松島屋の豆大福

松島屋の豆大福

うまいめんこい村のへこ作村長です。

「いよ! 松島屋!」

歌舞伎の片岡仁左衛門ではありません。あちらは「松嶋屋」ですが(笑)。

こちらは、誰がいつから言われ始めたのか分かりませんが、「東京の三大豆大福」の一つと言われる泉岳寺の「松島屋」の豆大福です。(ちなみに、あとの二つは、原宿の「瑞穂」と護国寺の「群林堂」=いずれも未経験=らしいです)

私は、訳ありで、「パシリ」になってしまいましたので、陋屋から自転車で30分も掛かる百貨店で、特別に、あの泉岳寺の松島屋の豆大福がお一人様5個まで買えるということでしたので、走って買いに行ってまいりました。

1個171円。何しろ、本店の泉岳寺まで行けば、ウチからの往復電車賃だけで10個は買えてしまいますからね(笑)。

売り出し時間の25分前に到着しましたら、既に長蛇の列。暇人が30人以上並んでいました。「こりゃ、吃驚」と並んでいるうちに、お店の人が「整理券」なるものを配り始めました。お一人様5個まで、300個限定販売だったからです。後ろを振り返るといつの間にか、長い列。結局、発売5分前には「完売」してしまいました。

扨て、肝心のお味ですが、はっきり言って、期待があまりにも大き過ぎたのか、その期待を超えることは残念ながら、できませんでした。むしろ、そこら辺にある梅林堂の豆大福の方が美味しい感じがしました。

アタシの舌がおかしいのですかねえ?

でも一体、いつ、誰が「東京の三大豆大福」を決定したのでしょうか?

泉岳寺といえば、今日は、忠臣蔵の討ち入りの日でしたね。そんな日に松島屋の豆大福とは…。

フランス極右勢力の行方

Paris

日本人では私だけが注目していたと思われますが(笑)、フランスの地方圏(州)議会選が14日に第2回決戦投票が行われ、第1回投票で劇的な大躍進を遂げた極右政党「国民戦線(FN)」が、全地域で、第一党を獲れなかったようですね。つまり、本土全13州、全敗です。

こうみえても、フランスの選挙制度について、私は全く詳しくないのですが(笑)、全地域でなくても、過半数の地域でFNが第1党になると、もちろん発言力は高まるし、権力が集中しますし、マリーヌ・ルペン党首が大統領になる可能性も出てくるということでしょうね。今回も敗れたとはいえ、40%以上の票を獲得しています。

しかし、何やらオランド大統領は、ずる賢い(?)を手を使って、票が割れないように、マリーヌ・ルペン氏が出馬した北部と、彼女の姪のマリオン・マレシャルルペン氏が出馬した南東部には、政権与党の社会党の候補者を出さず、ライバルの共和党を中心とした右派連合へ票が流れるように画策したようです。

左派とか右派とか何なのか、さっぱり分かりませんね。

そもそも、富を一部の人に集中させずに、国民に広く行き渡るように社会福祉も充実させて、雇用を促進することが、社会党のイデオロギーのはずですが、どこの国でも相変わらず、格差が広がり、失業率も増え、移民の2世や3世も含まれるテロリストの恐怖に脅かされるフランス人が、「移民排斥」を訴える極右思想にかぶれないでいられない気持ちは分かります。

米国でも、テロ事件があり、共和党の大統領候補のトランプ氏も「移民排斥」を訴えて物議を醸しだしていますが、彼も極右に近いかもしれません。

このように、世界の先進国が自己中心的な保護主義と閉鎖主義と愛国主義だけが蔓延したら、どうなっていくんでしょうかね?寛容の精神が失われ、弱肉強食で、いつも、テロの恐怖に脅えて暮らしていかなければならなくなるのでしょうか?

やはり、よく分かりません。でも、日本で、もし、ISによるテロ事件が起きたとしたら、やはり、「移民排斥」運動が盛んになると予想できますが。。。