映画「関ケ原」は★★☆

今話題沸騰の映画「関ケ原」を観てきました。

どうしたものか、TOHOシネマズ日劇が来年で「店仕舞い」してしまうらしく、「それは大変だ」と思い、遠路遥々、東京・有楽町の日劇で観ることにしました。(恐らく、日比谷に新しくデッカい東宝のビルができるので、映画館はそこに移転するのでしょう。業界は東宝の一人勝ちですからね)

日劇といえば、李香蘭の帰国公演で観客が切符を求めて劇場を3周も囲むほど超満員だったことを思い起こします。あ、歴史の教科書に書いてあっただけですけどね。

 で、肝心の映画ですが、大いに期待し過ぎてコンを詰めて観たせいか、残念ながら期待値には達しませんでした。国民的作家司馬遼太郎の原作をそのまま、原田真人監督が脚本、映像化したせいなのか、関ケ原という天下分け目の歴史的戦いが、司馬遼の物語になってしまった感があり、台詞も聴き取りにくかったです。

あの複雑な人間関係ですから、ある程度の予備知識がないと恐らく理解できないと思いました。

司馬遼太郎の原作はもう40年ぐらい昔に読んだのですっかり忘れてしまいましたが、あんなに沢山のくのいちが出てきたかなあ、訝しく思いました。雇用対策、若い客寄せ戦略…?

合戦シーンは、ほとんどCGを使ってないと思われ、かなりのエキストラも出演して迫力があったので、評価できるのはそれぐらいですかね(苦‏笑)。

歴史にイフはなく、結果は分かってます。あくまでも義を尊ぶ石田三成(岡田准一)の目を通した関ケ原ですから、アンチ家康(役所広司)にはお勧めです。(それにしても、役所の増量ぶりは、ロバート・デニーロも吃驚)

点数は辛口ですが、映画評論家さんのように招待で観ているわけではないので、ご勘弁を。