上士幌町長からのメール

 

北海道上士幌町の竹中貢町長からメールを戴きました。

 

何と、インターネットテレビにご出演されたというのです。

 

早速、私も拝見してみました。

 

http://nf21tv.jp/newtv.html

 

40年前のNHKの教育テレビのような番組作りで、非常にダサかったのですが、「これはすごい!」と思いました。これで、どんなに人は過疎(失礼!)に住もうと、世界中に情報を発信できるということが証明できたからです。

 

米国ではもっともっと進んでいます。7月1日付の東京新聞「ネット旋風」によると、ロバート・ライトさん(49)という評論家は、自宅にビデオ機器など量販店で400ドル(約4万6千円)で買い揃え、ニュージャージー州の自宅書斎をスタジオとして、昨年末から「ブロギング・ヘッズ」として毎日、配信するようになりました。テーマは政治、宗教などで、フランシス・フクヤマなど著名人にも出演してもらって対談しています。家庭用ビデオカメラを対談相手に設置し、映像を合成したりしますが、経費は1万ドル(約115万円)を切るそうです。これだけで、個人で放送局を持ててしまうのです。

 

http://bloggingheads.tv/

 

ライトさんは「これは印刷技術の発明以来の変革だ」と話しています。

 

堅い政治、国際問題などを扱っているのですが、多い時は4万件のアクセスがあるそうです。

 

アンドリュー・バロン(35)という人が自宅で製作しているニュースパロディ番組「ロケットブーム」は毎日、40万人が視聴し、大手企業もCMスポンサーになっているそうです。

 

http://www.rocketboom.com/vlog/

 

我々はすごい変革の時代の真っ只中にいるのですね。

熱田千華子さんの3回忌

 

もうすぐ、熱田千華子さんの3回忌がやってきます。

 

2004年8月20日午前9時21分(現地時間)、彼女は米国ボストンで自転車で通勤中に交通事故に遭い、亡くなってしまいました。わずか39歳という短い生涯でした。

 

彼女と私は、会社の同僚として、3年近く机を並べたことがありました。とても優秀な方で、外国人の作家や芸術家など通訳なしで、インタビューをこなしていました。

 

ある日、一念発起して、会社を退職して、アメリカに渡りました。得意の英語を生かして、世界的なジャーナリストになるのが夢だったようです。彼女には狭い日本のグジャグジャした人間関係に合わない大陸的な大らかさがありました。

 

彼女には「場」の雰囲気をまろやかに包み込む包容力がありました。

 

ですから、本当に多くの友人に恵まれました。

今回、彼女の遺作とも言うべき本が出版されました。

 

「イーストコースト アメリカ インターネット暮らし」(新風舎)という本です。

 

彼女の友人であるNY在住の鈴木聖子さん、糸井恵さんらが東奔西走して、編集してまとめました。

 

彼女のホームページも立ち上げています。

 

http://chikako-atsuta.net/new/index.shtml

 

是非、ご覧ください。

 

私も、これまで多くのかけがえのない人を亡くしてきましたが、どういうわけか、親しみ深かった人は、その人の声が耳の奥にいつまでも残っているのです。

 

熱田さんの声も忘れません。

 

私の方が少し年長なのに、よく励まされました。

 

「そのうち、いいことありますよ」

 

苦しい時、いつも彼女の声が私の耳元でこだまします。

おめでとう!Felicitation! Congraturations!恭喜!

マーチンD-28

2006年7月18日(火)

今日は世界中の誰が何と言おうと、おめでたい日でーす。

ついにこの日を迎えてしまいました。

☆歳の誕生日。

若い頃はこんなに長生きするとは思いませんでした。

でも、なってみると、あっと言う間でした。

たとえ、100歳になってもそう感じることでしょうね。

残された人生。これから私は不良になりまあ~す。

人の目は気にしません。

もう我慢しないで自分を楽しませます!

余った分、幸せは皆さんに御裾分け致します!

これは、私のブログです。

文句あっか、てか!

でも、せっかくアクセスして頂いた方の皆さんのために、また、「サラリーマン川柳」をお送りします。

●駅まで25分 子供は送迎 旦那は歩き

●人生の 第二の職場は 妻の部下

●受け取りが 俺はおまえで おまえは子

●アラッ居たの? 今日行かないの? やだぁ父さん!

今村君も言ってました。

「やっと、この年になって『家内安全』の意味が深く分かるようになった。若い頃はさっぱりわかんなかったんだよなあ…」

嬉し恥ずかし

神楽坂・本多横町

一昨日のブログにコメントが来ていたので、あけてみたら、何と、HBCの佐藤さん!お久しぶりです。皆さん、お元気ですか?まー、このブログも意外な人が読んでくださっていたんですね。驚いてしまいました。

チェックするのが習慣になってしまわれたようで、何となく責任を感じてしまいます。実は、ネタに事欠いて、ついつい、全く個人的なことばかり書いてしまっているもので…。どうか、御寛恕ください。会社でも「規定」がありまして、「職業上で知りえた情報を他のメディアに開示してはいけない」などとありまして…、ちょっと、ディープな話は書けないのが残念です。

ところで、今日は「500円DVD」の話です。帯広でも、「アメリカン・グラフィティ」やザ・バンドの「ラストワルツ」などのDVDを980円で手に入れて、本当に、幸せを感じていたのですが、今では、わずか500円で、往年の名作が手に入るのですね。著作権が切れている関係でしょう。チャップリンの名作や1939年の「風とともに去りぬ」なんかもあるのです。もちろん、私が本当に欲しいビートルズやジミ・ヘンドリックスなどのDVDは相変わらず3000円から5000円ぐらいしますけどね。

私は今日、銀座の教文館で、ハンフリー・ボガード主演の「カサブランカ」と「マルタの鷹」、それにチャップリンの「モダン・タイムス」を買ってきました。これで、1500円。

昔は、この手の映画は名画座で見たものです。池袋の「文芸座」、高田馬場の「パール座」、飯田橋の「ギンレイ座」、渋谷の「佳作座」など…今は、殆どつぶれてしまったことでしょう。

代わりにこのような廉価版のビデオやDVDが現れ、ますます、家庭で好きな映画を楽しめる時代になったということです。そういえば、テレビも映画番組が随分減りました。視聴率が取れないからです。淀川長治さんがご存命中の頃が、テレビでの映画番組の全盛期だったのでしょう。

映画は大好きなので、できるだけ沢山見たいのですが、あまり収集したくありません。家が狭いし、どうせ、あの世に持っていけないからです。

それに…まだ、現役として、人生を謳歌したいですね。イタリアやリオのカーニバルや色んな所にまだまだ行きたいし、美味しいものを食べたり、うまいお酒も飲みたい。いい音楽も聴きたいし、演奏もしたい…もちろん、気の置けない友人がいれば最高です。

書いていて、自分でもダサいなあ、と思ってしまったので、この辺でやめておきます。

旧友再会

高校時代からの親友であるK君に久しぶりに会いました。

4月に東京に戻ってきてすぐにでも会いたかったのですが、お互いの日程が都合つかず3ヶ月経ってやっと会えたわけです。彼は、病気を抱えて、自宅療養中の身ですが、いつもこちらの方から人生上の難問を突きつけて、黙って聞いてもらうことが多いのです。

しかし、今回ばかしは、私自身の問題が重過ぎて、深刻すぎて、彼にも話すことができませんでした。35年の付き合いですから「阿吽」の呼吸でわかるでしょう。

昔読んだシャーロック・ホームズの一節を思い出しました。ホームズと友人のワトソンが同じ部屋にいたシーンです。こう書いてありました。

Old friends do not talk.

古い友人同士はあまり話をしないものだ。

送別会

今晩は、三橋さんの送別会を銀座の佐賀昇で挙行しました。集まったのは、冨山さん、浅野さん、堀内さん、佐藤さん、重城さん、井坂さん、私の計8人。

会社のこと、仕事のこと、将来のこと等、実りのある話し合いができました。

うーん、こういう話を部外者や門外漢の方に懇切丁寧に話すことは本当に大変です。コンフィデンシャルな話も多いからです。

いずれにせよ、誰がどう解釈しようが、極めて属人的で、俗人的な話でした。

失礼しました。

こういう話は恐らく詰まらないでしょうから次回は、気をつけます。

北海道仕様

日本でも有数の極寒地で3度も冬を越したせいか、すっかり体が北海道仕様になってしまいました。

暑いのに、寒くて、体温の調節がうまくできません。

今は、梅雨なので、とにかく、湿気が多くてムシムシしています。暑いので、寝るとき布団をかけないと、寒くて目が覚めてしまいます。それでいて、起きた時は、寝汗をびっしょりかいています。ドラム缶いっぱいくらいです。

何十年間も東京(近辺)の夏を経験してきたのに、慣れません。

その点、北海道の6月は本当にいい季節です。最高です。湿気がなく、からっとして、水も空気も美味しい若葉の季節です。冬の寒さをすべて帳消ししてくれます。北海道は、6月前後の春と初夏の素晴らしさがあるから、すべて許せるのです。美瑛を思い出します。かんの温泉も思い出します。ああー小樽も函館も思い出します。もちろん、知床も懐かしくて会いたくてしょうがありません。

満員の通勤電車に揺られて、街を歩いても人にぶつかり、こずかれ、排気ガスとドブの臭いのするスモッグだらけの銀座の空気を吸いながら、「ああ、北海道にまた行きたいなあ」と胸騒ぎがします。

風説の流布

日本では、今のところ言論の自由は保障されているので、何を書いても自由のようですが、ブログでも不特定多数の人が目にする媒体であるという理由から、たとえば、「A社は新製品を開発した。必ず売れて業績が伸びるから株が上がる」といったことを書くと、たとえそれが事実であったならばインサイダー情報になるし、自分の持っている株を売り抜けしたいので適当なことを書いたとしたら、風説の流布になり、いずれにせよ、証取法違反に問われるようですね。

ということは、いわゆる経済評論家やアナリスト、ファイナンシャルプランナーなどと言われている連中が、「この株は今、買いです」と言ったりしても、罪を問われないのかしら。

面白いのは、そういう専門家がご託宣しても世の中がそういう動きになるとは限らず、むしろ素人の口コミの方が信頼されて伝播して世の中に影響を与えているという事実です。(村上ファンドのように、大衆、いや金持ちを煽って実際に行動すれば、確実に株価に影響を与えますが)

専門家に限って、「後講釈」が多いのです。「ほら、私が予言した通りになったでしょう」という専門家の言動がいかに多いことか。無知な素人が株に手を出して、成功する確率は3割だそうです。残りの7割は、大損して1年以内に退散するそうです。それはそうでしょう。誰か、カモがいて損をしてくれない限り、誰も儲からないからです。

その点、村上ファンドを買って大儲けした日銀の福井総裁は即刻辞任するべきですね。

要するに、賭場を張っている胴元が自分でルールを作って儲けているようなものだからです。

ところで、私のサッカーW杯の予想は見事はずれてしまいましたね。豪州に1-3で逆転負けしたのが誤算でした。クロアチアにだって、1-0で勝っていたはずです。-というのがまさに後講釈。23日のブラジル戦では、2点差以上付けて勝てば、日本は決勝トーナメントに進出できるようですが、まず無理ですね。

それでも、テレビに出てくるタレント連中は「まだまだ望みがある」と煽っています。番組を見てもらわなければならないからです。そもそも、豪州戦にしろ、クロアチア戦にしろ、午後3時キックオフというドイツでは30度を超える炎天下の試合を選んだのは、日本時間が午後10時というギリギリの視聴時間に合わせた、視聴率だけが欲しい日本のテレビ局の「作為」があったようです。ジーコ監督も批判してましたね。

日本のテレビが駄目にしたのです。所詮、民放テレビはとにかく「モノを買え、モノを買え」というスポンサーのコマーシャルがメインで、番組なんておまけみたいなものですから。道理でテレビが詰まらないはずです。

バカ、いえ、リテラシーの低い人しかテレビを見ません。

あ、これも風説の流布になりますか?

ブログの掟

読売新聞に「ブログの掟」のようなことが書いてありました。

見ず知らずの人が閲覧しているので、あまりプライバシーのことは書かない。他人を誹謗中傷しない。引用は最小限に留めて出典先を明確にする…。

要するに、著作権侵害や名誉毀損で訴えられるから気をつけるように、ということでした。

「ひえー」っていう感じですね。私はなるべく他人の悪口は書かないようにしていますが、ちょっと正直に書きすぎるところがありました。以前、X氏の人事的な話を書いたら、「まだ周知されていないので、伏せてください」と怒られてしまったこともあります。…気をつけます。

でも、すべて真実を書いているわけではないですよー、と一応読者の皆さんに煙を巻いておきます。そうでないと何も書けなくなってしまうからです。

昨晩は、N氏と銀座7丁目の「日本海庄や」で痛飲。会社のこと、組織のこと、いろんな話を聞きましたが、ここにはやっぱり書けませんね。N氏なんて、イニシャルにするぐらいですから。

昨晩は酔っ払って、ブログを更新できなかったのに、なんと「113」件もアクセスがありました。私のブログが始まって以来の新記録です。最近のアクセスは一日平均「45」件ぐらいなので、どうなってしまったのかと思いました。

恐らく見ず知らずの人がアクセスされているのでしょうね。

たぶん、そんな人は物足りないと思います。私のブログには「毒」がありませんから。ヤバイ薬の情報も、手っ取り早い金儲けの方法も、かわいい女の子やカッコいい男の子の紹介も何も書いていませんからね。

まあ、そんな物足りないと思われた方には、せっかくアクセスして戴いたので、プレゼントとして、偶々見つけた面白いブログをご紹介します。いわゆる怪文書が沢山載っています。ご興味のある方はクリックを。
http://blog.livedoor.jp/shojitujino/archives/cat_10005879.html

眼科医体験記

昨日は、北浦和にある坂井眼科に行ってきました。もう6、7年前からH症のため、定期検診のため、年に1回は眼科医に行かなければなりません。それが、一日がかりになってしまうのです。いかに、世の中に、眼の病気を持った人が多いことか、思い知らされます。結局5時間待たされました。人口の少ない帯広では、せめて30分で済んだんですけどね。

H症の定期検診は、やったことがない人にとっては、その辛さは分からないでしょう。瞳孔が開く目薬をさされ、視界はぼわーとして、5時間くらい経たないと普通の視力を回復しません。

検診では、目にレンズをはめられ、超まぶしい光線を当てられて上下左右あらゆる方向をチェックされます。まず、これで、もう失明状態です。

終わって、やれやれと思っても、外に出るとまぶしくて目があけていられません。盲目同然です。手探りしながら、いざり足で帰っていきます。

本当に目は大切ですよ。パソコンなんてやっていると目が悪くなりますよ。テレビもそう。読書もそう。

じゃあ、何をしろってか?でしょうが、覚悟するしかないでしょうね。

私の場合は、H症になったとき、「最悪、失明しますよ」と言われ、気の小さい私は不定愁訴に襲われ、結局、心療内科に駆け込むほどでしたからね。

今でこそ「年中行事」となって、大分開き直ることができますが、当初は相当落ち込んだものです。

でも、検診は嫌で嫌でたまりません。これでも、本当に色んな眼科に行きました。御茶ノ水の井上眼科と順天堂医院、浦和の中島眼科、滝本眼科、帯広のしのはら眼科…。結局、坂井眼科に落ち着いたのは、非常に腕のいい落ち着いた美人の女医さんがいるからでした。本当に素晴らしい先生です。

ここはお奨めです。でも、どこも5~6時間は平気で待たされますよ。

あまり待ちたくない人には、やっぱり、帯広のしのはら眼科か原田眼科がいいかもしれません。ここの先生は、帯広の長者番付で1位と2位を分け合っていました。