追徴課税の恐怖

気賀のお姫様(本文とは関係ありません)

民進党の前原代表の船出を見てますと、役員人事でゴタゴタがあり、「嗚呼、こんなんじゃ駄目だなぁ」と暗澹たる思いです。

何しろ幹事長に内定していた山尾元政務調査会長とやら。突然、その内定が白紙になった理由は「週刊誌に男性スキャンダルを書かれそうだから」というもの。次元が低いですね。

まあ、党を後ろ足で砂を蹴って出て行った細野氏を始め、民進党には異性スキャンダルには伝統がありますからね。あれっ?皮肉に聞こえましたか?

この民進党の前原代表は「消費税増税」を公言してますから、自民党だろうが、民進党だろうが、誰が首相になろうが所詮同じ。2年後の2019年10月からの10%は確実になりました。

民進党のスキャンダルで、産経と読売が大喜びです。とはいえ、反体制派のフリをしている朝日も、財務省の役人に折伏された著名編集委員さんとやらが、消費税増税の旗振り役として盛んに財政危機を煽って紙面に展開してます。

産経と読売がやるなら分かりますけど、朝日のやり口は汚ないなあ。個人的感想ですけど(笑)。

消費税10%ともなると、私のようなお金持ちは、100万円のキュウリを買うと10万円もの消費税を支払わなければなりません。これは大きい。

先日ニュースになりましたが、消費が全く伸びず、景気回復観がないのは、個人の所得が伸びず、企業の「内部留保」とやらが、昨年は史上最高の400兆円もあったから、らしいですね。これは当たってますよ。

少しでも、馬車馬のように働く社員に還元すれば、消費も伸びるはずですけどね。

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ところで、先日、私のところに、市の税務課と名乗る者から急に手紙を寄越して、「御相談があるので、9月×日×時に来てください」と呼びつけられてしまいました。

どうやら、昨年「原稿料」収入が年間30万円ほどあり、市税と県税と合わせて10%の税金を納めていない、と断罪するのです。

ひょっえー、です。

原稿料は、源泉徴収で10%取られてますから、税金はそれで十分だと思ってましたのは、赤坂の夜はふけてです。(古い!ちなみに、若い読者のために、浅はかだった、という意味です)

税務課の説明では、年間20万円以上の原稿料収入があると、サラリーマンでも確定申告しなくてはならないそうな。

あたしの場合は、一昨年の分もあるので、「追徴課税」も取られそう。

嗚呼、もう勘弁してくれい!卓袱台をひっくり返したくなりました。