危ないの?そふとぶあんく? 第7刷

高麗狗

もう、多額の違約金とやらを払わされたことで、一切合切、何も契約していないので、あたしゃ関係ないのですが、そふとぶあんくのインド系米国人アララ副社長の解任劇には、アララ、びっつりしましたね。

表向きの理由は、創業者さんが、孫の代まで社長の椅子に椅子わっていたいらしく、そんならそれで、最初から後継者なんかを指名しなきゃよかったのに、と素人の浅はかなあたしなんかは思ってしまいます。

新聞では、淡々と報道しているので、どんな裏舞台があったのか、サッパリ分かりませんが、噂好きの電脳空間は、大変な騒ぎで、「後継者アララ氏を245億9800万円で損切り」という「見出し」を見ただけで、すっかり分かったような気分になれました(笑)。

そふとぶあんくは21日、出資しているフィンランドのゲーム会社の株式を7700億円で売却したばかり。

これに先立ち、中国の電子商取引最大手の株式を1兆900億円で売却。さらに、日本の大手スマホゲーム株も730億円で売却し、合計で約2兆円の現金資金を手にしたといわれます。(日経産業新聞などによる)

いずれも、アララ副社長が先導して、つい最近、成約したものばかり。2兆円儲けてくれたから、追い銭が、246億円で済めば、大したことはないということなのかもしれません。アララさんも「創業者が社長業をもっとやりたいのなら、ええんでなえかえ」と、喜び勇んで辞めていきます。庶民感覚では、全く分かりませんけどね。

もっとも、この資金は、多額の債務を抱える米携帯電話会社の救済に充てたらなくなっちゃうんじゃないか、というのが専らの噂。

ちゅうことは、芸能人を使って、派手にコマーシャルを仕掛けて、大事業を展開しているように見せかけているカリスマ経営者58歳の台所は、実は、火の車で、監督官庁も、メーンバンクも、頭を抱えているのかもしれません。あくまでも素人の憶測なので、これ以上フィクションを書くと、事実無根の風評を流布したとして、牢屋に入れられますので、これでお終い。

(ついでながら、附記しますと、22日、そふとぶあんく株主総会が開かれ、3月末時点の同社の投資総額は3878億円で、リターンは、何とその約25倍の9兆6895億円だった、と業界専門諸氏しか読まない「ビジネスi」に書かれていました。この数字は、株主総会で公表されたのか、されなかったのか、あたしは株主ではないので真相は不明。もし、事実なら書かない新聞社の隠蔽?マネーゲームで10兆円近く利益が出れば、そりゃ、誰だって平静ではいられないしょ)