日本の食料自給率39%を放置してええものか?

東京スカイツリー

JBSと聞いて、すぐ何の会社か分かる日本人は皆無に近いと思います。

恐らく、スピーカーの会社(それはJBL)か、ミュージシャン(それはJSB)だと勘違いする日本人が多いと思います(笑)。

実は、世界最大級のブラジルの食肉会社なのです。牛肉、豚肉、鶏肉なんでもござれ。アメリカまで含む世界各国の食肉会社をM&Aで傘下に入れ、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。

ブラジルには第2位の食肉会社BRFもあります。いずれも今、腐った不衛生な食肉を世界各国に輸出しているのではないかという疑惑に晒されております。

日本ではあまり報道されていないので、知らなかった人も多いと思います。

何しろ、しっかりと会社名を具体的に出していたのは、ロイター通信など外国の通信社だけでしたからね。

それら外国の報道などによると、これらブラジルの食肉会社は、もう何年も前から、衛生管理の行き届いていない食肉を世界各国に輸出していたそうです。何故、そんなことができるのかというと、検査官に多額の賄賂を贈って見逃してもらっていたからなのです。

早速、ブラジルからの食肉輸入の禁止措置を講じたのが、中国、韓国、ベトナムなどのアジア諸国です。日本も鶏肉の80%もブラジルから輸入しているので、遅ればせながら対策を打ち出し始めました。

あ、先日、たくさんの焼鳥を食べてしまった!

お~こわ~です。

兎に角、日本の食料自給率は、カロリーベースでわずか39%なんですからね。何処かの国からの食料輸入が止まったら、もう日本はお手上げです。貧乏を売り物にしているタレントさんのように、公園の草を食べて生き延びるしかありません。

いずれにせよ、日本の食料自給率は低過ぎます。カナダの258%は異様に高いとしても、フランスは129%、米国も127%もあります。鎖国したって、十分に食べていけます。

政財界の偉い方々は、この異様に低過ぎる日本の食料自給率について、もう少し考えて頂いてもよろしいんじゃないかと、私は心配してます。