隠れトランプ、世論調査はもう時代遅れ、建前だらけの世界

新京・宮廷府  Copyright Par Duc Matsuocha gouverneur

 11月8日に行われた米大統領選では、ドナルド・トランプ氏が勝利しましたが、得票数ではヒラリー・クリントン氏の方が上回っていたことは、当初から指摘されておりました。

 日本人には分かりにくい米国の選挙制度で、8日の選挙戦は、正確に言いますと、「選挙人」を選ぶ選挙で、その獲得総数でトランプ氏が上回り、来年の大統領就任を確定したわけです。

 ちなみに、米メディアの数字を挙げますと、10日時点ですが、得票数はクリントン氏が5933万票で、トランプ氏は5916万票。選挙人の獲得ではトランプ氏が289人、クリントン氏は218人でした。

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 ということは、事前の米マスコミ調査で、「クリント氏確実」の報道をし続けたのは、まるっきりの絵空事の誤報道でもなく、そして、トランプ氏勝利を予想ができなかったことは、マスコミの怠慢でも敗北でもなかったようですね。

 事前の世論調査で、米マスコミは無作為に数百人から数万人のサンプルに、電話をかけまくりますが(ただしコンピュータが)、どうやら、その回答率がわずか1割以下だったそうです。

 これは、電話調査が固定電話でしか法律上、活用できないせいで、米世帯の48%が携帯電話しか所有しておらず、固定電話を持っていないという事情があったのです。(全く関係ないですが、渓流斎も、固定電話の契約は破棄しました!)
しかも、世論調査に応じる真面目な人は、1970年代は約80%だったのに、現在は8%しかいなくなってしまったそうなのです。

 そして、また、しかも、ですが、応じる人の中には、「隠れトランプ」がいて、正直に自分が投票する候補者の名前を答える人が減ってきたという要因もあるようです。

 つまりは、米国人も「建前」と「本音」を使い分けるようになったというわけですね(笑)。

 いや、米国人だけではないでしょう。

 EU離脱を決定した英国人もそうでしょう。

 しかし、何と言っても、「本音・建前」の本家本元は、日本です。
 
 建前は、美しき日本の伝統として綿々と受け継げられております(笑)。
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 「週刊新潮」の今週号を読みました。亡くなった俳優の高倉健さんの養女と言われる女性が、亡くなる数年前に慌てて養子縁組して、健さんの遺産をほとんど相続し、健さんの他の遺族親戚を寄せ付けず、自宅も改修したとか、色々な噂が飛んでいたので、楽しみにしていたのですが、酷いの一言。その養女について、名前を書かないし、出身や履歴も書かないし、遺産相続額もはっきり書きません。まるで、新聞のような、伝統芸の「建前」を地で行っている感じなのです(笑)。

 しかし、これでは「木戸銭返せ!」てな感じですよ。 

 噂では、養女が独り占めにしたと言われる健さんの遺産は40億円とも言われ、北朝鮮と繋がりが深い某宗教団体とも浅からぬ関係があるというではありませんか。

 あの本音至上主義の斎藤十一が創刊した週刊誌なんですから、もっと、本音でグイグイ迫ってほしいのに、何と言う為体なんでしょ。

それとも、何か裏があるのかしら?詳しい方は、コメントお願いします…。