おじさまの弁明 

函館ハリストス正教会

このブログを始めて、ちょうど1年になりました。どうにかここまで書き続けてこれたのも皆様のおかげ、です。

正直、何度もやめようかと思いました。毒にも薬にもならない、というか、アフィリエイトの仕方がよく分からないので、いまだに、「原稿料なし」で書いております。

できれば、一日30分程度でおさめたかったのですが、下調べなどをして、3時間も4時間も掛かってしまう日もありました。

正直、これから、毎日続けていくことが、これまでのように出来るか、疑問になってきました。

実は、この3月いっぱいで、帯広の地を立ち去ることになりました。2年半ぶりに東京に戻ります。ですから、これまでのように、ブログに時間が取れるかどうか分からなくなったのです。

有り難いことに「やめないで続けてください」とおっしゃってくださる優しい方もいるので、できるだけ続けたいとは思っていますが、正直、アクセス数が「10」を切ったらやめようかと思っております。

ちなみに昨日は「14」でした。18日(土)は「39」もありました。

あ、忘れるところでした。先日の音楽カルトクイズの答えは「ザ・バンド」でした。簡単でしたね。キーボードのリチャード・マニュエルは1986年に自殺、ベースのリック・ダンコは、1999年に56歳で亡くなっているのですね。http://www.geocities.jp/solid_rockjp/page049.html

 

北海道旅行

 

失礼致しました。

 

皆さんには内緒で旅行に行ってました。上は、土方歳三最期の地と石川啄木像。

 

そうです。函館です。

 

楽しかったですね。

 

以下は私の備忘録ですから、特に読まなくてもいいです。単なるメモです。

 

 

 

 

 

3月18日(土)

 

帯広を午前10時40分、車で出発。日勝峠~千歳~支笏湖~洞爺湖~長万部を通り、国道5号線を南進して、函館市宇賀浦町の「シーサイドホテルかもめ」に到着。時刻は午後8時55分。実に10時間15分の長距離ドライブでした。途中給油2回。モダセルフだったので、リッター117円(帯広)の2290円とリッター113円(八雲町)の2140円。ホテルは1泊3250円で朝食800円。夜は、ギリギリ9時がラストオーダーだったホテルのレストランで、かもめ定食1300円。このホテルは、市中心から車で5分くらいだが、安くて良心的でした。二泊もする。

 

3月19日(日)

 

ホテルかもめ近くの「土方歳三・石川啄木 函館記念館」へ。時代も業績もジャンルも全く違う二人が、何で同じ建物の中で博物館になっているのか理解に苦しむが、展示内容は、まあまあの出来。噂では、土産物屋のご主人が二人の熱烈なファンで、ゆかりの品を集めたようです。ほとんど複製でしたが。歳三の愛刀「和泉守兼定」はすごかったですね。

 

この後、外人墓地へ。車を高龍寺に停めさせてもらうためにお伺いをたてたら「空いている所に置いて下さい」と言われ、感激して境内を散策。立派なお寺でした。函館戦争で戦死した兵士を弔った由緒あるお寺です。外人墓地では小吹雪が舞い散り、岬の突端に建っているような喫茶店「モーリス」に入る。ピロシキと紅茶セットが700円。竹内結子主演の映画「星に願いを。」が撮影された所らしく、熱心なファンが来ていました。

 

「モーリス」のマスターに言われるまま、緑の島の入り口に車を置いて、いわゆる元町の西部地区を徘徊。「函館市文学館」「旧イギリス領事館」「旧函館区公会堂」を見学。3館共通入館券が720円。文学館は、わずか函館に4ヶ月しか滞在しなかった啄木の史料が2階に展示。一階は、今東光・日出海兄弟、長谷川四兄弟(長男の海太郎は林不忘のペンネームで「丹下左膳」、四男四郎は「シベリア物語」で有名)、亀井勝一郎、久生十欄ら。「旧領事館」にはシャーロックホームズのような帽子が売っていたので、もう少しで買うところでした。「公会堂」は、大正天皇が皇太子時代にお泊りになったそうです。

 

この後、函館ハリストス正教会~函館聖ヨハネ教会~カトリック本町教会へ。ハリストス教会は4時までで入れず、カトリック教会は滑り込みセーフで見学できました。大三坂を降りた所に「北方歴史資料館」が午後6時まで開いていたので、見学。300円。函館の豪商・高田屋嘉兵衛の資料館でした。司馬遼太郎が「江戸時代で一番偉かった人物」として小説「菜の花の沖」で取り上げた人です。

 

夜も更け寒くなってきたので、赤レンガ倉庫群へ。暖房のきいたアーケード街になってました。

 

この後、ロープウエーで函館山へ。(往復割引1050円)。香港、ナポリと並ぶ「世界三大夜景」の1つということで、満喫しました。小雪がちらつき寒かったです。人が多いのには驚きました。

 

夜は、宝来町の高田屋嘉兵衛像の近くの「冨茂登」へ。北海道新聞の上田記者に紹介されて行ったのですが、長嶋さんとお上さんが一緒に写った写真もあり、かなり有名なお店らしい。おでんと北海ジャジャア、かに、酒…締めて4550円。

 

3月20日(月)

 

駅前の「函館朝市えきに市場」へ行く。上寿司1900円はちょっと高かったなあ。

 

この後、五稜郭へ。近くの北洋資料館(200円)へ行けば、2時間駐車料が無料だったので、行く。蟹やサケマスなどの北方漁の資料館でした。守衛のおじさんに気に入られてしまい、「船の体験ができます」と乗りたくもないのに揺れる部屋に連れていかれ、船酔いしてしまう。

 

五稜郭は散策しても単なる公園で雰囲気がつかめない。やはり、上から見るしかないと、五稜郭タワーへ。登るのに570円。このタワーは60mで、3月いっぱいで終了し、隣に90mのタワーが完成し、4月1日にオープンするとか。新タワーからだと、旧タワーから見えなかった五稜郭の5角形全体が見えるそうです。

 

この後、トラピスチヌ修道院へ。途中、湯の川の観光ホテル1階にある「らーめんブギ」にある「ずん・どう」で昼食。「80’sラーメン」が700円。ギョーザ400円。あっさり塩味。麺が細く、スープに蟹などが入っており、美味。お奨めです。

 

高校の修学旅行で行ったトラピスト修道院は男性で、トラピスチヌは女子修道院でした。荘厳な雰囲気で、是非一見の価値あり。クッキー450円。

 

函館を午後1時40分出発。

 

登別温泉「祝いの宿 登別グランドホテル」に午後6時55分到着。1泊12,000円。

 

料理が素晴らしい。

 

温泉は「食塩泉」「硫黄泉」「鉄泉」の3種類。体に効く感じ。

 

3月21日(火)

 

近くの地獄谷へ。台湾人の団体客にもまれる。

 

台湾人の真似をして変な中国語を話していたら、若い女性から「シャッターを押してくれませんか?」と頼まれる。

 

「何で日本人と分かったのですか?」と聞くと「そりゃあ、分かりますよ」と言われてしまった。

 

しかし、「おじさん、格好いいですね。俳優さんみたいですよ」と褒められてしまいました。

 

小生、無精髭を生やしていたのですが、『レオン』のジャン・レノみたい、と言われてしまいました。

 

喜んでいいのか…。

 

このあと、平取町二風谷の「アイヌ文化博物館」と「萱野茂 アイヌ資料館」へ。二館共通割引で700円。本当にここに行ってよかった。

 

イランカラプテ(こんにちは)

 

イヤイライケレー(ありがとう)

 

スイウヌカラマンロー(またあいましょう)

音楽カルトクイズ  

公開日時: 2006年3月18日

リチャード・マニュエル(Kb)、ロビー・ロバートソン(G、Bv)、リヴォン・ヘルム(Dr、V)、ガース・ハドソン(Kb)、リック・ダンコ(B、V)の五人のメンバーのバンドの名前は何というでしょうか?

ヒントは、超大物フォーク歌手のバックバンドを務め、1976年に解散しました。代表アルバムは「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」。

何だかよく分からない

池田町スピナーズファーム

最近、知らない言葉が増えて困ります。

例えば、ワンセグ。例えば、ロハス。もちろん、今では簡単に調べられるので意味はわかりますが、どうも最近のテンポの速さについていけません。というのが正直な感想です。

レミオロメンやスキマスイッチは、今流行の音楽グループだそうですが、ピンときません。ついに流行に後れる道を着実に歩んでいます。

今日、テレビを見ていて、ある有名作家が、反目を「はんめ」と読んでいました。慌てて辞書を調べてみたのですが、どうやら「はんめ」とは読まないようです。それともあるのでしょうか?

私も昔、新手を「しんしゅ」と読んだり、伏魔殿を「ふしまでん」と読んだりしてましたから。

でも、私より上手がいました。「大人気の店」を「おとなげなみせ」と読んだ人がいました。

 

音楽カルトクイズ

池田町スピナーズファーム

 公開日時: 2006年3月15日

Q:ブルースの王様、B.BキングのB.Bは、何の略でしょうか?

 

①ベイ・ブルース
②ブルース・ボーイ
③ブルース・ビンゴ
④ビューティフル・ボーイ

答えは、明日!

日野原重明さんの老後観 

池田町スピナーズファーム

聖路加国際病院理事長の日野原重明さん。今年95歳になるというのに青年のように矍鑠として、今でも講演に執筆活動に忙しく、3年先のスケジュールまで詰まっているというのですから驚きです。

彼が奨める老後の人生観を「NHK きょうの健康」で披露していたので、茲に再録します。

【60歳~】人生の後半開始(マラソンの後半ではなく、サッカーの後半という意味。新しい人生が始まる)。ゴハンは腹八分目に。筋力をつけること。

【70歳~】新しいことを始める(ボランティアでも、絵を描くことでも、コーラスでも、スポーツでもいい)

【80歳~】よく歩き(一人ではなく、夫婦や友人で)、若い人に好んで接する。腹七分目に。

【90歳~】心の赴くままに行動し、道理に迷わず。

【100歳~】良い友を持ち、あるがままに生きる。

ベンガル虎

先週のNHK「地球 ふしぎ大自然」の「ベンガル虎」特集はとても面白かったです。

弱肉強食の動物界ではありますが、狩をする方も楽ではありません。旭山動物園の小菅園長も話していましたが、ライオンや虎が狩で獲物が捕れるのは20回試みて、1回程度だそうです。

20回に1回しか成功しないということは、残りの19回も失敗しているということになります。まさに命がけです。

「七転び八起き」の話どころではありません。

私も以前からチャレンジしている資格試験がありますが、目下5連敗中です。相当めげていますが、この話を聞いて、19回くらい失敗してもいいじゃないか、という気になりました。

ベンガル虎から勇気をもらいました。

「私は私 ガユーナ・セアロの至道録」

池田町

 

「私は私 ガユーナ・セアロ至道録」を読んでいます。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/503-8476322-6834359

問答形式になっているので大変読みやすいです。

それにしても人間というものは、何と悩み多き生物なのでしょうかね。

私も悩みのない人間に会ったことはないのですが、人間一人では何も解決できません。

心を打ち明ける人間が、一人でもいれば、その人は本当に幸せだと思います。

それでも、解決できなければ、この本を開けば、何かしらの光明が開けるのではないかと思います。

宗教とか宗派とか気になる人は別に読まなくてもいいと思います。必要のない人は必要がないのですから。

この本で私が気に入ったところをちょっと、引用します。(リライトしてます)

(問)健康で穏やかな人生をまっとうするにはどうしたらいいのですか?

(答)まず、自分自身のことで、絶対に怒ったり、悲しんだりしてはいけません。皆、自分自身のことで苦しんだり、怨んだりしているが、それは、どこかで「自分を評価してほしい」とか「自分のことを人にはこう思ってほしい」とか「人に善く思われたい」という思いが強いからなのだ。それを捨ててごらん。心が穏やかになるよ。評価というものは、自分自身が自分に対してしなさい。人に求めるものではなく、「自分はこれでいい」というのなら、人からの評価なんていらないはずだ。そうしてごらん。常に心が穏やかになるよ。

セアロ様へ。無断拝借なので怒られかもしれませんが、一度お会いしたことがあり、写真も撮らさせていただいたということで、お許しください。

羊さんには癒されっぱなし

 

2ヶ月ぶりに、池田町のスピナーズファーム・タナカ http://www12.plala.or.jp/spinner/top.htm に行ってきました。サフォークの子羊が生まれたというので、楽しみにして行ったのですが、生憎、今日は日曜日だというのに休みでした。子羊さんだけは、どこか暖かい所に大切にしまっていたのでしょう。どこにも見当たりませんでした。

 

仕方がないので、牧場をウロウロして、何枚か写真を撮ってきました。

 

餌がないのに、人間に慣れている羊たちは、柵の近くに行くと向こうから寄ってきます。

 

臆病なくせに、好奇心は旺盛です。名前は知りませんが、耳に付けられた鑑札番号の27番は特に好奇心が旺盛だったのですが、最近、めっきり年を取って、以前ほど、喜び勇んで近寄ってくることはなくなりました。それにしても、羊の生命は何と短く、はかないのでしょう。

 

去年会った「27番」は、人間でいえば20歳そこそこといった感じでした。でも、1年経った今は、目の下がすっかりたるんで、どす黒い涙のような皺ができ、どうみても50歳面(づら)です。逆に、去年生まれた「1番」は、本当にちびっ子で、人間を見ると、ピーピー鳴きながら、逃げ回っていたのに、今では堂々たる体格で、もう20年も羊をやっているような貫禄です。

 

羊さんは、何も話しませんが、側にいるだけで癒されます。犬のように人間に媚びたりせず、猫のように人間に一定の距離を置いてマイペースのふりをしたりしません。

 

羊さんは、犬猫のように吼えたり、鳴いたりせず、じっと、人間の話に耳を傾けてくれます。目の瞳は棒状になっています。そんな瞳で、淡々と見つめてくれるのです、同情するのでもなく、感動するのでもなく、わざとらしさがどこにもありません。

 

このスピナーズファーム・タナカの何頭かは、本州の老人ホームに引き取られると聞きました。もちろん、ペットとしてです。

 

人間関係に疲れた人は、絶対、羊が効くと思います。私も羊さんには癒されっぱなしです。