長瀞紀行

御縁がありまして、埼玉県秩父の長瀞に行って参りました。20年振りぐらいでしょうか。

好天に恵まれ、観光客でごった返しておりました。

秩父鉄道長瀞駅から岩畳方面に行く商店街は、ご覧の通り東京の原宿か、夏の軽井沢状態でした。

東京から2時間ぐらいなので、年間270万人以上の観光客が訪れるらしいですね。

8月のNHKの「ブラタモリ」でこの長瀞が取り上げられたせいで、また知名度を上げ、全国から観光客のオンパレード。名物の天然カキ氷だけでなく、大衆食堂も外で行列をなし、何分も何時間も待たされている感じでした。

やはり、何と言ってもNHKの影響力は絶大。全国中継ですからね。新聞もネットも負けますね。

この長瀞は川下りで有名ですが、本来は「日本の地質学発祥の地」なのです。

有名な岩畳も約20万年前の地層が隆起してできたものなんだそうです。長瀞には世界的にも珍しい紅簾石片岩なども簡単に見られますが、私のその方面には暗いので詳しくは説明できません(笑)。

もし、ご興味ある方は、埼玉県立自然の博物館に行かれたらいいと思います。

何しろ、地球の歴史は43億年。歴史学が相手にする人間(現生人類)なんてたかだか1万年程度ですからね。そして、日本人は2000年前すらはっきりと詳しく分かってません。

それに比べ、地質学となると10万年、100万年前など子ども時代で、何億年の単位の歴史を相手にするんですから桁が違います。

5億年ほど前のカンブリア紀に生物がいたのですから全く気が遠くなり、人間の悩みなどちっぽけなもんだと改悛したくなりますよ。

子どもの時にこの博物館を訪れたら、どんなにか楽しかっただろうなあ、と思いました。