乗馬セラピー

夏休みを利用して趣味の乗馬に出掛けました。

偉そうなことを言って、これが2回目です。

3時間で6000円。事情に詳しい人は実に安いと思われることでしょう。

ですから、某日、某所で、ということで留めさせて戴きます。

参加したのは、私と牧場主の川原さんと平さんと畜大出の斉藤さんと学生風の遠藤君。

私が騎乗したのは、コータロー。男みたいな名前ですが、雌で、17歳。人間でいうと70歳くらいだそうです。

「この馬が一番従順」ということで素人の私が乗ることになったのですが、いきなり、しょっぱなから落馬してしまいました。もちろん、落馬というのは大袈裟で、コータローは、ゆっくり膝を曲げて、「あれ、何をするつもりなのかなあ?」と思ったら、ゴロンと横になってしまいました。牧場主の川原さんによると、背中がかゆかったらしく、上にのっている人間には、まだお構いなし。ちょっと、調教の意味で、もう少し、しっかり手綱を持たなければならない、とアドバイスされました。

それ以降は、何ともありませんでした。まさしく、快適なドライブでした。

川原さんの牧場は、どれくらいの広さか見当がつきません。山あり谷あり、小川ありで、トレッキングコースは国有地に差し掛かっていますが、途中、熊や鹿が出てきたり、100頭以上の馬が放し飼いになっていたりするので、その広さは十分、予想できるでしょう。

まあ、観光客向けにしっかり調教されている馬に乗るので、問題はありませんが、下り坂などで、馬がちょっと、走ったりすると、怖くなります。

平さんの乗ったタカラ号は、数々の修羅場でキャプテンとして、行動しているので、遠くで放し飼いの馬をみると、思いっきり、いななきます。このまま、野性に帰って、暴走したらどうなるか、と頭をかすめましたが、無事、3時間余のトレッキングは終了しました。

何とも言えない爽快感です。馬によって癒されます。これは確かです。

馬さん、ありがとう!