如是我聞

またまた個人的な話です。

最近、私の勤める会社で不祥事が続いています。新聞等でも報道されました。

一応、社会的な自覚をしなければならない会社で、社会的責任も重い会社なのですが、末期症状なのか、将来性がないと悲観しているせいなのか、こうも、不祥事が続くと、気が重くなります。

職場で気が重く、家庭で気が重く、遊びのはずの飲み屋でも気が重く、どうもこの世に逃げ場がなく、梅田望夫さんがご指摘された如く、サイバーの世界で、自分の分身と会うしかないような気になってきました。

それではいけないのですが…。

先日、ラジオを聴いていたら、今はときめくイーウーマン代表の佐々木かおりさんと、ワタミ・グループ総帥の渡辺美樹さんが出てきて、「自分力」を高めるための自己改革講座めいた対談をやっていたのです。

佐々木さんは「最近、私のお気に入りの言葉に『主役力』という造語があります。この世に生まれてきて、人生の主役は私です。誰も他人が自分を幸せにしてくれたりしません。だから、自分で自分の幸せをつくり、自分で主役になって幸せにならなければならないのです」と熱く語るのです。

渡辺さんは渡辺さんで「他人が何と言おうと、自分が正しいと思う価値観を作ること。あくまでも、それは、自分を主軸に考えること。他人に影響されることなく、自分で考えること。決して、マイナス思考をしてはいけない。いつも、前向きにプラス思考でなければならない。もし、ネガティブな感情が押し寄せてきたら、否定するか、消し去ることです。考えないのです。常に頭の中にはプラスの思考でいっぱいにしなければならないのです」と強調するのです。

さらに、佐々木さんは「人生に失敗はない、と思っています。失敗は次の成功のためのステップで、学びの1つです。私たちを気づかせてくれるのですから、これほど有難いことはありません」とも言うのです。

ラジオで一度聞いただけで、メモもとらなかったので、正確にその言葉を再現したわけではありませんが、如是我聞。

もちろん、これらの言葉に私は大いに元気づけられました。

人との出会いと別れ

 

 

 

昨日あったとりとめもない事を書きます。全く個人的体験なので、恐らく、あまり面白くないと思います。日記のつもりで書くのですから…。

 

午前中は、テレワーク。その仕事でお世話になっている大野さんが、今月いっぱいで辞めるという話を聞いて、本当に残念に思いました。彼女からは、メッセンジャーを使った「チャット」なるものを教えて戴き、同時進行で、仕事での不明な点を問い合わせると、返事が数秒で返ってくるのです。こちらが、次の質問をエッチラホッチラ書いている途中で、もう向こうから返事が返ってくるのです。大変優秀な方です。次はどんな仕事に移られるのか知りませんが、次の職場でもかなり活躍されると思います。私としては、残念ですが。

 

午後は、市ヶ谷の法政大学に出掛け、K教授から、約1時間半、文壇の最新事情についてお話を伺う。教授の研究室はタワー校舎の20階にあり、興味深い話をたくさん聞くことができました。前日の夜は、ノーベル文学賞の発表があり、村上春樹氏が受賞した場合に備え、某マスコミから夜の8時まで「居残り」を命じられたそうでした。

 

夕方、「鍵屋」で知り合った野村さんと虎ノ門の居酒屋「鈴傳」で飲む。野村さんは、このブログを読んでくださっている方の一人で、どうやら、私が毎日、お酒を飲み歩いていると誤解されているようでした。野村さんには、私のある仕事でお骨を折っていただいたので、感謝の気持ちを述べたかったのです。大変、気さくで饒舌な方で、私と会った時は「何か初対面のような気がしなかった」とおっしゃるのです。何か不思議な人です。生保関係のお仕事をされているせいか、「渓流さん、人生で何が一番大切なのか分かりますか」などと、急にシビアな質問をしてくるのです。

私は、返答に困っていると、「それは家族なんですよ。愛なんですよ」とおっしゃるのです。うーん、一瞬、変な宗教家かなあと思いましたが、純粋に書生ぽい質問と回答をしてきたのです。私なんかは、多感な時期に太宰治を愛読し、「家族は諸悪の根源」だの「子供より親が大事と思いたい」などという全く無頼なフレーズが頭にインプットされ、そのおかげで、今の有様があるのではないかと思ってしまいました。

野村さんは、さらに「渓流さん、あなたは人生で何をしたいのですか」と質問されるのです。酔っていなければ、とても恥ずかしくて答えられないのですが「私は自称ジレッタントですから、若い頃は、アンドレ・ブルトンのシュールレアリスムのように何か芸術運動を起こしたかったですね」と答えて煙に巻くのが精一杯でしたが…。

 

また、野村さんは前夜のプロボクシングの亀田大毅については、相当、腹が立っている様子でした。「亀田は18歳でしょう?33歳のチャンピオン内藤に対して『おまえ』呼ばわりですからね。私は大阪出身ですが、亀田3兄弟は大阪の恥ですよ。『いじめれっ子』とか『ゴキブリ』などと暴言を吐き、長幼の序がなっとらんですよ。あんな風に甘やかせて育てた父親の史郎トレーナーが悪いし、ああいうものを持て囃す公共の電波のTBSも悪い」というのです。このWBCフライ級タイトルマッチで、プロレスまがいのタックルなどをして反則行為をした亀田選手の処分について、目下、日本ボクシングコミッションが検討しているそうですから、この話題はまだまだ続きそうです。

野村さんは、二次会があったので、早々に別れ、私は一人で自宅近くのパブに入りましたが、ここで、ひと悶着がありました。何度か行ったことがある店です。最初、戸口の隙間から見て、かなり混雑していたので、引き返そうとしたところ、店の人が急に出てきて「カウンターなら一つ空いていますから、どうですか」と言うのです。そこまで、奨めてくれるのなら、ということで入ることにしたのです。これが大失敗でした。

 

隣りは、女性が一人で飲んでいました。袖を触れ合うのも他生の縁ですから、とりとめのない話をするようになりました。どうやら、彼女は英語が得意で、よく外国に行き、オーストラリアでは、ウエイトレスのアルバイトをしましたが、アイリッシュ系の英語はさっぱり聞き取ることができなかったという話や、カンボジアで仕事を見つけ、来週、プノンペンに向けて出発するなどという話をしてくれるのです。1時間くらい話していたのではないでしょうか。

彼女が、トイレで席をはずすと、店のマスターが近づいてきて「あちらの女性とはもう話をしないでください。ここはそういう店ではありません。ご迷惑ですから」と言うではありませんか。私は、一瞬、自分が何か悪いことをしているのではないかと錯覚しましたが、非常に腹が立ってきました。彼女が席に戻ってきたので、私は「あなたとしゃべってはいけないと、ここのマスターが言うので帰りますよ」と告げて退席しました。レジでお金を払ってから、相当頭にきていたので「随分、ひどいことを言うじゃないか。もうこんな店には二度と来ないからな」と捨て台詞を言って帰ろうとしました。客を何だと思っているんだ、という感覚です。長く生きてきましたが、こんな侮辱を店の人間から言われるのは生まれて初めてでした。

マスターは、血相をかえて、階下まで追いかけてきました(店は二階にあります)。そして「もう来てくれなくて結構です。女性のお客さんが一人で来て、楽しんでいるのに失礼でしょう?」と言うではありませんか!若かったら、こんな失礼な奴は殴っていたでしょう。「僕が彼女に迷惑をかけたとでも言うのかい?それなら、彼女に聞いてみようじゃないか、証人として」。もう行きがかり上、引き返せなくなりました。

彼女は来てくれました。その時、初めて彼女の名前がエリさんだということが分かりました。店長は丘という名前でした。私は「あなたに話しかけてご迷惑でしたか」とエリさんに聞きました。するとエリさんは「そんなことはありません。そんなことはありません。以前、この店で、私が一人で飲んでいたら絡まれたことがあったので、今回も丘さんが気をきかしてそういう態度を取ったのだと思います…丘さんは、本当に本当にいい人なのです」

「じゃあ、僕が、あなたに迷惑をかけたわけではありませんよね?このマスターは、僕がまるで、あなたをかどわかそうとしたみたいな扱いをするんですよ」

「全然迷惑じゃありません。楽しかったですよ」

「じゃあ、このマスターに証明してくださいよ。僕はひどく傷つきましたし、あなたに迷惑をかけていないことを証明してくれれば、それでいいですから」

というようなことがありました。最後まで、マスターから謝罪の言葉がなかったので、不愉快でしょうがなかったです。でも、わざわざ、この店の名前を出すつもりはありません。つぶれてほしいとも願いません。もう二度と行かないし、どうでもいいのです。ただ、最近、いや、この1年、ひどく人との「別れ」が多すぎるなあと実感するばかりです。私の周りからどんどん人が去っていくのです。何十年も付き合った友人もいれば、仕事でお世話になった大野さんや、エリさんのように行きずりの人も含めて、今年になって、出会うとすぐ別れがあるのです。

何とも不思議な年です。

ゆすり、たかり、おいはぎ…

柏崎に同行してくれた岡末君は、ピアフに負けないくらいな波乱万丈な人生を送っているのかもしれません。

何しろ、今の彼の周りには「ゆすり」「たかり」「おいはぎ」に囲まれているからです。彼は東京都心の超一等地に住んでますが、地の利がいいせいか、外国人が転がり込んできて部屋を占拠して、居候しているらしいのです。もちろん、本人納得の上なのですから、何ら問題はないのですが、家賃というか部屋代を一銭も払っていないというのですから、私のような他人から見ると、人の良さに付け込んだ「たかり」に見えてしまうのです。

本人のプライバシーもあるので、詳細は書けないのですが、彼の友人の幸田君は、100万円以上も彼から借りているのに、これまた、一銭も返してくれないというのです。そのうちのいくらかは、その友人のお子さんの学費だというらしく、私なんか、いくら友人だからといって、他人から自分の子供の学費を払ってもらうなんて、とても、そこまで思考は及ばず、単なる「おいはぎ」に見えてしまいます。

彼は、とてもtalkativeな人間で、車の中ではずっとしゃべり続け、1日、5時間しか寝なくても大丈夫なそうですから、食事中でも、シャワーを浴びながらでも、1日、19時間くらいしゃべり続けることができる感じでした。

ですから、ここに書いていることは、ほんの1部で、書けないことがたくさんあります。

「僕の人生を小説にしたら売れるかもしれないよ」と彼は言ってくれるほどでした。

彼は、本業の傍ら、「拡張拡大菌」とか呼ばれる乳酸菌に近いもので作った健康食品を販売する副業にも手を染めています。ネットで検索すると出てきます。

何しろ、ペットボトル(大)に入った「拡張拡大菌」入りの溶液が5万円もするというのです。

「何に効くの」と私が聞くと、「何にでも効く。俺も下痢が治った。とにかく、幸田君からは、ごちゃごちゃぬかさないで、とにかく、何が何でも売れと言われている」と彼は言うではありませんか!

私なんか「そんなものインチキで、ペテンでしょう?また、騙されたね」と、大声で説得してあげたら、彼は「そうかもしれないね」と、少しは聞く耳を持ってくれました。

「もう幸田君とは、コンタクト取らないよ。健康食品もホームページに“インチキ”と書いてやるよ」と、彼は言うまでになりました。

彼とは、6年ぶりくらいに会いました。まあ、古い若い頃の友人ですから、私の言うことは、少しは聞いてくれたので、本当によかったと思います。

これで「おいはぎ」は退治できましたが、「ゆすり」「たかり」の方は難しそうです。何しろ本人が納得して迎え入れているからです。

誰が言ったか知りませんが「人生は、自分が作っている」という言葉が身に染みます。

※登場人物は、仮名です。また、「拡張拡大菌」も仮称です。実際にホームページはあるのですが、この言葉から類推して検索すれば、行き着くことができるかもしれません。

田辺さんの社長就任を祝う会

昨晩は、東京都内で開催された「田辺勲さんの社長就任を祝う会」に列席しました。調布先生をはじめ、友人、知人、仲間が40人くらい参加したのではないでしょうか。

田辺さんは、高級住宅街を沿線に持つ某有名なCATV会社の代表取締役社長にこのほど就任されたのです。サラリーマンとして、位人臣を極めたということでしょう。まだお若いのに大変な出世です。万年平社員の小生と比べれば、月とすっぽんです。

同会では、久しぶりに会う人ばかりでした。中には、十年ぶりぐらいの人もいました。某協会の営業部長になられていた津浦さん、新聞社の広告局長になられた佐橋さん、ベストセラー作家になられたKさん、某経済団体の幹部のAさん、大学教授のRさん、Mさん、悠々自適の有本さん、美人アナウンサーの山中さん、マスコミを辞めて大学の講師と作家になられた倉本さん…。

倉本さんなんぞは、年甲斐もなく(失礼!)携帯で盛んに写真を撮っているものだから、「どうしたんですか?」と声を掛けたら、「俺もブログやってんだよ。君には負けたくないからね」とおっしゃるではありませんか!

「別に、僕は、勝ち負けで、ブログをやっているわけではないんですけどね…」と、返したら、倉本さんも苦笑いしていましたが…。

改めて申すまでもないのですが、最近はやたらと個人情報保護に敏感な方が多いので、登場人物の名前はみんな仮名です。倉本さんは、ブログをご本名でやっていますが、仮名なので、お教えできないのが、残念です。(本人が、コメントして戴ければ、手っ取り早いですが…)

2次会に出たかったのですが、翌日は早朝から仕事だったので、欠席しました。

メールはこわい

 

 

 

またまた個人的なことなのですが、友人の佐橋君とメールで大喧嘩をしてしまいました。お互いに、激しく言い合って、「売り言葉に買い言葉」になって、どんどんエスカレートし、あわや絶交寸前にまでいきました。

 

本当にたわいのないことがきっかけでした。酒席で、白川君がその場にいない寺本君の悪口を言っていたので、私が寺本君に「白川が君の悪口を言っていたぞ。何と言ったか、僕は言わないけど。同席した佐橋なら知っていると思うけど」と思わせぶりなメールを送ったのが、事の始まりでした。

 

半日ほど経って、寺本君から、白川君に対するかなり度を超えた怒りのメールが私の所にきました。当然、佐橋君が寺本君に伝えたからだと思った私は、佐橋君に「寺本が怒っているぞ!彼に何か言ったんだろう?」とメールしました。そもそも、全く、深刻になっているわけではありません。当事者の二人には悪いのですが、単なる暇つぶしの遊び半分です。

 

すると、佐橋君から返って来たメールは「あー、何のことだ。寺本のことはノーコメントだ」というのではありませんか。これを読んだ私は、「何を知らばっくれてるんだ」と、急に頭に血がのぼり、かなりの言葉で返事を返しました。

当然、佐橋君も怒りで頭に血が上ります。「おまえ、何を血迷っているんだ!そもそも、おまえが酔っ払って変なメールを送りつけるからいけないんだ」…その他、このブログではとでも書けないような汚い言葉を並べてきました。

一つ、彼を擁護すると、佐橋君は、普段は口数が少なく、あまりきつい言葉を放つ男ではないのです。それが、全く手に負えないくらいなって、切れて、ひどい暴言をメールで送りつけてくるのです。私の人間性を否定するほど過激なメールでした。

すっかり、冷静さを失った私は、彼が送りつけてきた文面をそのまま、メールで転送して「酔っ払っているのなら許すけど」と注釈をつけて、その日は、寝てしまったのです。とても気分が悪く、不愉快で眠られるどころではありませんでしたが。

翌日、夜中に彼からまた返事が来てましたが、無視して、昼過ぎまでほっぽり出していました。2時くらいになって、どうせ、絶交のメールだと思って、読んでみると、向こうはかなり冷静になっていて、「寺本にはメールも電話もしていない。それなのにとぼけるなと言ったのは誰だ」と書いてあるのです。え?「とぼけるな」なんて書いたかなあ?と、自分が送信したメールを見てビックリ。「とぉぶぉけるなあぁぁぁぁぁ」と書いていたのです。これは、遊び半分の冗談で、皮肉を込めて揶揄して書いたのです。恐らく、最後に「(笑)」とでも書いておけば、冗談が通じたのでしょうが、このままでは、やはり、怒鳴っているように読めます。私でも勘違いしてしまいます。

 

これが、メールの恐ろしさです。電話でもいいのですが、会話なら、言葉の抑揚や強調、笑い声、顔色などで、お互いのニュアンスが伝わり、それほど誤解されることはないでしょうが、メールだと、その真意が伝わらないことがしばしばあるのです。もちろん、このブログもそうです。

 

普通に他意なく書いても悪くとらえかねません。それに、携帯メールの場合、いちいち、推敲したりすることなく、「送信」ボタンを押すだけで、手軽に送れるので、手紙のような真剣さもありません。

 

いやあ、いい勉強になりました。それにしても、佐橋君には悪いことをしました。しばらく自重します。

 

足るを知る

 

 

 

昨晩は、鈴本君と銀座の安い居酒屋で痛飲していましました。二人で、焼酎のボトル1本、ワインのボトル2本くらい空けてしまったので、今朝は二日酔いです。いつも「酒は止める」と決心するのですが、二、三日ですぐ忘れてしまいます。

 

翌朝気付いたら、変なメールの返事が来ているのです。酔った昨晩、友人にメールを出していたようです。箍が緩むと本当に何をしでかすか分からない私です。皆さんも気をつけてください。

 

何でこんなに痛飲するのかー?日々、つまらないからです。いくら努力しても思うようにならない自分の人生に半ばやりきれないのです。

 

こんなこと考えているのは私だけかと思ったら、芥川賞、谷崎賞等文壇の主要な文学賞を総なめして、目下、両賞の審査委員も務める作家の川上弘美さんも、新聞のインタビューで「生きていると、嫌なことやしょんぼりすることも多い」なんて話しています。彼女のように、功なり名を遂げて、本もそこそこ売れて印税だけで不自由ない生活を送ることができて、幸せそうにみえる大作家の人でも、そんな心境で毎日生きているんだ、と意外に思いました。

 

そう言えば、天下の長嶋さんの奥方さま、亜希子さんが亡くなりましたね。まだ64歳です。二男二女に恵まれ、田園調布の大豪邸に住み、それこそ何不自由のない生活に恵まれている人だと思っていたら、内実は、病気がちで、田園調布の豪邸を出て、一人で別居して、新興宗教にはまっていたり、有名ではない一男一女は大変だった…などと悲惨なプライバシーが暴かれていました。

 

幸せとは、有名無名、金銭の多寡などとは関係なく、いかに、自分と付き合うことか。つまり、いかに、自分をなだめすかして、高望みせず、「足るを知る」ことだと、思いつめる毎日です。(反論、同情意見をお待ちしています)

醒めた総裁選 

 

 

 

阿相さんになるものとばかり思っていたら、一夜にして事態が急転換して、結局、副田さんが総理総裁になるようですね。派閥の領袖の方々が逸早く支持に回り、数合わせで副田さんの勝利に決まるようですが、選挙する前に既に結果が分かってしまっては、興味も半減しますね。

 

そもそも、日本の場合、一国の最高権力者を国民が直接選ぶことができないので、無関係者はいつも隔靴掻痒なところがあります。選挙で投票する際は、その党の総裁、代表が首相になってもらうつもりで投票する気構えがなければいけないということでしょう。

 

気になっているのは、阿相さんにしろ、副田さんにしろ、前の阿部さんにしろ、元首相の孫だったり、子供だったりして、世襲化が目立つことです。封建時代からお殿様世襲制度が身に付いた日本人の心因性からくるのでしょうか。

 

昨晩は、本当に久しぶりに、高校時代のバンド仲間と音楽遊びと飲み会。卒業して何十年も経つのに、お互い、心因性がちっとも変わらないということを感じた次第です。特に、ドラムスの白川君なぞは、企業経営者の二代目。いわば世襲のお殿様みたいなもので、話すことは、ゴルフと株とお金のことばかり。外国語が嫌い。外国人が嫌い。朝日新聞が嫌い。いや、批判なんかしてませんよ。彼は、私にとって、長年の友人で、非常に愛すべき存在です。

彼はお金持ちですよ。大金持ちでも、人に大盤振る舞いするタイプではありませんが…。何しろ、日本の総理大臣より年収があるのですから!世襲議員の先生の皆様方も、白川君と似た境遇と心因性の持ち主ではないかと、勝手に想像してしまいました。

 

あ、ばらしちゃいました。白川君がこのブログを読まないことを期待しています。が、大丈夫でしょう。彼は他のサイトを見るのに一生懸命で、ブログなんかに興味ないと言ってましたから。

こだわらない

 そんなに近づかないでください

 

 

 

 

 

昨晩は、先日亡くなったサイデンステッカーさんもこよなく愛した根岸の居酒屋「鍵屋」で、出版社のMさんと懇談。Mさんは、アメリカとオーストリアに留学をされた才媛なのですが、お酒のお強いこと。何しろご実家で子供の頃から鍛えていらっしゃるので、すっかり痛飲してしまいました。

 

途中で、隣りの席にいた証券会社勤務のサラリーマンの方が話に入ってきて、三島由紀夫や開高健や遠藤周作らの文学談義になり、すっかり盛り上がってしまいました。

 

あまりMさんのことを書くと怒られてしまうのでやめておきます。

 

帰りは千鳥足で、どうやって帰ったのか覚えていないくらいで、何か電車の中で乗り過ごして、終着駅と始発駅を往復したような、しなかったような…。中央線だったら、山梨県にまで行ってしまうし、高崎線なら群馬県、宇都宮線なら栃木県にまで行ってしまうのですが、何線に乗ったのか、秘密にしておきます。

 

何か、今日は変ですね。無理もありません。二日酔いの頭で書いているからです。

どなたか知らないのですが、ごんさんという方が、私のブログに「人生を考える徒然日記」をトラックバックでリンクをはってくれました。偉人の珠玉の名言が引用されています。思わず読んでしまいました。

今の私が好きな言葉は「こだわらない」ですね。いつも、心か頭かどちらか分かりませんが、世の中に憤慨したり、人をうらやんだり、惨めな境遇を悲観したりしています。

でも、そんな邪まな心は蹴っ飛ばした方がいいですね。毎日、ご飯を食べられるだけで有り難いし、毎日、雨風に晒されないで寝られることだけでもありがたいし、歩けるだけでも有り難いし、人とおしゃべりすることだけでも有り難いし、何と言っても、このように、好き勝手なことを書き連ねることができて、しかも読んで戴ける方がいらっしゃるということだけでも、自分は何と幸せなのかと思わなくては、罰が当たりますね。

皆さんに感謝致します。

廊下減少

 キタキツネ

 

タイトルは、わざと間違えて「変換ミス」しております。

最近、テレビは、ニュース以外ほとんど見ないので、いわゆるタレントさんや俳優の名前がさっぱり分からなくなりました。

それに輪をかけたように、難しい漢字の名前の若いタレントが増えたようです。彼ら彼女たちは気取って、そんな名前をつけているわけではなく、「本名」だというから納得するやら、驚くやら。

いやあ、自分の本名で、人前というか、テレビカメラの前で、踊ったり、笑ったり、泣いたり、演技で、ということは、ウソっ子でするなんて、冷静に考えて見ると、全く仰天してしまいますよね。何でそんなことができるんだろうか、という素朴な疑問の答えは、人々がそれを求めているからということになるのでしょうが…。

 

先日、新聞で、珍しい名前のアイドルやタレントが取り上げられておりました。

 

1、相武紗季

2、蓮佛美沙子

3、柳楽優弥

4、本仮屋ユイカ

5、貫地谷しほり

6、妻夫木聡

7、釈由美子

どうです?読めますか?

自慢じゃないですが、私は一人だけ読めましたが、あとは読めませんでした。今村君は読めますか?

答えはコメントで。

ひどい話

 阿寒湖

 

今年の梅雨先に買った折りたたみの傘がもう壊れてしまいました。何の間違った操作をしたわけではなく、ホネがぽきりと折れてしまいました。指にも軽い傷を負いました。恐らく、修理代の方が高くつくので、処分するしかないでしょう。

 

でも、わずか、3カ月かそこらしかもたないなんて、詐欺ではないでしょうか?

 

しかも、これは、東京は銀座、天下の三越デパートで買ったんですよ!

 

ブログはこういう時に便利ですね。はっきり書いてしまいます。「オーロラ株式会社」の傘です。

 

でもよくみると、「中国製」とありました。今問題の中国製だったんですね。米国では、食物や玩具に人体に危険な毒物が含まれていたことから、中国製ボイコット運動が起こり、中国製ではないもの「China Free」と明示して、スーパーに売られているそうです。(China Freeというので、中国に自由を!という意味かと思ったら違うんですね。そう言えば、Smoke Free と書いてあるから、煙草を吸っても自由なんだと、日本人が一生懸命に煙草を吸って怒られたという笑えない話もあるとか。先日見た映画「シッコ」でも、Stress Free と登場人物が何度も話すシーンがありました)

 

しかし、ある米国人女性ジャーナリストが中国製品なしで、1年ぐらい生活して、その体験記を本にまとめました。それがベストセラーになっていますが、そのジャーナリストによると、中国製品なしでは、今やとても米国では生活できないというのが結論だそうです。

 

いずれにせよ、Stress Free の生活がしたいものです。