無聊をかこっていたので、映画館に入りました。
結局見たのは、「Mr.& Mrs.スミス」。ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの二大ハリウッドスターが共演し、しかもこの二人は結婚、いや、再婚間近、という話題につられて見てしまったのですが、最悪でした。
「何。これ?」って感じです。
やたらと、銃やマシンガンをぶっ放し、食器や家財道具を壊すは、車を壊すは、家まで壊すは…で破壊活動の連続。それでいて、主人公はかすり傷を負うだけで、絶対死なない。
ありえない!
まあ、映画といえばそれまでですが、アメリカ人の若者は、こんな映画でフラストレーションの解消をしているのでしょうか?
評論家やジャーナリストと称する人々とは違って、ちゃんとお金を払って見たので、正々堂々と意見を言います。
唐突ですが、米軍というかアングロ・サクソン系の人々によるイラク侵略の根っ子を見るようでした。このような映画を毎日見ていては、頭が洗脳されて、人が死ぬという悲しみや苦しみが全く分からず、麻痺してしまう、ということを言いたいのです。
「たかが映画」と見過ごすことができませんでした。