北海道旅行

 

失礼致しました。

 

皆さんには内緒で旅行に行ってました。上は、土方歳三最期の地と石川啄木像。

 

そうです。函館です。

 

楽しかったですね。

 

以下は私の備忘録ですから、特に読まなくてもいいです。単なるメモです。

 

 

 

 

 

3月18日(土)

 

帯広を午前10時40分、車で出発。日勝峠~千歳~支笏湖~洞爺湖~長万部を通り、国道5号線を南進して、函館市宇賀浦町の「シーサイドホテルかもめ」に到着。時刻は午後8時55分。実に10時間15分の長距離ドライブでした。途中給油2回。モダセルフだったので、リッター117円(帯広)の2290円とリッター113円(八雲町)の2140円。ホテルは1泊3250円で朝食800円。夜は、ギリギリ9時がラストオーダーだったホテルのレストランで、かもめ定食1300円。このホテルは、市中心から車で5分くらいだが、安くて良心的でした。二泊もする。

 

3月19日(日)

 

ホテルかもめ近くの「土方歳三・石川啄木 函館記念館」へ。時代も業績もジャンルも全く違う二人が、何で同じ建物の中で博物館になっているのか理解に苦しむが、展示内容は、まあまあの出来。噂では、土産物屋のご主人が二人の熱烈なファンで、ゆかりの品を集めたようです。ほとんど複製でしたが。歳三の愛刀「和泉守兼定」はすごかったですね。

 

この後、外人墓地へ。車を高龍寺に停めさせてもらうためにお伺いをたてたら「空いている所に置いて下さい」と言われ、感激して境内を散策。立派なお寺でした。函館戦争で戦死した兵士を弔った由緒あるお寺です。外人墓地では小吹雪が舞い散り、岬の突端に建っているような喫茶店「モーリス」に入る。ピロシキと紅茶セットが700円。竹内結子主演の映画「星に願いを。」が撮影された所らしく、熱心なファンが来ていました。

 

「モーリス」のマスターに言われるまま、緑の島の入り口に車を置いて、いわゆる元町の西部地区を徘徊。「函館市文学館」「旧イギリス領事館」「旧函館区公会堂」を見学。3館共通入館券が720円。文学館は、わずか函館に4ヶ月しか滞在しなかった啄木の史料が2階に展示。一階は、今東光・日出海兄弟、長谷川四兄弟(長男の海太郎は林不忘のペンネームで「丹下左膳」、四男四郎は「シベリア物語」で有名)、亀井勝一郎、久生十欄ら。「旧領事館」にはシャーロックホームズのような帽子が売っていたので、もう少しで買うところでした。「公会堂」は、大正天皇が皇太子時代にお泊りになったそうです。

 

この後、函館ハリストス正教会~函館聖ヨハネ教会~カトリック本町教会へ。ハリストス教会は4時までで入れず、カトリック教会は滑り込みセーフで見学できました。大三坂を降りた所に「北方歴史資料館」が午後6時まで開いていたので、見学。300円。函館の豪商・高田屋嘉兵衛の資料館でした。司馬遼太郎が「江戸時代で一番偉かった人物」として小説「菜の花の沖」で取り上げた人です。

 

夜も更け寒くなってきたので、赤レンガ倉庫群へ。暖房のきいたアーケード街になってました。

 

この後、ロープウエーで函館山へ。(往復割引1050円)。香港、ナポリと並ぶ「世界三大夜景」の1つということで、満喫しました。小雪がちらつき寒かったです。人が多いのには驚きました。

 

夜は、宝来町の高田屋嘉兵衛像の近くの「冨茂登」へ。北海道新聞の上田記者に紹介されて行ったのですが、長嶋さんとお上さんが一緒に写った写真もあり、かなり有名なお店らしい。おでんと北海ジャジャア、かに、酒…締めて4550円。

 

3月20日(月)

 

駅前の「函館朝市えきに市場」へ行く。上寿司1900円はちょっと高かったなあ。

 

この後、五稜郭へ。近くの北洋資料館(200円)へ行けば、2時間駐車料が無料だったので、行く。蟹やサケマスなどの北方漁の資料館でした。守衛のおじさんに気に入られてしまい、「船の体験ができます」と乗りたくもないのに揺れる部屋に連れていかれ、船酔いしてしまう。

 

五稜郭は散策しても単なる公園で雰囲気がつかめない。やはり、上から見るしかないと、五稜郭タワーへ。登るのに570円。このタワーは60mで、3月いっぱいで終了し、隣に90mのタワーが完成し、4月1日にオープンするとか。新タワーからだと、旧タワーから見えなかった五稜郭の5角形全体が見えるそうです。

 

この後、トラピスチヌ修道院へ。途中、湯の川の観光ホテル1階にある「らーめんブギ」にある「ずん・どう」で昼食。「80’sラーメン」が700円。ギョーザ400円。あっさり塩味。麺が細く、スープに蟹などが入っており、美味。お奨めです。

 

高校の修学旅行で行ったトラピスト修道院は男性で、トラピスチヌは女子修道院でした。荘厳な雰囲気で、是非一見の価値あり。クッキー450円。

 

函館を午後1時40分出発。

 

登別温泉「祝いの宿 登別グランドホテル」に午後6時55分到着。1泊12,000円。

 

料理が素晴らしい。

 

温泉は「食塩泉」「硫黄泉」「鉄泉」の3種類。体に効く感じ。

 

3月21日(火)

 

近くの地獄谷へ。台湾人の団体客にもまれる。

 

台湾人の真似をして変な中国語を話していたら、若い女性から「シャッターを押してくれませんか?」と頼まれる。

 

「何で日本人と分かったのですか?」と聞くと「そりゃあ、分かりますよ」と言われてしまった。

 

しかし、「おじさん、格好いいですね。俳優さんみたいですよ」と褒められてしまいました。

 

小生、無精髭を生やしていたのですが、『レオン』のジャン・レノみたい、と言われてしまいました。

 

喜んでいいのか…。

 

このあと、平取町二風谷の「アイヌ文化博物館」と「萱野茂 アイヌ資料館」へ。二館共通割引で700円。本当にここに行ってよかった。

 

イランカラプテ(こんにちは)

 

イヤイライケレー(ありがとう)

 

スイウヌカラマンロー(またあいましょう)

日野原重明さんの老後観 

池田町スピナーズファーム

聖路加国際病院理事長の日野原重明さん。今年95歳になるというのに青年のように矍鑠として、今でも講演に執筆活動に忙しく、3年先のスケジュールまで詰まっているというのですから驚きです。

彼が奨める老後の人生観を「NHK きょうの健康」で披露していたので、茲に再録します。

【60歳~】人生の後半開始(マラソンの後半ではなく、サッカーの後半という意味。新しい人生が始まる)。ゴハンは腹八分目に。筋力をつけること。

【70歳~】新しいことを始める(ボランティアでも、絵を描くことでも、コーラスでも、スポーツでもいい)

【80歳~】よく歩き(一人ではなく、夫婦や友人で)、若い人に好んで接する。腹七分目に。

【90歳~】心の赴くままに行動し、道理に迷わず。

【100歳~】良い友を持ち、あるがままに生きる。

ベンガル虎

先週のNHK「地球 ふしぎ大自然」の「ベンガル虎」特集はとても面白かったです。

弱肉強食の動物界ではありますが、狩をする方も楽ではありません。旭山動物園の小菅園長も話していましたが、ライオンや虎が狩で獲物が捕れるのは20回試みて、1回程度だそうです。

20回に1回しか成功しないということは、残りの19回も失敗しているということになります。まさに命がけです。

「七転び八起き」の話どころではありません。

私も以前からチャレンジしている資格試験がありますが、目下5連敗中です。相当めげていますが、この話を聞いて、19回くらい失敗してもいいじゃないか、という気になりました。

ベンガル虎から勇気をもらいました。

「私は私 ガユーナ・セアロの至道録」

池田町

 

「私は私 ガユーナ・セアロ至道録」を読んでいます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/503-8476322-6834359

問答形式になっているので大変読みやすいです。

それにしても人間というものは、何と悩み多き生物なのでしょうかね。

私も悩みのない人間に会ったことはないのですが、人間一人では何も解決できません。

心を打ち明ける人間が、一人でもいれば、その人は本当に幸せだと思います。

それでも、解決できなければ、この本を開けば、何かしらの光明が開けるのではないかと思います。

宗教とか宗派とか気になる人は別に読まなくてもいいと思います。必要のない人は必要がないのですから。

この本で私が気に入ったところをちょっと、引用します。(リライトしてます)

(問)健康で穏やかな人生をまっとうするにはどうしたらいいのですか?

(答)まず、自分自身のことで、絶対に怒ったり、悲しんだりしてはいけません。皆、自分自身のことで苦しんだり、怨んだりしているが、それは、どこかで「自分を評価してほしい」とか「自分のことを人にはこう思ってほしい」とか「人に善く思われたい」という思いが強いからなのだ。それを捨ててごらん。心が穏やかになるよ。評価というものは、自分自身が自分に対してしなさい。人に求めるものではなく、「自分はこれでいい」というのなら、人からの評価なんていらないはずだ。そうしてごらん。常に心が穏やかになるよ。

セアロ様へ。無断拝借なので怒られかもしれませんが、一度お会いしたことがあり、写真も撮らさせていただいたということで、お許しください。

羊さんには癒されっぱなし

 

2ヶ月ぶりに、池田町のスピナーズファーム・タナカ http://www12.plala.or.jp/spinner/top.htm に行ってきました。サフォークの子羊が生まれたというので、楽しみにして行ったのですが、生憎、今日は日曜日だというのに休みでした。子羊さんだけは、どこか暖かい所に大切にしまっていたのでしょう。どこにも見当たりませんでした。

 

仕方がないので、牧場をウロウロして、何枚か写真を撮ってきました。

 

餌がないのに、人間に慣れている羊たちは、柵の近くに行くと向こうから寄ってきます。

 

臆病なくせに、好奇心は旺盛です。名前は知りませんが、耳に付けられた鑑札番号の27番は特に好奇心が旺盛だったのですが、最近、めっきり年を取って、以前ほど、喜び勇んで近寄ってくることはなくなりました。それにしても、羊の生命は何と短く、はかないのでしょう。

 

去年会った「27番」は、人間でいえば20歳そこそこといった感じでした。でも、1年経った今は、目の下がすっかりたるんで、どす黒い涙のような皺ができ、どうみても50歳面(づら)です。逆に、去年生まれた「1番」は、本当にちびっ子で、人間を見ると、ピーピー鳴きながら、逃げ回っていたのに、今では堂々たる体格で、もう20年も羊をやっているような貫禄です。

 

羊さんは、何も話しませんが、側にいるだけで癒されます。犬のように人間に媚びたりせず、猫のように人間に一定の距離を置いてマイペースのふりをしたりしません。

 

羊さんは、犬猫のように吼えたり、鳴いたりせず、じっと、人間の話に耳を傾けてくれます。目の瞳は棒状になっています。そんな瞳で、淡々と見つめてくれるのです、同情するのでもなく、感動するのでもなく、わざとらしさがどこにもありません。

 

このスピナーズファーム・タナカの何頭かは、本州の老人ホームに引き取られると聞きました。もちろん、ペットとしてです。

 

人間関係に疲れた人は、絶対、羊が効くと思います。私も羊さんには癒されっぱなしです。

天からのメッセージ パート3 

今日は、あまり書くことがないので、またまた、東京に住む友人が受けた天からのメッセージについて書きます。

友人はここ一週間、メッセージが降りてこなかったそうですが、一昨日と昨日、立て続けに発信を感じたそうです。

一昨日は、「自信を持ちなさい」でした。

それは、明け方でした。これまでは、眠りに着くか着かないうちに、感じていたのですが、最近では、目が覚める明け方にメッセージを受けることが多くなったそうです。

彼は、思わず聞き返しました。
「自信を持つとはどういうことですか?」

すると、天はこう答えました。
「自信を持つとは、文字通り、自分を信じるということです」

昨日のメッセージは、簡易明瞭でした。

「焦らない」
でした。

友人には、環境の変化が差し迫っているようです。

不安解消法

質問
「毎日、生きているだけで不安でしょうがありません。何か解決できる道はあるのでしょうか」

回答
「不安や恐れは過去から来るもので、今にあるものではないことを再認識することが一番大切です。不安や怖れは、今にはないのです。だからこそ、自分自身が今、ここにいることを知ることです。今ここにしかいないことを知ることです。オリンピックの選手が素晴らしいレースや演技をするのは、「今」「ここに」自分自身のすべての精神を集中するからです。
例えば、100ある力のうち、20を未来に、20を過去に意識を集中したりすると、今に60しか力を発揮することができません。
何よりも、生きていく上で、集中とリラックスが必要です。
自分が一番リラックスするためには何をするのか、本人が一番よく知っているはずです。
そこからずれないこと。そうすれば、自ずと、成功と幸せが舞い込んできます」

私は放っておけないタイプなのか?

音更町鈴蘭公園

夜、仕事が終わって、軽い運動をしようと、初めて帯広市民体育館に行って見ました。1回160円で使い放題です。

しかし、この年になると、もう体は言うことを聞いてくれません。ウンテーをやっても、一歩も進めません。体が曲がらず、走るとすぐゼイゼイと息が切れる始末。バスケットボールをしても、ジャンプができず、籠に玉が入りましぇん。

そういう状態で、ふと入り込んだウエートトレーニングの部屋。機械の操作をわけも分からず一人でやっていたところ、その部屋の主みたいなおじさんが私に近寄ってきて「これは、こういう風にやるんだよ」とご親切にも丁寧に教えてくれました。

興が乗ったおじさんはそのうち「もっと、脇をしめて」「そうじゃなくて、腕は直角に…」と、こちらが頼んでもいないのに、真顔で、一切の冗談も通じないような感じで、眼鏡の奥の瞳をキラリと光らせて導いてくれました。怒っているわけではありませんが、ニコリともしません。まるで、修行僧のようでした。

「はい、わかりました、先生。こんな感じでいいでしょうか?」。私は笑いをかみ殺しながら、只管、低姿勢に初対面のこのおじさんに頭を下げました。

それにしても、50男を指導したり、指図したりする有様は本当に滑稽です。

こちらも、普段は教えられる立場ではないのですが、若作りなので、どうも放っておけないタイプに見えたのでしょうか。後で、自分で大笑いしてしまいました。

そういえば、昔、韓国の釜山に行った時、地下鉄に乗って座っていたら、急に前の座席に座っていたおじさんが、私の顔をじーーーーと見つめて、韓国語で何か話しかけてきました。

隣の通訳の人に通訳してもらったところ、「あなたの目が素晴らしい。大物になるタイプだ。将来、どでかい仕事をする人だ」と言っているとのことでした。そのおじさんも50がらみのどこにでもいそうな至極真面目な感じの人でした。何かに取りつかれたとか、頭がおかしいというような感じではありませんでした。

やっぱり、私は放っておけないタイプなのでしょうか?

現実は自分が作る

プライベートな話なので、あまり詳しく書けませんが、名前は小嶋悟君と仮名にします。

小嶋君は、ある地方紙の新聞記者です。しかし、ある事がきっかけで、軽い鬱症状になってしまいました。

新聞の署名記事を読むと彼はなかなか優秀な記者だということが分かります。

身長は185センチくらい、体重も80キロ以上あると思われます。かなり大柄です。しかし、見かけとは違って、かなり傷つきやすい繊細な心の持ち主です。

ご存知の通り、新聞記者の仕事はかなりハードです。時間も不規則ですし、獲物(ニュース)を得るためには、まさしく火の中水の中に飛び込むほどの勇気が必要とされます。当然、かなり、ストレスがあります。新聞記者も人間です。くつろげる安心できる家庭があれば、リラックスできて、また明日も頑張ろうという気になります。

しかし、小嶋君の場合、仕事のストレスと同時に家庭内不和を招いてしまったのです。彼の一方的な見方からすると、「奥さんに理解がない」ということでした。奥さんとは同い年で、8年間の付き合いの末、1年半前にゴールインしたのですが、結婚して初めてお互いに価値観が違うということが分かったというのです。小嶋君の父親は獣医で、ほとんど休みがなく不規則な生活を送っていましたが、奥さんの父親は大学教授で、午後5時過ぎれば、かなり自由時間を持つことができる立場の人でした。

結局、彼は会社を3ヶ月間休職し、勤務評定も5段階の最低ランクの「E」を付けられてしまいました。

そこで、私は、このブログに散々書いてきたことを彼に話し始めました。

カエサルも言ったように、「人は見たいものしか見ない」んですよ。例えば、この通りにはサラ金の看板で溢れていますが、お金に困っていなければ、そんな看板に気づかない。お金に困っている人は、気になってしょうがない。

だから、現実は自分が思ったとおりに作ってしまう。自分は駄目だと思えば、駄目な人間になるし、自分は運がなくて不幸だと思えば、不幸になる。問題は自分が作っているのであって、見方や考え方や意識を変えれば、問題も問題でなくなってくる。

そのようなことを、彼に話したのです。

すると、彼は子供のように、目頭を熱くして、滂沱の涙を流すのです。

「それでいいんだよ。自分を許すことです。もう突っ張ることはないんだよ。僕にも経験があるから君の気持ちが十分分かるよ」

彼にそう言いましたが、結局自分にも言い聞かせている感じでした。

このブログも何か人のために役立った気がしたのでした。

右を向いて歩こう

ある人から聞いた話ですが、左を向きながら考えることは、過去を振り返ることになるそうです。

左が過去なら、右は将来です。右を見ながら物を考えることは、将来を見据えることになるそうです。

そういえば、これまで半世紀生きてきて、何かを考えたり、人にインタビューした際に何かを思い出したりした時、決まって左を向いていました。まあ、忘れたことを思い出したりしたわけですから、左を向いて思い出すのは自然だったのかもしれません。

これから、過去の栄光(?)を捨てて、未来に向かって生きようと決心しました。

早速、何か考えようとした時、右を向こうとしたのですが、骨が固まっていて、首を右に傾けるだけでも苦痛です。左向きは楽々できるのですが…。

長年の習慣がそうさせるのでしょうね。

これから右を向いて歩くことにしました。