無知につけ込む商売

横浜・ニュースパーク

先週土曜日にお会いした赤羽村長から聞いた話です。

村長さんは、ある大手のオンライン通販を利用しているのですが、ある日、細かく請求書をチェックしたところ、何と、申し込んだ覚えがない「プレミアム会員」とか何とかになっていて、年間6500円もの会費が取られる、というのです。

村長さんは慌てて、問い合わせをして、「そんな会員になった覚えがない」と言ったところ、先方は何の悪びれた様子もなく、かつ丼をペロリと平らげて、「解約」の手続きをしてくれたそうです。

デジャビュです。

私もその大手通販には経験したことがあります。「翌日届け」とかさまざまな特典を謳い文句にしている特別会員に、私もいつの間にか組み込まれ、会費を払わされそうになったのです。

先方は、あっさり取り消してくれました。

今回、村長さんから同じような話を聞いて、「ハハーン、敵は、見つからなければ、会費と称して余計なお金を踏んだくるつもりだったんだな」と確信しました。

奴らのするよくある手口です。つまり、無知な消費者につけ込む阿漕な商売ということです。

ITに詳しい石田君も「ああ、そういう無知商売は、最初から売上高に組み込まれているんだよ」と、ソッと教えてくれました。

例えば、何でもいいんですが、「使い放題」の光回線だとします。毎月定額で、4000円とか5000円とかすることでしょう。

しかし、毎日、2時間の動画(映画)を見るような人は特別ですが、平日、外に働きに出ているサラリーパースンなら、月に5GBもあれば十分です。いや、平日はメールのチェックぐらいで、週末に動画を見るぐらいでしたら、3GBでも余るくらいなのです。

あたしなんか、週日は真面目に働き、平日は家では殆ど全くパソコンは使わないので、それよりもっと少ない1日100MBで契約して、月わずか970円なんですよ!年間で1万円ちょっと。使い放題の5000円なんかだと6万円ですからね。

これが石田君の言う「無知商売」です。

まあ、日本人は騙されるのが大好きですから、こうして外資系に好き放題にされるのです。

あ、何処の会社かは言ってませんよ(笑)。