ビートルズ写真展

 公開日時: 2006年7月3日 

銀座のソニービルで開催中の「The Beatles in Tokyo 1966 浅井慎平・写真展」(入場無料、7月17日まで)に行って来ました。

ビートルズ・フリークの私ですから、雑誌などで何回か見たことがあります。でも、結構ピンボケが多くて、「下手だなあ」と思ってしまいました。「ちょっと、ピンボケ」のロバート・キャパの影響だったのでしょうか?浅井慎平の名前を世に知らしめた代表作だというのに、写真集は当時あまり売れなかったそうです。(本人の弁)

ホテルの部屋で、彼らが和服を着たり、横笛を吹いたり、鼓を打ったり、三味線を弾いている写真がありましたが、もちろん、「やらせ」で、浅井氏に許された撮影時間はわずか2時間だったそうです。

しかし、28歳だった浅井の「何でも撮ってやろう」という精神には頭が下がります。ビートルズの四人が吸ったタバコと灰皿を撮ったり、タオルやビールの飲みさしのコップなども撮ったりしています。

私の記憶では、ベッドの枕に付いていた髪の毛をメイドが持ち出して、高価な金額で売れた、なんていう記事を当時、読んだことがあります。

マニアックな話ですが、彼らはステージでは、楽器がジョンとジョージがエピフォンのカジノ、ポールがカール・ヘフナーのベースを弾いていましたが、予備として、ギブソンのSGやJ-160E、リッケンバッカーの12弦ギターやベースもバックステージに用意していたのです。

フリークにはこんな写真がたまらないのですが、単なる変態かもしれませんね。