「国難突破解散」なのか、「敵前逃亡解散」なのか?

日比谷公園(本文と関係ありません)

安倍首相が昨晩記者会見しまして、28日の臨時国会召集日に、演説も質疑応答もなく、問答無用の「冒頭解散をする」と宣言しました。

解散の理由が、遠い先の2年後の消費税増税の使い道の変更を国民に問いたいからだそうな。そして、北朝鮮ミサイル危機に対処するためというもの。自ら「国難突破解散」と命名しましたが、本音は「今がチャンス」と思ったからでしょう。スキャンダルにまみれ、離合集散してる今の野党では勝ち目がない、と踏んだのでしょう。

「国難」を煽り立てれば、国民は不安になり、付け込む隙を確保できますからね。

早速、民進党の前原代表は「森友学園、加計学園問題隠しの責任逃れ。『敵前逃亡解散』だ」と口汚く罵っております。

有難いことに今の時代は、男女同権の民主主義ですから、最終的に、この顚末は国民の判断に委ねられます。前回の選挙でも、国民の判断で安倍さんを選んだのです。

とはいえ、投票率は2014年12月の衆院選は、52.66%、2016年7月の参院選は54.70%。半分近くが棄権してるわけです。つまり、半分ちょっとの国民から25%ぐらいの支持を得れば、好きなことが何でもできますよー、というのが、今のお寒い日本の実態なわけです。

自民党の暴走に歯止めをかけたいという人たちの間では「受け皿がない」という不平不満が広がってます。もう、民進党では頼りないし、まさか共産党に入れるわけにはいかない、というわけです。

今夏の都議会選挙では、「都民ファースト」が反自民の受け皿になり、内閣支持率も下がり、安倍首相が「反省」する題材を与えました。

今回、そのフィクサーの小池都知事が、都政を投げ出して、自ら新党「希望の党」の代表に就任するということですが、これで、彼女は都知事より総理大臣の椅子を狙っていることがはっきり分かりましたね。

恐らく、10月の総選挙で自民党が議席を落として、希望の党と連立を組まざるを得なくなり、党首の小池さんが主導権を握るのではないでしょうか。

政治の世界は「一寸の先は闇」の世界ですから、この先どうなるか分かりませんが、税金を払っている国民がもっともっと責任を持たなければなりません。

まさか、中川秀直さんや宮崎謙介さんや山尾志桜里さんといった不倫スキャンダル議員や豊田真由子さんといった暴言暴行議員をまた選ぶんじゃないでしょうね?

今読んでいる「江戸の銭勘定」の中で、江戸時代の不倫のことが出てきましたが、南町奉行の大岡裁きによると、不倫は姦通罪で、男も女も、市中曳き回しの上、斬首され、浅草で獄門の刑に処されたそうです。(白子屋お熊事件)

件の議員さんたちは、江戸時代に生まれなくてよかった?