伊太利亜ヴェニス
何かねえ、ですよ。
2020年の東京オリンピックのボート・カヌー会場は、震災復興の目論見で、東京都は宮城県登米市の「長沼ボート場」で開催することを表明して、まさに、実現するという雰囲気でしたが、結局は、四者会談とやらで、波の影響が大いに心配され、莫大な建設費のかかる東京臨海部の「海の森水上競技場」に決定したのですか。。。
あれだけ、大騒ぎして、被災地の皆様に夢と希望を与えておきながら、大山鳴動鼠一匹ですか…。
何かねえ、ですよ。
四者協議に登場してきた面々は、いずれもブラウン管(古い!)で面が割れた、いや失礼、顔が知られた人ばかりです。
IOCの部長さんとか言われる若い人物は、日本に物見遊山で来られたことで大喜びしているのか、にやけていて、いかにも腰が軽そうです(笑)。
もう一つ。
あれだけ「再稼働反対」を公約にして当選した鹿児島県知事は、結局、九州電力の川内原発の再稼働を容認するみたいじゃありませんか。
県知事も、ブラウン管出身で顔を売った人物でした。
顔が知られた、ということは有名な、ということで、政治家に立候補して票を獲得するのに格段の優位性を発揮することは自明の理です。
しかし、有名=信頼の置ける、能力がある、と勘違いをしている世間の人間があまりにも多すぎます。
政治家が、公約でも口約束でもいいですが、それらを反故にして、芸能人のようにスタンドプレーやパフォーマンスばかりしていては呆れるばかりです。
今回のケースを見ても、庶民は根拠のない夢や希望は持つな、ということが証明されたようなものですよ。
いい加減に目を覚ませよ、有権者たち!