こんにちは
暫行懲治叛徒法違反容疑で検挙された情野義秀です。
私は、多感な少年の頃、あまりイデオロギーだの政治思想だの、経済論だのといったものに興味がなく、只管、夢中になったのは音楽でした。
特に、レノン・マッカートニーやハリスンの名曲には、打ちのめされたといった表現がピッタリで、彼らに影響されてギターも独習し始めました。
最初に、ギターを手にしたのは13歳ぐらいの時で、安い1万円ぐらいのクラシックギターを両親から買ってもらったと思いますが、記憶が定かではありません(笑)。
とにかく、イヌ・アッチ・イケー教育テレビ「ギター教室」を見ながら、独習して、どうにか、「禁じられた遊び」は弾けましたが、「アルハンブラ宮殿の想い出」ともなりますと、最後まで弾けず、クラシックはギブアップしてしまい、フォークやロックギターに転向してしまいました。
しかし、最近になって、またまた、クラシックギターに懲りだしました。ボサノヴァが大好きで、見よう見真似でやっているだけですが、つい最近、驚くべき事実(私だけかもしれませんが)を発見しました。
ビートルズの最初の映画「ア・ハードデイズナイト」(1964年)の中で「アンド・アイ・ラブ・ハー」という名曲がありまして、ベースを弾きながら歌うポールの側で、ジョージがクラシックギターを弾いていますが、このギターが、スペインの世界的に有名な名器「ホセ・ラミレス」だったのです!
これが、今、「ジョージ・ハリスン・モデル」として、販売されているんですね。何と、44万8000円ですって!しかし、こんなんで驚いてはいけませんよ。「ホセ・ラミレス工場生誕125年記念エディッション」ともなりますと、な、な、何と400万円(税抜)もするのです。ギター1本の値段がでっせ、親分!
ホセ・ラミレスは、創業者のⅠ世(1858~1923)から、Ⅱ世、Ⅲ世、Ⅳ世と受け継がれ、現在5代目のアマリア・ラミレス(1955~)が女性頭領さんのようです。
こんな高価なギターは、勿論、買えませんけど、かつての「ギター小僧」だった私は、カタログを見ているだけで涎が出てきてしまいます(笑)。