勿論、私や妻が森友学園問題に関係したとしたら、わたくしは、首相どころか、国会議員も辞めるつもりです。このことは、国会でも堂々と宣言致しました。

ただ、谷査恵子の名前が籠池理事長さんの口から出てくるとは思いも寄りませんでしたね。

谷は、首相夫人付秘書です。私があれだけ、「妻は公人ではなく私人だ」と口を酸っぱくして言いくるめたのに、これでは台無しです。

いくら無能な国民でも、「何で、私人なのに公務員の付人をつけるんだ?」と素朴な疑問を呈せられてしまっては一貫の終わりです。

谷は、大変優秀ですから、妻に代わって、お堅い財務省との交渉役を進んでかって出てくれました。いわゆる口利き、政治的圧力かもしれません。

まさか、籠池理事長さんが、証拠品のファクスを国会にまで持ち込むなんて思いも寄りませんでしたけれど…。

おお!既に、谷が1998年経済産業省入省の公務員であることが、ネットでバレてしまってますね。顔までアップされてしまってます。誰なんでしょう。こんなこと書く素人は!

でも、女房役の菅官房長官には厳しく、火消しに努めるよう発破をかけておきましたから、大丈夫。新聞の論説委員連中には既に手を回しておきました。

テレビのワイドショーには、いつも接遇している強力なシンパのコメンテーター、スシローがおりますから、馬鹿な国民を上手く騙くらかしてくれるので、これで安心です。

街の声とやらは、吉本かジャニーズしか興味ないことは私もよく分かっていますからね。こんなコップの中の嵐はすぐ止んで、年を越す頃は、みんな忘れていることでしょう。

この世で、私ほど天下国家の行く末を案じている者はいないでしょう。

首相の私が、100万円の端金なんか渡すと思ってるんですか?桁が違うでしょ、桁が!

私は辞めません。これで日本も安泰だ。

(最近の事案を元に創作されたもので、事実関係は不明です)

ポールの10万円は暴利では?

竹林の賢人

ポール・マッカートニーが4月に再来日して、日本武道館で公演を行いますけど、SS席が何と10万円なんですからね。ぶったまげましたよ(笑)。

今の私の一人当たりのGDPは、ベトナムかカンボジア並みですから、チケット代が、私の1カ月に貰える手取り給金よりも高いとは!

一体、誰が行くんじゃい、とファンを返上したくなりました。

ポールで連想すると、彼はよくビートルズのメンバーだったジョージ・ハリスンのことを最年少で弟分だったことばかり強調していました。

しかし、ポールは1942年6月生まれ。ジョージは1943年2月生まれですから、日本で言えば、学年は同じで全く変わらないんですよね。

ところが、英国の教育制度では、新学期は9月から始まり、7月に終業しますから、ポールは41年9月以降生まれと同学年、ジョージは42年9月生まれ以降と同学年で、ポールが一年、リバプール高校で先輩だったわけです。ちなみに、ジョン・レノンは1940年10月生まれですから、ポールの2年先輩だと思っていたのですが、1年先輩だったということになります。

何でこんなことに拘るのかと言いますと、教育制度だけでなく、国家予算の会計年度が世界でバラバラだということに、3月の卒業シーズンになって気づいたからです。

我が国日本は、新学期も会計年度も4月から始まり、3月に終わります。企業の決算もそんなもんでしょう。

一方の米国は、教育は9月~8月(7~8月は夏休みですが)なのに、合衆国連邦の会計年度は10月~9月なんですよね。

そして、企業の決算も10月~9月もあれば、1月~12月もあればバラバラのようです。

面白いのは英国で、教育は9月~8月なのに、会計年度は日本と同じ4月~3月だとか。

ちなみに、中国やベトナム、それにフランス、ドイツ、ロシアなどの会計年度は1月~12月です。

よく国の予算と企業決算と教育がバラバラでやっていけるものだと思いますが、英米は、日本のように、新卒の集団面接試験とか、採用時期が決まっていないからなんでしょうね、きっと。

こんなもん世界で統一するのも愚の骨頂ですが、教育制度の違いで先輩と後輩の概念も変わるのですから、面白い現象だと思います。

共謀罪法、万々歳

somewhere

その時

共謀罪が閣議決定されたその時

国家の最高権力者の安倍首相はその場にいませんでした。何やら「複雑怪奇なり」(平沼騏一郎)の欧州へ出張中だったとか。

閣議の雛壇にいたのが、戦時中に外国人捕虜を強制労働させたと言われる麻生鉱業財閥の末裔である副首相、一人置いて、豊洲問題で百条委員会に喚問された石原元都知事の賢息子の顔も見えます。

歴史に残る晴れ姿と彼らの顔と名前をしっかりと脳裏に刻み付けることです。

共謀罪閣議決定、万歳です。

このおかげで、悪い共産主義者や無政府主義者、労働組合幹部らを拷問できる治安維持法の役割を果たしてくれます。何しろ、奴らは、ソ連と手を組んで国家転覆を図ろうとしてますからね。

このおかげで、悪い中共や朝鮮に機密情報を流しかねない左翼や進歩的文化人を処罰してくれる軍規保護法の役割を果たしてくれます。中共は、尖閣列島や東シナ海を我が物顔で軍艦に乗って睥睨してますし、朝鮮は竹島を占領し、物騒なミサイルを我が帝国の排他的経済水域までぶっ放してきますからね。

このおかげで、生命を賭して我が国を守って下さっている自衛軍の皆様の安心と安全を守る国防保安法の役割を果たしてくれます。

真珠湾攻撃(昭和16年12月8日)が始まる直前の10月、これら治安維持法、軍規保護法、国防保安法のおかげで、売国奴のスパイ、リヒャルト・ゾルゲと尾崎秀実を中心にした国際諜報団を次々と逮捕し、監獄死させ、首魁を処刑することができました。

法治国家として、事前に法の支配で効力を発揮できたおかげで、我が国は、真珠湾攻撃に成功し、昭南島や海南島の制覇と生命線の満洲帝国を確保できたのです。

めでたし、めでたし。

大阪毎日新聞も、讀賣報知新聞も、時事新報も、同盟通信も、朝日新聞が本領を発揮した上海の大陸新報も、満洲日日新聞も、皆んな大本営の応援をしてくれました。

決して市民の皆様にはご迷惑をおかけしません!

共謀罪法、万々歳です。

昭和17年3月22日

追伸

思想信条に踏み込みます。

対象外は、あくまでも大政翼賛会と日本会議と森友学園友の会の会員と善良な市民のみです。

貴方は? どうでしょうかねえ。