北のサイバー攻撃は国家貢献?

北の若大将です。

僕は、国際社会が思っているような独裁者でも愚者ではありません。

トランプ米大統領が仰る通りのスマート・クッキー(頭の切れる奴)です。

お隣の島国の渓流斎が、最高権力者の祖父を批判しているようですが、僕が今あるのはパルチザンだった祖父のお陰です。

何か問題でも?

問題があるとしたら、 本物のパルチザンは暗殺され、祖父は本物に似た影武者だったという噂です。勿論、あれは噂です。そうでなければ、こうして三代続くわけがないでしょう?

ところで、僕が主演する映画「若大将シリーズ」は、2014年の第365作「若大将 ハワイへ行く」で、お隣の島国の「男はつらいよ」シリーズを抜いて、ギネス世界記録を樹立したことは皆さん御存知の通りです。主題歌「レッド・ハワイ」は、我国ではプレスリーの「ブルー・ハワイ」を抜いてナンバーワンを獲得しました。

しかし、ソニーピクチャーズが、僕の若大将シリーズのパロディーで、てゆーか、大胆にも僕を暗殺までする映画をつくりやがったので、サイバー攻撃を仕掛けてやったのです。目には目にを、です。

そして今回。国際社会とやらが徒党を組んで、石炭の輸出入禁止を打ち出して、我国の財政をドン底にまで落ち込ませようという魂胆です。

お隣の島国はかつて、ABCDラインとやらで石油や資源を禁輸されて、まんまと敵の植民地主義者の挑発に乗って自滅しましたから、僕はそんな挑発には乗りませんよ。

我国には世界でも稀にみる超々優秀なITハッカーがいますからね。3歳から鍛えています。我国にはお隣の島国とは違ってブラック企業なんてありませんから、朝から晩まで寝食も忘れて、率先垂範でホワイト企業で働いています。

その優秀な彼らが今回見事にやってくれたのは、ファイアーウォールが甘いベトナムやバングラデシュといった世界30カ国の銀行進出です。

これを、国際社会はサイバーテロと呼んでいるらしいですが、我国では国家貢献と呼んでいます。

今回の彼らの偉業によって、海外口座から90億円ほどの純利益を挙げてくれました。後で彼らには勲章を授与する予定です。我国の立派な資金源になりましたからね。

だから、国際社会が経済的圧力を掛けようが馬耳東風、暖簾に腕押しとはこのことなんですよ。挑発なんか乗りません。僕は、スマート・クッキーなんですから。

ただ、今回の海外銀行への国家貢献で放ったマルウェアは、3年前のソニーピクチャーズで使ったものと照合されて、足が着いてしまったようです。

従って、今、彼らに勲章を授与するかどうか再考しているところなのです。

皆様もどう思われますか?