「吟」で痛飲しながらパソコン談議

昨晩は、中学生時代からの友人石田君と、東京・湯島の純酒肴「吟」で痛飲してしまい、久し振りの二日酔いです。

出版社を経営している石田君は、日本酒評論家の免許(笑)を持っており、例の酒卸問屋「岡永」を教えてくれた人です。

ちょうど、一年前の2017年6月3日、以下のことを書いてます。

岡永を知らないなんて潜りですよ、渓流斎さん

恐らく、お読みになる暇がないでしょうから、要約すると、「飯田兄弟と言えば、業界ではかなり有名で、長男飯田博は酒卸問屋の「岡永」社長、次男保は居酒屋チェーン「天狗」で有名なテンアライド社長、三男勧はスーパーマーケット・オーケーストア社長、末弟亮はホームセキュリティのセコム社長(四男の方は事業家にならず)だというのです。へー、知りませんでしたね。岡永と天狗とOKストアーとセコムが兄弟だっとは!」ということです。

昨晩行った純酒肴「吟」は、海城高校の後輩に当たる坂元さんがやっている拘りの店で、IT実業家の松長社長から紹介されたことは、以前にも書きました。しつこいので引用はしませんけど。

「拘りの店」と書いた通り、大将の坂元さんは、志村けんのコントにでも出てきそうな寡黙で職人気質の板さん兼経営者で、味や日本酒の品揃えが半端じゃありません。私も、ほとんど知らない日本全国の銘酒で、岡永で取り揃えたものではなさそうです。

さすがの石田君もざっとメニューを眺めて、「うーん、これはいいね」と感心して、1合ずつガバガバと注文するので、最後は名前も味も分からなくなってしまうほどでした。メモをしなかったので、忘れましたが、「兼八」「賀茂」「秀鳳」など呑んだのではないかと思われます。上善水の如しで、飲み口が水のようですから、止まらなくなってしまいました。

「吟」の「天然稚鮎の天ぷら」。食べるのと、呑むのと、お喋りするのに夢中で、写真はこの一枚だけです!

酒肴は、「天然稚鮎の天ぷら」「活き締めイサキの洗い」など拘りのお勧め料理をバカスカ注文してしまいました。

昨晩、石田君に会ったのは、パソコンをまだ買い換えていないので、アドバイスをもらうためでした。IT評論家でもあるので、その世界に異様に詳しいのです。

私は、初めてパソコンを買ったのは、1995年で、アップルのMacBookという機種でした。当時、25万〜26万円はしたと思います。その後は、専ら、NECの製品ばかりで、ラヴィを3台ぐらい買い換えたんじゃないかと思います。

しかし、最近はiPhoneやiPadばかり使って、家ではほとんどパソコンを使っていなかったのです。古いパソコンはもう数カ月前に処分してしまいました。

今回も、アップルは高いのでNECに拘っていたのですが、石田君は、レノボを勧めたりするのです。そこで、「中国製は、米国や豪州などで盗聴チップが埋め込まれていたというニュースを耳にするからね…」と難色を示したところ、彼は「何言ってるんだよ。今や、日本のパソコンは風前の灯だよ。NECも富士通もパソコンは、レノボが作っているだよ」と言うではありませんか。

へー、ビックりしたあ。その通りでした。

昨晩会った時、彼は米国製のデルはどうかということで、プリントアウトして勧めてくれました。驚くことにそれは、送料等入れても5万円もしないのです!処分したNECのパソコンは、2011年にヤマダ電機で買ったもので、12万円ちょっとしたのでした。その半額以下になったとは!23年前に生まれて初めて買ったマックの5分の1ですからね。

もうパソコンも文房具みたいなもんです。まあ、5年ぐらい持ってくれればいいか、と思って、早速、本日、ネットから購入しようとしたところ、残念、その機種は完売してました。

石田君からまた他の機種を推薦してもらうつもりです。