ああ、記憶力が…

幕別町札内

昨晩は、高校時代からの友人佐藤幸信君と有楽町のローズ&クラウンズで深酒して、どうやって帰ったか、全く記憶がないのです。物覚えもひどく悪くなり、人の名前もすぐ忘れてしまいます。

夏目漱石も亡くなったのは49歳でした。晩年の写真は70歳くらいにみえましたが、そんな若かったのですね。

面白い記事を読みました。

奈良時代の平均寿命は、30歳前後だったらしいのです。清少納言が老いを感じたのは、30代後半だったそうです。

明治初期では、男33歳、女35歳。

1950年でも男58歳、女61歳。

平均寿命が80歳以上になるのは、1980年以降なんだそうです。

昔は、乳幼児の死亡率が高く、戦争があったりしたので、平均寿命を下げていますが、奈良時代に60歳以上生きた人は5%くらいいたそうです。

これだけ若くして亡くなることが普通だったら、早熟にならざるをえない。人生の密度も濃くなるでしょうね。

不思議な体験4

(昨日のつづき)

南極が魚臭いのは、それだけ、生命力に溢れている証拠だというのです。

その正反対がエーゲ海です。室岡さんは、トルコを旅行した際に、エーゲ海も訪れました。紺碧の海に白い建物ーカサブランカが映え、まるで映画の世界です。室岡さんは、あまりにもの美しさに、吸い込まれるようにして泳いでみたそうです。

すると、何の臭いもしなかったそうです。そして、具に海の底を眺めても美しいだけで、藻クズの一つもありません。つまり、魚や生物もいない世界だったそうなのです。

室岡さんが、最終的に行き着いた所は、パキスタンにあるフンザという村でした。ここに、100歳近い老人がゴロゴロしていて、しかも矍鑠して、簡単な農作業にも従事している。

室岡さんは、フンザの村人たちが、なぜ、長生きできるのか、調べてみることにしたそうです。

 

不思議な体験3

池田町スピナーズファーム

東京1200万人、帯広17万人。

帯広の街で知り合いとバッタリ会ったりするのは、確率的に当たり前なのですが、東京に戻って、本当に偶然に街中で会ったりします。これはすごい確率です。

新橋で会ったGさんもそうだったし、先日もM新聞のKさんと目と目が合って、二人で「あ!」と声に出したくらいです。今日は、NスポーツのKさんと銀座でバッタリ会いました。何十年ぶりか、でした。Kさんとは26年前に初めてお会いしたのですが、当時から大変なフケ顔(失礼!)で30歳だったようですが、50歳くらいに見えました。

現在は、60歳近いのでしょうが、昔、老けていたおかげで、何十年ぶりかに会っても変わらないので、逆に若く見えてしまうのです。これは、すごい発見でした。

この話と全く関係がないのですが、室岡さんの話です。

室岡さんは、東京で週刊誌の記者を長年やっていました。しかし、長年の過労とストレスのせいで、大病を患い、仕事を辞めて故郷に帰りました。そこで、「命とは何か」を求めて、世界中を旅しました。秦の始皇帝の命で不老長寿の薬を求めて、世界中を旅した徐福のようです。(ちなみに、この徐福の名前は、6年程前、熊野古道を旅した時に途中に立ち寄った新宮市で知りました。徐福は、新宮まで足を延ばしたらしく、記念して徐福公園なるものがありました)

室岡さんは、面白いことを言いました。

南極はどんな匂いをするか知っていますか?ーそう、魚が腐ったような臭いをしているのです。あまりの臭さに卒倒しそうです。それでも日本人は慣れています。西洋人はあまり魚を食べませんから、この臭いに弱いのです。せっかく、観光船で来たのに、南極大陸に上陸しない西洋人もいるのです。

つづく

 

ネクタイ

池田町スピナーズファーム

 

今日は銀座で、久しぶりにネクタイを買いました。

 

帯広では1本も買っていないので、3年ぶりくらいでしょう。

イタリア製です。薄い水色の下地に赤と紺のドットが付いています。今度お会いしたら褒めてください。私ではなく、ネクタイを。

 

マリ・クレール編集長の生駒さんに会って、少し、ファッションに目覚めました。

 

しかし、ファッションというのは自分のためでなく、人様に見苦しくないように振舞うエチケットの側面を持っていると思うようになりました。

 

目下、全国の会社では6月の決算に向けて、社長や取締役の人事が発表され、全国至る所で悲喜交々のドラマが飛び交っていると思います。「何であいつで、俺じゃないんだ!」という声が聞こえてきそうです。

 

「組織では、評価するのはいつも他人。だからこそ、少なくとも身だしなみだけは整えた方がいい」というようなことを言ったのは、あの斎藤一人さんでした。

 

評価するのはいつも他人ー。これは名言です。

 

何だ、それでネクタイ買ったの?と言われそうですね。

ブログ盗作事件

幕別町の札内温泉ガーデン

ワイドショーでも話題になる自民党の杉村太蔵議員については、ほとんど興味がなく、彼がブログを盗作したというニュースを聞いても、あまり関心が湧かなかったのですが、2つの点で、「これはいかがなものか」と思いました。

第一は、彼が国民の税金で養われている公人であること。

第二は、盗作した内容が、「19歳の時、自殺を図ろうとした」ということだったこと。

第一に関しては、彼は公式に国民に対して謝罪する義務があると思います。

第二に関しては、結局、彼は26歳にして、まだ一度も挫折や世を儚んだ経験がなく、他人の文章を盗まなくては疑似体験さえできないことを暴露してしまったことです。

彼は、19歳の時、自殺を図った経験がないのにも関わらず、そう書いたことは、結局、ウソをついたわけですから、政治家としての資質を疑われても仕方がないということです。

http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20060523-35673.html

 

 

 

 

不思議な体験2

池田町スピナーズファーム

 

ウーム。今日は複雑な心境です。この世は、科学がすべてでしょうか?非科学的なことはすべてまやかしとして非難されなければならないのでしょうか?

 

今、世界中で注目されている「ダ・ヴィンチ・コード」も、キリストに子どもがいて、正統派の「オプス・デイ」を陰謀集団に描いたおかげで、キリスト教徒からは非難の応酬とボイコット運動が展開されているようです。

 

先日、お会いした室岡さんについても「非科学的だ」と断罪する大学教授にお会いしました。大学の先生ですから、さすがに理路整然としており、彼の方が正しいのかもしれません。

 

しかし、へそ曲がりの私は、たとえそうであっても、もう少し、室岡さんの言動について、振り返ってみたいと思います。それが、同時進行の同時代のブログの利点であり、欠点でもあります。この先の展開は見えません。

 

室岡さんは、面白いことを言っていました。

 

世の中の1%の人が知っていれば、それで、世の中に認知されたことになる。

 

3%の人に認知されれば、それが、当たり前の通常の話になる。例えば、性同一障害や同性愛を3%の人が認知すれば、それは、当たり前の話になる。

 

5%の人に認知されれば、あたかも、全員が行っているような感じになる。例えば、5%の女子高生がルーズソックスを履けば、すべての女子高生がルーズソックスを履いている感じになる。

 

つづく

 

【編集長独白】ブログは一日の閲覧が「10」を切ったら、止めるつもりでいましたら、意外な人が閲覧していたことを知り、驚くやら、恥ずかしいやら…。もう少しだけ続けることにします。

 

 

四半世紀ぶりの同窓会

幕別町・札内温泉ガーデン

 

大学を卒業して四半世紀以上経ちましたが、卒業して以来初めて大学の同窓会に出席しました。

 

同級生の生駒芳子さんが講演会を開いたからです。場所は、本郷三丁目の「本郷サテライト」。70人近く集まりました。平均年齢68歳という感じでした。昭和19年卒業の重松健さんという方もいらっしゃいました。

 

私でさえ、「若手」の部類に入るので、圧倒されてしまいました。生駒さん以外は全員初対面です。生駒さんの講演が終わった後、5階でワインパーティーが開かれました。最初は、話をする人が全くいなくて、「壁の花」状態でしたが、世話役の相馬寿美乃さん(F39)が色々紹介してくださって、本当に楽しい一時を過すことができました。(ちなみに「壁の花」は英語のwall flour の訳で、そのものズバリ、パーティーに行っても話相手がいなくて孤立している人のこと。ボブ・ディランの息子のジェイコブが作ったバンド名が確かWall flours だったと思います)

 

ほとんど60歳を過ぎた方だったので、名刺を持ち合わせていない方も多かったので、覚えている範囲でお話したのは、会長の渡辺昌俊さん(F32)、世話役の神奈川孝子さん(F37)と冨山絢子さん(F39)。三ツ星貿易副社長の岡田英雄氏(F40)、リッチフィールドの吉田菊一社長(F44)、ユニコインターナショナル取締役の藤倉洋一業務本部長(F45)ら。

 

早良哲夫さん(F32)は元NHKのカイロ特派員で、現在NHK情報ネットワークバイリンガルセンター専門委員。今、話題のダン・ブラウンの「ダヴィンチ・コード」の英語版、フランス語版、ドイツ語版、イタリア語版を読み比べて「各国語、全然違う」と指摘されたのは面白かったです。各国語とも、原作にないことを書いたり、逆に省略したりしているそうです。例えば、フランス語版では、ルーブル博物館のグランドギャラリーといえば、分からない人はいないので、細かい説明を省いたり、カルバッジョの絵の場所についての記述も簡潔にしているらしいのです。早良さんは、何ヶ国語か分かりませんが多言語に通じている語学の天才です。

 

あと、名刺をいただけなかったので失念した方は失礼しました。

 

同期の生駒さんは、何と『マリ・クレール』(アシェット婦人画報社)の編集長になっていたのです。驚きでした。世界に四大ファッション誌というのがあって、それは「Vogue」「Elle」「ハーパスバザー」そして「マリクレ」だそうです。「Vogue」は世界15カ国、「Elle」は世界35カ国、「マリクレ」は世界25カ国で、それぞれ独自版を出しています。彼女は「Vogue」日本語版創刊の際に副編集長として4年務め、トラバーユして「Elle」に2年半、副編を務めた後、社内異動で2年前に「マリクレ」の編集長に抜擢されました。「マリ・クレ」は今年24年目で、最初は中央公論者から発行され、角川書店に移り、今の社に発行になりました。スタッフは編集が13人、デザイナー3人、営業が6人。公称10万部。実売は内緒です。

 

講演の演題は「ファッションと社会貢献」でした。はっきり言って、ファッションは贅沢嗜好品です。ですから業界がそのことをわかっているからこそ、社会貢献をしている話をしてくれました。例えば、アニエス・ベーさんなどは、態々紛争地に行って、自分のデザインの服やバッグを売って、すべて現地に寄付しているそうです。東京でも3台くらいアニエス・ベーの寄付した消防車が走っているそうです。

 

彼女は新聞に出たり、テレビにも出演しているので有名人かもしれません。トリイ・ユキやコシノ・ヒロコらデザイナーや一部のマスコミ記者の中から選ばれて首相官邸で小泉首相に会った話もしていましたが、その話は省略します。

 

憤慨していたのは、石原慎太郎都知事に対してでした。さきごろ、東京都現代美術館で開かれた「カルチェ現代美術館展」でのオープニングで、展示作品を見た石原知事は「何かわからねえ、クズだね。どうせ、カルティエは金にまかせてやってるのだろう。私はブランドが嫌いだ」と挨拶したというのです。

 

「カルティエ現代美術館」は。パリのラスパイユ通りにあり、ジャン・ヌーベルという人の建築で、キューレターはエルベ・シャンテスという人。このシャンテスという人は、日本の現代美術の紹介に熱心で、今ときめく、村上隆も、奈良美智も森山大道も、皆、世界に紹介したのは彼だったというのです。そんな日本ファンの来日したシャンテスさんが、自分の美術館の作品をクズ呼ばわりされたのですから、挨拶を聞いたフランス人はみんな、がっかりするわ、怒りがこみあげるわ、散々だったそうです。

 

生駒さんの話では、そこに居合わせた「リベラシオン」の記者はこのことを記事に書いたのに、日本の新聞はどこも書かなかった、これは、おかしい、というわけです。

 

私の記憶ではどこか、多分、朝日新聞に載っていたような気がしたのですが、どなたか知っていますか?

 

石原さんは、以前にも「フランス語では数も数えられない」と批判して、露骨にフランス嫌いを全面に出していますが、会長の渡辺さんは「私の友人で一ツ橋大学出身の人がいて、その人は石原さんは一ツ橋の同級生で、彼をよく知っている。石原さんも学生時代は第2外国語にフランス語を取った。どうもよくできなかったので、そんなことを言うのですかね」と発言していました。

 

長くなりましたが、最後に1つ。

 

生駒さんは学生時代、劇団「百鬼」と写真部と社交ダンス部の3つも掛け持ちしていたそうです。「百鬼」は、公演は見たことがないのですが、よく覚えています。刀根君と学生食堂で昼を食べていたら、「百鬼」の連中が全身、頭のてっぺんから爪先まで、赤く塗りたくって、公演の宣伝のため、ゆっくり、ゆっくり、スローモーションで歩き回っていたのです。

 

全く怖くて、怖くてしょうがありませんでした。刀根君と顔を見合わせて「怖いね…」と震え上がっていたことを思い出しました。子どもがナマハゲ見た感じでした。

 

その「百鬼」出身の人たちも、語学が違っていたのに、生駒さんの講演に来ていました。皆さん、偉くなっており、恥ずかしくなってしまいました。2次会でご一緒しました。中国専門家の朝日新聞論説委員の五十川倫義氏(C54)と奥さんの孝子さん(Po54)、東京外大の藤井毅教授(H56)、富士通ソーシャルサイエンスセンターの岩木睦子さん(C54)。

 

皆さん色々と有難うございました。

 

もちろん、ここまで長い話を読んでくださった皆さんも!

ポール離婚

今日の新聞のニュースで、一番驚いたのは「ヒューザー小嶋社長、逮捕」でも「医療改革法案、衆院通過へ」でもなく、「マッカートニーさん離婚へ」の記事でした。

私のプロフィールに書いてあるように、私はビートルズに関してはちょっと程度を超えてうるさいのです。もう40年以上も聴き続けていますし、CDも発売されたものはほとんど持っていますし、今でもポールのニューアルバムは買い続けています。関連書籍も50冊くらいあると思います。

それが、どうした?と言われそうですが、とにかく驚きました。ポールは来月で64歳。妻ヘザーさんは38歳です。2002年6月の結婚当初から、二人は身内からあまり歓迎されていないことは知っていました。特に、ファッションデザイナーとして成功した娘のステラ・マッカートニーから「父の財産目当てだ」と大っぴらに非難されたことは有名です。

01年に二人の間に女児ベアトリスちゃんをもうけるも、わずか4年での離婚です。離婚の理由が「私生活が絶えず侵害されたことで普通の関係を維持することが困難になった」というのは、全く理由になりません。前妻リンダとの私生活の方がもっと侵害されていたと思われるからです。

二人の間に何があったのか分りませんが、何かがあって、このようなことになったのでしょう。ヘザーさんも、もう「財産目当て」とは言われないでしょうが、養育費はたんまりもらうでしょうね。

何しろポールは、20世紀から21世紀にかけて、世界で最も成功した芸能人であり、作曲家であり、音楽家なのですから。

サラリーマン川柳

第一生命主催のサラリーマン川柳コンクールの入選作は、毎年身につまされます。

つまされる順に紹介するとー。

愛してる あなたが もらう年金を

年金の 出る頃妻は 家を出る

人生の 第二職場は 妻の部下

年金は いらない人が 制度決め

ウォームビズ ふところ常に クールビズ

私の実態がバレそうです。