猛暑日

 神の子池

 

どうしちゃったのですかね。この暑さ。昨日は、群馬県の館林市で40・2度という観測史上歴代7位という記録を樹立し、今日も埼玉県の熊谷市で40度を超えているらしい。館林といえば、ブンブンク茶釜の故郷。さぞかし、たぬきさんも干上がってしまっていることでしょう。

 

史上最高気温は、1933年7月、フェーン現象による山形での40・8度ですが、歴代記録のほとんどが1990年代以降のものです。「地球温暖化はない」という人もいますが、この事実はどう証明するのでしょうかね?

 

とにかく、以前は聞いたことがなかった「猛暑日」なるものを最近、よく聞くようになりました。「真夏日」はよくあったのですが、もう、末期症状ですね。体温より、気温が高いなんて、本当に生きてられませんよね。

 

こんな文章を読むだけで暑くなる?-はい、もうやめておきます。

宗教と政治

 宇登呂

 

某地方新聞が、ある宗教団体の「教祖」の英雄的履歴を詳述した記事を掲載していましたが、実は、その記事は、その宗教団体が掲載費用を負担していることが分かりました。つまりは、広告だったのですが、まるで読み物記事のように仕立てた偽造記事だったわけです。新聞業界では、それらは「パック記事」と呼ばれているそうです。新聞の半分は広告ですから、こんな便利なシステムはありません。

 

日本では建前上は、「政教分離」がお題目として、表明されていますが、かなりの政治家が特定の宗教団体と密接な関係を持っていることは、自明の理となっています。石原慎太郎都知事と霊友会との関係も、本人が著書で明らかにしているほどです。

 

今日の新聞でも、宗教団体が参院選比例区で推薦した当選者の名簿が載っていました。

自民・川口順子氏(立正佼成会など新日本宗教団体連合会)

民主・尾辻秀久氏(佛所護念会教団)

自民・衛藤晟一氏(日本会議加盟の宗教団体など)

民主・ツルネン・マルティ氏(世界救世教いづのめ教団)

民主・藤谷光信氏(浄土真宗本願寺派)

…………

 

政治家の発言の裏と動機には、宗教団体と何か関係があるのか、有権者はウオッチしてこそ、初めて自分の票に責任を持つことになると思います。

 

朝青龍問題

 宇登呂

 

大相撲横綱の朝青龍問題が、国際問題に発展しそうですね。この経緯については、皆さんもうよくご存知なので、触れませんが、何で、こんな問題が発生したのか、色んなメディアで報道されていましたが、一番分かりやすかったのが、12日付産経新聞の「朝青龍騒動3つの非」という記事(小田島光記者)でした。

 

小田島記者は、この騒動になった非は3つあり、第一は、横綱という立場を弁えなかった朝青龍。第二が、自覚のない横綱を育てた師匠の高砂親方(元大関朝潮)。第三が、そんな朝青龍を横綱にした日本相撲協会の特に北の湖理事長(元横綱北の湖)だと、明解な論理で説得してくれました。

 

この記事を読んだのか、態度のデカイ某スポーツ評論家が、その日のテレビのワイドショーで全く同じことを言っていたので、彼の取材力の底の浅さが知れて、軽侮心さえ浮かんできました。まあ、それ程、説得力がある記事でした。

 

朝青龍本人から事情聴取もしないで一方的に「二場所出場停止」などの処分を下した日本相撲協会を批判する人もいましたが、私の意見は、相撲という興行の世界はそういうもので、相撲協会の裁断は正しいと思っています。そもそも、勧進相撲から始まった相撲は、裏社会の力で興行が行ってきた世界であり、一般の、倫理観や正義や人権とやらを持ち込んだら、おかしくなります。

 

やはり、一番悪いのは、仮病を使った朝青龍(本当に疲労骨折なら、サッカーなんかできるわけがない!)で、「年6回の本場所だけ出演していればいい」といった考えが間違っていたのです。裏社会の人々にとっては、巡業こそが稼ぎ時なので、彼らのルールに反するパペットは排除するしかないという論理なのでしょう。しかも、朝青龍は、モンゴル政府が率先してバックアップしているビジネスを母国で展開しているらしく、そのために、しばしば帰国しなければならなかったという事情があったらしい。もし、これが事実だとしたら唖然としますね。ハワイから苦労して関取になった外人の第一世代に当たる高見山らは、余程のことがない限り、帰国しませんでした。時代が違うとはいえ、今後、モンゴル政府の抗議も予想され、外交問題に発展しそうだと指摘する人もおり、この騒動はまだまだ予断を許しません。

 

ところで、気になる記事をみつけました。この騒動で中田英寿の事務所がボロ儲けをしていたというのです。朝青龍が母国モンゴルで、中田と一緒にサッカーを興じていたことは知っていましたが、騒動になったおかげで、中田事務所の素人スタッフが、ハンディカメラで撮影した手ぶれの多い、画質の悪いサッカーの画像が、1分当たり破格の30万円で売られているというのです。あの天下のNHKですら、朝青龍の処分が決まった1日に泣く泣く購入したという話です。

 

この騒動で一番得したのは、中田事務所だったとは!

水木しげる「総員玉砕せよ!」

 

妖怪漫画の水木しげるさん(85)の自伝的戦記漫画「総員玉砕せよ!」を脚色したドラマ(西岡琢也作、香川照之主演)が、昨晩、NHKスペシャルで放送されました。よく知られているように、水木さんは、数少ない激戦区ラバウル戦線の生き残りです。左腕を失って帰還しました。

 

今だから、当時の軍幹部の無謀、無自覚、無責任、無定見は非難できますが、その渦中にいた当事者の庶民は何も抗弁も反抗もできず、玉砕という名の狂的な方法で殺害されたのに等しいことが分かりました。特に、最後に出てくる陸士出身の木戸参謀(榎木孝明)は、「司令部に報告義務がある」と言って逃げてしまうところなど、100パーセント、水木さんが見た事実だと思います。

 

木戸参謀は、部下を無意味に玉砕させておいて、自分だけは戦後もぬくぬくと生き延びたことでしょう。日本人はトップに立つ人間ほど卑怯なのですが、その典型なものを見せ付けられました。

 

水木さんは、10日付の東京新聞でインタビューに応えていました。戦記ものを書くのは、戦死した戦友たちが描かせるのかなあ、と言っています。「戦死した連中のことを考えるとわけがわからんですよ。何にも悪いことしていないのに、殺されるわけですからね。かわいそうだ」と語っています。

 

これ以外で、水木さんは大変貴重なことを言っています。

「好きなことをばく進してこそ人生です。カネがもうかるから嫌いなことでもするというのには、水木サンは我慢できないですねえ。人は我慢しているようですけどね。見ていられない。気の毒で。嫌いなことをやるのは馬鹿ですよ。…嫌いなことをするのは、私からみると意志が弱いように見えるねえ。自分の方針を貫かない。従順であったり。特に優等生に多いですよ、従順なのがね。世間が『こうしなくては』って言うとそっちの方向に行くって人が案外多い。好きなことにばく進する勇気とか、努力が少ない。私から見ると、必ず成し遂げるというのがない。命がけになれば選べることですよ。それをやらずに文句ばっか言っている」

 

最後に水木さんは、18歳ぐらいの時、生き方を真似ようと10人ぐらいの人からゲーテを選んだというのです。そのおかげで、ゲーテは水木さんの模範となり、幸せをつかんだといいます。戦場にもエッカーマン著「ゲーテとの対話」(岩波文庫、上中下3冊)を持って行き、暗記するくらい読み、ボロボロになった本を持ち帰ったそうです。

ケータイ小説は救世主か?

 知床

毎日、我ながら、懲りずに書き続けるものだと思っています。

さて、今、「ケータイ小説」なるものが、ベストセラーの上位を独占しているらしいですね。「らしい」と書くのも、ほとんど知らないし、見たことも読んだこともないからです。それどころか、以前は、必ずと言っていいくらい、芥川賞・直木賞作品には目を通していたのですが、今では、その作家の名前ですら、うろ覚え状態なのですから。

ケータイ小説とは、そのもののズバリ、携帯電話からアクセスして、投稿する小説なのだそうです。アクセスランキングが高い小説が、出版社からオファーがあって、単行本化され、100万部も売り上げる作品もあるそうです。何で、携帯で一度読んだ作品が、単行本化されてまた売れるのか不思議な感じがしたのですが、編集者は「作品が生まれていく時間を共有した思い出を残すための記念ではないか」と、うまく分析しています。

ベストセラーになっているケータイ小説は、メイ著「赤い糸」、凛著「もしもキミが。」、稲森遥香著「純愛」、十和著「クリアネス」などです。ご存知でしたか?私は、全く知りませんでした。作者はどうやら20代の女性が多いらしいのですが、凛にしろ十和にしろ「何と読むのか分からない」と、東京新聞の匿名記者は正直に告白しているので、笑ってしまいました。

ケータイで書かれた小説らしく、文章の中に絵文字や記号★も頻繁に出てくるらしいので、長いメールみたいなものなのでしょうか。

 

でも、読む方も、書く方も、ご苦労さんのことですなあ、と思ってしまいます。最近では、大学生にケータイで論文を提出させる教授も出現してきたそうで、ちょっと、ついていけません…。

でも、このブログも同じようなものですか?

失礼しましたあーー

記者は性格が悪い?

 知床の岬に♪。

 

ジャーナリストの池上彰さんが、英国の「フィナンシャル・タイムズ(FT)」に載っていた安倍晋三首相の昭恵夫人のインタビュー記事を取り上げていたので、私も早速、原文を読んでみました。今の時代、本当に便利ですね。ネットで検索すれば、件の記事が簡単に読めます。7月13日付でした。

 

池上さんは、FTは、経済専門紙で、経済という難しいテーマを扱う分、文章はやさしい、と書いていましたが、これがなかなか日本人では難しい。やはり、辞書なしでは読めませんでした。

 

池上さんは、記者という人種は性格が悪く、相手が有名人であろうと、ずけすけと聞きにくいことを聞く、などて書いてましたが、FTのインタビューアのデビッド・ピリング東京支局長が、いかにも性格が悪くて、観察力が鋭いということを、愛情をこめて披露しています。例えば、「レストランの若いウエイトレスがおしぼりを渡す時に緊張して震えていたが、昭恵夫人は、その時、お腹が鳴って、自分で笑いころげた。自分の口を手で隠さなかった」とまで記者は書いています。まったく何とも思いやりのない、性格の悪さ…と池上さんは書くのです。

 

「最後に、昼食代が二人で3万700円だったとまで書いています」と池上さんは、書いていましたが、このインタビュー記事は「Lunch With the FT」という週末の名物コラムで、どんなインタビューでも、いくらかかったか、明記されていました。同支局長は、「国家の品格」がベストセラーになった藤原正彦氏にも三月に長野の彼の別荘近くのレストランでインタビューしていましたが、昼食代は二人で、5250円と書いていました。

 

ということは、昭恵夫人の3万700円は異様に高いですね。場所が、今はときめく六本木の東京ミッド・タウンにあるリッツ・カールトン・ホテルの45階にある高級和食レストランだったからです。池上さんは、「リッツ・カールトン東京」と場所は明記していましたが、重大な事実を書いていませんでした。原文を読んでよかったと思いました。「その場所を昭恵夫人が指定した」というニュアンスが書かれていたのです。原文はこうです。

 

Akie had asked to meet me at a restaurant on the 45th floor of the Ritz-Carlton hotel, the latest palace of luxury to puncture Tokyo’s skyline.

 

私の言いたいことは以上です。え?何が言いたかったのか分からない?いや、これ以上書くと、私も「性格が悪い」と言われてしまうものですから…。

「This is BOSSA NOVA」★★★★

 久しぶりに映画を見に行ってきました。ボサノヴァの映画です。そんな映画をやっていることを初めて新聞の記事で知って、居ても立ってもいられなくなって、渋谷の三業地帯にある単館にまで行ってきました。

故国ブラジルでは、2005年に公開された映画です。日本でも、ボサノヴァ・ファンが増えたとはいえ、わずか250席程度の小さな映画館での2年遅れの上映ですから、その程度かもしれません。

しかし、かなり熱心なファンも多かったですよ。私もそうですが、映画が終わって、プログラムとサントラ盤ではないのですが、この映画のコンピレーション・アルバムも買ってきました。今、それを聴きながら、ご機嫌なムードで書いています。

映画では、ホベルト・メネスカルとカルロス・リラの二人のボサノヴァ界の巨匠が、ナヴィゲーターになって、ボサノヴァ音楽のルーツやエピソードを語る、いわばドキュメンタリー・タッチで進行していきました。そう、キューバの映画「ブエノ・ヴィスタ・ソーシャル・クラブ」に近いのです。あれぐらい、ヒットしたらいいなあと思いましたが、ちょっと、残念ながら、あれほどのインパクトに欠けていました。

メネスカルとリラのことを知っていたら、あなたは相当のボサノヴァ通です。私はこの映画で初めて知りました。私が知っているのは、アントニオ・カルロス・ジョビン、ジョアンとアストラッド・ジルベルト、ニュウトン・メンドサ、ヴィニシウス・モライス、カルターノ・ヴェローゾ、ガル・コスタぐらいが顔と名前が一致するくらいで、それ程詳しくないのです。

何しろ、この映画で初めて、アントニオ・カルロス・ジョビンの動く姿を見たくらいですから。非常に知的で、エネルギッシュで、カリスマ性に溢れていました。ジョビンは、ビートルズに次いで、彼の曲は世界でカバー曲が多いそうですから。彼の曲で一番はやはり「イパネマの娘」になると思います。ジョビンは、もともとクラシック音楽出身で、ドビュッシーやラベルらの印象派の音楽に最も影響を受けたというエピソードには、成程と思ってしまいました。

この映画、見てよかったですよ。

ボサノヴァという音楽ジャンルは、偶然ともいえる自然発生的に生まれたものだから、ムーヴメントではなかった。だから、定義は諸説あって、これが正しいというものはない。1958年のジョアン・ジルベルトのデビュー曲「シャガ・ヂ・サウダーヂ~想いあふれて」(モラレス作詞、ジョビン作曲)がボサノヴァ曲の第1号だというのが通説。故国ブラジルでは1964年に軍事政権が樹立し、多くのアーティストが欧米に移住したり、ボサノヴァを捨てて、サンバに転向したため、自然消滅したという説もあり、本来、ボサノヴァは、中産階級出身の中産階級のための音楽で、それ程多くの人の支持を得たわけではなかったという説もあり、ジョアン・ジルベルトが囁くように歌うのは、最初は、大声でアパートで歌っていたら、隣近所から「騒音妨害」を注意され、仕方なく、小声で歌っているうちに、それがスタイルになったという説があり、この映画では色々と収穫がありました。

ただ、登場人物の人間関係が複雑で、一回見ただけでは、なかなか、よく分からなかったというのが、正直な感想です。ですから、もう1回見ようかなあと思っています。

何と言っても、メネスカルとリラのギターが惚れ惚れするほどうまかった。コピーしたいくらいでした。いや、この映画のDVDが発売されたら購入して、ギターのコピーに励もうかと思っています。

加藤廣著「明智佐馬助の恋」

 勝毎花火

公開日時: 2007年8月9日

加藤廣著「明智佐馬助の恋」を読了し、これで、やっと加藤氏の「信長の棺」「秀吉の枷」上下と合わせて「本能寺三部作」を読み終えることができました。

 

最初に織田信長がきて、続いて豊臣秀吉、それなら3部作の最後は徳川家康かな、と思ったら、最後は、明智光秀の娘婿が主人公だったです。おめでたい私は、何故明智なのか、最初分からなかったのですが、著者の加藤氏は「明智左馬助の恋」の後書きで、種明かしをしています。

 

同じ主題(ここでは「本能寺の変」)を3つの角度から複合的に捉えて、その立体像を明らかにして歴史的真相に迫る。これは、黒沢明監督の映画「羅生門」(原作は芥川龍之介「藪の中」)と井上靖の「猟銃」から手法を学んだということを書いています。東京空襲を経験した著者は、3点からサーチライトを照らして敵機を捕らえて撃墜していたことを見た経験を語っています。著者曰く「三次元自動焦点」方式です。

 

本能寺の変という歴史的ミステリーは、信長の遺体が忽然と消え、遥か彼方の中国地方で毛利軍と対峙していたはずの秀吉が、他の武将よりも逸早く情報をキャッチして、「中国大返し」と呼ばれるアクロバチックな帰還で、光秀を山崎の合戦で打ち破って、天下を取ってしまうのです。それはどうしてなのか、なぜそんなことができたのか、というものでした。

この3部作を読んでいない人は、この先、読むとつまらなくなるのでやめておいた方がいいと思いますが、加藤さんは、信長暗殺を、秀吉「主犯」、光秀「未遂犯」説を採っています。

いやあ、面白かったですよ。著者の執筆の基本姿勢は「勝者に悲哀を、敗者に美学を」ということですから、今、逆境にいる人が読んだら、随分、救われると思います。

特に、私がこの中で一番面白かったのは、「秀吉の枷」の上巻ですね。秀吉の諜報活動が事細かく分析されていますが、まさに情報は力なり、情報収集能力の差で天下を取った証左をまざまざと見せ付けてくれます。

昨日の答え

1、ハンブルパイ

2、ブラックサバス

3、マウンテン

4、アニマルズ

5、新聞広告

ロック・カルトクイズ

 旭山動物園

公開日時: 2007年8月8日

夏休みということで、「ロック・カルトクイズ」をお楽しみください。全問正解できた人は、何かプレゼントしたいのですが、その手段も方法もないので、返す返す残念です(笑)

 

1、スモール・フェイセズにいた通好みのスティーヴ・マリオットが在籍した1960年代の英国のロック・グループは何でしょうか?ヒントは、1970年代半ばにソロとしてスーパースターとなったピーター・フランプトンも在籍していました。

 

2、ヴォーカルのオージー・オズボーンを中心に60年代後半に英国バーミンガム郊外の小さな町で結成され、「パラノイド」などのヒット曲があり、その後「メタル・ロックの元祖」とも呼ばれたグループは?

 

3、伝説の三人グループ「クリーム」のメンバーは、エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカーですが、彼らを育てたプロデューサー、フェリックス・パパラルディは、自らも巨漢のギタリスト、レスリー・ウエストとロックグループを結成し、「ミシシッピー・クイーン」などのヒット曲もありました。そのグループ名は?ちなみに、フェリックスは1983年に妻により射殺されたそうです。

 

4、米国シアトル出身のジミ・ヘンドリックスの才能を見出して、英国に連れて来て、世界的なスターになるきっかけをつくったチャス・チャンドラーは、あるグループに在籍していました。何でしょうか?ヒントは「朝日のあたる家」です。

 

5、「青い影」が代表曲のプロコル・ハルムは、ゲイリー・ブルッカーとキース・リードの二人が、あることをして、メンバーを集めてグループを結成しました。さて、どういうことをしたのでしょうか?

以上

これが分かる人はすごいです。答えは明日。

中国格差社会

 

中国という国は、社会主義というのは名ばかりで、国民は平等どころか、日本以上の「格差社会」であることが、今、朝日新聞で連載中の「奔流 中国21」で分かります。

 

人口は12億人とも13億人とも言われますが、その人口の2割が8割の富を独占しているそうです。最下層に「農民工」と呼ばれる農村出身の出稼ぎ労働者で、その数は2億人と言われています。目下、中国は来年開催の北京五輪のための建設ラッシュで、彼らはこういう建築現場に駆り立てられます。午前6時から午後7時半まで、休みなしで働いて月収はわずか900元(約1万4400円)だというから驚きです。彼らの多くは教育を受けていないので、自分の名前すら漢字で書けない人も多いというのです。

 

その一方で、1989年に資金8000元(約13万円)で株式投資を始めて、現在、運用する中国株の時価総額が10億元(約160億円)を超え、株の神様と呼ばれる林園さん(44)という人も登場していました。

 

ところで、フランスのサルコジ大統領の月給は6000ユーロ(約100万円)だそうです。激務のわりには意外と少ないんですね。それが、家賃が週3万ドル(約360万円)の邸宅(米国ニューハンプシャー州。8部屋2000平方メートル。泡風呂、映画館付)を借りて、バカンスを楽しんでいるというので、「なぜ、そんなぜいたくができのか?」と批判にさらされているようです。