気づきとは~SHさんからのメール

 想念観察を繰り返していると発想が自然と変わり、変えようとしなくても変わってしまいます。

疲れていても頑張ろうとする自我を動かしているものは、実は、恐れなのです。

恐れがなくなり、完全に委ねることができたら、真のシナリオが起きてきます。最悪の事態が実は最善の原因だったわけです。

 

あなたの焦りも恐れからきています。自我がまだ降参していないのですね。立ち止まることが出来ないようです。動かないことが怖いみたいです。何かを攫もう、攫もうとしているみたいです。

 

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そこで、焦っているという気持ちをじーっと意識を向けてみてください。

何としかしようとするのではなく、感じきってみてみてください。

何か違う気持ちが湧くまで。

 

湧いてきたら、それがどういうものか、言葉や文章にしてみてください。

起きていることは、あなたの中の真実です。

 

あなたが、あなたを受け入れてあげていないからなのです。

裁き、許していないからなのです。

外側はすべてあなたの表れです。

その役をかってみんな演じているのです。

真実を知りたいのです。

 

だから、必要な人を引き寄せます。

結婚も仕事もそうです。

起きていることは、神の意志です。

神とは宇宙であり、自分でもあります。

 

全てを知るための体験で、被害者など存在しないのです。

あなたは、真実を知りたいと魂が望んだから、今、ここにいます。

そして、私がいて、お互いに気づきあっているのです。

不可解な事件

公開日時: 2006年8月30日 @ 09:48

最近、やけに嫌な事件や事故が全国で頻発して、胸を痛めています。

福岡で、市役所の職員による酔っ払い運転で、幼い子供3人もが亡くなったり、山口県で高専の女子学生が学校内で殺害されたり、本当に身の毛がよだちます。

でも、一番、不可解だったのは、北海道の稚内市で、16歳の長男が15歳の友人に30万円で母親殺害を依頼した事件です。46歳の母親は4年前に離婚して神奈川県から実家のある稚内に戻り、病院でパートをしながら、女手一つで、一生懸命に子供を育ててきたのに、まさか、自分の最愛の息子によって殺害されるとは思ってもみなかったでしょう。

16歳といえば、物事の正悪を判断できる年頃のはずなのですが、かなり計画的に母親殺害をすすめていたようなので、第三者には全く理解の範疇を超えています。

世の評論家連中は、「テレビゲームの影響で、人の命も簡単にリセットできると勘違いしている」「詰め込み教育で、真の道徳観や愛国心を教えてこなかった」などという意見を並べ立てることでしょう。

しかし、どんな理由を挙げても、それらは単なる詮索に過ぎず、長男の本当の深い闇の部分は明らかにされないでしょう。恐らく長男本人にも分かっていないはずで、彼が真の大人になった時に、流す後悔の涙はいかばかりか、想像するだけで、ぞっとしてしまいます。

昨年は、1年間で少年による両親殺害事件が17件と、ここ10年間3~10件と推移してきた数字と比べると目だって増えてきたそうです。今年も6月に男子高校生が自宅に放火して、母親と弟、妹を殺害する痛ましい事件があったばかりです。

家庭が社会の最小単位であるとしたら、その崩壊は何かの予兆を孕んでいます。

何か近いうちにとてつもないことが起きるような気がしてなりません。

天国への階段

公開日時: 2006年8月29日

最近、若い頃に聴いたロックの歌詞に凝っています。当時は、詞の内容などほとんど意に介しておらず、とにかく、ギターのリフやベースラインばかり聴いていたからです。

長じて、歌詞カードを見てみると、いかに出鱈目かが分かりました。間違いだらけと言ってもいいでしょう。恐らくロック音楽など子供相手なので、誰も抗議する人がいなかったのでしょう。

以前、ひどすぎる例を挙げたことがあります。

例えば、ビートルズの「ノルウェーの森」。原題の Norwegian wood は、本当は「ノルウェー製の家具」という意味だということを指摘したことがあります。

ジョン・レノンがソロになった時に出した「コールド・ターキー」は、日本でシングル盤がリリースされた時「冷たい七面鳥」でした。(カプリングのB面は、「京子ちゃん、心配しないで」だったことを覚えています)

「冷たい七面鳥」は直訳で、全く原題の意味をなしていません。当時発行された英和辞書にはどこにもその訳が載っていなかったのでしょうが、今の辞書にはほとんど載っています。

麻薬などが切れたときの「禁断症状」という意味です。それで、あのジョンの不可解な叫び声の意味が分かりません。冷たい七面鳥では…。

レッド・ツェッペリンの名曲「天国への階段」は、Stairway to Heaven ですから概ね合っているでしょう。

しかし、歌詞カードの最後の方が出鱈目なんですよね。ですから、翻訳も間違っています。この曲だけ原文がジャケットに印刷されているのに、そこまで神経が行き届かなかったのでしょうか?

この曲は恐らく、ロバート・プラントが作詞したのでしょうが、かなり諺が間接的に引用されています。

最初の出だしの、

There’s a Lady who’s sure all that glitters is gold.

And she’s buying a stairway to heaven.

の中の all that glitters is gold. は、  All that glitters isn’t gold.(煌くものすべてが黄金であるとは限らず。=見かけで判断するな)のもじりです。

しかし、4番に出てくる

And it’s whispered that soon if we all call the tune,then the piper will lead us to reason.

の意味が分かりません。

歌詞カードには

「囁かれているのは、間もなく我々が皆、あの調べを歌えば、笛吹きが我々を理性に導いてくれるだろうと」

となっていますが少し違う気がします。何故なら、次の諺を踏んでいるからです。

He who pays the piper calls the tune.(笛吹きに金を払うものは曲を注文する。⇒お金を払うものには発言権がある。責任を取るものには命令権がある)

これを試訳すると、

「そのうち静かに伝わるだろう。もし、我々みんながその曲を注文すれば、笛吹きが我々を理性に導いていくれるだろう」

ですが、その言外の意味として、「もし我々みんなが責任を取れば、理性的な世界になるだろう」ということになるのでしょう。

ネイティブには、こういった諺が頭にインプットされているから敵うわけありませんね。

居場所がない

某日、某ラジオ局での放送…

「私には職場にも、家庭にも居場所がありません。職場は単純労働で、夜勤の倉庫番です。生まれつき動作が鈍いので、バイトからも馬鹿にされます。家では、妻からも娘二人からも無視され、一人でご飯を食べています。部屋も別で寝ているので、結婚しているのか独身なのか分かりません。軽い鬱病かと思い、カウンセラーに相談に行きましたが、とても事務的で、行かなければよかったと後悔しています。特に趣味はありません。行きつけの店もありません。このまま、生きていても、毎日溜息ばかりです…」(愛知県・49歳)

まあ、何という身につまされる悩み相談だことでしょう。

これに対する回答者の答えは簡潔明瞭でした。

「家庭と職場以外に、どこか落ち着ける、自分が自分らしく振舞える、気持ちがいい居場所を作ってください」

『病気にならない生き方』

おつな最期の日

ベストセラーの『病気にならない生き方』(サンマーク出版)を読みました。

100万部を突破し、かなり派手に新聞で広告しており、本屋に行ったら平積みしてあったので、つい買ってしまいました。

電車の中などで2時間くらいで読んでしまいました。

著者の新谷弘実氏は、胃腸内視鏡外科医の世界的権威(といっても日本とアメリカの)で、これまで30万例以上の胃腸を診てきたそうです。俳優のダスティン・ホフマンや中曽根康弘元首相らも診てきたと自慢しています。(実際は自慢したいわけではない、と著者は書いています)

この本は、ひと言で言って、生活習慣病にならないために、心掛けることが書かれています。

●食生活は肉食を避け、菜食中心にすること。植物性(穀物、豆類、野菜、キノコ類、果物、海藻)85%、動物性(肉、魚、卵、牛乳など)15%が理想。

●酒、煙草は控える。

●お茶の飲みすぎもよくない。

●市販の牛乳は「錆びた脂」なので、牛乳や、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品は食べない。

●すべての薬は基本的に毒である。

●一日1500ccの水を飲む。朝起き掛けに500cc、昼食の1時間前に500cc、夕食の1時間前に500cc。

結局、これまでの「健康にいい」と言われた「神話」をくつがえすような話ばかりなので、私はかなり焦ってしまいました。

骨粗鬆症にならないように、一生懸命に牛乳やチーズやヨーグルトを食べてきましたし、お茶もカテキンがいいというので飲んできました。トンカツなど脂っぽいものも大好きでしたが、これらも控えた方がいいようですね。

著者は健康のカギは「エンザイム」(enzyme酵素)で、エンザイムをたくさん含むフレッシュな食べ物を多く摂ることが肝心と説いています。

そして、著者は、病気を癒すのに何が大切なのか?悪いところを切ったり、薬を投与すること以上に、「その人が心からハッピーになるようなモチベーションを持ってもらうことが一番だ」と力説しています。

何が一番強いモチベーションになるかーそれは『愛』だといいます。人は本当に幸せを感じていると、免疫機能も活性化するそうです。要するに「精神力」が体にとって大切なのです。

酒も煙草も肉食もやめられない人は、せめて、日々を感謝して、毎日、志を持って、幸せに生きることを心掛けようではありませんか。 “『病気にならない生き方』” の続きを読む

addiction

(昨日の続き)

フリーメールは結局、7つも作っていました。きゃあ、誰が止めてぇ、という感じです。

煙草は、もう随分昔に辛うじてやめられたのですが、お酒は今でもやめられません。飲み出したら止まらない時があります。

以前、パチンコ、というよりスロットに淫してやめられなくなったことがありました。世界一周旅行が出来るくらい、損したことでしょう。高い授業料を払いました。

私にはaddictionの血が流れているようです。

困ったものです。

話は変わります。

私の職場にいるアルバイトの若い諸君を見ていると、今の若い人は随分、教養というか、知的レベルが幾何級数的に下降しているのではないかという懸念に襲われてしまいます。

今の若い人は…なんて言い出すのは、年を取った証拠でしょうが、懸念というより危惧すら感じてしまうのです。

例えば、「水金地火木土天海冥」すら聞いたことがないという人がいました。

首都圏を「くびとけん」と読んだり、「十六夜」が読めなかったり、「侃々諤々」を「侃々囂々」と誤用したり…。

一番、驚いたのは、「(最近)手紙を書いたことがない」という発言でした。すべてメールで済ませてしまっているということでしょう。これでは、漢字が書けなくなるはずです。

教養とか文化というものは、伝承されるものですから、我々の世代で、プツリと切れてしまうのではないかという危惧があるのです。

 

フリーメール

天下のGoogleが、フリーのメールサービスを始めた、という記事を読んで登録してみました。

登録しようとしたIDが既に使われていたり、ああでもない、こうでもない、とやっているうちに、パソコンの前で2時間も3時間も貴重な時間が経過していました。

結局、うまく取得することができました。

すると、ハタと気づくと、自分は(フリーメールで先行する)ヤフーもホットメールも登録していることが分かりました。

しかし、結局、使っていないんですよね。登録だけで自己満足といいいますか、専ら、普段使っているメールは、ちゃんとお金を払っているプロバイダーだったのです。

フリーメールのアドレスも周囲にほとんど知らせていないので、メールが届くことがありません。

まさに宝の持ち腐れですね。

今後は、フリーメールの方を使ってみようかと思います。今使っているメールアドレスに得体の知れない迷惑メールが増えてきたからです。

そして、気づいたのですが、これらのフリーメールは簡単に登録できるのですが、簡単に脱退できないということです。

できれば、もう身辺を整理してすっきりしたいので、いくつかのフリーメールは解約して、1つに絞りたいのですが、やり方が分かりません。どなたか、ご親切な方はコメントしてください。

お願い致します。

肝試し

丸美ヶ丘温泉

「肝試しに来て見ませんか」という後藤先生のお導きで、プレセンの9階の日本記者クラブで、テレビ局のメディア関係の人と初めてお会いしました。

お会いしたのは、WOWOW経営企画局の野口和久さん、放送批評懇談会の理事・企画事業委員長の隈部紀生さん、東京放送メディア推進局の加藤節男さん、同総合企画部次長の牧登さん、テレビ東京メディアネット常務取締役の関根二三雄さん、テレビ朝日経営戦略室の和知隆寿さん。いずれも、裏方のメディア戦略のスタッフの面々で、非常にクレバーで、洞察力の鋭い方々ばかりでした。

同室のかなた先のテーブルに、帝京平成大学助教授の五十嵐雅子さんもいらっしゃいました。5,6年ぶりの再会でした。

いずれも内密な話なので、この場では書けませんが、次期首相候補は、憲法改正と教育改革を公約に立候補するそうです。

某氏は、「権力は腐敗するというけど、もし、独裁か、腐敗かの究極の選択を迫られたとしたら、腐敗の方を取るね」という発言には同感でした。

だんだんきな臭い世の中になってきました。

このままいけば、昭和の妖怪の孫が権力を握って、何をしでかすか分かりません。しかも、頭のおかしい日本人の支持率だけが上がる一方です。

できれば、こんな日本にもう住みたくないのですが、私も独裁国家よりも、賂が飛び交ういい加減な世の中の方を望みますね。賄賂だけが横行する独裁国家だけはご免です。

グリゴリー・ペレルマン氏

 

http://news.yahoo.com/s/ap/20060822/ap_on_re_eu/spain_math_genius

 

昨日ご紹介した青年劇場の「博士の愛した数式」は、もうすでに立見席も完売しておりました。大変失礼しました。

 

私は特別に見させていただいたわけで、感謝感激雨霰です。

 

ちなみに来年また再演されるそうです。その時の機会を狙ってください。

 

今日取り上げるのは、グリゴリー・ペレルマン氏です。「ポアンカレ予想」を解き、数学界のノーベル賞ともいわれるフィールズ賞を受賞しながら辞退したという天才数学者です。

 

その辞退の理由も「有名でなかった頃は何を言っても大丈夫だったが、有名になると何も言えなくなってしまう。だから数学の世界から離れざるをえなかった」というものでした。彼はマスコミ嫌いで、人前にも姿を魅せない孤高ぶりが却って注目を集めているというのです。

 

何か格好いいなあ、と憧れてしまいます。

 

一方で、シュレッダーに子供が指を挟まれて切断するという事故に関する取材で、あるシュレッダー利用者がインタビューされていましたが、その女性は、顔と名前をテレビの画面に堂々と晒しておきながら、「シュレッダーを使うのは、個人情報の保護が必要だから」と応えていました。でも、ご自身の個人情報についてはどういう見解なのでしょうかね?そんなに個人情報の保護が大切なら、テレビなんかに出ないはずです。あんまり矛盾した行動はしなさんな、と言いたい。

 

有名になるのが嫌な人がいると思えば、少しでも名前と顔を売りたい人もいます。

 

世の中さまざまですね。

青年劇場「博士の愛した数式」

青年劇場の宮部明さんのお導きで、舞台「博士の愛した数式」を見てきました。

演劇鑑賞は5,6年ぶりです。本当に久しぶりに舞台芸術を堪能することができました。宮部さん有難う御座いました。

場所は、地下鉄丸の内線「新宿御苑」からわずか3分の青年劇場スタジオ結です。150人くらい入れる小劇場で劇団の地下の稽古場も兼ねている所です。俳優の息遣いを本当に目と鼻の先で感じられる素晴らしい芝居小屋でした。

原作は、芥川賞作家の小川洋子で、2年前にベストセラーになり、映画化されました。今回の舞台化に当たって、原作にはない人物も登場しましたが、福山啓子の脚本・演出は概ね成功。2時間の上演が少しも長さを感じさせず、舞台に釘付けになってしまいました。

俳優は、テレビに出てこない、演技のしっかりした玄人なので、有名ではありませんが、皆、はまり役で素晴らしく熱演していましたね。特に、ルート少年を演じた蒔田祐子には、最後まで騙されてしまいました。てっきり、少年かと思ったら、少年になりきったうら若き20代の女優さんでした。

それに、あの長い台詞を覚えるのに大変だったろうなあ、と思いました。「友愛数」「絶対数」「完全数」など、数学がまるで哲学のように魅力ある思考回路に七変化するので、ぜひ原作も読みたくなってしまいました。

とにかく、時間の余裕のある人は見てほしいなあ、と思いました。公演は明日までですけどね。(電話は03-3352-7200)

それにしても、新宿御苑の新宿1丁目辺りは、下町風で、落ち着いて本当にいい所ですね。JR新宿駅周辺の雑踏から遠く離れた「大人の隠れ場」です。青年劇場の裏手の太宗寺は、ソフトバンクの王監督のお父さんの葬儀も行われた歴史のある由緒あるお寺だそうです。

「居酒屋白河」は2000円もあれば、酔っ払ってしまう安い居酒屋で、「江原豆腐店」はにがりの調合がピカイチで東京で一番おいしい、というのが宮部さんの談でした。

あ、秘密を教えてしまいました。