規則正しい生活を送って認知症を予防しませう

安いデジカメを買ってしまいました。約1614万画素もあるのに、8GBのSDカード付きで7999円という安さです。しかも、世界に誇る三菱系のNIKON。ただし、中国製でした(笑)。

実は、カメラはiPhoneのスマホで十分なんですが、来月スペインに行きますし、これから遅い夏休みを取って京都・奈良に行きますからね(笑)。

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ということで、今、京都行きの新幹線の中でブログってます。

今読んでいる築山節著「脳を守るたった一つの習慣」(NHK出版新書、2018年7月10日初版)によると、認知症を防止するには、毎日、ノートに決まったことを書くことが一番、と推奨されております。

まあ、北品川クリニックの築山所長に言われなくても、小生、こうして毎日ブログってますから、大丈夫ってことなんでしょうかねえ?あまり、他人様に迷惑かけてまで生き延びたくありませんからね。

[あっ!最後まで読んだら、駄目でした。スマホやパソコンに書いても駄目で、ノートという物理的に手に取って中身が読めるものに、血圧や体重や天気や温度を書かなければなりませんでした。]

さて、この本は実にわかりやく書かれてます。

脳の働きから、部位が大きく3層に分かれるというのです。奥から(1)脳幹(2)大脳辺縁系(3)大脳新皮質ーです。

(1)の脳幹は、生命を維持し、心臓や呼吸、体温を調節する自律神経を制御します。ですから、脳幹には負荷をかけず、「守る」ものと言われてます。今は音信不通の旧友が以前、脳幹梗塞を患ったことがありました。

(2)の大脳辺縁系は、脳幹の外側にあり、欲求など感情を司るところです。そのため、暴走を防ぎ「しつけ」なければいけません。

(3)の大脳新皮質は、大脳辺縁系の外側にあり、思考や理性を司るところです。いつも、何歳になっても、新たな情報に触れて「育て」ていかなければなりません。あたしゃ、やってます(笑)。

脳は怠惰ですから、少しでも楽をしたがるそうです。

この三つだけ覚えて、将来認知症にならないようにするために、どういう習慣を取ったらいいのか、と指南しているのがこの本です。

一言で言えば、毎日、規則正しい生活を送りなさい、ということでした。十二分に睡眠を取り、朝は決まった時刻に起きて、しっかりと朝食を摂る。夕食は軽めでいいといいますから、朝食が一番重要のようです。

あと、軽い運動も必要で、家事や掃除なども含めて、他人任せにしないで、自分のことは自分でする習慣を身に着けることがポイントだと、築山所長は、多くの患者を診てきた経験から導き出しておられました。説得力があります。

通勤の行き帰り、電車の中ですぐ読めます。