マスコミ業界から市立図書館の館長にトラバーユした私の友人が最近、辞めてしまったという噂を聞き、メールで確認してみました。
すると、返ってきた答えは
「その通りです。9月いっぱいで辞めました。ただし、不祥事でクビになったわけではありません。詳しい話はややこしいので、そのうちに…」ということでした。
彼が図書館の館長になったのは3年前のことです。確か、500人くらいの応募の中から選ばれたので、実力とともに、実に強運の持ち主であることは確かです。
それがあっさり辞めてしまうとは…。
彼は、「いい年なので我慢して不本意な仕事を続けるよりはより面白そうな道を選んだまでのことです」と、こちらの詮索を見透かしたように、宣言しました。
妻子を抱え、思い切った決断ですが、次の仕事はまだ決まってないようです。私にはとても真似できません。
私は結局、今「いい年なのに、我慢して不本意な仕事を続けている」のですから。
彼は何と格好いいことでしょう。