北大塚「串駒」
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昨晩は、「渓流斎を囲む会」を東京・北大塚の著名居酒屋「串駒」で強行しました。
出席者は、今西さん、後藤さん、松岡さん、斎藤さん、真壁さん、刀根さん、山田さん、田代さん、吉澤さん、村上さん、そして私の11人。当初、来られる予定の人が来なかったり、意外な人がお見えになったりしましたが、とても私のブログを一度も覗いたこともなさそうな人もいらっしゃって、やっぱり単なる暑気払いになりました(笑)。
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もちろん、調布先生も率先して来てくださいました。上記の中の誰かです。結局、調布先生がかなりの人を動員してくださったので、渓流斎の会というより、調布先生の快気祝いということになりました。この店が「発掘」した銘酒「十四代」を堪能することができました。さつま揚げやたたみいわしも美味しかったです。
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これだけの人が集まったので、談論風発。とにかく楽しかったことだけしか覚えていません。やはり、どうやってお家に帰ったのか、覚えていません(笑)
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谷崎潤一郎や三島由紀夫らとかなり深い交流をしたドナルド・キーンさんは、「日記を書く習慣がなかったので、彼らとどんな話をしたのか忘れてしまいました。書き留めていたら、貴重な文学史的な価値があったかもしれないと思うと、悔やんでも悔やみきれません」と本人から直接聞いたことがあります。
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そうなんですよ。やっぱり、記録として残しておかなければ!一期一会の貴重な会合でしたからね。
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とはいえ、あんまり覚えていないんですね(笑)
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声の大きい国営放送の主任研究委員が、盛んに映画の「クライマーズ・ハイ」がとても面白かったと叫んでいました。
調布先生は、女性陣に向かって、「トイレ掃除のバイトをしないさい」と盛んに説法していました。「家政婦が見た」と同じで、人はトイレに入ると安心して、会社や人の悪口などの本音がボコボコ出てくるので、こんな貴重な情報ソースはない、と断言されるのです。
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これを受けて、作家のAさんは「○○○○(某大手新聞記者)は、国会のトイレの個室にじっと閉じこもって、政治家先生の話を盗み聞きして、記事を書いていたんですよ」とおっしゃるではありませんか。なるほど、一理ある話だったんですね。
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情報通のAさんは、私がその昔むかしに通っていた北大塚にある予備校の「武蔵」は、その裏手にある十文字学園の理事長が開校した学校で、真如苑の信者だったため、廃校後、その跡地に真如苑の大塚支部ができたというのです。
これで、謎が解けました。
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宗教学者の島田裕巳氏は「日本の10大新宗教」の中で、真如苑を取り上げています。
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1980年代に沢口靖子ら美人女優の入信で注目を浴び、最近では、運慶作とみられる「大日如来坐像」を約13億円で競売で落札して再び脚光を浴びている真如苑は、真言密教系で、意外と古くからあるのです。立川飛行機に勤務していた伊藤真乗が昭和六年に宗教家として専念したのが始まりなのだそうです。
今では信者は九十万人を抱え、創価学会、立正佼成会に次ぐ第三位の教団だといいいます。立川の施設を訪れた島田氏は「まるで病院や大学のキャンパスのような印象だ」とまで書いています。
確かに、この大塚の支部も、外からでは曇ガラスに遮られて何も見えず、宗教施設というより病院か学校のように見えました。
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鮨屋「高勢」
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会が始まる前に、時間があったので、この間行った大塚の「三業地帯」を徘徊してきました。
政治家先生の皆さんの御用達の鮨屋「高勢」や料亭「浅元」などを記録に収めてきました。
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もちろん、中に入りたくても、そういうご身分ではないので、入れませんでした。