エゾシカ

しばらく「絵日記」が続くことをお許しください。

ご覧の通り、エゾシカです。なかなか勇壮でしょう?野生の鹿なので、筋骨隆々。観光客慣れしているところもありますが、やはり動物園の鹿とは比べ物にならないくらい生き生きしています。

この鹿も現地では嫌われ者だそうです。大事な作物を食べたり、木の皮を食べて樹木を枯らしたりするからだそうです。

半分は当たっているのですが、半分は人間のエゴでもあるのです。
難しい問題です。

知床が世界自然遺産に登録されたことにより、高橋北海道知事は早速、観光客の立ち入り制限などの「知床ルール」構想を明らかにしました。

エゾシカも道内に3万頭くらい生息し、そのうち、1万頭くらいが知床に住んでいるそうです。(小耳に挟んだうろ覚えの知識ですが)
これから、増えるエゾシカをどう対処するかという問題も、いたちごっごのように永遠の課題として続くことでしょう。

部外者の私としては、出来る限り保護して欲しいのですが…。あの瞳を見ているだけでも、本当に、バンビさーんと言いながら抱きつきたくなります。

知床潜入記

いよいよ知床に足を踏み入れました。

知床というのは、アイヌ語で「地の果て」という意味だとばかり思っていたのですが、最近では「地の突出部」つまり「岬」という説が有力になってきました。アイヌ語の「シリ・エトコ」からきているそうです。

最初に泊まる所は山小屋だったので、何の食べ物もないので、取り敢えず、斜里町の街中のレストランで腹ごしらえすることにしました。「海鮮スパゲティー」900円。うーん、値段は観光地並みです。失礼、観光地でした。大体のメニューは平均1500円ぐらいでした。

泊った山小屋「木下小屋」は、羅臼岳の縦走コースの登山口にありました。「地の果て」という感じでした。電気がありません(ランプです)。トイレは外です。もちろん、電気がないので、夜の使用は不可能に近い。いやいや、こんなこと言うのは私くらいでしょう。用意がいい人は、皆、懐中電灯を持っていました。

そういえば、皆さんの装備がすごいのです。熊除けの鈴は当たり前。立派な登山靴。テントと寝袋と一週間分くらいの食料が入っていそうなバックパック。膝に防水のサポーターをはめ、魔法の杖を二本も持参しているのです。

私は日本の百名山も何も知りませんが、アルピニストにとっては、たまらないのでしょうね。

こちらは重装備でもなかったので、登って約40分くらいのところにある「オホーツク展望台」までトレッキングにいきました。いや、結構きつかったです。踵の皮がベロンチョと剥けてしまいました。

そういえば、木下小屋の近くの岩尾別温泉のあたりで、キタキツネを見ました。

なかなかラッキーだと思います。テレビや写真集などで、多くの動物たちを目にしますが、あれは何時間も粘り強く待機して、努力を重ねて撮ったものだからです。ぽっと出の観光客がそう易々と動物たちと遭遇することはありません。
その点、幸運でしたね。

霧のない摩周湖


オンネトーの後、「霧の摩周湖」を目指しました。摩周湖を訪れるのは、実に32年ぶりです。
32年前は確かに、布施明の歌の通り、霧で何も見えなったという記憶があります。

今回、初めてまともに見ることができました。

湖の真ん中に「弁天島」があることも初めて分かりました。

展望台からの眺めだったので、湖面と展望台の距離は800㍍くらい離れていたと思います。

それでも、青々とした瑞々しい水を満々と貯めた湖には、吸い込まれてしまいそうな美しさがありました。

摩周湖なんて、名前もいいですね。

まあ、変な文章を読むより、摩周湖の美しさを写真を通してだけでも味わってください。

オンネトーの夏

知床に行って参りました。感動、感動、感動の渦でした。
そこで、ちょっと、時間を掛けて「知床大旅行」のご報告を致したいと思います。
序章は、まだ、知床は出てきません。
まずは、途中で立ち寄ったオンネトーからです。
賢明な読者諸兄姉は覚えていらっしゃるでしょうが、私は昨秋、紅葉を見に、オンネトーを初めて訪れ、その美しさに感動しました。

でも、夏のオンネトーもなかなか素晴らしかったです。

きれいでしょう?

感動すると言葉が出てきません。左の山並みが雌阿寒岳で、右が阿寒富士です。

まるで絵葉書みたいでしょう?

今日は誰かさんの○○回目の誕生日です。
友人からお祝いのメールももらったり、お寿司をご馳走になったりしました。

この場を借りて御礼申し上げます。

有難う!

それにしても、早く、知床が見たいなあ。

知床

知床が14日に、ついにユネスコの世界自然遺産に登録されました。

私は居ても立ってもいられなくなったので、これから旅立ちます。

ということで、私のブログは、三日ほどお休みさせて戴きます。

あしからず

いい写真撮ってきますからね!

お楽しみに

言葉の乱れ

公開日時: 2005年7月14日 @ 11:10

最近、巷では「言葉が乱れている」と、喧しいですね。

わたし的には、世間ずれすることはやばい、てゆーか、うざいっていう感じかな。

といった感じです。世の聡明な評論家や教育者は眉をしかめます。

しかし、言葉というのは、手垢がつくと、その意味から遊離して、それこそ、うざったくなり、人は、何か新しい言葉を見つけることによって、得意になったり、新鮮な気分を味わったりしたくなるものではないでしょうか。

それでも、新語の「賞味期限」も段々早くなりました。

私が若い頃よく使っていた「ナウい」とか、「アベック」なんて使うと、今の若い人は噴き出してしまうことでしょう。

数年前に流行った「チョベリグ」だの「チョベリバ」なんていうのも、死語になってしまいました。

「汚名挽回」「後世畏るべし」といった誤用についても、よく指摘されますが、そもそも「独壇場」も「だらしない」も誤用が転じて、次第に慣用的に使われたものです。

でも、こういう話は大好きです。もっと、もっと、話題にしましょう。

愛知万博

私自身は、愛知万博に行くつもりはないのですが、ちょっと気になる話を聞いたので、ご披露します。

まず、入場券が大人一人4600円らしいのですが、個別のパビリオンに入るためには、無料の所がほとんどなのですが、並ばなければなりません。特に「マンモス」や「トヨタ館」など人気のスポットになれば、この夏、炎天下で3時間も4時間も並ばなければなりません。
そこで、生み出されたのが「入場整理券」です。例えば、午前中にトヨタ館の「13時30分入場」の券を確保すれば、午前中空いた所を回って、午後その時間に行けば、並ばずにすんなり入れて時間の節約になるわけです。
この予約券ともいうべき整理券がインターネットでも無料で手に入れることができるそうです。例えば、「8月3日午前10時、トヨタ館」といった券が。(実際に見ていないのでこんな感じではないかもしれません)

しかし、世の中には悪い奴というか、小賢しい奴がいて、入場券とこの予約券をセットにして、高額の料金でネットオークションなどで売りさばいている輩がいるそうなのです。

いわば、ネット版ダフ屋ですね。

まあ、世の中、需要と供給の世界ですから、欲しい人がいるから売れるのです。ですから、非難してもこの流れは止まらないでしょう。それでも、この話を初めて聞いた時、「へー」と思ったわけです。

ストレス発散法を伝授してください

プロレスラーの橋本真也さんが40歳の若さで急死されたニュースには驚かされました。

私は力道山、馬場、猪木の世代なので、実は、彼の名前は全く知りませんでした。「驚かされた」のは、その若さと、プロレスラーという普段、身体を鍛えている人が何故?というほかに、死因が「脳幹出血のため」ということでした。

実は、このような病魔に襲われた友人が身近にいたためです。

友人は、本当に、幸運に恵まれて一命を取りとめ、奇跡的な回復力でリハビリをこなし、もうすぐ退院というところにまでこぎつけています。天の神様に感謝したいと思います。

この種の病気は遺伝的なものがある(橋本さんの母親も脳出血で60歳で亡くなった)そうですが、やはり、過度のストレスと大量の飲酒と高血圧が、遠因となるそうです。

橋本さんの場合は、今年三月に離婚し、自ら旗揚げしたプロレス団体も倒産に近い形で活動を停止し、多額の借金を抱えていたらしいです。しかも、昨年十二月には右肩手術もしました。どれくらい飲酒をする人か知りませんが、相当なプレッシャーとストレスを抱えていたのでしょう。

私の友人も、倒れる前、相当なストレスと飲酒癖を抱えていたようです。私もそうですが、ストレスは酒で発散するパターンを若い頃から続けてきました。
お酒が飲めなくなったら、これからどうやってストレスを発散したらいいのでしょうかね。どなたか、下戸の方、コメントください。

昨日の答えは②でした。

外務省

外務省の職員は、4つのパターンに分かれるそうです。

①能力があって、やる気がある人
②能力がないが、やる気のある人
③能力があって、やる気のない人
④能力がなくて、やる気のない人

うーん、どの会社や組織にでもいそうですね。

この中で、誰が一番、国益にとって、不都合が生じるでしょうか?

答えは、明日。

ジェフ・ベック健在

公開日時: 2005年7月10日

ロックギタリストのジェフ・ベックが、珍しくインタビューに応えていました。相手は世界第8位のクオリティーペイパーだからでしょう。

今、その新聞は手元にないので、うろ覚えで書きますが、最後の質問で、後進へのアドバイスとしてこんなことを話していました。

①私の真似をしないで、オリジナリティーを追求すること
②自分に正直であること
③成功するまで諦めないこと

これは、ギタリストを目指している人だけではなく、あらゆる人に共通するので掲載しました。