A day in the life

小樽運河

最近の新聞報道で目立つのは、やはり、相変わらずの酒気帯び運転による人身事故、そして、台風13号による爪あと…。ははーん、世の中には「神の見えざる手」はないのだなあ。「人災」か「天災」のどちらかだなあ、という思いを強くしました。

前世もあの世も天国も神も人間が考え出したもので、運命さえも、己が身の怠惰を言い訳したいがために人間が生み出した素晴らしい発見ではないかと疑っています。

昨日、道路が濡れた雨上がりの中、道を急いで、駅前のマツモトキヨシの前を通りかかると、いきなり、入り口付近に山積みになっていたテッシュペーパーの箱の山が私の目の前で崩れて、水溜りに落ちました。店員に詰問されたら「私じゃないですからね」と言い訳することばかり考えていました。自然にティッシュペーパーの箱は倒れたのです。

自然に?

そうなのです。自然とはまさに自然の力、ここでは風の力でした。我々が何気なく「神の見えざる手」の用法で使っている「自然に」という言葉は、自然による作用だったということが分かりました。

もう自己に対する言い訳はやめよう。世の中には、自然による力か、自分自身の努力しかないのだ。占いや運命やギャンブルに頼るのはもうよそう。なぜなら、それらが当たる確率は極めて低いもので、現実に起こる可能性も低いのだ…などと、殊勝に考えてしまったわけです。

まあ、そいうことを考えながら、毎日生きています。

 

不幸の連鎖

三連休のど真ん中なのに昨日も今日も明日も仕事です。何でこうなってしまったのだろう?あいつさえいなかったら、などと思ったりしたものですから、不幸の連鎖を呼んでしまいました。今日はついていなかったです。

お昼に入った中華料理店『九龍』は「高い」「まずい」の典型でした。銀座の王子製紙本社近くにあるあの店です。最初に出てきた水のまずかったこと!こんな水で料理されたらまずいだろうなあ、と思ったらその通りでした。しかも、注文通りのものが来ませんでした。

帰りのJRのK線で人身事故があったらしく、大幅な遅延に巻き込まれてしまいました。K線では最近、人身事故が多発しています。
これも不幸の連鎖なのでしょうか?

「湯屋敷」体験記

自宅近くの「湯屋敷」に行ってきました。

いわゆる銭湯なのですが、単なる銭湯ではありません。「擬似温泉」ともいうべき、立派な施設を持っています。浴場も、足裏を刺激する「足つぼ湯」、バブルジェットの出る「泡流の湯」、それに「露天風呂」「壷湯」など13種類もあります。
あと、今はやりの岩盤浴(別料金)もあります。入場料550円は安いものです。

訪れたのは、3年ぶりくらいでした。本当は、温泉に行きたかったのですが、仕方ありません。まあ、最近は、某有名温泉のように、水道水に入浴剤を入れた温泉もあったぐらいですから、私も温泉気分で行きました。

平日の昼間だというのに満員でした。20代から60代くらいまで。小さな子供を連れた親御さんもいました。

私は「冷水風呂」だけには入りませんでしたが、12種類の湯を制覇しました。

この「湯屋敷」にはお風呂以外にもレストランをはじめ、さまざまなものがあります。

私は風呂からあがると、フルーツジュースを飲み、10分980円のマッサージを受けました。右腕があがらないくらい肩が凝っていたからです。

この後、1000円で頭をカットしてもらいました。カットサロンもあったのです。

久しぶりですっとしました。それにしても、随分、安い料金で、一日を満喫しました。

うーん、まさしく、「絵日記」になってしまいました。

ご感想は受け付けます。

addiction

(昨日の続き)

フリーメールは結局、7つも作っていました。きゃあ、誰が止めてぇ、という感じです。

煙草は、もう随分昔に辛うじてやめられたのですが、お酒は今でもやめられません。飲み出したら止まらない時があります。

以前、パチンコ、というよりスロットに淫してやめられなくなったことがありました。世界一周旅行が出来るくらい、損したことでしょう。高い授業料を払いました。

私にはaddictionの血が流れているようです。

困ったものです。

話は変わります。

私の職場にいるアルバイトの若い諸君を見ていると、今の若い人は随分、教養というか、知的レベルが幾何級数的に下降しているのではないかという懸念に襲われてしまいます。

今の若い人は…なんて言い出すのは、年を取った証拠でしょうが、懸念というより危惧すら感じてしまうのです。

例えば、「水金地火木土天海冥」すら聞いたことがないという人がいました。

首都圏を「くびとけん」と読んだり、「十六夜」が読めなかったり、「侃々諤々」を「侃々囂々」と誤用したり…。

一番、驚いたのは、「(最近)手紙を書いたことがない」という発言でした。すべてメールで済ませてしまっているということでしょう。これでは、漢字が書けなくなるはずです。

教養とか文化というものは、伝承されるものですから、我々の世代で、プツリと切れてしまうのではないかという危惧があるのです。

 

フリーメール

天下のGoogleが、フリーのメールサービスを始めた、という記事を読んで登録してみました。

登録しようとしたIDが既に使われていたり、ああでもない、こうでもない、とやっているうちに、パソコンの前で2時間も3時間も貴重な時間が経過していました。

結局、うまく取得することができました。

すると、ハタと気づくと、自分は(フリーメールで先行する)ヤフーもホットメールも登録していることが分かりました。

しかし、結局、使っていないんですよね。登録だけで自己満足といいいますか、専ら、普段使っているメールは、ちゃんとお金を払っているプロバイダーだったのです。

フリーメールのアドレスも周囲にほとんど知らせていないので、メールが届くことがありません。

まさに宝の持ち腐れですね。

今後は、フリーメールの方を使ってみようかと思います。今使っているメールアドレスに得体の知れない迷惑メールが増えてきたからです。

そして、気づいたのですが、これらのフリーメールは簡単に登録できるのですが、簡単に脱退できないということです。

できれば、もう身辺を整理してすっきりしたいので、いくつかのフリーメールは解約して、1つに絞りたいのですが、やり方が分かりません。どなたか、ご親切な方はコメントしてください。

お願い致します。

ショック、ショック、大ショック

旧友が離婚していたことが今日、分かりました。しかも半年も前にでした。

ショック、ショック、大ショックです。

理由は3つあります。

第一に、こちらとしては、大親友だと思っていたのに、離婚する前にひと言も相談がなかったからです。しかも、お互い遠く離れて暮らしているにせよ、半年も気がつかなかったとは…。これじゃあ、まるで、スクープされた芸能マスコミが「○○日までに明らかになった」と屈辱的な原稿を書くようなものではありませんか。

第二に、彼は家族を、つまり奥さんと子供たちを非常に愛していたからです。奥さんに対しては、愛情の念に加えて、尊敬の念さえ持っていました。奥さんは、歌人でもあり、歌集を出版していました。子供たちも非常に優秀で、自慢の子供たちでした。

第三に、彼は、私に対して非常に同情的で、冷え切った夫婦関係が遠くから見えるのか「分かれるなんて馬鹿なことは考えないで、仲良くしてくださいよ」と私に諭していたからです。

何なんですか、これは?と言いたくなりますね。

例えが悪いのですが、道徳の先生が、盗撮行為で捕まったようなものです。

彼は昨年、大病して、奇跡的な生還を果たしてこの世の世界に復帰したばかりなのです。

完治したとはいえ、100%元の体に戻ったわけではありません。

奥さん、ちょっと、それはないのでは…と耳を疑ったのですが、彼は「子供の養育権は妻の方にある」と説明するぐらいですから、いわゆる煩雑な事務手続きは終了したことでしょう。

世の中、訳の分からないことばかりです。が、彼は、故郷での仕事をやめて、上京するつもりです。

この年で、まさに、ゼロからのスタートです。しかも、ハンディを多少抱えて…。

これから、できるだけ、彼の力になっていくつもりです。

お墓参り

今日は、昨年11月18日に亡くなった父のお墓参りに一人で行って来ました。

所沢聖地霊園という所です。道に迷わなければ、自宅から1時間くらいで行ける所です。が、私のことですから当然、迷ってしまいました。行きは航空公園で、一休みし、帰りは、川越の方にまで行ってしまい、結局、2時間くらい掛かってしまいました。

困ったことに、この年になっても儀式としてのお墓参りの仕方がよく分かっていません。ご先祖様が九州なので、罰当たりにも、ほとんどお墓参りをしたことがなかったのです。7月が盆と言ったり、8月が盆と言ったりしていますが、その区別も分かりませんでした。

結局、独自のスタイルでやるしかないようでした。母親に聞くと、ウチは九州出身なので、お盆といえば8月で、大抵、8月にお墓参りするようでした。

この霊園は、宗教に拘っていないので、キリスト教式から仏教式まで様々でした。でも、お墓にはめったに行けないので、お花はやめておきました。暑かったので、お水を上からかけて、手を合わせました。

慈航院優徳日浩信士

というのが、亡くなった父の戒名です。父は航空管制官でした。本当に不思議な縁というものがあるもので、この霊園から車で5分くらいの所に、父がかつて勤務したことがある所沢の航空交通管制本部があります。そして、遡ること63年前、父が陸軍に志願して、少年航空整備兵として配属した跡が、やはり、この霊園の近くの航空公園になっています。

全く、不思議な縁というしか他ありません。

ですから、私は縁というものを強く感じ、尊重しています。

袖触れ合うも他生の縁。

このブログを読んでくださったあなたとも、何かのご縁を感じています。

 

三重苦

会社では、一日中、パソコンの画面を見つめていなければならない仕事なのにも関わらず、家に帰ってもこうして、パソコンの前に座っているため、ついに、体がおかしくなってしまいました。

「眼痛」「頭痛」「肩痛」の三重苦です。

北海道に住んでいたら、すぐ近くに温泉が沢山ありますから、すぐ癒すことができるでしょうが、ここでは、そうはいきません。

本当はテレビもパソコンもない世界に行きたい、というか、そんなものがなかった、昭和初期の世界に住みたかったですね。

何しろ、眼の痛み、頭の痛み、肩の痛みが尋常ではありません。それでも、食べていくために、致し方ないとは、情けない。

ところで、昨日書いた日本の人口は、「1億2705万5215人」の間違いでした。アメリカに住む今村君から間違いを指摘されました。わざわざ、アメリカから見てくれたのですね。どうも有難う。もう少し、話をしたかったね。

 

 

後藤山脈

昨晩は、後藤喜兵衛さんのお導きで、半蔵門のグランドアーク半蔵門の地下の「門」で懇親会。いつもながら、どんな人が来るのか行ってもみないと分からない不思議な会合です。

列席者は、文藝春秋流通企画部長兼直接販売部長の羽田昭彦さん、東京スポーツ編集企画室長の佐藤祐二さん、共同通信経済部記者の村上久仁子さん、日本新聞協会経営業務部広告担当副主管の鈴木良和さん、同編集制作部副主管の辻唯志さん、そして、日刊スポーツ編集局次長の内山泰志さん。

内山さんは、25年以上昔の若い頃から知っていますが、編集局次長にまでご出世されるなんて、想像もつきませんでしたね。

特に、何てことはない雑談に終始しました。新聞の広告収入がガタ落ちして、昔は、広告費と販売費の比率は半々だったのに、今では35対65になってしまったという話が印象的でした。新聞労連の委員長は、初めて北海道新聞社から選出された。もう、大手全国紙は、弱体化したのではないか。今度、共同通信の編集局長になられた後藤謙次氏は政治部の竹下派担当出身で、大変な切れ者で、久方ぶりのエース登場といった、まあ、業界の内輪話ばかりでした。

後藤さんは、熊井啓監督の「日本列島」と、先頃公開されたディンゼル・ワシントンとジョディ・フォースター主演の「インサイドマン」をビデオでもいいから是非見るべきだ、申しておりました。

仕事とは?

北海道上士幌町

私の目下の大きな悩みは仕事です。毎日、自分は一体何をやっているんだろう、と大きな声を出しながら、丘の上から駆け下りたい心境なのです。

そんな折、二人の実業家の興味深い発言を新聞で目にしました。

一人は、パズルの「数独」を世界中に広めたニコリ社長の鍛冶真起さん(54)。

「好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ」(朝日新聞より)

これは、すごい名言ですよね。画家でも政治家でも弁護士でもミュージッシャンでも、自分の好きな道を選んだ人は、たとえ苦労が多くても、生き生きしてます。しかし、人は、色々と理由を取り繕って、好きなことを仕事に選ぶことはしないのです。

もう一人は、居酒屋「和民」などのチェーン、ワタミ社長の渡辺美樹さん(47)。最近、介護施設などにも事業を展開している注目の社長です。

「働くことは人生の目的で、働くことことによって自己実現を図れるはず。スローライフ志向は分かるが、できれば働かないことを理想に、楽して人生を送ろうという流れがあるのではないか」(日経新聞のインタビューから換骨奪胎)

渡辺さんが、このような発言をする原点は、彼が小学校5年生の時に母親を病気で亡くしたことにあるようです。人生には限りがあるので、一日一日を大切にして、自分の能力を最大限に生かして頑張ろうと、「将来、社長になる」と心に誓ったそうです。

そして、見事、子供の時の夢を実現させました。

私は、数年前、いわゆる帰宅恐怖症になった時、適当なウサ晴らしとして「和民」によく一人で入ったものでした。そこで、出される野菜などについて、「有機農法による野菜しか使わない」といったパンフレットが置いてあり、「単なる居酒屋ではないなあ」という認識がインプットされました。

それが、帯広に赴任した時のこと。帯広空港から街中に行く途中で、和民チェーンが契約している農場を発見し、「あ、あの居酒屋かあ」と感動したものでした。

落語でいう「オチ」が、書けません。

一生働きたくなかったら、好きなことを仕事にするといい?

ますます、わからなくなってきました。