再び「大政翼賛会に抗した40人」…

明治25年創業 八丁堀「あさだ」 天蕎麦 950円

gooブログには便利な「アクセス解析」というものがありまして、どんな方がアクセスされているのか、個人のアドレスまでは分かりませんが、どんなキーワードでアクセスしてきたのか、分かるようになっています。

4月26日は5028ものPV(ペイジビュー)があり、全体の第22位だったことは先日書きましたが、原因はやはり、オノ・ヨーコさんのようでした。

当日は、「オノ・ヨーコ、 認知症」で検索した方が最も多く、幸か不幸か、たまたま、仕方なく(笑)この渓流斎ブログに突き当たった方が多かったわけです。その後、渓流斎ブログは、71位、322位、764位、1491位、2872位とランキングは落ち込みましたから、私としては、やっと正常に戻りつつあるのではないかと分析しています。

以前は、6000位から7000位の間でしたからね。

ということで、渓流斎ブログは、いつもらしい傍若無人の(笑)備忘録に戻ります。

盆栽展外伝

楠精一郎著「大政翼賛会に抗した40人 自民党源流の代議士たち」(朝日新聞社)は、戦時下に軍部の意向に逆らってまで大政翼賛会に反対し、議会政治を守ろうとした衆議院院内会派「同交会」に結集した37人プラス3人を取り上げたものです。

大政翼賛会体制とは、「一強多弱」の議会政治体制のことです。歴史は繰り返しますね。

こんな早く「いつか来た道」に戻るとは思いませんでしたが。

最近、本は一度読んだだけでは覚えられなくなりました(笑)。そこで、彼らの経歴を出身別にまとめてみましたー。

【新聞記者】
●田川大吉郎(1869~1947)長崎出身。東京専門学校卒。郵便報知新聞~都新聞~台湾新報。憲政会など。

●安藤正純(1876~1955)東京・浅草出身。東京専門学校卒。日本~朝日新聞社。政友会。

●河野一郎(1898~1965)神奈川小田原市出身。早稲田大学政治経済学部卒。朝日新聞社。山本悌二郎農水相秘書を経て、政友会鳩山一郎派。戦後、日本民主党結成。鳩山内閣で農水相。

※このように朝日新聞出身者は、他に、自由党総裁緒方竹虎(二・二六事件の際、主筆兼常務取締役として青年将校と対峙)らに代表されるように、反日でも左翼もでもなく、保守本流の本派、元祖のエスタブリッシュメントだということが分かります。

【大学教授】
●植原悦二郎(1877~1962)長野出身。ワシントン州立大学卒。明大教授などで政治学、比較憲法学。政友会など。

●世耕弘一(1893~1965)和歌山県新宮市出身。日大卒。朝日新聞社、ベルリン大学留学を経て、日大教授、近畿大学総長。政友会

【院外団】
●大野伴睦(1890~1964)岐阜出身。明大退学処分。鳩山一郎に兄事。戦後、衆院議長。林譲治、益谷秀次と自民党御三家。

【弁護士】
●斎藤隆夫(1870~1949)兵庫・出石出身。早稲田専門学校卒。弁護士合格。鳩山一郎の父鳩山和夫法律事務所で見習。明治45年初当選。昭和11年の粛軍演説、15年の反軍演説で除名処分。戦後、日本進歩党最高幹部。

●星島二郎(1887~1980)岡山・倉敷出身。六高~東京帝大卒。大正9年、立憲国民党から初当選。治安維持法に反対。戦後、衆院議長。後継者は、秘書だった加藤六月(運輸族のドンと呼ばれた)

※体制派にいて、治安維持法に反対することは、よほど生命の危険を顧みず、勇気のあることだったと思います。

●片山哲(1887~1978)和歌山県田辺市出身。東京帝大卒。弁護士。社会民衆党など。戦後、首相。

●鳩山一郎(1883~1959)東京帝大卒。弁護士。政友会。戦後、首相。

●三木武吉(1884~1956)香川県高松市出身。東京専門学校卒。明治40年、判事検事登用試験に合格。のちに枢密院議長となる原嘉道法律事務所で弁護士。東京市議会議員などを経て、憲政会衆院議員。戦時中、軍部の横暴に抵抗。昭和30年の保守合同では、政敵大野伴睦と手を結ぶ。

【地方議員】
●坂東幸太郎(1881~1974)香川出身、旭川市移住、早大卒。旭川市会議員経て、衆院議員。憲政会・民政党。治安維持法に反対。

●林譲治(1889~1960)高知県宿毛市出身。京都帝大卒。宿毛市長、高知県会議員を経て、衆院議員。鳩山一郎派。父は、逓信相農商務相を務めた林有造。吉田茂の実父竹内綱代議士とは従兄弟。従って、林譲治は、吉田茂とは又従兄弟で、吉田第一次内閣では、書記官長(官房長官)。

盆栽展外伝

【軍人】
●宮脇長吉(1880~1953)香川出身。陸士15期。政友会。斎藤隆夫除名反対7人のうちの1人。。佐藤賢了中佐「黙れ」事件の当該者。

●原口初太郎(1876~1949)福岡出身、陸士8期。中将、政友会。斎藤隆夫除名投票棄権。

【裁判官・弁護士】
●名川侃一(1883~1944)広島出身、明治法律学校卒。東京地裁部長退官後、弁護士。甘粕事件弁護人。政友会。

●一松定吉(ひとまつ・さだよし、1875~1973)明治法律学校卒。大審院検事で退官。民政党。

※私学出身者は、帝大出身とは違い、将来の出世が見込まれないため、政界に転出する人が多かったようです。

【外交官】
●芦田均(1887~1959)京都出身、東京帝大卒。ペテルブルク、パリ大使館勤務。政友会。戦後、首相。

【政治秘書】
●川崎克(1880~1949)三重県伊賀市出身。日本法律学校卒、尾崎行雄の秘書。民政党代議士。

以上 果たして茲まで読まれる方が何人いるでしょうか?

これでアクセス数が減ることでしょう(笑)。

高給取りのEU職員と電波芸者

あ、銀座にポールが出現! par Keiryusai

特務機関長渓流斎は、世界各国に諜報部員を派遣して、日頃から情報収集活動に余念がありません(笑)。

先日、EU職員の給与が異様に高いのに、既得権益者の一部であるマスコミは報道しない、と苦言を呈したところ、ブリュッセルに派遣しているイ号8823から、以下の報告がありました。

《EU職員の年金などを差し引いた平均月給は、6500ユーロ(約75万円)で、最高級の局長クラスは、1万6500ユーロ(約190万円)です。これに加え、子ども1人につき月額376ユーロ(約4万3千円)など様々な手当が上乗せされ、所得税も免除されます。退職後も最高で最終給与の7割の年金をもらえます》

なるほど、そういうことでしたか。

イ号8823は、こんなこともコメントとして付け加えております。

《特に、日本のマスコミが”聖女”に祀りあげているIMF専務理事のラガルトは、母国フランスで散々悪事を働き、本来なら監獄入りなのに「国際公務員」首脳としてヌクヌク生き永らえています。お天道様が許すはずがないのに、中国でさえいち早くラガルトの再任を支持しています。中国も彼らと同罪の腐敗した官僚組織であるということが分かります。
この際、こういう国際機関や国際公務員の行革キャンペーンを張り、膿を出し切るのが国際メディアの使命ですが、その大手メディアが、彼らに世論操作で操られたり、接待で篭絡されているのですからどうしようもありません。フランス大統領選のマクロン候補も、こういう高級官僚の守護神であることは間違いありません。》

あらまあ、そこまで言い切って大丈夫かしら。諜報部員が現地で調査したのならほぼ間違いないでしょうが。

千代田区

もう1人、永田町に派遣している諜報部員ロ号1414からの報告です。

《「機密防止保護法案」に反対のジャーナリストの声明や記者会見について、大手紙は朝日新聞が小さくバタ記事で載せている程度で、各メディアは、ほとんど無視です。そこで調査したところ、いずれもテレビでおなじみの顔ぶれで、一部は最近あまりテレビの画面に出ていない干された人物も名を連ねておりました。以下の通りです。

鳥越俊太郎
金平茂紀
田勢康弘
田原総一朗
岸井成格
川村晃司
大谷昭宏
青木理 (以上敬称略)

それにしてもこんなジャーナリストの風上にも置けない商売丸出しの「電波芸者」の顔ぶれが反対するのですから、よほどこの法案が成立すると、ワイドショー番組から時事的なテーマで発言しにくくなるということなのでしょう。

鳥越は、敗れた小池都知事の「専属マッサージ師」、田原は「墓石のイメージキャラクター」、田勢は「演歌評論家」、岸井は「相撲評論家」、大谷は「警察専門の司法書士」、青木は、マスコミ協定の掟破りをした「記者クラブのお茶汲み」になるしかないでしょう。》

まあ、何と凄い報告書なんでしょう。

私も人目に触れないように慌てて隠しましたよ。

エスタブリッシュメントという既得権益者との闘いだ

パリ「ロトンド」 par Keiryusai

やっぱりおかしい。昨日からgooブログのカリキュレイターが壊れてしまったらしい(笑)。

【4月27日のアクセス数】
閲覧数=2,575PV 訪問者数=1,968IP 順位=71位

ですからね。

ありえない!笑って過ごすことにしました。

さて、世界が注目しているフランス大統領選。私は既に、遠い昔にマリーヌ・ルペン国民戦線(FN)暫時前党首(48)の当選を予言していますので、今更、変更しませんが、5月7日の決戦投票でほぼ当選確実視されているマクロン前経済相(39)が昨晩、早くも「祝勝会」を開催したため、物議を醸したようです。

場所は、パリ・モンパルナスの超有名カフェ「ロトンド」。政治家や支持者だけでなく、有名女優や作家詩人らも招待したらしく、参加できなかった(?=笑)支持者らからも顰蹙をかったようです。

渓流斎ブログには珍しく、本文と写真が一致しております(笑)。この写真は、3年前にパリを放浪した際に、自分で撮ったものです。

23日の仏大統領選第1回投票で、マクロン氏とルペン氏が勝ち残り、EU残留を目論むアンシャンレジームが、早速、「マクロン支持」を表明しました。今回立候補したルペン氏以外の候補者をはじめ、現職のオランド大統領、それにライバルのサルコジ前大統領までもがです。

マクロン氏にとって、何と言っても大きかったのは、フランス財界の全面的支持です。

しかし、考えてみれば、マクロン氏はもともと、ロトシルド、英語読みするとロスチャイルド系の投資銀行出身です。ユダヤ系資本の国際的シンジケートとして知られていますから、彼らのバックアップは甚大なのです。

彼らとしては、何はとまれ、国際金融の安定と中東問題の解決が第一ですからね。

今回の第1回投票で、フランス通信(AFP)が、マクロン、ルペン両候補の支持率が優った仏全土の地図を色分けして図解しておりましたが、本当に面白いことに、左右対象的なんですね。

つまり、ブルターニュなど西部地域はマクロン氏の圧勝、ベルギーやドイツなどと国境を接する東部地域は、ルペン氏の圧勝だったのです。

トランプ米大統領は、中西部の「ラストベルト」地帯を制覇して、選挙戦で勝利したと言われますから、さながら、フランスのラストベルト地帯は、東部なんでしょう。西部より東部の方が失業率が高いのでは。

かようにして、フランスを二分する闘いが5月7日に繰り広げられますが、これはフランス一国だけの問題ではなく、世界的な影響は多大です。

正式に公開されていませんが、EUの職員にしろ、世界の財務官僚の天下り先のIMF職員にしろ、数千万円とか数億円とかの年収を得ているという噂です。

こういう重大なことを、既得権益者の一部であるメディアも報道しません。

マクロン氏が、浮かれて下馬評通りに勝利すると思ったら、ルペン氏から足元をすくわれることでしょう。この仏大統領選は、社会の矛盾にますます不満を持った民衆と、既得権益者との闘いの構図になっているわけですから。

公事結社しかなくなる近未来

日比谷公園

パリのよく間違えられますが、サルトルではなくクルトル先生です。今日は、パリ中心部のシャンゼリゼ通りでまたまたテロが起き、23日の大統領選挙を目前に控え、不穏な空気が流れています。

日本も「一強多弱」の「忖度」時代ですね。

外国人から見ても、権力を握った為政者がやりたい放題に見えます。

園児に教育勅語を暗唱させる森友学園の教育方針と思想信条に共鳴し、お友達の加計学園の理事長には、市有地を無償で払い下げられるように周囲に忖度させる。

時の日本の安倍首相は、戦前の暗黒時代に戻らせるかのように、「安全保障法」に続き、治安維持法を想起する「共謀罪法」まで成立させようとしています。

シクラメンなど

ところで、2006年に刊行された楠精一郎著「大政翼賛会に抗した40人 自民党の源流の代議士」(朝日選書)は、今のような不穏な時代、日本人には必読書ではないでしょうか。

楠氏は東洋英和女学院大学教授で、この本は、自民党の機関誌「自由新報」に連載した記事を加筆したものです。

東条英機の圧政の中で、当時の国会議員らがどう悪戦苦闘したのかよく分かります。こんな政治家がいたのか、と思うことでしょう。日本のテレビにチャラチャラ出てくる政治コメンテーターなんぞは、何も知りません。

例えば、大野伴睦は院外団出身ですが、同書で院外団とは何か書いてあります。つまり、国会の外でデモをしたり、示威活動をするのですが、その伝で言えば菅直人は院外団上がりの日本で最初の首相ですね。大野伴睦に比して如何に人間が小さいか。平沢貞通の無罪を主張したり、泥棒に追い銭を遣ったり、若いころの読売新聞の渡邊恒雄を手下にしたり、凄いですよ。人間味がありますね。

戦前の大悪法の「治安維持法」から、さらに「大政翼賛体制」に入り、「政党」が解散、解体されるのですが、そこで「政治結社」と「公事結社」の分類が出来るのです。

恐らく、多くの日本人は「公事結社」とは何か分からないでしょう。言うまでもなく、「政治結社」とは政党などですが、「公事結社」とは非政治の結社なのです。分かりにくいでしょう。この本に詳しく書いてありますが、当時、これについて、国会で質問された時の大臣、今でいえば、金田法相みたいな所管の平沼麒一郎内務大臣が言葉に詰まって、「まあ、清掃組合みたいなものだ」と答弁したという事実に触れています。

まあ、日本ではこれからは、「公事結社」なら許されるのでしょう。思想表現の自由の無い時代到来です。

ヒアシンス

コンピュータがいくら進化して、技術革命が進んでも、肝心の人間そのものは不変で、歴史の繰り返しです。
安倍首相は、お爺さんの「昭和の妖怪」岸信介の再現です。北朝鮮を「問題だ、問題だ」と言いますが、全ての根源に世襲があるのです。

日本は、北朝鮮を批判できません。金日成と金正日と同じです。中川政務官も二代目で親父と同じで「●●(伏字)」です。日本人は自分の足元をよく見ていないというか、メディアが真相を見せようとしないのです。産経新聞も、北朝鮮を批判するなら、なぜ「世襲制」批判をしないのか。問題点をすり替えているのです。

以上、フランス人のジャポニストの意見ですが。

ルペン仏大統領で、どうなるか、さっぱり分からん

煮魚定食 980円

フランス大統領選挙が23日に迫ってきました。

恐らく、第1回投票で決まらず、5月7日の決戦投票まで持ち込まれることでしょう。

私は、既に、極右政党国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン氏が、大統領になると予想していますが、そうなってしまう今のフランスが抱えている問題は深刻です。

ルペン氏が掲げている「反EU」にせよ、「移民排斥」にせよ、結局行き着くところは、雇用問題です。

政治とは、いかに国民に雇用を行き渡らさせて、富(税金)を公共福祉として分配するか、が全てだからです。

それなのに、今の左派オランド政権のフランスでは失業率が10%前後で推移しています。そして、今年2月の15~24歳の若者に限ると、それが23.6%に跳ね上がるというのですから、4人に1人が失業中という異常事態です。(ちなみに、日本の1月の失業率は、3.0%、若者は4.4%)

一方で、EUの盟主ドイツの失業率は、3.9%です。それにはカラクリがあって、ドイツでは規制緩和のお陰で、非正規雇用が増えたため、失業率は下がったものの、賃金格差が増大したというのです。

フランスでは、ドイツほど非正規雇用は多くはなく、賃金格差もドイツほどではないとも言われてます。

ルペン氏の「反EU」とは、結局、「反ドイツ」なのではないでしょうか。移民問題とは、結局、雇用問題ではないでしょうか。そう感じたフランス国民が、彼女を支持し始めたのではないかと思ってます。

しかし、ルペン氏が大統領になれば、大混乱は必至でしょう。まず、EUに離脱すれば、通貨ユーロからも離脱し、国際金融市場に異変が生じ、株価も乱高下するのでは?

世界同時多発的保護主義のぶつかり合いで、不穏な雰囲気に?

翻って、我が日本。平日だというのに、朝から銀座のパチンコ店の前で大行列。これで日本も安心?

いやはや、正直、これからどうなってしまうのかさっぱり分かりません。

北朝鮮一触即発? AFNで情報収集

霞神社

一触即発か!?

明日15日は、北朝鮮の金日成国家主席生誕105年ということで、盛大な式典とともに、6回目の核実験とミサイル打ち上げが計画されていると言われ、朝鮮半島は一段と緊張が高まってきました。

何しろ、相手はトランプ米大統領です。先日は、米議会も、安保理も無視して、いきなりシリアに巡航ミサイルを打ち込み、「有言実行」を全世界に見せつけましたから、もしかして、ではなく、高い確率で、北朝鮮攻撃もあり得ます。

トランプ大統領の娘婿クシュナー顧問と対立し、シリア攻撃に反対したスティーブ・バノン大統領上級顧問を重職から解任したぐらいですからね。やると言ったら、やることでしょう。本気です。

それなのに、我が国日本の緊張のなさは、一体全体どうしちまったんでしょうかね?

滝山城址

原子力空母カールビンソンもまもなく、朝鮮半島に到達するようです。当初は25日ごろと言われてましたが、明後日16日にはスタンバイできるようです。

お隣の韓国では、この「カールビンソン」が検索ランクで第1位なんだそうですね。日本の第1位は「佐々木希と渡部結婚」ですから、緊張感が全く違うということがよく分かります。

そのカールビンソン。私も検索してみました。

下院議員カール・ビンソンの名前から取ったんだそうですね。

それなら、カールビンソンではなく、カール・ビンソンの表記が正しいわけです。原子力空母ロナルドレーガンと続けて表記しないでしょ?

この原子力空母、とんでもない代物だったんですね。何しろ、乗員は6000人近く。搭載機は90機。全長は、東京タワーと同じ333メートルもあるんですからね。

中には、売店、床屋、教会まであるというのですから、いわゆる一つの町か村です。

こんなのが、と言ったら殺されるかもしれませんが、大海を悠々と泳ぎ回っているんですからね。しかも、燃料が原子力だとは。

これでは、世界一巨大の動物である鯨さんも逃げますよ。

変わった桜花?

いやはや、それにつけても、これからどんな展開になるのか。恐らく、北朝鮮最高指導者金正恩第一書記も、習近平中国国家主席も、トランプ米大統領も分からないことでしょう。

いずれも「相手の出方次第」と思っているからです。

私の予想では、15日の生誕105周年に、北朝鮮がミサイルを打ち上げても、米国は直ちに行動は起こさないと思います。なぜなら、16日にペンス米副大統領の訪韓が予定されているからです。

カール・ビンソンは16日に到着しますから、臨戦態勢に入るとしてもそれからでしょうね。

しかし、勘弁してほしいものです。

有事の際、真っ先に標的とされるのが、沖縄か、岩国か、横田か、三沢か、横須賀か在日米軍基地だからです。日本が戦争に巻き込まれるといった生易しいものではなく、自衛のための反撃として当事者にでもなりかねないかもしれません。

私は、いち早く情報を察知したいと思い、昨日は、米軍専用のラジオAFNをスマホにダウンロードしました。

以前は、FEN(極東ネットワーク)と言われており、私が初めて聴いたのは半世紀も昔の1967年です。米国の最新のヒットチャートが聴けたからです。

ドアーズの「ハートに火をつけて」、クリームの「ホワイトルーム」、ジミ・ヘンドリックスの「パープル・ヘイズ」などは、FENで日本人としてはいち早くキャッチしました。

ちょうど20年前の1997年にFENからAFNに名称が変わりましたが、日本のメディアより情報が早いことには変わりません。

いや、もともと取材力のない日本のマスコミも、学者さんも、米軍情報を翻訳して、焼き直しているに過ぎないのが実態です。

何しろ、今ではご存知の方も少なくなりましたが、そもそもインターネットというのは、軍事目的で米軍が開発したものですからね。

使い勝手がいいはずです。

かつての最新の音楽情報収集から、今回は軍事情報のキャッチに変わりました。ここ数日は、AFN情報が手離せません。

知らなかったフランス地方行政区改革

村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜 par Kyoraku-sensei

京都にお住まいの京洛先生から、村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜の写真を贈ってくださいましたので、アップいたします。

いつも有難う御座います。

大した魂消たです。

村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜 par Kyoraku-sensei

ところで、これでも私(わたくし、と安倍首相風に)渓流斎は、「フランスの専門家」と誰も言ってくれないので、ただ単に自称しているだけなのですが、つい、2年近く前に三途の川を渡りかけて全くの不勉強だったため、フランスに関して、世の中がすっかり変わっていたことを全く知りませんでした。そのことを、最近になって初めて分かったのです。

人間、やはり、ボヤボヤしていたら、置いていかれますね。(確かに、ボヤボヤしていたことはまぎれもない事実でした)

一体何のことを言っているのかと言いますと、フランスの地方圏の行政区が、2016年1月1日を境に、従来の「22」(海外地域圏は5)から、「18」(海外を含む)に統廃合されていたのです。

日本人なら、パリとかリヨンとかカンヌ程度の地名を知っていれば、もしくは知らなくても、何不自由もなく暮らせて困らないのですが、当のフランス人にとっては、明治維新後の「廃藩置県」にも相当するような革命的なことだったはずです。

そんなことさえ知らなかったんですからね。ボヤボヤしていて、日々のニュースを追っていなかったせいでした。

村上華岳の名作「夜桜」にも描かれた円山公園の枝垂れ桜 par Kyoraku-sensei

どう変わったのかと言いますと、例えば、アルフォンス・ドーデの小説「最後の授業」で有名なアルザス地方とロレーヌ地方は、隣のシャンパーニュ=アルデンヌ地方と統合して「グラン・テスト地域圏」(首府ストラスブール)になっていたのです。

知らなかったなあ…。

よく分かりませんが、あのシャンペンで有名なシャンパーニュもアルザスもロレーヌも少なくとも行政区の名前から消え去ってしまったわけです。

統合された代わりの名前の「グラン・テスト」とは、「偉大なる東」という意味です。何か、胡散臭い名前です(笑)。左派社会党政権でこんな名称を付けるものなんですかねえ?

とにかく、不勉強のため、今の時点で何でこうなったのか経緯もよく分かっておりません。

ただ言えることは、私が昔から使っていたフランス語の辞書や地図がすっかり使い物にならなくなってしまっていたということでした。

失われた今村復興大臣の時を求めて

桜はまだかひな

今月4日に行われた記者会見で、福島第一原発事故での国の対応や責任を問い糺された今村雅弘復興大臣が激昂して、質問をしたフリーの記者に対し、「出ていきなさい!」「うるさい!」と、机を叩きながら、罵声を浴びせるパフォーマンス。

今の世の中、そのニュースを見逃した人でも、出回っている動画を見ることができます。

私が会った今村という名前の人、いまだかつて、悪い人はいませんでしたけどね(笑)。

しかし、この人、見るからに悪相。「裁判やりたきゃ、やればいいじゃない」という大臣とは思えない程の開き直り。

復興大臣に、被害者にムチを打つような人格の持ち主が居座っているとは、安倍首相の任命責任が問われて当然でしょう。

しかし、大臣の資質に欠ける、という話以前に、この今村復興相は、人類として、いや、霊長類のレベルで資質に欠けています。

見るからに、悪代官風情で、知性のひとかけらもないように見えるので、本当は、興味なんて全くないんですが、この人のことを調べてみました。

今の時代、マスコミの政治部記者が独占していた「国会便覧」なんかなくても、簡単に調べられますからね。

【今村 雅弘氏】1947年1月5日、 佐賀県鹿島市生まれ。70歳。自民党所属の衆議院議員(7期)、復興大臣(第6代)。

佐賀県立鹿島高校~東京大学法学部卒。1970年、国鉄入社。民営化後、JR九州の経営管理室長などを歴任。

えっ!?

この方、最高学府を出てはったんですか?

それも、元国鉄マンだったとは!

馬酔木

あの冷血ぶりは何処から来たのか?

年格好からして全共闘世代ですから安田講堂事件の頃は、本郷で在学中。何かあったのかしら?

血も涙もない悪代官ぶり。自分が大臣であるにもかかわらず、フリーの記者相手に常軌を逸した目つきと言動。

もしかして、大新聞の記者が相手だったら、あそこまで居丈高になれなかったかもしれない(笑)小心翼々な性格。

興味はないですが、少し気になります。

しかし、九州人として恥ずかしいなあ。

日本の食料自給率39%を放置してええものか?

東京スカイツリー

JBSと聞いて、すぐ何の会社か分かる日本人は皆無に近いと思います。

恐らく、スピーカーの会社(それはJBL)か、ミュージシャン(それはJSB)だと勘違いする日本人が多いと思います(笑)。

実は、世界最大級のブラジルの食肉会社なのです。牛肉、豚肉、鶏肉なんでもござれ。アメリカまで含む世界各国の食肉会社をM&Aで傘下に入れ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

ブラジルには第2位の食肉会社BRFもあります。いずれも今、腐った不衛生な食肉を世界各国に輸出しているのではないかという疑惑に晒されております。

日本ではあまり報道されていないので、知らなかった人も多いと思います。

何しろ、しっかりと会社名を具体的に出していたのは、ロイター通信など外国の通信社だけでしたからね。

それら外国の報道などによると、これらブラジルの食肉会社は、もう何年も前から、衛生管理の行き届いていない食肉を世界各国に輸出していたそうです。何故、そんなことができるのかというと、検査官に多額の賄賂を贈って見逃してもらっていたからなのです。

早速、ブラジルからの食肉輸入の禁止措置を講じたのが、中国、韓国、ベトナムなどのアジア諸国です。日本も鶏肉の80%もブラジルから輸入しているので、遅ればせながら対策を打ち出し始めました。

あ、先日、たくさんの焼鳥を食べてしまった!

お~こわ~です。

兎に角、日本の食料自給率は、カロリーベースでわずか39%なんですからね。何処かの国からの食料輸入が止まったら、もう日本はお手上げです。貧乏を売り物にしているタレントさんのように、公園の草を食べて生き延びるしかありません。

いずれにせよ、日本の食料自給率は低過ぎます。カナダの258%は異様に高いとしても、フランスは129%、米国も127%もあります。鎖国したって、十分に食べていけます。

政財界の偉い方々は、この異様に低過ぎる日本の食料自給率について、もう少し考えて頂いてもよろしいんじゃないかと、私は心配してます。

戦後2番目の疑獄 アッキード事件 終わりの始まり

ウマイめんこい村通信

ついに昨日、千両役者森友学園の籠池理事長さんが国会の証人喚問に登場しました。

昨晩は、東京・銀座の超高級料亭「東京吉兆」で、お仲間の今井敬経団連名誉会長らとご一緒に、官房機密費かなんかで会食会を開催して、「籠池屋、お前も悪やのぉ~」などという話で盛り上がりました。

周りの芸者衆も「お戯れを~」と大はしゃぎでした。

勿論、私や妻が森友学園問題に関係したとしたら、わたくしは、首相どころか、国会議員も辞めるつもりです。このことは、国会でも堂々と宣言致しました。

ただ、谷査恵子の名前が籠池理事長さんの口から出てくるとは思いも寄りませんでしたね。

谷は、首相夫人付秘書です。私があれだけ、「妻は公人ではなく私人だ」と口を酸っぱくして言いくるめたのに、これでは台無しです。

いくら無能な国民でも、「何で、私人なのに公務員の付人をつけるんだ?」と素朴な疑問を呈せられてしまっては一貫の終わりです。

谷は、大変優秀ですから、妻に代わって、お堅い財務省との交渉役を進んでかって出てくれました。いわゆる口利き、政治的圧力かもしれません。

まさか、籠池理事長さんが、証拠品のファクスを国会にまで持ち込むなんて思いも寄りませんでしたけれど…。

おお!既に、谷が1998年経済産業省入省の公務員であることが、ネットでバレてしまってますね。顔までアップされてしまってます。誰なんでしょう。こんなこと書く素人は!

でも、女房役の菅官房長官には厳しく、火消しに努めるよう発破をかけておきましたから、大丈夫。新聞の論説委員連中には既に手を回しておきました。

テレビのワイドショーには、いつも接遇している強力なシンパのコメンテーター、スシローがおりますから、馬鹿な国民を上手く騙くらかしてくれるので、これで安心です。

街の声とやらは、吉本かジャニーズしか興味ないことは私もよく分かっていますからね。こんなコップの中の嵐はすぐ止んで、年を越す頃は、みんな忘れていることでしょう。

この世で、私ほど天下国家の行く末を案じている者はいないでしょう。

首相の私が、100万円の端金なんか渡すと思ってるんですか?桁が違うでしょ、桁が!

私は辞めません。これで日本も安泰だ。

(最近の事案を元に創作されたもので、事実関係は不明です)