「バーゲン」とか「コンピューター」などはもちろん、外来語です。「掘り出し物」とか「電子計算機」と書くより、もう外来語の方が響きがいいというか、変な意味で日本語のニュアンスをうまく伝えています。
これらの言葉は、もともと日本になかったのか、あったとしても、概念として発達しなかったから日本語として定着しなかったのでしょう。最近のコンピューター用語は、例えば「ダウンロード」や「インストール」にしてもほとんどカタカナですからね。
同じように、というより、全く正反対に日本語がそのまま「外来語」になった言葉もあります。「寿司」「てんぷら」などはもともと日本にしかないから、当然でしょうが、 TUNAMI(津波)などはもう立派な国際語になっています。
KAROUSI(過労死)も「外来語」としてOEDに載っています。英国に過労死の概念がなかったわけではないでしょうが、日本ほど当該件数が少なかったから言葉として定着しなかったのでしょうか。日本にとっては不名誉な言葉ですが…。
言葉って面白いですね。