私、祈ってます♪ 6 sence

成都チベット民族舞踊 美女たちに迎えられ Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

今晩も帰宅の電車がやられました。今春2度目です。つい、2週間前に遭難に遭ったばかりです。
まあ、はっきり言いますと、人身事故で大幅に電車が遅れて、吹きさらしのプラットホームで長い間、立って待たされた挙句、混雑した満員の社畜列車にギュウギュウ詰めにされて、疲労困憊といったところです。

前回は2時間半も貴重な時間を無駄にされましたが、今晩は1時間半で済みました。でも、冷酷ですが、いい加減嫌になりました。

他人様、それぞれ、特殊の事情がおありのことでしょう。誰でも、自分の悩みが世界一で、特殊ですからね。でも、これだけ、面識もない他人様に迷惑を及ぼすとは、考えたことはないのでしょうか。恐らく、当人は、判断力、思考力が大幅に欠けるか、なくなってしまったのでしょうね。

気持ちはよく分かります。私もそういう気持ちになったことがありますから、素直に同情できます。よーく分かります。

しかし、人生=時間ですからね。ヒトの人生を奪う権利は、なんぴともないはずですがね。

 成都チベット民族舞踊 はじまりはじまり Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

最近、メディアの自粛が気になります。

時の監督官庁のドンにどやされて、免許取り上げるなぞと脅されたものですから、春の番組改編で、危険分子のキャスターを入れ替えて、天下のNHKなんぞは、会長が上から目線で、内部の報道局会議で、「政府の発表に沿ったものだけ報道しておけばいい」などと、反骨ジャーナリストが聴いたら気絶するほど、反動的発言をして、その話が外に漏れて物議を醸しています。

これでは、天下のNHKは、単なる政府の広報宣撫機関で、1960年代に「イヌ・アッチ・イケー」と言われた時代に逆戻りしている感じです。

NHKの会長さんという方は、三井物産出身らしいので、相当気位も高い人とお見受けしました。よく「人の(三井)物産」「組織の(三菱)商事」なんて言われるように、物産は多くの人材を輩出していることで知られています。

この三井物産を実質的につくったのが、小田原三茶人の一人としても有名な益田孝(鈍翁)です。幕末生まれの彼は明治9年に、経済紙「中外物価新報」も創刊しますが、当初は、三井物産の社内報みたいなもので、物産の機関紙とも言われました。

それが、幾星霜を経て、現在の日本を代表する日本経済新聞になります。戦前、最も影響力のあった経済紙は時事新報でした。しかし、創刊者の福沢諭吉が亡くなり、番町会と帝人事件などで社長の武藤山治が暗殺されたこともあり、経営難で倒産してしまいます。これで、日経が時事に代わって経済紙のクオリティーペーパーに浮上するわけです。大企業が決算を発表するメディアは、日経というお決まりになりました。

ところで、日経は、元をただせば、物産の社内報ですから、最近の紙面を追ってみると、やはり、物産にとって耳が痛いニュースは、小さく扱う傾向がありますね。物産は、財閥解体で戦後再スタートして以来、昨年度は初めて700億円という大幅な赤字を出しました。石油危機でもリーマン・ショックでも赤字を出していなかったということになります。今回は、チリの銅事業の失敗などが原因です。

そんな歴史的な大ニュースなのに、日経だけは、どういうわけか、一面ではありましたが、小さい活字で目立たない所に配置されていました。他紙は、一面の右端の一番目立つところに、大きな活字を組んだにもかかわらずです。

ははーん、ですね。

物産の広報室は、隅から隅まで行き届いていて、有力メディアの経済記者を取り込んで、丸め込んで、いざという時は、ニュースにしないように「抑える」という噂を聞いたことがあります。あくまでも噂ですが。

最近の日経もNHKと同じように、政府関係者の意見を載せている無味乾燥な「官報」のような感じがします。

いずれにせよ、en tout cas, 渓流斎如き小物がほざいても、大メディアの皆さんは、何とも感じないでしょう。

★番町会と帝人事件については、http://ktymtskz.my.coocan.jp/cabinet/teijin.htm

見つかった 何が? Fifth edition

長白山麓町の朝市

いやはや、「宮仕えはつらいよ」で、平日はなかなかブログを書く時間が取れなくなりました。外でスマホで投稿はできるのですが…。

ですから、何となく、おウチでパソコンに向かうのは久しぶりのような気がします。

昨晩のことですが、嬉しいお知らせが舞い込んできました。

昨春以来、「行方不明」だった大学時代の旧友が見つかったのです。

「もう死んでしまったんじゃないのか」と半ば諦めていたのですが、見つかってよかったです。

旧友の弟さんが警察に「失踪捜索願い」を出していたので、一応、文明社会ですから、「何かあれば、知らせてくれるだろう。報せがないということは、何処かで生きているのだろう」と弟さんも腹を括っておりました。

 長白山入口
それが、一昨日の夜に、その弟さんのところに、警察から「確保しました」との連絡があったそうです。

いや、逮捕されたわけではありません(苦笑)。ある都市で、一時、路上生活をしていて、その当日は、たまたま旧友は、4カ月振りぐらいに酒を呑んだら酔ってしまったそうです。いつの間にか路傍で寝ていたらしく、通行人からの通報を受けて、彼は交番で厄介になったようです。

そして、その旧友は、「失踪捜索願い中の人物」だと分かり、家族に報せが入ったわけです。この辺の失踪情報は全国ネットでつながっているんですね。

渓流斎ブログは、世界中の不特定多数の方々が見ているブログですから(笑)、彼のプライバシーにも関わることなので、詳細について、ここではあまり書けません。

 長白山山頂を望む

まあ、ご想像にお任せします、といいますか、そこまで彼は追い詰められてしまったということです。

そして、不義理にも、彼は家族にも友人知人にも、プッツリと連絡を断ち切って、失踪してしまったのです。電話もメールも繋がらなくなりました。

でも、彼が失踪したのは、昨年の2月ぐらいですから、1年以上何をしていたのでしょうか。冬の極寒の日もあったでしょうし、氷雨も降ったこともあったでしょう。真夏は、高温多湿で、さぞかしバテたことでしょう。何しろ、彼は十数年前に大病して、障害者手帳を持つ身です。よくぞ、生き延びたものだと思います。

食事はどうしていたのかなあ…。

一時は別荘を持つほど羽振りがよかった聡明なインテリさんが、ここまで波乱万丈の人生を歩もうなどとは、学生時代は、少し想像はできましたが、まさか、失踪するとは思ってもみませんでした。どん底に堕ちたので、後は這い上がってもらうしかないと思っています。

Elle est retrouv?e.
Quoi?- L’?ternit?.
C’est la mer all?e
Avec le soleil.
……………..

L? pas d’esp?rance,
Nul orietur.
Science avec patience,
Le suuplice est s?r.

Elle est retrouv?e.
Quoi?- L’?ternit?.
C’est la mer all?e
Avec le soleil.

Mai 1872.

これは、彼が学生時代に暗誦していた仏象徴派詩人アルチュール・ランボーのL’?TERNITE(永遠)という題の詩です。時に、ランボー17歳。

見つかった。
何が? ー 永遠さ。
永遠とは、太陽を飲み込んでいる海のこと。

…………………

そこには希望もないし、
立ち上がる術もない。
辛抱強く学ぶしかない。
艱難辛苦こそ確かに実感できるものだから。

また見つかった。
何が? ー 永遠さ。
永遠とは、太陽を飲み込んでいる海のことさ。

1872年5月

(拙訳)

旧友は、この詩を自ら実践したかったのでしょうか?
とにかく、en tout cas, 私の生涯で、彼ほど常識を超えた天才肌の八方破れの人間にお会いしたことはありません。

「It’s 展」と嬉しいコメント third edition

 片岡画伯作品

もう、既に皆様お気づきのことと存じますが、タイトルに後にある○○edition というのは、本で言えば、初版とか3版とか、もしくは刷みたいなもので、それだけ書き換えたということになります。

例えば、昨日の「上田正昭著『帰化人』」は「25th edition」ですから、25回も書き直し、訂正加筆したということです。昨日は、日曜日でしたから、丸一日、こんなブログのために、他に何もできず、休みを潰してしまったということです。

まず、固有名詞で大間違いがあったので、すぐ手直ししましたが、扱った内容が、タッチーなイッシューになっていたものですから、弁解の余地がないほど隙を見せてしまっては、攻め込まれてしまいますから、何度、書き足したりしたものか。。。

これでも、どこからの助成金もなく(笑)、奉仕の精神でやっているのですから、草臥れ損になってしまっては、本当に泣きっ面に蜂ですからね。

そんな中で、驚いたことに「くんろくK3」という方からコメントを頂きまして、本当に嬉しゅうございました。陰の努力が報われたと思いましたよ(笑)。

「ごぶさたしております」とのコメントでしたが、正直「あれっ?どなた様でしたっけ?」といった感じです。K2はヒマラヤ山脈の山ですし、K9はワンちゃんのことなので、大体想像はつきますが、K3となると…。あっ!もしかして、KNさんかな?と思ったりしてます。

いずれにせよ、コメント本当に有難うございました。K3さんの仰る通り、渓流斎は、半年間ほど、世を忍んで、黄泉の世界に行っておりましたので、お久しぶりです。今後とも宜しくお願い申し上げます。

 米澤画伯作品

さて、西方の浄土から、本日4月18日夕に、東京は銀座の渋谷画廊(老舗とんかつ屋「梅林」二階)で「It’s展」のオープニング・パーティーがあるので、楚々のないよう、ご挨拶するように、との伝令が舞い込んできましたので、小雨の中、ほんの少し覗いてきました。

昨年の「It’s 展」のオープニングにも顔を出しましたので、およそ1年ぶりです。そこでは、懐かしい旧友にもたくさんお会いすることができました。眼帯のお仙、焼津の半次、彦作村長・実は加須仙人、北欧の騎士、首都紙芝居のお安といった面々です。

最初の写真の片岡画伯の作品は、昨年、彼女自身が大変な事案があった中、大変な思いと苦労をなさって製作された「脳内フローラ」という作品でした。もう一つは、タイトルは忘れましたが、黄泉の国が描かれていました。意外にも片岡画伯は、表面的にはお元気な様子で、「去年は、臨死体験しましたからねえ」と冗談ともつかぬような話を軽くされておりました。

もう一人の米澤画伯の作品は、コラージュでしょうか。タイトルの中に「ホレス・シルバー」と書いておきながら、彼は登場しない不思議な作品です(笑)。ご自身の20歳のときの自画像も隠されていて、遊び心満点の作品でした。米澤画伯には、昨年、小生の個人的な事案で色々と御相談に乗って頂いたりして、大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。

画廊の市瀬支配人とも1年ぶりにお会いしました。3年ほど前に京都でご一緒して、京洛先生と3人で鍋を囲み、随分豪快な人だなあ、と感心した方でした。まあ、こうして皆さんと再会できて、生きててよかったですよ。

同展は24日までですので、お戯れを。

迷惑メールにうんざり

大連・夏祭り  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

今日のブログは、あまりにも個人的過ぎますので、ご興味のない方は、この先は読まれない方がいいかもしれません。

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春めいてきました。陽気が良くなって気持ちも高まってくる人も多いでしょうが、逆に調子を崩す人もいます。

そのせいか、この季節になりますと、電車の遅れが増えます。理由はご説明するまでもないでしょう。遅れると、電車の本数も減りますから、車内は異常な混雑になります。

不快度指数が高まります。

 大連・駅前裏通り  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

不快度指数といいますと、最近、ここ1週間で、急に迷惑メールが増えて困っています。

アドレスを変えたとしても、また、同じように迷惑メールが来ることでしょう。痛いことに、このメールアドレスが色んなサイトの「ID」になっているので、メルアドを変更すると、色んなところで支障をきたし、面倒臭いのです。

1日、20通以上は来ますね。有難いことに、携帯会社のauが、迷惑メールのフィルターをかけてくれますので、1度に17件ぐらいの「迷惑メールありました」という通知が、まとめて来ますが、このフィルターにかからない迷惑メールが他に数件あります。

 大連・夏祭り  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

他に、会員になったeコマースの会社から毎日、10通ぐらいコマーシャルのメールが来ます。うんざりします。

配信停止にすればいいのですが、一応、「連絡メール」を受信しないと、ポイントをくれないというので、しょうがなく、一応受信だけはしています。ですから、ポイントが付いたら、配信停止にするつもりです(笑)。

本当に世の中、「ポイント世界」になってきましたね。まあ、ポイントによる「囲い込み運動」と言ってもいいでしょう。以前、大きな話題になったビットコインや電子マネーといった「仮想通貨」も同じようなもんでしょう。

先日、SNSのLINEが、ゲームで供託金逃れをしたとか、しないとかで、関東財務局が立ち入り調査をした、というニュースがありました。

私はゲームをほとんど全くやらないので、詳しい仕組みや内容は分かりませんが、これも「仮想通貨」みたいなもので、ゲームを楽しむということでしょう。誰だって、ゲームには勝ちたいと思いますから、人間の虚栄心や射幸心につけこんだ阿漕な商売と言ったら、言い過ぎでしょうか。

LINEは、無料で通話できたり、メッセージをやり取りしたりできるので、私も利用していますが、やはり「無料」には裏があって、こういったところで、巨額のビジネス商売していたのか、と初めて知ることができました。

 大連・夏祭り  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

さて、最近、好きな映画を観ていないのは、まあ仕事が忙しくなって、休日は休みたいという気分が勝ってしまうことが多いせいかもしれません(笑)。

しかし、毎日、ドキドキハラハラの生活で、気を遣ったり、心の中で貶されたり、露骨に足を引っ張られたりする生活なものですから、何で好んで、もしくは、何が悲しくて、お金を出してまで、また、ハラハラドキドキするようなサスペンス映画を観なくてはいけないのか疑問に思ってしまったことも一因なのです(笑)。

同じことは、レジャーランドにも言えます。何でわざわざ危なっかしい、危険な乗り物にキャーキャー叫んで乗ったりするんでしょうかね?

私の場合は、広い北海道で、牛さんや羊さんなんかを眺めたり、触ったりした方がよっぽど、安逸した気分になれますけど…。

まあ、同志諸君、現実は厳し過ぎますが、心だけは福にして、艱難辛苦に耐えていこうではありませんか。

中学校の同期会 Third Edition

 機関車いろいろ Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

昨晩は、東京・西新宿の「珍味館」で、中学校を卒業して以来初めて同期会に参加してきました。実に44年ぶりという長い歳月ですから、皆さん、街ですれ違っても全く分からないくらい容貌と体型が変化していました(笑)。

44年ぶりの再会ですから、お互いに、ほとんど、若き青春時代も悩める中年時代も知りません。人生の黄昏といいますか、夕焼け小焼けで、人生の酸いも甘いも知り尽くしてしまった初老での再会は、何か複雑なものでした。

まあ、個人的な話ながら、これも「社会の縮図」だと思って、この先も読んでみてくださいな。

 機関車いろいろ Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

今回、同期会ができたのは、幹事を引き受けてくれた黒田さんや吉野さんや宮崎君や中山君らのお蔭でした。私も感謝したいと思います。

我々の中学校は公立で、東京都心から少し外れた緑の多い武蔵野台地にあり、同期の親は、公務員やサラリーマンの団地に住む「転勤族」が多かったので、その後の消息を調査するのが、個人情報保護法にも阻まれて(?)大変だったようです。

我々の同期は5クラス(正確には6クラス)ありまして、1クラス男女各21人か22人で、全体で216人。そのうち連絡先が判明したのはわずか68人でした。その中で、同期会に参加したのは男子14人、女子14人の28人でした。調査の結果、早くも8人の同級生(男子ばかり)が亡くなっていたことが、この会に参加して初めて知りました。

私の1年生の時の担任だった数学の上沼先生も参加して下さり、まだ75歳で、水泳や山歩きなどをして身体を鍛えているようでしたので、とても、元気でした。先生は、我が母校に教員として務めたのはわずか6年間だけだったということも初めて知りました。

そして、テニス部の顧問で熱血先生でした。道理で、参加した人の多くがテニス部出身で、今でも愛好会に参加したりして楽しんでいるということを話していたので、「ああ、この会はテニス部つながりだったのか」と納得しました。

 機関車いろいろ Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

私の場合は、色々と引っ越しをしたので、「行方不明」でしたが、中学時代の友人で今でも唯一付き合っている石田君から連絡があったので、参加できたのですが、石田君の場合は、中学卒業以来、引っ越しせずに自宅にいたので、連絡が取れたのです。どうやら、幹事さんたちが、卒業名簿で、全員に電話をかけたようです。本当にご苦労様でした。

今では、ネットが発達しているので、若い人は簡単にSNSか何かで連絡がすぐつくでしょうが、我々旧世代は、ネットを見てアクセスしてきたのは、たった一人だったそうですよ(笑)。

さて、私は今、お酒が呑めないので、早めに帰宅させてもらいました。すると、京洛先生からたまたたま電話があり、先ほどまで参加していた同期会の話をしたところ、「あたしも、還暦の年に中学の同窓会に参加したことがありますよ。でも、違和感を覚えませんでしたか?南北に分断された朝鮮で、板門店辺りで、ガラス越しに親子親戚が何十年かぶりに再会するようなものですよ(笑)。朝鮮民族の人たちは、『アボジ、オモニ、ヨボセヨ~』と大声で涙を流しながら、ガラスをバンバン叩いたりして感激するでしょうけど、日本人の場合は案外冷静で、しらっとしていたんじゃないですか?」と、鋭いことをおっしゃるのです。

そう言えば、こちらがはっきり覚えているのに、向こうは「どちらさまでしたっけ?そんなことありましたか?」なんて、しゃあしゃあ言う人がいる一方で、私の方がすっかり忘れているのに、向こうが覚えている場合もありました(笑)。

公立学校でしたので、職業もさまざまで、最高学府を出て都心の有名な弁護士事務所で働いている優等生もいれば、国立大学の准教授になっている人や地方の銀行員になっている人もいましたし、何と、機動隊員になったガタイの大きい怖そうな公安の人もいました。(その人は中学時代は、クラスも違って一言も口をきいたことはありませんでしたけど)

中には、余命を宣告された病気を押して参加したりした人もいました。「残りの人生は自分の好きなことだけやる」と宣言して、楽しみに同期会に参加したそうです。

普段とは違って、私の名前を気安く、呼び捨てされたりすると、何か、中学時代に一瞬戻ったような気になりました。まあ、私は、悪ガキでしたので、中学時代には全くいい思い出はありませんでしたが、袖触れ合うも他生の縁です。また、同期会があれば、何度でも参加したいと思っています。

傘、直ったけど…

仲御徒町の「ワカオ」

例の柄が取れてしまった高級折り畳み傘。銀座周辺で、修理店を探したところ、全然見つからなかったことを先日書きました。

そしたら、その晩、京都にお住まいの京洛先生から電話があり、「その傘、『ワカオ』で、お買いになったんしょ?そんなら、ワカオで直してもらはったらいいじゃないですか」と仰るのです。

ワカオは、少し遠い。東京メトロ日比谷線の仲御徒町駅近くにあります。

早速、昨日昼休みに行って、今日の昼休みに取りに行きました。

もう、買って一年以上経ちますから、タダではあり得ず、一体幾ら掛かるか心配でした。

そしたら、大将は「2000円でいいよ。安くしときましたよ」と、仰るではありませんか。私も、ネット検索で、「傘修理、350円から」なんて広告もありましたから、まあ、1000円ぐらいかな、と値踏みしていたので、がっかりしてしまいました(笑)。

昨日は、京洛先生から言われた通り、「私にこの店を紹介してくださった方(京洛先生のこと)は、大将の先代のこともよく知っていて、とても良い人だと言ってましたよ」と、べんちゃらしておいたのですが、効果なかったですねえ(笑)。

まあ、この高級折り畳み傘、7000円で買いましたから、修理代金2000円を入れて、9000円の傘とすることに今日決めました!

※珍しく本文と写真が一致しました(笑)。浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ

傘がまた壊れた

東京・銀座の「円」ランチ定食1080円。「御飯お代わり自由」でしたが、栗林閣下の御導きで、やめておきました(笑)。

今日は、氷雨と言ってもいいくらい冷たい雨が一日中降りました。

そんな肝心なときに、また、あの高級傘「ワカオ」の柄が外れてしまいました。

これで2回目です。1回目は、買ったお店でタダで、新しいモノと交換してくれましたが、もうあれから一年以上経つので、無理でしょう。

仕方がないので、昼休み、銀座で、傘の修理をしてくれる店を探してみました。それがないんですよね。売るだけ売って、売りっぱなしなのか、傘は、100円ショップで買う馬鹿な消費者が増えたから、傘修理の商売があがったりになったのか、どっちかでしょう。両方かもしれません。

ネットで検索して、有楽町の交通会館の地下に傘の修理屋さんがあるというので、行ってみたら、「鍵の修理しかやっていない。傘の修理は、他のチェーン店でならやっている」と店番の中年のおじさんは、曰うのです。それなら、傘修理なんて、ネットに出すな、と声を大にして言いたかったのですが、無駄だと思い、やめておきました。

嗚呼、今日は、茲では書けないこともありましたし、変な日でした。

浮世の馬鹿

 もうそろそろ発車です Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

春だというのに寒いですね。
天気も悪いし、晴れ晴れとした気分になれませんね。

朝起きるのはまだつらいです。まだまだ、温もりの中でグズズしたくなります。確か、江戸時代に

 世の中に 寝るほど楽は なかりけり 浮世の馬鹿は 起きて働く

とかいう狂歌がありました。うまく、言ったものです。故水木しげるさんにも「なまけものになりなさい」という言葉がありました。

私は、変わっているのか、どういうわけか、俳句や短歌よりも、川柳や狂歌の方が好きです(笑)。

 まだまだ大丈夫です Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

昨晩、都内某所で、盛大な懇親会があったようです。残念ながら、私は諸般の事情で参加できませんでした。せっかく、お誘い頂いたのに残念でした。

恐らく、渓流斎の噂話も出たのかもしれません(笑)。まあ、酒の肴でも何でもしてくださいな。

それより、エッジの効いた最先端の話題が聴けなくて、本当に残念でした。

とはいえ、聴いたとしても、このブログに簡単に書けなかったでしょうけどね(笑)。

 買い物時間はたっぷり Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

最近、どうも糸が切れたような感じで、腑抜け状態です。

そんな中で、中澤孝之さんの「ロシア革命で活躍したユダヤ人たち」(角川学芸出版)を読み返しています。初版は2011年5月31日。もう5年も経つんですね。

同書によると、世界の人口67億人のうち、ユダヤ人は1500万にしかいないのに、ユダヤ人のノーベル賞受賞者は全体の3割も占めているそうです。

それだけ、優秀だということで、その秘密は、子供のときからの親や周囲による熱心な教育にあるようです。そこで、思い出すのは、中国の客家(はっか)です。小平、李登輝、リー・クアンユーら国家主導者たちには客家が多い。学者や医者、弁護士も多いと言われています。

客家も教育熱心の面では、ユダヤ人に引けはとりません。結束して海外留学にもお金をかけます。3、4年前に厦門近郊の客家の土楼を観光で観に行ったとき、案内展示に書かれていました。

中澤氏の本に戻りますと、トロツキーがユダヤ人だということは有名ですが、「革命の父」レーニン(本名ウラジーミル・ウリヤノフ)にもユダヤ人の血が流れていたそうです。母マリヤの父アレクサンドル・ブランクは、十代に正教に改宗したウクライナ出身のドイツ系ユダヤ人の医師で大地主だったそうです。「ソヴィエトの歴史家たちが否定し続けたにもかかわらず、ウラジーミルにユダヤ人の血が少なくとも四分の一入っていたのは間違いない」と中澤氏が書いてます。

この本で驚かされたのは、あのドストエフスキーがかなり強硬な反ユダヤ主義者だったことです。そう言えば、彼の論評は読んだことがなく、小説しか読んだことがなかったので、知りませんでした。

厄介な世の中

コムソモリスク駅 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

毎日せっせと、休みもなく齷齪とブログを書き続けておりますが、来週はそう毎日更新はできそうもないでしょうね、きっと。

まあ、ボランティアでやっていますので、勘弁してつかわさい(苦笑)。

そこんとこ、よろしゅう、頼んます。

 コムソモリスク駅 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

扨て、今日の話は我ながら面白くない話です。今日落ち込んでいる方は読まない方がいいかもしれません。ま、そこまで、大層な話ではないですけどね(笑)。

先日、ヤフーメールの事務局の方からわざわざメール連絡がありまして、「○月×日午後3時45分頃、貴方のメールに米国からアクセスがありましたが、御心当たりがありますか?もし、ないのでしたら、パスワードの変更をお勧めします」と仰るではありませんか!

あんりまあ、ですよ。

ヤフーメールの閲覧履歴を見たところ、確かに見慣れない米国からのアクセスがありました。おっとろしい!早速、パスワードを変えましたよ。ヤフーメールは無料ですし、特に重要メールとして使っているわけではないので、たとえ漏洩したとしても、あまり、プライバシーは侵害されないとは思いますが、それでも気持ち悪い。

ソフトバンクは大嫌いなのに、ヤフーメールの事務局さんにはよくしてもらいました。この場を借りて御礼申し上げます。

 コムソモリスク駅 Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

こんなことがあったもんですから、変な不安に駆られてしまいました。Gメールの場合は、結構フィルタリングがしっかりしている、とIT雑誌に書かれていたので、一応安心しているフリをしているのですが、100%安全とも言えないでしょう。

そして、たまたま、メモ帳代わりに使っているスマホのアプリに「Evernote」というのがありますが、これも閲覧履歴を見たところ、何と、米国のオレゴン州からアクセスしていることが分かったのです。

オー、マー、ガ。何てこったあ!

「Evernote」は、「同期」が簡単ですので、メルアドとパスワードを登録すれば、スマホでも、パソコンでも、タブレットでも見たり、書き足したりできますから、非常に便利です。何と言っても、スマホは何年かで機種を変えますから、どんな機種に変更しても、また、このアプリをインストールすれば、そのまま過去の記録が残って使えるのでとても便利なのです。

しかし、やはり、米国のオレンゴン州や何か知らない所からのアクセス履歴があり、気持ちが悪いので、パスワードを思いっきり変えましたよ。

本当に厄介な世の中に生きているものです。

ついにネット市場で

東京・銀座「和らん」 胡麻ダレ海鮮丼 1000円。実に美味!

ついに、とうとう、ネット市場で、超高級品を買ってしまいました。

パテック・フィリップの腕時計、520万円です。

勿論、嘘です(笑)。一度、言って見たかっただけです。

でも、国産の高級腕時計です。こんな高い買物をネットでやったことは初めてです。カード会社から「◯◯という会社から、高額のお金が引き落とされていますが、お心当たりはありますか?」と、確認の電話が入ったくらいですから。

有難いですね。連絡して下さって感謝してます。最近、カードの詐欺事件が多発してますからね。カード会社も気を遣って、態々電話を掛けて下さったのです。助かります。私のカードは、以前にも書きましたが、JR東日本のVIEWカードです。丁寧な仕事をしてくれます。

さて、皆さん、その腕時計は、何処のメーカーで、幾らしたのか?と様々な質問があることでしょうが、ぜーんぶ、秘密です(笑)。

まあ、この腕時計をすると、背筋が伸びて、責任感が生じてくる気がします。長生きしたくなります(笑)。

兎に角、目立ちます。その筋の人が嵌めてもおかしくないかもしれませんが、ロレックスではあるまいし、ダイヤなんか付いてません(笑)。

作りは、実にシンプルです。何の飾りもありません。長針と短針と秒針だけです。文字盤もアラビア数字ではありません。カレンダーは付いてますが、曜日はありません。でも、クリスタル時計で、誤差は、何と年間±10秒という正確さです。

何で、私は、お金持ちでもないのに、大金を払ってまで、こんな買物をしたのか?父の形見の腕時計の遅れが目立ち始め、買い換えなきゃいけないかなあ、と思ったこと(電池を換えたら、また正常に動きました=笑)と、まあ、一種の厄落としですかね?

ただ、もう人生の半分はとっくに過ぎて、キリのいい歳に自分を鼓舞したかったからかもしれません。子孫に美田は残さず、です。

そう言えば、私の両親は、二人とも十代の時に父親(私の祖父に当たる人)を亡くしております。二人の祖父とも享年40そこそこでした。

両親は、美田の恩恵に預かるどころではなかったのです。